特撮

「いつでも帰れる場所がある。だから離れていられるんだ」

 

 カブト世界後編。またもやワームに襲われるマユ。一緒に居た夏みかんも巻き込まれる。サブストワームは人間に擬態していたけど、成虫って擬態出来たっけ?

 

 士より先に海東が二人を助けに現れる。正確にはマユを助けようとするカブトのクロックアップシステムが狙いなわけだが。

 屋内だったため、ディエンドはアタックライドブラストを天井に反射させてクロックアップ状態のカブトを狙う。前回からどうやってクロックアップに対抗するかってのが見れて面白いな。放送開始当初はクロックアップ出来れば最強じゃね?って感じだったが。

 

 ディエンドは更にサイガとイクサをカメンライド。二人とも思いっきり喋ってました。

サイガに変身する奴がどんなだったか忘れたけど、あんだけ特徴的な喋り方してたってことはオリジナルなんだろうな。

 イクサも「その生命、神に返しなさい!」とか「跪きなさい!」とか言ってたし、モロに名護さんだな。ちなみにバーストモードでした。

 キャストクレジットに名前が出て来なかったってことはバンクを使ったってことなのかな。キバットアローのキバットの声もクレジットされてなかったし。

 

 ワームに襲われたマユはシシーラワームという本性を現すが、自分も知らなかったよう。オリジナル世界ではネイティヴだったから擬態ではなかったわけだが、こちらでは普通にオリジナルのマユを殺して擬態したワームが精神を乗っ取られたと見るべきなのかな。

 

 ショックを受けるマユに近づくソウ。フィロキセラワームという正体を現した彼にマユは囚われる。ソウはマユを囮としてカブトをおびき寄せようとしていたのだ。

 

 このやり方にアラタは反発。フルボッコされてしまうが、何とか光写真館に辿り着き、士達に助けを請う。

 ガタックが要らない子過ぎて泣ける……。やっぱり前半の戦闘要員ってだけだったか……。まぁ、鳴滝召喚やディエンドのカメンライドで出て来るタイプのライダーではないだろうしな。

 

 マユを助けにやって来たカブトだったが、クロックダウンシステムの所為で倒されてしまう。このシステムはカブトだけでなく、全てのマスクドライダーのクロックアップシステムをキャンセルするためワームの独壇場に。

 

 そこへ士が駆け付け、真相解明。マユが兄を殺されたと思っていたのは、自分に擬態されたワームをカブトに変身したソウジが倒すところを見たからだった。

 

 で、戦闘再開。ちゃんとカブトマスクドフォームが出て来て安心した。すぐキャストオフしたけどな!

 

 フィロキセラのクロックアップにディケイドはアタックライドイリュージョンで対抗。早くても一回動きを見切れば何とかなるみたい。

 ファイナルフォームライドでカブトはゼクターカブトになり、フィロキセラを撃破する。

 その後、ソウジは再びクロックアップの時間の中へと戻っていった。そもそもカブトのクロックアップシステムが暴走している理由が判らん。

 

 オチではキバーラの擬態が登場。またそういう設定的にモヤモヤすることを……。ワームって、あのサイズの生命体に擬態出来るのか?もしかしたら、キバーラの正体は人間サイズの何かで、それに擬態したワームがコピーした変身能力でキバーラの姿になっているとかかもしれない。本当にそこまで考えてのことだったら感動する。きっと違うけど。

 妊婦に擬態したら出産できるってことは擬態した生命体の能力さえもコピー出来るってことだろうから、ないではないと思うが。

 

 そして物語は響鬼世界へ。響鬼がちらっと登場。

最近の鳴滝さんはびっくりするくらい口だけなので心配です。音角もただ意味無く持ってただけなんだろうなぁ。鳴滝鬼(なるたき)とかに変身したら吹く。その後、尻をさらしたりしたら腹筋割れると思います。

 

 そういうわけで、カブト世界でした。マユがシシーラって設定要る?

 次回予告では最後のサブタイトル表示が『響鬼』っぽくなっていて感動した。

 今回から劇場版の予告が。

 

 最後にネタバレを。

 

 響鬼のFARアカネタカにも変形出来るそうな。既に発売している玩具でネタバレしているという。

 

 劇場版では栄次郎役の石橋さんが死神博士を演るらしいが、それは単にお遊びなのか、それともストーリー的に意味があるのか。

 

 驚いたのはクウガライジングアルティメットフォーム。アルティメットフォームに金色のアーマーを付けた感じ。赤目と黒目、両方の画像があったが、最初は暴走状態なんだろうか。

 でもユウスケがどうやってライジングの力を身に付けるかだよなぁ。多分、何となくでパワーアップするんだろうけど。

 ブレイドのライトニングブラストとかを喰らってビリビリに目覚めたら面白いのにw

 

 スタッフインタビューによると、今後はオリジナルキャストが多数出演する予定なんだとか。最初はなるべくオリジナルは使わないようにってコンセプトだったけど、そろそろ出してもいいかなという感じになってきた、みたいなこと言ってるけど、ちゃんと最初から計画してたんだろ?

 音矢がダークキバに変身する撮影現場を目撃したって噂や、コンプリートフォームVSリュウガ&オーガ&ダークカブトを目撃したって話も聞くが……。

 

そして九月からは仮面ライダーW(ウインド?)だとか。

 

燃:A+ 萌:B+ 笑:B 総:A

特撮

「ムシャクシャしてやった!今も反省していない!」

 

 第七幕でヤミオロロの毒に冒されていたところをブルーに助けられた外人さん、ミスターブラウンが流之介に弟子入りしたいと押し掛けて来た。

 最初こそ、ノリノリで稽古をつける流之介だったが、アヤカシ、ハチョウチンとの戦いに乱入して好き勝手やるミスターブラウンの姿を見て、彼を突きはなす。

 

 だが、ミスターブラウンはそれを勝手に免許皆伝と認識し、またやりたい放題。でも侍にとって一番大事な心、「諦めない心」を持っていたからどうのこうの。

 

 諦めない気持ちをクローズアップするのは良いと思うんだけど、いかんせミスターブラウンというキャラクターがふざけているので脱力してしまうなぁ。普通に日本人の少年とかで良かったと思うんだが……。

 

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特撮

仮面ライダーアギト VOL.10 [DVD]

「あんたは俺の心に火を灯した人間だ」

 

 覚醒したエクシードギルスはアナザーアギトをフルボッコ。以前は腕から出ていた鞭みたいなものが背中から出るように。背中から出ると何だか触手っぽいな。

一気にブッコロという段階までいくが、真島に止められる。変身が解けた木野は川へ落下。

 そんな彼を涼は助ける。自分に生き方を定めさせたのは木野だと。

 

 アギトの正体を知った氷川は翔一との接し方を決められずにいた。空回りっぷりがいつもより酷いw

 尾室は今回はラーメンに入っていたナルトで黙らされていました。でもその後、何か喋れとどつかれるという。理不尽過ぎるwww

 

 今回のアンノウンはジャッカルロード・スケロス・グラウクス。使い回しなのはエクシードギルスで予算を使い切ったからだろうか。

 

 マシントルネイダースライダーモードにアギトとG3Xで二人乗りして難なく撃破。これが『ディケイド』で再現されたという例のシーンですか。

 

 一方、北條は風谷邸で謎の文字で書かれた手紙のようなものを発見する。それは雪菜から津上翔一へと宛てられた手紙だった。

 北條はその手紙を持って美杉家を訪れる。ってところで続く。最後のカットに出て来た顔の同じ、白と黒の服を着た二人の少年は一体?

 善と悪、光と闇といった感じだったが……。

 

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特撮

仮面ライダーアギト VOL.10 [DVD]

「氷川さんはアギトを美化し過ぎですって!普通の奴ですよ、普通の!!

 

 激突するアギトとアナザーアギト。その力は互角だったが、またもやアナザーアギトの右腕が痛み出し、何とか逃走に成功。

 

 その後、G3-Xがリザードロード・ステリオ・シニストラを撃破。今更だけど、Gトレーラーって誰が運転してるの?尾室かと思ったけど、確か走行中にG3のオペレートしてた気がするんだよなぁ。

いやしかし、焼き肉屋で何か発言する度に肉を与えられて黙らされる尾室に吹いた。

 

 涼の怪我は治るどころか悪化する一方だった。そこへ沢木が現れ、覚醒しつつある真島のアギトとしての力を涼に移すことで彼を助けてくれる。その代償として、真島はもうアギトになれなくなった。

 力が移されるときに光輝く少年が現れた。これって謎の青年の少年のときの姿と同じか?

 

 そしてアナザーアギトの襲撃再び。アギトが駆け付け、ストームフォームで応戦するが、苦戦。何でバーニングフォームを使わないんだとか、第一ラウンドと全然戦力差が違うとか言っちゃ駄目なんだろうな。

 ダメージを受けて変身解除し、ようやく氷川はアギトの正体を知ることになる。

 

 そして目覚めるエクシードギルス。咆哮が響く。ってところで続く。

 

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特撮

仮面ライダーアギト VOL.10 [DVD]

「良かった。貴方がアギトで」

 

 危うく木野にブッコロされそうになった涼だったが、直前、木野の右腕が痛み出し、その隙を狙って逃走に成功。

 木野の右腕が痛むのは木野自身が心の何処かで今の自分を疑問に思っていたりするからなんだろうか。

 

 氷川は木野に心酔するが、小沢さんはこれまでG3と共に戦ってきたアギトはあくまでも別人説を主張する。

 

 北條は翔一を連行、彼のマイペースに巻き込まれながらも翔一がアギトであると認めさせる。

更に逆行催眠で彼がかつてあかつき号に乗っていたという事実を知ることに。

 そんな彼は小沢さんのかまかけにさくっと引っ掛かり、アギトの正体をバラしてしまう。

 

 一方、木野は沢木と接触。沢木はアギトが為すべきことを木野に説くが、聞いてもらえない。

 

 氷川はリザードロード・ステリオ・シニストラに襲われる真島を助けるが、そこへアナザーアギトが現れ、シニストラと激突。

 

 そこへ今度は小沢さんに連れられた翔一がやって来て、続く。小沢さん、ファインプレー過ぎる。

 

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特撮

仮面ライダーアギト VOL.10 [DVD]

「貴方……最近、結構逆らうわね」

 

 アナザーアギトのアサルトキックをモロに喰らったギルスは大ダメージ。真島は涼を連れて何とか逃走。

 

 変身を解いた木野を偶然目撃した氷川は彼が今まで共に戦っていたアギトだと思い込む。どう見ても翔一アギトと違うと思うんだが、アナザーアギトを翔一アギトの一形態と思い込んでいるんだろうか。

 このとき、北條も彼の姿を見ている。やっぱり劇場版やテレビスペシャルとは完全に別物なんだな。

 

 氷川はアギトの正体を喜んで小沢さんに話すが、小沢さんは木野が純粋な善人とは思えないと言う。鋭いな。

 彼女は氷川と共に木野と会おうとするが、氷川が一人でないことに気付いた木野は待ち合わせ場所から撤収。

 信頼を取り戻すには涼を探せと命令。

 

 真島は涼を助けてくれと真魚を頼るが、真魚の力は涼を復活させたときに失われていた。

 そこから翔一も事態を知ることになり、涼は病院に連れて行かれるが、手術を任されたのが運の悪いことに木野だったというワナ。

 

 今回のアンノウンはリザードロード・ステリオ・デクステラとリザードロード・ステリオ・シニストラ。

 二体がかりでアギトと激突するが、アギトバーニングフォームがいきなりシャイングフォームにパワーアップし、デクステラはさくっと撃破された。

 ちょ、パワーアップ、あっさりし過ぎだろう……(´・ω・`)

 テレビスペシャル視てない人はビックリするぞ……。いや、視ててもビックリしたけど。

 

 そして今度こそ、北條に翔一の正体がバレたか?というところで続く。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B 総:A

特撮

「おばあちゃんが言っていた。真の才能は少ない。その才能に気付くのはもっと少ない」

 

 さあ、カブト世界前編。この世界での士の役割はゼクトルーパー。鳴滝は今度こそディケイドの旅を終わらせると意気込んでいるようだが、まさかこの世界のライダーにディケイドが悪魔だと吹き込んだだけなんてことはないよな?

 

 士はいきなり現れたゼクト隊員のアラタに拉致される。

 アラタは名字無し。取り敢えず戦闘要員としてガタックを出したかっただけで、あんまりストーリー的な意味は無いのかな。

 この直後に擬態士が登場。

 

 ワームとの戦闘現場に連れて行かれた士は弟切ソウが変身するザビー&ガタックVSコレオプテラワーム・アージェンタムを目撃する。

 良かった、ちゃんとマスクドフォームあった……。無かったことにされてたら、どうしようかと思った。案の定、速攻キャストオフしたけどな!

 ゼクトルーパーの装甲が白になってたけど、何で変わってるんだろう。

 

 ワームに圧倒されかけるザビーとガタックだったが、突如現れたカブトの援護により何とか撃破。

 

 この世界のカブトは常にクロックアップ状態でその辺をうろついているらしい。ゼクトはそのカブトの捕獲に向けて、例のクロックダウンシステムを開発中。

 この説明の下りで、サソードゼクターとドレイクゼクターが映っていたっぽい。やっぱり鳴滝やディエンドのお陰で出て来たライダーは元の世界では出て来ないみたいだな。

 

 擬態士はストーリーに絡んでくるのかと思ったら、単にワームの擬態能力の説明役として出て来ただけでした。士はオリジナルの証明としてディケイドに変身したけど、ディケイドライバーさえあれば、擬態士でも変身出来るんじゃね?

 

 ゲストヒロインはおでん屋天堂屋の娘マユ。このネーミングに意味あんのかな。

 店の名前も「天道」ではなく「天堂」と意味深なのかそうでないのか。

 店を切り盛りしているのはおばあちゃん。格言っぽいことを言ったりして、オリジナルで最後まで出番の無かったおばあちゃんを意識しまくりのキャラクター。

 マユには兄が居たが。カブトに殺されたらしい。

 

 ソウは右目に眼帯を付けているが、どうもカブトにやられたよう。

 

 で、ディケイドVSジオフィリドワーム。虫には虫とクウガにカメンライド。クロックアップにペガサスフォームで対抗というのが上手い。でも、ペガサスボウガンはどっから出て来たんだろう。

 

 ジオフィリドはさくっと撃破出来たものの、ディケイドを悪魔だと思っているザビーとガタックに襲われることに。

 新しい力を試すかと電王にカメンライド。アタックライド「俺、参上」吹いたw

 アタックライドまでコントなのかよwwwwww

 更にアタックライド「答えは聞いてない」「泣けるで」「僕に釣られてみる」もある。どうもこれが他のカメンライドのフォームライドに当たるもののようだ。でもディケイドライバーの声で「コタエハキイテナーイ!ってw

 ザビー達にぽかーんとされて、相当恥ずかしかったらしいw

 って、フルボッコされて変身解除かよ!

 

 海東の狙いはクロックアップシステム。ライオトルーパーをぶつけるが瞬殺される。

 で、ディケイドVSザビー、ディエンドVSガタックという構図に。

 ディエンドがインビジブル使ってたけど、それはズルイよ。

 

 ディケイドはクロックアップに対抗するために、ファイズへとカメンライド、更にフォームライドでアクセルフォームに。オリジナルではファイズアクセルを操作してフォームチェンジしていたわけだが、ディケイドファイズはフォームチェンジしたらいつの間にかファイズアクセルが装備されていた。

 加速はアタックライドじゃなくて、ファイズアクセルの操作で行っていた。クロックアップはベルトにスイッチがあるからアタックライドになるわけか。

 

 いやしかし、普通に中間フォームになれるなら、クウガライジングフォームとかキバドガバキフォームとかブレイドジャックフォームとかアギトトリニティフォーム&バーニングフォームとか電王クライマックスフォームとか響鬼紅とかにもなれるのか?

 

 互角に渡り合うが、マユがワームに襲われそうになり、ピンチ。そこへカブトが現れ、ワームとザビーの流れ弾を粉砕。また逃走。

 

 そしてソウがマユの兄と判明して続く。カブトの中の人が登場せずだったけど、どういう位置付けになるんだろう。

 

 次回はイクサとサイガ、更には何とシシーラワームまで登場でwktkが止まりません。

 

 そう言えば、『超・電王』が三部作ってまぢなの?

 

燃:S- 萌:B+ 笑:A- 総:S

特撮

「たまには茉子ちゃんのこと、ぎゅってしてもええやんな」

 

 今回のアヤカシはナキナキテ。子供と全身白タイツの男性をすり替える。大量に出てくるもんだから、そんな凝ったデザインに出来なかったんだろうけど、物凄いシュールな絵面だな……。

 

 丈瑠、流之介、千明もアカオニコというものに取り憑かれ戦闘不能。ってなわけで、茉子とことはが活躍。

 モヂカラの合わせ技が初披露。ピンクの「風」とイエローの「山」で「嵐」。成程な、こういう戦い方は面白いな。

 

 巨大戦でも同じようにアカオニコに憑かれてしまうシンケンオー。そこでダイテンクウを呼び出すが、流之介の勘違いでナキナキテの重石になるダイテンクウ。扱い酷ぇw

 

 そう言えば、玩具のテンクウシンケンオーは背中のダイテンクウの尾が支えになってるっぽいな。

 

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特撮

仮面ライダーアギト VOL.9 [DVD]

「アギトはこの世で俺だけでいい……!」

 

 OPがスペシャルで初公開されたものに変わりました。ちゃんと放送順に視ておいて良かった。

 氷川が小沢さんに銃口を向けてるカットがあるけど、今後の展開を示唆しているのだろうか。

 

 さて、アナザーアギトはアサルトキックでフィッシュロード・ピスキス・セラトゥスを撃破。

真島は木野がアギトになれたことを喜び、涼もまた、アンノウンと戦う仲間が増えたことを喜ぶ。

 

 これまで連絡が取れなかったのはアギトの力に身体が適応するまでには苦痛を伴うため、それどころではなかったかららしい。部屋がボロボロになっていたのは苦痛に耐えらえず暴れたからのよう。

 

 彼は弟の雅人と山で遭難したときに、弟を失い、自分もまた凍傷で右腕を失った。そこで助からなかった弟の右腕が彼に移植されることになった。

 で、その腕では手術は出来まいと医師免許を剥奪されたとか。医師免許剥奪ってのがどれくらい現実にあるのか知らんけど、手術が出来なくなったら剥奪されるんだろうか。

 

 クロウロード・コルウス・カノッススに立ち向かうアギトとギルス。撃破はギルスヒールクロウで。たまにはギルスにも活躍してもらわないとな。

 遅れてやって来た木野は翔一を見て何かに気付き、彼に接触。翔一は木野を優しい人と認識したが、彼は真魚に自分が遭難したときのイメージを送り込んだ模様。何を思って、そうしたんだろう。

 

 北條からヒントを得た氷川はアンノウンの被害者の中にあかつき号のメンバーが含まれていることに気付き、木野のマンションに張り込む。そこへ北條がやって来て意見交換。

 でも北條の口ぶりからすると、アギトの正体を知らないみたいだけど、やっぱりテレビスペシャルはパラレルと考えた方が良いのか。

 

 その頃、真島の身体に異変が起こっていた。どうやらそれはアギトになる予兆らしい。それを知った途端、木野の態度が急変、真島を殺そうとする。

 彼は、人々を、雅人を救うアギトとなるのは自分ただ一人で良いという歪んだヒーロー願望を抱いていた。

 以前に涼を殺害するよう真澄に命令を出したのは彼がアギトだと思ったからみたいだな。で、涼はギルスと判って安心するも、彼がアンノウンを全て倒すと宣言したから、やはり邪魔者と認識したようだ。

 

 バイクに乗りながらアナザーアギトへと変身した木野。バイクも一緒に変身。襲われるー!ってところで続く。

 

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仮面ライダーアギトスペシャル 新たなる変身 [DVD]

「同じ空だったら晴れてる方が良い」

 

 テレビシリーズの放送中にゴールデンタイムに放送された一時間スペシャル。『龍騎』が初めてじゃなかったのね。逆に考えれば、何故『555』ではスペシャルが無かったのか。

 

 冒頭では三人の主人公に関する簡単な説明が。普段視ていない人が視ることを考慮してるんだろうな。

 

 OPは映像も曲も新規。曲は普段のOPの別バージョンで歌詞が違う。テレビシリーズの方も変わるんだろうか。

 

 翔一は入院中にお世話になった国枝先生と再会。って、京本政樹さんかよ!特撮好きだな。

 偶然、翔一がアギトに変身するところを目撃してしまった国枝先生は自分の息子がアギトになったことに耐えきれず自殺してしまったことを思い出す。

 翔一は翔一でバーニングフォームが暴走して、国枝先生に襲いかかってしまったことを後悔し、落ち込む。

 

 警察では誰でも装着出来るようにスペックダウンさせたG3マイルドの開発が始まっていた。そのモニター装着員に尾室が名乗りを上げる。「尾室さんになら出来ますよ。誰にでも出来るんですから!」とかボロクソ言われていて吹いた。

 

 スペシャルにおけるアンノウンは強さもスペシャルで、ビートルロード・スカラベウス・フォルティスは水のエルをあっさりと倒したアギトバーニングフォームとでさえ互角に渡り合う。

 人間を灰にして殺害するが、殺し方怖ぇよ!!ちびっこにはトラウマだよ!

 つーか普通にエルより強いっておかしくね?

 

 で、フォルティスに立ち向かうG3-XG3マイルド。尾室のナイスサポートで、翔一と涼が駆け付けるまでの時間を稼いだ。

 

 二体がかりでも苦戦するが、太陽の光を浴びたアギトバーニングフォームがシャイニングフォームにパワーアップ。外殻が剥がれおちてたけど、ある意味キャストオフだな。

 ついこの前バーニングフォームになったばかりなのに……。

シャイニングカリバーのシャイニングクラッシュでフォルティスを撃破。

 

 そして小沢さんは思う。強くなっていくアンノウンに対抗するためにはG3-Xを超えるシステムが必要だと。しかし、ある理由からG4は世に出せないと彼女は考えていた。ってところで終了。えっ、尻切れトンボ過ぎじゃね?

 劇場版へと繋がっているのは面白いと思うけど、露骨にネタ振りし過ぎだろ……。

 

 そういうわけで、テレビスペシャルでした。毎年やってくれたら良いのに。

 唯一、フォルティスが水のエルより強い説明が無かったのが引っ掛かったけど、それ以外は良かったと思います。

 

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