ハードカバー

レインツリーの国
著:有川 浩

もう言うてまうけど、俺ひとみさんのことメールのラリーやってた頃からずっと、カオも知らん頃から好きやったから。待ち合わせ場所にリックドムみたいのが来ても「友達からお願いします」って言えるくらい好きやったから。

さて、『図書館内乱』からのスピンオフ作品です。年の差カップルのエピソードに出て来た本を実際に執筆しちゃうというアレ。この本自体は新潮社からの出版。

流石にスピンオフまで自衛隊みたいな感じというわけではなく、普通に恋愛ものです。相変わらずLOVE寄せが凄い。恋愛小説って、何でもこんなもんなのかな。

感心したっつーか驚いたのは、冒頭で普通に「ライトノベル」って言葉を使ってるということ。この作品を読む人なら、そのカテゴリー自体知らん人が多いんちゃうかなと思うねんけど。
それと、女の子相手にリックドムって言ったって伝わんねぇだろw

この2つで、俺の中で有川さんの作家としての好感度が上がりました。こりゃ『クジラの彼』も読まなきゃならんか。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:A-

文庫化リンク
文庫版 レインツリーの国(2009/06)

著者リンク
文庫版 空の中(角川文庫、2008/06)
シアター!(メディアワークス文庫、2009/12)
三匹のおっさん(ハードカバー、2009/03)
文庫版 阪急電車(幻冬舎文庫、2010/08)
文庫版 フリーター、家を買う。(幻冬舎文庫、2012/08)
文庫版 植物図鑑(幻冬舎文庫、2013/01)
文庫版 県庁おもてなし課(角川文庫、2013/04)
新潮文庫版 キケン(新潮文庫、2013/06)
新潮文庫版 ヒア・カムズ・ザ・サン(新潮文庫、2013/09)
文庫版 ストーリー・セラー(幻冬舎文庫、2015/12)
文庫版 空飛ぶ広報室(幻冬舎文庫、2016/04)
文庫版 旅猫リポート(講談社文庫、2017/02)
文庫版 明日の子供たち(幻冬舎文庫、2018/04)
文庫版 アンマーとぼくら(講談社文庫、2020/08)
文庫版 みとりねこ(講談社文庫、2024/04)

富士見ファンタジア文庫

まぶらほ ~じょなんの巻・よん~ (富士見ファンタジア文庫)
著:築地 俊彦 イラスト:駒都 え~じ

「もうすぐ授業だ。教室行くか、家に帰ってゲームやってろ」

何でそうなるw

約3週間半の積み。4ヵ月振りの新刊。『じょなんの巻』としては10ヶ月振り。あれ、表紙が全面じゃない……。

今回は連載分を3話収録。比較的面白い方に入るエピソード。『デートその理想と現実』に出て来た瀬能華苗が気になる。ドラマガで読んだときも書いたけど、『けんぷファー』のナツルは「せのう」で、こっちは「せの」。
何なんだ、何か意味あんのか……。気になる……。

『レディ・ボーイ』

書き下ろし1本目。和樹が紫乃先生作の魔法のセーラー服で女体化。流行りのTS展開を取り敢えずやっとけみたいな内容。って、これ別に連載でやれば良くね?

そもそもTSは散々『けんぷファー』でやってるがな!それとも何か、これは『けんぷファー』でナツルが女体化することと何か関係があったりするのか?

『かおりのゲーム人生・その1』

伊庭先生と紅尉先生の出番です。紅尉先生が普段やらないゲームで伊庭先生をこてんぱんにして御説教するっていうパターンは連載でもあったけど、あれが「その2」なんだろうか。
何にせよ、こういうタイプのエピソードは好き。

書き下ろしには2本とも描き下ろしの挿絵が付いてます。

そう言えば、神代の話はどうなったんだ……。

巻末にはヤスさんによる4コマが収録されている。
詰まんねぇ……(´・ω・`)

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

特撮

「強くなったお前の笑顔……見せてもらうぜ」

 

 五代より遅れて現場へ駆けつけた一条さんはラ・ドルド・グを発見。マーキング弾を撃ち込むことに成功する。このときゲゲル用のカウンターを破壊。

 ここでドルドの怪人体が初登場。こいつは『ディケイド』にも出てたけど、何で普通にゲゲルに参加してたんだろう。聖なるゲゲルは別モノなのか。若しくは単に使用に耐え得るスーツが他になかったか。

 

 激突するクウガとゴ・ガドル・バ。クウガはタイタンフォームに超変身し、カラミティタイタンを繰り出すが全く効かない。それどころか、ガドルはタイタンソードを自分の武器に変えてしまった。強ぇぇえええええええ!

 ガドルもクウガと同じフォームチェンジをこなす。と言っても基本色の場合は目の色が変わるだけ。

 クウガはライジングマイティキックを放つが、それさえも効かないという圧倒的な強さ。

 とどめと言わんばかりにガドルはライジングフォームに。ライジングキックを逆に喰らい、クウガは変身が解けてしまう。クウガは敵の攻撃で変身が解けるのって結構珍しいんではなかったか。

 

 クウガは楽々倒したものの、カウンターが壊れたため、ゲゲルはやり直し。ドルドは責任をとってガドルと戦うことに。彼の武器はトンファー。

 でもドルドが死んだら誰がカウント係やるのさ?

 

 榎田さんはガドル出現の所為で当然のように科警研へ直行。ジャンの前で涙を見せる榎田さん。もう結婚しちゃいなYO

 

 そして病院に搬送された五代の心拍数がアレなことになり、椿は電気ショックを決意するってところで続く。

 次回、いよいよアメイジングマイティフォーム登場か?

 

燃:A+ 萌:B 笑:C 総:A

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「だったら笑ってよ、ゴルぅ!」

 

『センチメンタル・ヴォイス』完結。廃都の中でレイフォンは廃貴族と遭遇する。この廃貴族ってガンドウェリアって名前らしいな。原作で出てたっけ?出てた気もする。

 イグナシスって固有名詞出しちゃったけど、大丈夫なのか?狼面衆もまた出て来てたしな。

 おまけに『聖戦のレギオス』の要素も盛り込むってまぢなの?

 

 取り敢えず今回の見所はフェリを肩車するところですね。やたらギャグ顔になってたけど。

 

 そう言えば、『レジェンド・オブ・レギオス』のシーン無くなったな。

 

 EDはニーナバージョン。

 次回は凄い自由そうだ……。

 

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

特撮

「俺は俺に出来るだけの無理をしてる。それだけだよ」

 

 ズ・ゴオマ・グの死体を解剖したお陰で、未確認生命体の弱点が判明。それを突くため、科警研は神経断裂弾の開発に取り掛かる。

 榎田さんは息子さんの授業参観のため、撤収。

 

 ゴ・ガドル・バはクウガのライジングフォームに対抗するため、自らもライジングフォームを会得する。都内の電圧が下がっているというニュースが流れていたのはこれが原因か。無理矢理身体に電流を流したんだろうか。

 ゲゲルを進めるガドルに声を掛けるダグバ。初台詞か?

 

 碑文を解読した結果、やはりライジングフォームは古代には無かった形態であることが判った。現状、三十秒しかもたないライジングフォームを強化すれば良いと考えた五代は椿の元へと向かう。

 だが、その途中で四十六号ガドルが出現し、そちらへ向かうことに。現場に駆け付けたところで続く。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B 総:A

スーパーダッシュ文庫

小学星のプリンセス☆〈2〉おにぃちゃんはじめました (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:餅月
望 イラスト:bb

 

 ばっ、馬鹿なっ!白のスクール水着じゃ、ない、だと?

 

 約二ヶ月二週間半の積み。半年振りの新刊。前回、冗談で次はスク水の出番ですねって書いたら、本当に表紙がスク水で吹いた。表紙をめくったら総扉は白スクです。口絵は白濁液です。嘘です。いやでも、透明な筈の水が何か白く濁っているように見えるんだもの!

 

 一巻で貢とルリスは婚約したので今回はもうひたすらイチャイチャです。ルリス可愛いよルリス。

 

 ルリスの妹ミリアが登場。金髪ツインテでツンデレで妹という恐ろしいテンプレキャラ。こっちは外見と年齢が一致しています。

 

 もうタイトルとか駄目としか言いようのない字面なんだけど、内容はやっぱり普通に異種族間恋愛もの。

 

 中学星っていう星もあるらしいけど、それなら当然高校星とか大学星とか専門学校星とか研修星とか教育実習星とかあるに違いない。大学星ではたまに中年くらいまで成長する人が居たりとかさ。

 冷静に考えたら頭の痛くなる設定だな……w

 

 次は早くても五月。順調にシリーズを重ねていくことになるのだろうか……。スーパーダッシュ始まってるな。

 三巻の表紙はブルマですね、分かります。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

アニメ

「大好きです、カティ」

 

 うわぁぁぁあああああぁぁああああぁん、コラ沢さんがぁぁああああぁぁあああぁぁ!!

 いつの間にか、マネキン大佐がパトリックとファーストネームで呼んでいる件。

 いや、まだ希望はある!大佐が「パトリック・コーラサワぁぁああああぁああああああ!!」って絶叫してたら完全にアウトだったけど、ファーストネームしか呼んでなかったからな。

 

 前回のラストでリボンズに明確に叛旗を翻したリジェネだったが、後ろからもう一人のリボンズが現れて涙目。リボンズの意志はヴェーダの中にあるため、身体はただの器に過ぎないそうな。

 で、久し振りに出て来たサーシェスに撃たれてリジェネ終了のお知らせ。結局、この人、出て来た意味あったのかな。別にMSに乗って戦闘に出てくるわけでもなかったし。一期の最後に顔見せして視聴者のモチベーションを維持するのに一役買っただけだった気が……。

 

 アロウズとの戦いはほぼ終了。ここで遂にイノベイターの拠点、コロニー型外宇宙航行母艦ソレスタルビーイングが姿を現す。リボンズって、ずっと地上に居るのかと思ってたよ。メメントモリっぽいのが付いてます。

 リボンズは取り敢えず、大量のブリングとディヴァインを新型MSガガに乗せてトランザム状態でトレミーに特攻させる。やり方がえげつねぇ。

 

 イノベイター側にトランザムの技術を提供した困ったちゃんは案の定ビリーでした。

 そのビリーはトレミーの中にオートマトンと一緒に侵入してスメラギさんと対峙する。何だかんだでスメラギさんをオートマトンから庇って死にそうな気がする。

 

 ダブルオーライザーの前に立ちはだかるのはレグナントとアヘッド。ルイスは壊れかけてます。アンドレイは何で未だに生き残ってるのか、よく判りませんw

 ケルディムはアルケーと激突。ケルディムにはライフルビットとかいう新装備が積まれていました。また、キットで再現し難そうなものを……。

アルケーの方は当然トランザム出来るようになってるんだろうなぁ。

アリオスとGNアーチャーは特定の敵は無し。ひたすらガガの駆除。

セラヴィーはガデッサとガラッゾと激突。トランザムで圧倒され、両腕を持って行かれる。

これが最終決戦だとすれば、EDの大破したセラヴィーの姿には繋がらないが……。流石にもう一回修理する余裕があるとは思えんしなぁ。EDの映像はイメージと割り切るべきなのか。

 

 ラッセがOガンダムでトレミーの防衛に出撃。ちょ、確実に殺されてリボンズに機体奪わるじゃないっすか!

 トリコロールカラーになったOガンダムはまんまファーストだなw

 

 そしてセラヴィーから脱出したティエリアはリボンズと対峙する。ってところで続く。何でリヴァイヴとヒリングがセラヴィーを完全に潰さなかったのか疑問。後で鹵獲しようと思ってたんだろうか。

 

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:S

スーパーダッシュ文庫

アキカン!〈7缶めっ〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:藍上
陸 イラスト:鈴平 ひろ

 

「禁断の…………高校生×小学生……」

 

 でも同レーベルの『紅』は本編がガチでそうなんだ……。

 

 約二ヶ月二週間半の積み。四ヵ月振りの新刊。表紙はぶど子。というわけで、ぶど子まさかの復活です。男屋の過去とか、ぶど子がかつて戦ったスチール缶とかきな臭い話を盛り込みながらの感動系エピソードです。

 

 結局、アキカンが少女化するのは人間に恋をしたらかという理解ったような理解らんような理由付けがなされて終了。何だかんだで、ぶど子完全復活です。

 

 後書きによると、次はメロン達がアイドルを目指す話になるそうな。まぁ、シリアスでなかったら何でも良いですw

 絵師後書きでは「今回の男屋さんは生理中なですね、わかります」とか書いてあって吹いた。鈴平さん、自重してください。

 

 次は四月予定だっけ?アニメ放映期間を見事に外しているのはわざとなのか?

 表紙はどうせメロンかなじみん辺りだろうなぁ。ミサキとかいうミラクルはないものか。あと木崎さんとか。要は重複さえしなけりゃ良いんですよ。

 

燃:B- 萌:A 笑:B+ 総:A

アニメ

「パパどうしたの?」

「どうにもならないから走るしかないのよ」

 

 ヨルに助けを求められ、再び自宅にイクトを匿うことにしたあむ。彼女はイクトの餌にバナナを用意するが、駄目だ、二人きりのシーンでバナナとか出てくると要らんこと考えてしまう……!<病気

 いや、二人っきりって言ってもしゅごキャラが居るけど。

 

 一方、王子はあむにチョコを貰ったつもりでホワイトデーのお返しをしようと考えていた。彼の部屋には一ヶ月前に貰ったチョコがダンボール数箱分残っている。どんだけw

 

 そして王子の告白。全国のお姉様方は胸キュンが止まらないことであろう。

 

 イクトは相変わらずあむを玩具扱いだが、やることなすこといちいちエロいから困る。

 

 次回、歌唄さんが来襲。バレたら確実に殺されますw

 

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

アニメ

「そこはアタシの金八先生――――――――ッ!!

「助けてぬ~べ~~~~~~~!!

 

 良いのか、このネタw

 

 さて、ブラックファントムのユーリの罠に嵌り、十年分の記憶を失ってしまった皆本。そこへ兵部少佐のちょっかいも入り、彼は十一歳の外見に見えるようになってしまう。もしかして皆本少年の声ってくぎゅか?

 澪はナギの真似してるし、やりたい放題だなw

 

 今回は前編で次回へ続く。

 

 ところで、『美鳥の日々』の美鳥のマスコットみたいなのがあったけど、思い違いか?

 

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A