漫画

雀鬼サマへの道 1 (近代麻雀コミックス)

作:谷口 亜夢

「これはルールじゃなくて意志なんだよ。雀鬼流のルールだからじゃなくて、自分で守ると決めたことなんだから守りなさい」

二十年間無敗と噂の雀鬼、桜井章一さんが創った雀鬼流麻雀を麻雀初心者の少女漫画家谷口亜夢さんが実際に学びながら解説していくという麻雀講座漫画。
部室に放置されていたので読んでみました。

掲載されている配牌を見て自分でも考えながら読むので時間がかかることかかること。

雀鬼流にはかなり細かいルールが決められていて、その全てに納得は出来ないが、色々と学べるところはあると思う。出和了りするためにリーチをかけるんじゃなくて、ツモ和了るためにリーチをかけるとか、三色や一通の見方とか。

ただネットで見ると、結構賛否両論あるみたいね。

燃:C 萌:C 笑:C+ 総:B+

アニメ,漫画

と言っても元を正せば、かよ子の金である!

というわけで、一期の終了から半年ぽっきりで二期がスタート。今回も地上波は神奈川テレビのみで、ニコ動での配信がメイン。あとはキッズステーションで視聴可能。
ピンポイントで『マイトガイン』と被っているワナ。あっちはリピート放送が何回もあるから、別の時間帯に放送されるのを録画して視ることにします。

二期と言っても、タイトルはそのままでナンバリングも一期から引き続きカウントされている模様。一期のときはエピソード毎に区切って書いてたけど、どこまでを一エピソードとして扱うかが曖昧になるので、素直に数えることにしました。

アバンでは二十年くらい前の戦隊シリーズをパロった気象戦隊ウェザースリーのOPが流れた。クオリティ高過ぎて吹いた。しかも後半に合体ロボット出て来たしな。
もう録画保存はしないと決めた気持ちが速攻揺らいだw

で、こいつがOPだと思っていたら、普通にちゃんとしたOPがあったw
え、糞格好良い!!構成上手過ぎるやろ!!サンシュートがパワーアップする下りは特にヤバかった。消し飛んだ。

本編は全くもっていつも通りでした。

燃:S- 萌:A- 笑:A- 総:A+

天体戦士サンレッド 1 (ヤングガンガンコミックス)
天体戦士サンレッド 1 (ヤングガンガンコミックス)

漫画

聖☆おにいさん 4 (モーニングKC)

作:中村 光

「バナナの皮を制する者が、マリオカートを制するのです!」

あちこちでやらた売れているらしい本作ですが、早いものでもう四巻目です。
今回はちょっとテンションダウンしたかなぁ。前回がハッスルし過ぎだったという見方もあるが。

相変わらず聖人ネタの絡め方が上手過ぎる。
問題は安定し過ぎていて殆ど書くことが無いということですね。

燃:C 萌:C 笑:A- 総:A-

漫画

まなびや 1 (ガンガンコミックスJOKER)

作:小島 あきら

「他の人がどういう動機で写真を撮るのかはわからないけど…」
「俺は『いいな』って思ったら、それを撮るんだ」
「だから俺の携帯には俺が『いい』と思ったものがいっぱい入ってる」
「宝箱なんだ」

ガンガンジョーカーコミックス。『わ!』一巻と同時発売。表紙の構成を『わ!』と揃えているところが面白い。並べて平積み、若しくは面陳しろと言わんばかりの構成。こういうの大好きです。
何で揃えてくるのかと思ったら、舞台が同じ高天原学園なのね。
ということで、一部のキャラクターは作品を跨いで登場。よく見ると、モブキャラに『わ!』のレギュラーが紛れていたりする。

あちらが片恋模様を描くのに対し、こちらは映像写真部に所属する男女の青春模様を描く。
こちらもはやはり懐かしの『まほらば』テイストです。LOVEは薄目。今後、寄せてくるのかどうか。メインヒロイン白雪はデレたときの破壊力が尋常じゃなさそうですね。

謎の自称エスパー少女等の伏線もあることだし、続きが気になるところなのだが、生憎ドクターストップがかかったため、『まなびや』の方は休載中らしい。

そしてカバー下ではもう一人のヒロイン瑠璃の自宅での一コマが描かれているのだが、お母さんの後ろ姿がものすげー見たことある気がするんですよ。
って、『まほらば』の桃さんじゃねーか!!旦那も出てるし!家に遊びに来てる、間延びした喋り方のお姉ちゃんって珠実なんだろうなぁ。

慌てて、『まほらば』最終巻を引っ張り出して確認したところ、最終話で登場している桃さんの娘は瑠璃って名前でした。
ただ、名字があっちでは「紫羽(しば)」だったのが、こっちでは「芝」になっているから、厳密に同一世界ってわけではないらしい。パラレルワールドと認識した方が良いのか。
いやぁ、いいとこでファンサービスしてくるなぁ。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

まほらば(12) (ガンガンWINGコミックス)
まほらば(12) (ガンガンWINGコミックス)

漫画

わ! 1 (ガンガンコミックスONLINE)

作:小島 あきら

「好きだ!」
「わたしも!!」
「ごめんうそ」
「知ってた」

ガンガンコミックスONLINE。ガンガンジョーカーコミックス『まなびや』一巻と同時発売。
ラノベ関係以外の漫画はなるたけ買わないように買わないようにしてるんだけど、神漫画『まほらば』の小島さんの新作となったら買うしかないじゃないか!!
連載開始当時はガンガンONLINEで不定期連載していたものが、十月からガンガンジョーカーに移籍したそうな。

舞台は高天原(たかまのはら)学園で、七人の男女の片恋模様を描く四コマ漫画。片想いから出来る人間模様の「輪」がタイトルの由来。
どうでも良いが、書店で店員さんに訊き難いタイトルだな。だって「わありますか?」って訊くんだぜ?タイトルの部分聞き逃したと思われてもおかしくねぇw

『まほらば』は唐突に四コマにシフトするときがあったけど、あれが延々続きながら少しずつストーリーが展開していく感じ。
全編通して、小島さんテイストが溢れている良作だと思う。ドカンとした面白さではないけど、こう腹にジワジワ効いてくるというか。

街のファンシーショップには『まほらば』で白鳥君が梢にプレゼントした犬のぬいぐるみに似たものが陳列されている。もしかして『まほらば』と同一世界なんだろうか。
いやしかしザンギュラの可愛さは異常。もふもふしてー。

折り込みチラシで知ったんだけど、十一月末にアジアンファンタジーをテーマとしたガンガン戦(IXA)ってのが創刊されるらしいな。『戦国BASARA』ブームに便乗しようというのか……。
ただ、ネーミングは上手いと思います。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

まなびや 1 (ガンガンコミックスJOKER)
まなびや 1 (ガンガンコミックスJOKER)

漫画

しゅごキャラ! 10 (講談社コミックスなかよし)

作:PEACH-PIT

「ラ━━━━━━━━ブ!!恋の火災現場はここかぁ━━!!」

アカン、エルが面白すぎるwwwww

さあ、イースターとの戦いも大詰め、遂に御前の正体が明らかに。まぁ、アニメで全部ネタバレされたんだけどな!!
若干エピソードの順番が入れ替わっている程度で、殆どアニメと同じ流れ。

イクトは世界中を演奏旅行で回る楽団に入ることになり、あむの前から消えてしまう。話の流れとしては別に良いと思うけど、このタイミングでイクトを退場させることに何か意味があるんだろうか。

で、新章突入。卒業式を間近に控えたあむ達はガーディアンとして過ごしてきた月日を振り替える。
その最中、海里が帰ってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
あむ達が卒業すると、ガーディアンはややしか残らないわけだが、海里が戻ってきてくれるんなら安心だな。いや、本当に戻ってきてくれるのかはまだ判らんが。

そして、あむの前から姿を消したラン、ミキ、スゥ。ダイヤが彼女を導いてくれるらしいが……。
うぉぉおおおおおおおおぉぉぉおおおぉおお、基本の三フォームへのキャラなりが不可能になるだと!?これはテンション上がってきたぜぇぇええええええええッ!!
これで次は春とか焦らしプレイにも程があるぜ……!

燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

漫画

らき ☆ すた (7) (角川コミックス)

作:美水 かがみ

「…先輩、今日は…申し訳ありませんが――」

一年近く間が空くと、もう良いかなとモチベーションが下がるが、まぁ元バイト先に入ってたら買っちゃよね☆
こうしてズルズルと……。

こなた達は進学したため、大学組と高校組に分かれて展開。休日なんかは混ざり合ってるけど。
通常ネタで気になるのは泉家の二階にトイレがあるということ。二階にトイレがある聞けば、俺なんかは『フルーツバスケット』を思い出すわけですが、皆さんいかがですか<超どうでもいい
それと、ひかる先生とふゆき先生のカップルっぷりに萌えざるを得ない。男前過ぎるぜ、ひかる先生……!

巻末の方にはストーリー漫画を収録。ゆたか、みなみ、ひよりの三人にスポットを当てたエピソードだが、『日和、南にありてゆたかに』ってタイトルが上手いな。

更にその後には様々な媒体で発表された四コマがカラーで収録。こういう細かい心遣いは嬉しい。
って、近代麻雀なんかに載ったことあんのかよ!どういう繋がりなんだ。
また、みゆきさんは銀河の歌姫だから音痴の筈ないってネタがあったが、あれって歌ってるのは別人なんじゃ……。

ところで、いつの間にかスピンオフコミック『宮河家の空腹』とかいうのが始まってるけど、あれ何なの?

燃:B- 萌:A+ 笑:B 総:A-

フルーツバスケット (1) (花とゆめCOMICS)
フルーツバスケット (1) (花とゆめCOMICS)

漫画

荒川アンダー ザ ブリッジ 9 (ヤングガンガンコミックス)

作:中村 光

「うるせーな、聞きたくねーよ」
「ここにいる全員、何かしら重いもん腹に抱えたまま、ここに来てる」
「そいつは見せ物じゃねえ。俺らが見た所で何もしてやれねえ。それぞれが抱えてるしかねえもんだ」
「そのまま入ってくりゃいいよ」
「ここには痛がる人の腹かっさばいて、はらわたまで見せ合わなきゃ人を信じらんねーようなやつはいねーよ」

村長が格好良過ぎるぜ……!

さて、今回は島崎が河川敷の住人に加入ということでラブトラップに期待したんだけど、ギャグはちょっとスベり気味か。

それは置いといて、シャフト制作でアニメ化キタキタキタキタキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!

『中村工房』時代から知っている俺はアルティメット勝ち組だぜヒャハー!!
放送開始は早けりゃ一月だろうけど、四月くらいの心積もりしといた方が良さそうだな。

燃:B- 萌:B 笑:B+ 総:B+

漫画,講談社BOX

こぐまレンサ 完全版 (講談社BOX)

作:ロクニシ コージ

「あたな自身の心が愛を生かすのだ――」

講談社BOXだけど漫画だよ!後輩T君が読んで感想書いてくれと言うので借りてきました。元々はヤンマガで連載されていた作品で単行本も普通に出ていたのをこの度完全版として一冊にまとめたということらしい。

天使とも悪魔ともつかない少女コグマが様々な人間の人生に、時に大きく時に少しだけ関わっていく連作短編集。
と思いきや、中盤あたりから各エピソードの間に関連性が見え始め、一気に要素がリンクしていき、最後にコグマという少女の正体にまで迫っていく構成が面白かった。
ただ、これ解説にも書かれてるけど、雑誌連載で読んでるとかなり判り難い構成なんだよな。単行本で纏めて読んでこそ初めてその面白さが判るタイプの作品だと思う。

絶対自発的に読まないタイプの作品なので、ある意味貴重な出会いと言える。

燃:B+ 萌:C+ 笑:B 総:A-

アニメ,漫画

「アンタ達と仲良くしててもガーディアンになれるかな?」
「ムリムリムリー!」

最初に言っておく。

こ れ は 酷 い

『しゅごキャラ!』のアニメが三年目に突入ということで大幅リニューアル。アニメの続編『しゅごキャラ!!!どっきどき』、しゅごキャラ達が活躍するショートアニメ『しゅごキャラ!ぷっちぷち』、そしてしゅごキャラエッグによる実写パートのトークコーナーの三部構成なんだが、こんなんリニューアルちゃう!!ただの劣化や!!
低予算で片手間に作ろうとしているとしか思えない……(´・ω・`)

もう、しゅごキャラエッグのオープニングトークで心折れそうになった。『パーティー』全体のOPは八割がガーディアンズ4の実写映像。

『ぷっちぷち』はちょっと間隔を空けての二本立て。NHKでやってそうなテンションでぐんにょり。まぁ、この辺は事前情報の時点で予想がついてたけど。

しゅごキャラ図鑑コーナーではタイトル通りしゅごキャラの簡単な紹介を。一回で二体も紹介したら、すぐ終わるんじゃ……。

後半は『どっきどき』。ここで『どっきどき』用のOPが。曲は良いのに作画がgdgd過ぎる……orz
gdgdっつーか殆ど使い回しじゃねぇか。
本当にこれ、今までと同じサテライトが作ってるの……?

タイトルコールは無くなり、話数のカウントもリセット。
あむはアニメオリジナルキャラ、黒ニーソ要員りっかと出会うことに。彼女はしゅごキャラが見えるだけでなく、何と×たまの声も聞こえるらしい。
りっかの家には大量の×たまが。

って、あむの学年はどうなってんだ。卒業間近なんだろうか。

ここまで来たら、もう察しはつくだろうがキャラなりやオープンハートも使い回し。キャラなりシーンは意味理解らん枠が付いたけど。

ちなみに次回予告は無し。

最後にはしゅごキャラエッグ四人目のメンバー募集告知が。応募資格は小一から中三までって書いてあったけど、これって視聴者や読者の興味を向かせるために幅広く設定してるだけで、実際は小学校低学年とか取らないんだろうなぁ。

EDはBounoのPV。曲は良さげなのに、その他の何もかもが酷過ぎる……。

そういうわけで、もうどうしようもない三年目でした。こういう作りにするってことは本来のターゲットに好評で続いているんだろうか……。
大きいお友達人気で続いてるんだと思ってたんだけど。
流石にこれはもう視る気が起きません。

むしろ番宣やってた『あにゃまる探偵キルミンずぅ』が気になります。

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:C+

DVD付初回限定版 しゅごキャラ! 第10巻