ファミ通文庫

戦嬢の交響曲6 (ファミ通文庫)

著:築地
俊彦 イラスト:赤賀 博隆

 

「帰ってくるんでしょう?あたしたちは待ってるから」

「ああ、もちろん」

「約束するよ」

 

 約二ヶ月二週間半の積み。半年振りの新刊。全然そんな気せんけど。

 

 さて、じわじわクライマックスに向けて進行しているが、案の定、年内には終わらんかったな。

 

 雪風は相変わらず意気消沈したまま。そんな中、雪風と佑鹿の武器が似ているとかいう話が出て来たりして何かしら隠し設定がある模様。

 

 で、どんどん佑鹿がモテモテになっていく件。しかし文体の所為なのか、どうにも淡々とした印象。

 

 後書きによると、結構設定を作り込んであるようで機会があったら別の作品にも使ってみたいんだそうな。もしかしてスピンオフクルー?

 

 いやそれよりも『ポリ青』をですね……。

 

燃:B+ 萌:B+ 笑:C+ 総:B

アニメ

「せつなの幸せはなぁに?」

 

 今回からOPが映画の宣伝に。あああああああああああああああああ、観てぇぇぇえええぇぇえええぇええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

 

 今更だけど、毎回タイトルコールの背景って変わってるんだよな。

 

 プリキュアが現れてから計画が狂いだしたと御立腹のメビウス。イースは変身さえ出来なければ、プリキュアなど恐れるに足らないと、東(ひがし)せつなとしてラブに接近する。何で、そんな御嬢様スタイルなんだ。

 ラブはせつなとの再会を喜び、四葉町を案内することに。

 

 隙を突いてラブのリンクルンを奪おうとするせつなだったが、後少しのところで、カオルちゃんに邪魔されてしまう。どうもカオルちゃん、判っててやってる気がするなぁ。

 つーかタルトに店番を頼んでいて吹いた。細かいことも大きいことも気にしないって言ってたけど、そういうレベルじゃねぇぞ!

 

 美希タンとブッキーと合流してしまい、せつなは益々リンクルンが奪い難い状態に陥る。

 ラブは商店街の福引で一等を当てるべく張り切り、せつなは成り行きでそれを引き当てる。

 そこへウエスターの時計型ナケワメーケが乱入。戦闘に突入。このナケワメーケは対象の時間を操ることが出来、停止や巻き戻しが可能。凄い厄介な能力っぽいんだが、所詮雑魚というべきなのか、さっくり倒される。

 

 ラブは友情の証として、せつなに景品の四葉のクローバーのアクセサリを渡す。もしや、これが四人目の変身アイテムとなるのか……?

 つーか今回の流れからして、どう考えてもせつなが四人目じゃね?確か、四匹目のピックルンって行方不明のままだよな?

 

 次回『シフォン大ピンチ!ピーチの新しい力!!』。え、何?もうパワーアップするの?単にリンクルンの機能が増えるだけとかかな。

 そして次回で通算250回目だそうですよ。49474949488=で確かに250回だな。もうそんなに経つのか……。あれ、200回のときって何かあったっけ?

 

燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A

特撮

「俺ほどハートフルなライダーは居ないぜ、ハートのライダーさん?」

 

 ブレイドの世界前半戦。まずはカズマがバッファローアンデッドと戦い、封印するところから。やっぱりブレイドのカードシステムも格好良いな。

 ここで、サクヤとムツキも登場。

 バッファローはスペードの8、マグネットとして封印された。

 この世界ではライダーは大企業BOARDの社員であり、ライダーシステムは企業の所有物なので、変身には承認が居る。『勇者王』のファイナルフュージョンみたいだな。

 

 士のこの世界での役割はBOARDのコック。食堂のスタッフらしいアイ、マイ、ミーの三人娘は一体何なんだ。

 BOARDでは社員がトランプのスートと数字でランク付けされており、彼は最下位スペードの2。カズマとサクヤはそれぞれエースで、ムツキはキング。

 ハートのスートは何故か無い。

 

 士の自分の待遇に不満を抱いていると、アンデッド出現の報せが。出て来たのはエレファントアンデッド。おお、懐かしいな。ギャレンが立ち向かうが、そこへ更にカプリコーンアンデッドが現れる。

 上級が一気に二体は厳しいな、と思っていたら、ディケイドが乱入。龍騎にカメンライド、アタックライド・ストライクベントであっさりエレファントを撃破したっぽい。そうか、龍騎のベントインは全てアタックライドで賄うのか。じゃあ、ドラグバイザー要らない子なんじゃ……。

 龍騎にカメンライドしたのは単に新しい力を試してみたって感じ。カードライダーにはカードライダーとか言うのかと思ったが。

エレファントが封印された描写が無かったように思ったけど、その後、封印されたのか?

 

 カズマはアンデッド封印よりも人命救助を優先させたため降格。その代わりにムツキが昇格し、レンゲルとして戦うことを許可される。

 士は士で一気にキングに昇格。キングになってからの士が楽しそう過ぎるw

 カズマはブレイバックルの返却を拒否。BOARDから追われることに。追っ手として現れたのは鎌田。彼は社長の四条と組んでいる。

 そもそもBOARDがアンデッドを封印する企業として成り立っているなら、約五十体しか存在しないアンデッドを封印しきってしまったらやることが無くなってしまうわけで、アンデッドと手を組んで適当に封印、適当に解放を繰り返すって結論に達するのはそう不思議なことではない気がする。

 よく考えたら、この世界ってバトルファイトはどうなってんだ?バトルファイトが無くなったらアンデッドの存在理由から変わってくるけど。

 

 パラドキサアンデッドとしての本性を現した鎌田はブレイドと激突。って、ブレイバックルの変身システムがロックされていたりはしないのか。

 そこへギャレン、レンゲル、カプリコーンが乱入。更に伝説のライダー、カリスも現れて大混乱。変身しているのは四条なんだろうけど、カリスはこの世界でどういう扱いなんだ。

 

 その頃、栄次郎じいちゃんとキバーラはイチャイチャしていました。士が「そういう関係だったのか……」って言ってたが、どういう関係だよ!

 キバーラは鳴滝とも接触。それを夏みかんが目撃。

 いや、それ以前に急にキバーラのクオリティがガタ落ちしたんですが一体どうしたっていうんだ……。まさか予算が……?

 

 次回予告では、まさかの轟鬼キトゥアアアアアアアアアアッ!!ライバルライダー扱いとも思えんし、一体どういう扱いで出て来るんだ……。

 また海東も出て来るようです。

 番組後の『電ディケ』宣伝ではナオミ、オーナー、コハナが登場。この人達はオリジナルキャストなのね。

 

 ところで、龍騎編を振り返っていて思い出して調べたんだが、桃井編集長って『龍騎』の玲子さんと同姓同名なのね。役者は違ったけど。玲子さんが編集長からジャーナルを乗っ取って大きくしたとも考えられるな。

 ライダーに変身しない脇役は同姓同名なのだろうか。『クウガ』の一条さんは脇役ってレベルじゃないしなぁ。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:S

特撮

「背負わねばなりませぬ。志葉家十八代目当主……!」

 

 サブタイトルの一貫性……。「兜折神顕現」とかで良かったじゃない……(´・ω・`)

 

 さて、今回のアヤカシはヤナスダレ。シンケンマルの斬撃を受け流すので攻撃が効かない。モヂカラを使った攻撃は効いたが、決定打とはならなかった。

 

 これを受けて、丈瑠は志葉家に代々伝わる秘伝ディスクを使うことを決意。志葉家には数多くのディスクが伝えられていたが、かつての外道衆との戦いの最中に行方不明となってしまい、残っているのは一枚だけだそうな。今後、ぽんぽん見付かるということか。

 

 件のディスクを扱うにはこれまでの二倍のモヂカラが必要。決死の修行をこなし、レッドはディスクを使用。烈火大斬刀を大筒モードに変形させ、五人のディスクと兜折神のディスクをセットし、五枚を発射。ヤナスダレの一の目を撃破する。

 

 ディスクをシンケンマルにセットして、兜折神を召喚。中でシンケンマルの柄を回すと、連動して兜折神の頭部が回転。

 で、侍武装カブトシンケンオー、天下無双。兜折神の足が両腕のパーツになり、残るは全部兜に。なので、凄い頭でっかちになってます。その兜の部分から砲撃。大量のオオナナシを易々と撃破する。

 

 戦いの後、丈瑠はじいの前で気を失う。丈瑠の強さを拠り所に戦っている家臣達のために無理をしている丈瑠の姿が見えるエピソードでした。これが今後に繋がっていくんだろうなぁ。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:A

アニメ

 BS11では『MaxHeart』の再放送がやっているわけだが、その枠で映画の宣伝特番が。『アキカン!』の予約をしようとして偶然気が付きました。らっき!

 

 内容は十四人のプリキュアを紹介しながら、これまでの劇場版を振り返るというもの。やっぱり十四人の中にルミナスとローズも入ってるのね。

SS』の二人は劇中にブルーム&イーグレットからブライト&ウィンディへのフォームチェンジシーンがあるようで。凄ぇ格好良い動きしていて吹いた。劇場版ではテレビシリーズで絶対しないようなアクションするからなぁ。

 もしかして『5』の面子は変身シーン書き直されてる?

 十四人が並び立っているカットとか、燃えずには居られない。

 

 こういうのを視てしまうと、ものごっつい劇場版視たくなるんだよなぁ。

 

燃:A+ 萌:A+ 笑:B 総:A

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「へけけ……へけけ……」

 

 エールさん!?

 

 OPの副題は「俺とお前と、アキカンと」。最早何々編ですらなくなったな。

 

 今回はアキカン達のオーナーが居ないときの日常風景。これってオリジナルエピソードか?

 メロンはいつもの服を洗濯機に放り込んでいるのが何だかシュールでした。

 ぶど子は髪をほどいたら誰や判らんな。

 エールは部屋に侵入してきたとんぼに気が行ってまさかの極端展開。

 

 EDはコーヒー(ブラック、無糖)バージョン。

 

 次回、まさかのオリジナルアキカン登場か!?

 

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

児童書

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

著:J.K.ローリング 訳:松岡 佑子

 

「わしは、こう思ったのじゃ……きみはもう、十分すぎるほどの責任を背負っていると」

 

 どんどん分厚くなるから、おいおい今回は700ページくらいあるんじゃね?と思ったら、本当に700ページあって吹いた。

 

 さて、下巻。アンブリッジ先生の横暴は益々非道いものとなり、遂にフレッドとジョージがホグワーツを脱出する。彼等はダイアゴン横丁でいたずら専門店を開いたらしいが、もう戻ってこないんだろうか。

 彼等のきっぱりとした態度に燃えた。

 

 ハリーは知りたいことを教えてもらえないまま、スネイプから閉心術の特別訓練を受けることに。その中で、彼は父が学生時代、スネイプに酷い虐めを行っていたことを知る。シリウスやルーピン先生はジェームズが十五歳特有の驕りや自尊心がそうさせたと弁明するが、それでも苛めカコワルイ

 そりゃスネイプもいじめっ子の息子に復讐したくなるよ。でも何だかんだでスネイプってハリーのことを助けてくれてるんだよな。ハリーの咄嗟のSOSもちゃんと理解するし。

 

 ちょろっとだけ、まさかのロックハート先生再登場。記憶を失っているものの、人にサインをあげようとするところは変わっていない。もしかして伏線?

 

 訪れる痛ましい死。ヴォルデモートの罠に嵌まったハリーを助けに来たシリウスが死亡。セドリックのときもそうだったけど、さっくり死に過ぎじゃね?あんまり盛り上がらなかったな。

 セドリックのときは後からジワジワきたけど、今回はそれも無かったし。

 

 ダンブルドアはようやくハリーに隠していた秘密を話す。ハリーが生まれる前から、ヴォルデモートを倒す存在の誕生が予言されていたそうな。で、ネビルもまた、その預言に当てはまる存在だった。

 ヴォルデモートが額に刻んだ傷が決めてとなって、ハリーこそがそうだということになったが、ネビルにもまだ何かありそう。

 今回の決戦時にハリーの側で最後まで立っていたのはロンでもなく、ハーマイオニーでもなくネビルだったのだから。一気に成長したな。

 

 そして終わりを告げるハリーの初恋。やっとチョウ退場か。他の男と付き合い始めたらしい。

 一方、ジニーは早くも男を取っ換え引っ換え状態。

 今度こそハーマイオニーのフラグか!?

 

燃:A 萌:B 笑:B 総:A

雑記

先日、大学二回生の妹がニヤニヤしながら成績表を見せてくるので、見てみると、「良」が二三個で、あとは数十個の「優」が並んでいました。

ただただ、きめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwとしか言いようがありませんでした。

アニメ

「男が廃れても、守らなければならないものがある。違うか?」

 

 汐の高熱は渚と全く同じ症状だった。ほらきた、絶望展開。

 ここからまた凄い速度で時間が進み、季節は冬。遂に汐の生命の灯火が……。

 

 一方、幻想世界でも女の子が倒れていた。朋也が倒れた姿と重なっていたが……。朋也は一瞬幻想世界の風景を見たようだったが、何か関係があるのか。

 

 とか何とか言っている内に次回最終回ですよ!一期みたいに番外編があるんだろうけど。

 

燃:C 萌:A 笑:C 総:A

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ マージナル・ホワイト 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫)

「もちろん、僕はデイジーが一番好きだよ」

 

 約二日の積み。通算三十八冊目。三ヶ月振りの新刊。シリーズ七巻、キネティック後半戦『Endless Area』上巻。『クリムゾンS』三巻と同時発売です。コンスタントに刊行されているので安心。

 今回もカバー下のイラストは健在。デイジーとピースがプッシュされていて嬉しい限りです。

 

 本編は投獄されたマーヴェラスの前にエリュトロンが姿を現し、リシュリーが近づいていることを知らせる下りまで。やはり特に気になるポイントは無し。

 

『リトル・パーフェクトレディ』

 デイジーの初恋は誰だったのか?という話。どう考えてもピースだと思うんだが、未だ明言されず。

 

 何かデイジーって凄いヒロインヒロインしてる気がする。スノウは主人公ではあっても、あんまりヒロインって感じがしないんだよなぁ。

 

 次巻はいよいよ「炎帝の紋章」編ラスト。今のペースなら、六月刊行か。これなら年内新展開も夢じゃない!

 

 ところで、BUNBUNさんの画集が出るそうですが、どうせ『薔薇のマリア』以外だろと思ってたら、収録されてたーーーーーーーーーーーーーーーーー!!??

 嬉しいと言えば嬉しいけど、これはつまり暫く『薔薇マリ』はアニメ化しないってことですよね……。

 つーか、これは買わないといけない気がする。

 

 次は『チェイシング・クリムゾン』、『レオン・ザ・レザレクター』四巻、『ダン・サリエルとイドラの魔術師』。三冊同時刊行キトゥアアアアアアアアアアッ!!『赤』は落ちそうな気もするが。

 

燃:A- 萌:A- 笑:C+ 総:A