特撮,雑誌

ライダーグッズコレクション2010 仮面ライダーW (ワールド・ムック 841)

T2ガイアメモリの音声26種を収録したT2〈ジョーカー〉が付録ということで、アマゾンクリックしておきました。

1年間を通して発売された関連商品を網羅。また、ライダーのデザインや玩具の制作秘話などが掲載されている。
メモリのマークが一部掲載されてるんだけど、デザイン秀逸過ぎるだろ……。〈ナイトメア〉とか。

で、まぁ、付録の方がメインなのではと思わせるT2〈ジョーカー〉。ボタンを押す度に順番に音声が変わっていくという仕組み。
特定の音声だけが連続して出るように設定出来れば良かったんだが、ガイアウィスパー聞いてるだけでも超楽しい!

本編では聞けなかったメモリの音声も聞けたりする。〈ロケット〉が\ルゥロォケット!/って感じで吹いたw

いやぁ、これはダブルドライバー欲しくなるわ。
当然、みんなメモリを手に持って「行くぜフィリップ!」\ジョーカー!/「変身!」ってやったよね?

燃:A+ 萌:C 笑:C+ 総:A+

シリーズリンク
フィギュア王プレミアムシリーズ10 ライダーグッズコレクション10 仮面ライダーオーズ/OOO(2011/09)

特撮

「いけますって!ちょっとのお金と明日のパンツがあれば」

平成ライダー12作がいよいよスタート。メインライターは『龍騎』や『電王』の小林靖子さんということで期待が高まります。

物語は鴻上美術館で、警備員の男2人が美術品を盗み出そうとするところから始まる。
ちなみに、この警備員2人、チョイチャックってお笑いコンビらしい。

石棺のようなものの蓋を開ける、メダルで構成された右腕。石棺が開けられたことによって、グリードが800年の眠りから復活してしまう。
復活したのは5体。鳥類系のアンク、昆虫系のウヴァ、猫系のカザリ、重量系のガメル、水棲系のメズール。登場時にはそれぞれのシンボルカラーらしき布を使う演出がなされていたが、今後もこんな感じなのかな。

彼等の身体は数個のコアメダルと無数のセルメダルから構成されており、コアメダルが足りないために不完全な姿での復活。アンクは特に酷く、右腕しかない。

怪人体はメダルの消費が激しいため、人間の姿を採るらしいが、何でメズールだけ怪人体の声を役者さんが演ってないんだろう。

グリードの復活をどうやってか感知した鴻上ファウンデーションからライドベンダー部隊が出撃。マシンベンダーモードにメダルを投入すると、マシンバイクモードに変形。
いきなりグリードにフルボッコでござる。財団の会長、鴻上の歌うハッピーバースデーと共に倒されていく様はシュール。
どうやらグリードの復活を鴻上会長は歓迎しているようだが……。
鴻上ファウンデーションは財団Xと何か関係あんのかなぁ。

物凄い勢いで美術館攻撃してたけど、損害半端無いんじゃ……。

ここでようやくOP。歌の途中で映司の「変身!」って声が入ってビックリした。サビが結構好きです。
コーラスで「オーズ!オーズ!」って聞こえるんだけど、「Goes!Goes!」って言ってんのかなぁ。

偶然、美術館で警備員のバイトをしていた主人公、火野映司は警察の事情聴取を受けることに。
このとき、彼はタカメダルを拾っている。
映司は過去の出来事から、あらゆることへの執着を失くし、日々のパンツと人の生命にだけ強い執着を持っているらしい。その片鱗が、この時点で既に垣間見えている。

タカメダルを自販機の下に落としてしまった映司は自販機を動かしてメダルを拾おうとする。いや、棒状のもので探れば良いのに……w
ちなみに、この自販機、ライドベンダーです。どうやら街のあちこちに設置されていて、必要に応じて使えるらしい。なんちゅー設定だ。

ここでヒロイン、泉比奈と接触。物凄い力持ちという設定。彼女は映司が出会った2人の警官の若い方、泉信吾の妹。本格的に絡んでくるのは次回からか。

続いて、右腕だけのアンクとの遭遇。撮影に結構手間掛かってそうです。

一方、ウヴァはコアメダルを探すため、配下の怪人ヤミーを生み出していた。宝石店の女性客の後頭部に現れたスリットにセルメダルを投入すると、女性の身体から、ミイラのような不気味なデザインの白ヤミーが出現。『カブト』のサナギを思い出すグロデザインです。

白ヤミーは女性客の欲望を喰うと、成長し、カマキリヤミーへと姿を変える。
基本的に平成ライダーの怪人の名前って、日本語じゃないけど、今回は思いっきり日本語ですね。グロンギはあんまり日本語って感じじゃないし。

アンクをいたぶるカマキリに怒りを抱いた映司。利用出来ると踏んだアンクは映司にオーズドライバーとタカ、トラ、バッタのセルメダルを託し、オーズへと変身させる。
ドライバーに3枚のメダルをセットして、右腰のオースキャナでスキャンすることで変身。
串田アキラさんによる変身ソングが。「タ・ト・バ!タトバタ・ト・バ!」
アンクが「歌は気にするな」って言っていて吹いたw
リズムはどのコンボでも同じなのかな。

というわけで、オーズタトバコンボです。動くと、やっぱり格好良いとは思うんだけど、カラーリングがちょっとアレかなぁ。

てっきりカマキリヤミーを倒して、カマキリのセルメダルを手に入れるんだと思ってたんだけど、普通にアンクが持ってるのかよ!
で、タカキリバにフォームチェンジ。どうやら歌があるのは基本コンボのみらしい。また、基本形態以外はコンボとは言わないらしい。

このコンボには基本であるタトバ以外に、同色のメダル3枚で変身出来る5種があるんだとか。現時点で判明してうるのはガタキリバとラトラーターとザゴーゾか。
鳥類系3枚は1回目のパワーアップとして出そうな気がするけど、水棲系3枚って、どう出て来るんだろう……。
6種のコンボは他の亜種形態よりも強力な力を発揮出来るんだとか。カマキリへのとどめは亜種形態のタカキリバでやってましたが。

アンクはカマキリに殺された警官、信吾の身体を乗っ取った。

鴻上はオーズの存在も知っているようだったが……。

そしてバイク隊の隊長後藤が大量のタカカンドロイドを放ったところで続く。モロ、ディスクアニマルみたいなのキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

CMが串田さんの歌ばっかりw
「メ・ダ・ル!集めま・く・れ!」が凄い頭に残ってるわw

ってなわけで、良い出だしの『仮面ライダーOOO』でした。今回もwktkが止まりません。サブタイトルは統一性を持っているし、作品の世界観と合わせてあるんだけど、ただ単語を3つ並べるだけって構成だから格好良くはないな。

これだけフォームの組み合わせがあるんだから、パワーアップ後もフォームチェンジを何らかの形で残してほしいところだが……。
最終パワーアップ後にフォームチェンジを活かして戦ってたのって、『クウガ』だけだよなぁ。

OP映像を見る限りでは、アンクは信吾の精神に引きずられそうですね。

燃:A+ 萌:C 笑:B+ 総:A+

ホビーリンク
COMPLETE SELECTION MODIFICATION OOO DRIVER COMPLETE SET

仮面ライダーOOO (オーズ) 変身ベルト DXオーズドライバー
仮面ライダーOOO (オーズ) 変身ベルト DXオーズドライバー

特撮

「私はこの星を手に入れる……!」

何故か、このタイミングでOPが変更。スーパーゴセイジャーとグランドゴセイグレートのカットが追加

さて、膜インの信頼を取り戻した武レドランはエルレイの匣を使って、ミラクルゴセイヘッダーを封印、更に勢いづいて、ゴセイジャーと一緒に膜インと筋グゴンも匣の中に封印しようとする。

姿を現した筋グゴンを見て、ゴセイジャーは倒した筈!と驚くが、倒したつもりだったのかよ!逃走してたのに気付いてなかったのか……。

調子に乗って、全部喋っちゃった武レドラン。すると、突然エルレイの匣が爆発。途中から、偽物にすり替えられていたのだ。
ここでネタばらし、全ては膜インと筋グゴンの策略だった。武レドランは踊らされていただけだったのだ。
膜インの方が一枚上手だったのか。ただ、その後、ゴセイナイトに隙を突かれて、ミラクルヘッダーを解放されちゃってたけども。

武レドランは更にビービ虫の巣まで奪われて、完全に用無しに。筋グゴンにはミラクルゴセイダイナミックの攻撃射線にモロに放り込まれるし、踏んだり蹴ったり。
巨大化させられた挙句、そのまま撃破されちゃったけど、本当にこれで退場なの?

ネタバレを見ると、筋グゴンはゴセイアルティメットで撃破して、幽魔獣と決着するっぽいけど、膜インについては何にも書かれてないんだよな。膜インが第3の敵勢力と結託するんだろうか。
かと思えば、第十字黒星軍のブレ・ドランとかいう噂も見かけるんだよな。
あ、今回倒された武レドランはコピーとかだったりして。「武レドラン、お前は倒した筈!」「フ、あれは私の意識をコピーした人形に過ぎん」みたいな。

児童誌のバレではアルティメットゴセイグレートが最終合体!?と書かれてるけど、まさかあんなお粗末な合体がラストではないだろうな……。無いと信じたい……。

天の塔の再建が進んでいるというのは何か意味があるのだろうか。

燃:A 萌:B- 笑:C 総:A+

天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ ゴセイテンソード
天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ ゴセイテンソード

特撮

「決め台詞は忘れてないだろうね、翔太郎?」
「ああ、当たり前さ、フィリップ」
「この街を泣かせる悪党に、俺達が永遠に投げ掛け続けるあの言葉」
「「さあ、お前の罪を数えろ!」」

さあ、OP無しで丸ごとエピローグの最終回です。フィリップが消えてから1年が経っても、風都からドーパントの姿が消えることはなかった。
翔太郎は相変わらずハーフボイルドな探偵業を続けている。サンタちゃんが開いたペットショップに来ていたのはミックの餌を買うためなのかな。
ちなみに風都タワーは再建されたそうで。

今回の依頼人は晶という少年。行方不明になった姉を探してほしいという。

街では、とあるカリスマを持つ人物を頂点とする、ミュージアムを継ぐ集団EXE(エグゼ)がメモリを流通させていた。
若者ばかりで構成された、この集団、いかにも考え足らずのチンピラって感じで、ミュージアムとの戦いを乗り越えた翔太郎の変身する仮面ライダージョーカーの敵ではなかった。

メモリの製造はもう行われてないけど、街にはまだまだ相当な数のメモリが残ってそう。劇場版でもT2〈ジョーカー〉探しのときに旧世代メモリがいっぱい出て来たしな。
今回出て来た使い回しドーパントはアノマロカリス・ドーパントとコックローチ・ドーパント。
また、メモリだけだけど、〈オーシャン〉が登場。

ちょっと時系列が判り難いんだけど、合間合間に1年前の決戦直後のエピソードが語られる。依然、体内に〈クレイドール〉の残したままの若菜は悲願を達成させようとするが、フィリップが消えてしまったことを知ってしまう。
そうして、彼女はフィリップに身体と〈エクストリーム〉を与え、自らは消滅するのだった。
シュラウドもまた、体に無理をさせていたようで、その生命を落とした
園咲ファミリーがフィリップに後を託して消えていくシーンは良いシーン。冴子の「これからも風都を守る風でいなさい」って台詞が泣かせるわ。

晶の姉をEXEから連れ戻し、一件落着かと思いきや、突如現れたペットショップの店員がエナジー・ドーパントに変身、その凶弾が翔太郎を狙う。
まさか冒頭に出て来た店員が伏線だったとは……。キャストは末高斗夢さんなんだけど、何でここで芸人チョイスなんだよw

ここで凶弾を防いだのが〈エクストリーム〉。そしてフィリップとの再会。
2人がメモリを発動させた瞬間にOPが流れ、スタッフロールが始まる
演出が神懸かり過ぎて吹く。
こうでなくっちゃ!っていう展開をちゃんとやってくれる作品は嬉しいですね。

主だったキャストは全員登場して、まさにオールスターって感じの最終回でした。

総評

そういうわけで、「これで決まり」な平成ライダー第11作『仮面ライダーダブル』テレビシリーズ全49話、これにて終了。
リアルタイム視聴率は48/49。くっそー、後一歩のところで……。まぁ、この流れは来年以降も繰り返されてしまいそうだが。

9月スタートのシリーズが終了するのは、これが初めてだけど、戦隊とプリキュアとクライマックスの時期がズレるってのは結構良いかもしれん。1時間半の放送時間における情報量のバランスが良い感じに取れていたと思うし。高校野球というゴミクズイベントさえ無ければなぁ。

シナリオ、ギミック、キャラクターと総合的に考えたときに、平成シリーズの中では断トツの出来だったと思う。
『クウガ』のときから、2話で1つのエピソードという構成だったけど、それをここまではっきりと明言したのは今年が初めてで、開始当初はこのフォーマットを最後までやり通せるのかと心配だったんだが、終わってみれば、凄いちゃんと守ってたよな。

いつも放ったらかしになる伏線も少なかったし。今思い出せる放ったらかしの伏線って、〈ファング〉が序盤、フィリップがピンチになっても出て来なかった理由と劇場版のスカルの正体くらいじゃね?
フォームチェンジを相手の特性に合わせて使っていたのも好印象。

怪人のモチーフがこれまでにない斬新さだったことや最初から幹部クラスが出ているという構成も興味深かった。
『OOO』ではオーメダルのギミックのためか、怪人のモチーフはいつもの感じに戻りそうだけど、幹部クラスが最初から出るってのは踏襲するみたいですね。

例年に比べて、序盤から出ているアイテムを最後まで使った方だと思うけど、それでもハードスプラッシャーとハードボイルダーのブーストユニットは存在を忘れちゃうくらい出て来なかったな。
そう言や、フィリップの「ぞくぞくするねぇ」って口癖、後半は殆ど言ってなかったよね。

また、2本の映画とがっつり連動させたのも面白かったと思う。テレビシリーズと補完し合っているのが良い。観に行けない人涙目って話ですが。

やっぱり何と言ってもガイアメモリのギミックが良かった。やっぱりヒーローものっていうのは真似したくなるかどうかが重要だと思うんですよ。

実は『ダブル』の物語はこれで終わりではなく、冬の『MOVIE大戦2011』へと続くわけですが、その告知は無し。余韻を残すために、わざと流さなかったのかな。

後番組は『仮面ライダーOOO』。ライドベンダーがいっぱい映っていてビックリした。オーズ専用のバイクってわけじゃないのか?
主題歌を担当する大黒摩季さんが病気療養らしいけど、大丈夫なのか……。

燃:A+ 萌:B 笑:B 総:S

仮面ライダーW 変身ベルト DXダブルドライバー
仮面ライダーW 変身ベルト DXダブルドライバー

特撮

「何と迂闊なこと……まさに思うツボ」

今回の敵は遮光器土偶のピカリ眼(ぴかりめ)。こいつは人間の感情を消し去ることが出来、望がそのターゲットとなってしまう。
見た目とキャラのギャップが凄いなと思っていたら、キャスト、キュアピーチじゃないか!
いやしかし、膜インのことをまっきーってアンタw

天知博士の父としての想いが望に感情を取り戻させる展開はお約束ながら、良いシーンです。
巨大戦ではグランドゴセイグレートがグランドランサーにタカヘッダーをセット。やっぱり天装巨人の頭部を構成するヘッダーしかセット出来ないんだろうか。

武レドランはゴセイジャーの攻撃から、身を挺して膜インを助け、再び信頼を取り戻す。彼はエルレイの匣を利用した作戦を練っているようだが、次回サクッと失敗して、おまけにエルレイの匣も失って、また信用失うんだろうなぁw

燃:A 萌:B 笑:B 総:A

天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ スカイックブラザーセット
天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ スカイックブラザーセット

特撮

「行くよ、翔太郎。最後の……」
「ああ、最後の!!」
「「変身ッ!!!!」」

補充放送分。最後の最後でリアルタイム視聴達成出来なくなるとはな……。いや、きっとそうなるだろうなぁとは思ってたけどさ。

自らの生命の危機にさえ、翔太郎はダブルに変身することが出来ずにいた。
その結果、冴子と若菜は加頭に連れ去られてしまう。
〈タブー〉の直差しでタブー・ドーパントへと変身した冴子は生身の加頭を攻撃するが、彼はネバーだったため、無効、返り討ちにされてしまった。
やっぱり財団Xは投資先の技術をフィードバックしてるのね。

またしても満身創痍の照井は病院へ。特殊体質だから、大怪我で済んだんだそうな。一般人が喰らったら即死レベルの攻撃なのか。

翔太郎が決意を固められない内にもユートピア・ドーパントは彼等の親しい人々を襲っていく。ユートピアに生きる希望を奪われた人々はのっぺらぼうになるという謎設定。ラスボスの怖さを理解り易く表現したのかなぁ。ちょっと間抜けな気がする。

大切な人達が傷つけられ悲鳴を上げるフィリップを見た翔太郎は遂に決意する。今までずっと事務所に飾ってあった、おやっさんの帽子をかぶり、単身加頭の元へ。
変身せず、根性とメモリガジェット総動員で若菜の奪還に成功。ここでOP流すとかズルイわ。

冴子は若菜を逃がすため、ユートピアと戦い、死亡。後半は状況に振り回されてばっかりだった気がするな。南無。

最終決戦。フィリップの希望はユートピアごときに奪い切れる量ではなかった。一気に、〈エクストリーム〉と〈プリズム〉のツインマキシマムで大撃破。これは燃える。
加頭はネバーだったので、メモリブレイクされて消滅
ネオンは財団はガイアメモリから手を引くと言って去っていった。次の登場はいつになるやら。

そして涙の変身解除。今にも泣きそうなフィリップの「泣いているのかい、翔太郎?」でもうね、涙腺がね。
凄ぇ丁寧に描かれたな。
フィリップの消滅と共に〈エクストリーム〉も消えたみたいだな。何やかんやで〈サイクロン〉の中にフィリップの魂が残ってたりしないのかな。

前回、フィリップが翔太郎に渡した箱の中身はロストドライバーとフィリップが検索に使っていた白紙の本だった。
ロストドライバーは劇場版で翔太郎がジョーカーに変身したアレなんだろうか。別口でシュラウドに用意してもらったとも考えられるが。
あくまでも2人で1人の仮面ライダーだから翔太郎はロストドライバーがあっても使いたくなかったのか。
白紙の本の最後に書かれていたメッセージがまた泣かせるんだよな。

次回、いよいよファイナル。1年後ということで、丸々エピローグ扱いみたいですね。
予告ではサブタイトルが出ませんでしたが、公式サイトには載ってます。『Eにさよなら/この街に正義の花束を』。
もう、これ見ただけで泣きそう。

燃:A+ 萌:C 笑:C 総:S

仮面ライダーW(ダブル) 変身ベルト DXロストドライバー
仮面ライダーW(ダブル) 変身ベルト DXロストドライバー

特撮

「馬鹿野郎!んなこと諦められっかよ!!」

翔太郎は特技を活かして、ミックを見付けだしてきた。まさか、たまに言われていた設定を活かしてくるとはな……。

フィリップは翔太郎に若菜を探してほしいという依頼をする。まだ彼女が生きていると感覚的に判るらしい。
最後の依頼人をフィリップにするというのは上手いと思う。

加頭は上司である女性ネオン・ウルスランドにミュージアムへの投資の継続を上申していた。
新たに冴子をミュージアムのトップに据え、保護した若菜をデータ化して衛星の制御プログラムとすることで、地球全土でのガイアインパクトが可能になるとか。ガイアインパクトではメモリ適性を持たない者は消滅するらしい。それ人類の何割くらいが残るんだって話ですよ。
ちなみに〈クレイドール〉は若菜の体内に入ったままらしい。
また、加頭は〈タブー〉を回収してもいる。

このネオンという女性は手にした端末を見ながら、〈NEVER〉がかつての投資先であった話をしていた。その〈NEVER〉のランクらしきものは「B+」。それに対して、次に端末の画面に映ったのは何とオーメダル。「COREMEDAL」と「CELLMEDAL」という文字が見えました。
やっぱり財団Xは『OOO』にも絡んでくるのか!!何なの、ガチで『ダブル』と『OOO』は世界観共通にするのか?
ネオンは妙に個性付けされていたようだし、少なくとも『MOVIE大戦2011』には登場しそうだな。

冴子自身はもうあまりミュージアムのトップの座に興味は無さそう。翔太郎達にヒントを与えるくらいだし。

で、加頭が園咲家の幹部クラスしか持つことの出来ないゴールドメモリ〈ユートピア〉で変身するユートピア・ドーパント。人の生きる希望を奪い、エネルギーに転換する上、重力も操れるというチート性能。
スポンサー特権で手に入れたらしいが、ガイアドライバーは何処から持って来たんだ。冴子のものを修理したのかな。
適合率は98%だそうで。

一度、若菜と融合してしまったことで、フィリップの身体は消滅しかかっていた。次にダブルに変身するときが最後。
翔太郎はその事実を受け止めきれず、シュラウドに助けを求めるが、最早シュラウドは諦めた様子。
ここでフィリップを救うように、おやっさんに依頼したのがシュラウドであることが判明する。もう、その辺は勝手に脳内補完しろレベルの話だと思っていたので、ちゃんと明言してくれたのは嬉しい。
今更だけど、〈ファング〉はシュラウドがミュージアムを抜ける前に息子の護衛として開発したのかな。だから、後々開発されたダブルドライバーに対応していた、みたいな。

冴子から貰ったヒントを元に、加頭達が居る施設へと殴り込みを掛ける鳴海探偵事務所。襲いかかるマスカレイド・ドーパントなどものともしない。って、マスカレイド弱過ぎだろ!!
何で生身の人間に負けてんだよ!

ユートピアの圧倒的な力の前に、照井が倒れた。しかし、それでもなお、翔太郎はダブルに変身することが出来ずにいた。
ロストドライバーってどうなったんだっけ?T2メモリはエターナル撃破時に全部ぶっ壊れたと思うけど、ドライバーは残ってんじゃないの?

本編後には、いよいよ『OOO』の番宣が。
次の放送は明日の朝っぱらかなんだぜ!!視れるわけねぇ……。これから毎年、最終話の1話前が変則放送とかいうアルティメットファッキンな事態になるのか……。高校野球消滅しろ!!
来年はきっと有給を取ってみせる!!

にしても、何故補充放送は必ず『プリキュア』が先なんだろうか……。

ところで、今更ドーパントメモリが欲しくなったんだけど、既に新品は無く。しょんぼりしていたら、何と9月頭に発売される関連本にT2メモリの音声を収録したメモリが付くというではないですか!
8/20の夜にAmazonで予約したんだけど、今見たら無くなってるわw
ミラクル滑り込みセーフでした。まぁ、コノザマオワタ\(^o^)/ってなる可能性あるけども。

燃:S- 萌:C+ 笑:C 総:S-

仮面ライダーW(ダブル) マキシマムカウンター トライアルメモリ
仮面ライダーW(ダブル) マキシマムカウンター トライアルメモリ

特撮

「人魚?」
「それで?」
「嘘だろ?」
「魚人じゃん!」

ひでぇw

今回の敵は人魚のジョ言(じょごん)。キャストは松野太紀さんですが、この人と言えば、『ゴーゴーファイブ』のピエールや『ハリケンジャー』のシュリケンジャーですね。
こいつの鱗を付けられた者は自分のコンプレックスを知人が話しているように聞こえてしまう。
アグリがその餌食となり、精神的に満身創痍に。ゴセイナイトの助言もあって、復活するが、それよりも今回はやっと牢獄から解放された武レドランに注目です。

存在意義はビービだけとまで言われちゃった武レドランですが、ジョ言の鱗を利用することで、筋グゴンを疑心暗鬼に陥れる。クリティカルなまでに策にハマっちゃった筋グゴンですが、今後どうなっちゃうんだろうか。

やっぱり戦隊は敵シリーズに不穏な動きがあると面白く感じるな。

燃:B+ 萌:B 笑:C+ 総:A

天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ ゴセイテンソード
天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ ゴセイテンソード

特撮

「私の人生に後悔は無い。踊ろう母さん、あの日のように……」

2週振り。
辛うじて変身は出来たものの、〈テラー〉の恐怖の前に、為す術が無い翔太郎。テラードラゴンに重傷を負わされた照井。
琉兵衛達にフィリップを攫われるも撤退を余儀なくされた探偵事務所の面々。

園咲家では10数年振りに食卓に家族全員が揃っていた。だが、それは家族が仲良くするためのものなどではなかった。
それは文音と冴子が若菜に懺悔するための場だった。

シュラウドは既に自分自身の敗北を認めているので、戦意ゼロ。ただ、フィリップに切札は翔太郎だと告げる。それが彼女に出来る母親としての愛なのか。

冴子は勿論猛反発。ナスカ・ドーパントに変身してクレイドール・ドーパントと激突するが、エクストリームの力の前にメモリブレイクされてしまう。

地球の巫女とは生きたガイアメモリ製造機のことだった。フィリップは再び井戸に入ることで、この製造機の制御プログラムとなる。そのためにはエクストリームへと至ることが必要だった。
これで大体ミュージアムの目的は判明したか。

フィリップの別れの言葉、亜樹子の叱咤で再び立ち上がった翔太郎。
データに分解されたフィリップだったが、ダブルの変身システムの特性を利用してダブルの中に意識を戻し、肉体は〈エクストリーム〉がサルベージ。
ここから反撃が始まる。

テラードラゴンにはアクセルガンナーが対抗。すぐにガンナーAが破壊されたので、アクセルタービュラーに換装。これって多分玩具でも再現出来るんだろうな。
タービュラーとドッキングしたまま、上半身だけライダーフォームに戻って戦うとか格好良過ぎるだろ……。
〈アクセル〉のマキシマムドライヴではエンジンブレードを突き出して突貫攻撃。これがまた格好良いんだよなぁ。
ストライクブースターを装備したストライクガンダムを思い出す。

ダブルはサイクロンジョーカーエクストリームでテラーを大撃破。〈エクストリーム〉のマキシマムドライヴがテレビシリーズで成功したのって初めてだっけ。
恐怖に打ち勝った翔太郎の展開補正で勝利したのかと思いきや、恐怖に打ち勝った相手は苦手という設定がちゃんとあるらしい。

テラードラゴンが突っ込んで爆発炎上した園咲邸と共に、琉兵衛は人生の幕を閉じるのであった。
これは平成ライダー史に残る名シーンになると思う。壮絶でした。

フィリップという制御プログラムを失った若菜は暴走。そんな彼女は加頭に救われていたが……。加頭がラスボスなんだろうか。
もしかして財団Xは出資先の団体がアボンしたときに、その技術を回収して自分達にフィードバックしてるんだろうか。
『MOVIE大戦2011』では財団が敵ってのも面白いかもしれん。

次回、『残されたU/フィリップからの依頼』。ラスト3話をまとめて1本のエピソードにするかと思ったけどな。
残るアルファベットはEとZ。ラストはZか、はたまたもう一度Wか。

燃:S- 萌:B- 笑:C 総:S

仮面ライダーW(ダブル) リボル換装 アクセルガンナー
仮面ライダーW(ダブル) リボル換装 アクセルガンナー

特撮

「逆に訊こう。何が面白いんだ?」

今回の敵は天狗のヒッ斗(と)。こいつは笑った人間を瓢箪に吸い込んでしまう。変則的な攻撃の前に、ハイドとゴセイナイト以外のゴセイジャーも囚われてしまう。

瓢箪の特性を逆手にとり、ヒッ斗自身を笑わせることで、自ら瓢箪を破壊させることに成功したが、まさかハイドがオヤジギャグに弱いとは……。
ここ最近、ハイドにイメージ崩壊に拍車が掛かっているような……。

巨大戦では久々にシーイックゴセイグレートが登場。序盤の合体をちゃんと後半でも使ってくれるシリーズは好きです。
次回はランディックゴセイグレートが出るみたいだけど、ゴセイアルティメット登場前に最後の出番チャンスなのだろうか。

一方、うっかりヒッ斗の前で笑ってしまって、瓢箪に吸い込まれそうになる筋グゴン可愛いw

燃:A- 萌:B+ 笑:B+ 総:A-

天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ シーイックブラザーセット
天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ シーイックブラザーセット