コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

20日が日曜なので、どちらも公式発売日自体が19日に。フライングは無し。ブツは、

・生徒会の七光 碧陽学園生徒会議事録7
・ハイスクールD×D5 冥界合宿のヘルキャット
・H+P⑤ -ひめぱら-
・Re;0 -灰とリヴァイアサン- <2>
生徒会の七光 碧陽学園生徒会議事録7 (富士見ファンタジア文庫)ハイスクールD×D5 冥界合宿のヘルキャット (富士見ファンタジア文庫)H+P(5) ―ひめぱら― (富士見ファンタジア文庫)
Le;0 2―灰とリヴァイアサン (一迅社文庫 む 1-3)

の計四冊。居間に置いておくときに、どれを一番上にしたら、マシかなと考えたら、どの表紙も大概なエロさだったワナ。イラストだけなら耐えても、帯が駄目だったりするんだな。
あと、コミカライズ、

・紅 <4>
紅kure-nai 4 (ジャンプコミックス)

を購入。実物見るまで忘れてたんだぜ。ちなみに通常版です。

『生徒会』は三月にアニメガイド本が出るそうです。当然のように書き下ろし小説が載っているそうですが、これは買うべきなのか……。

『ハイスクールD×D』と『H+P』はコラボキトゥアアアアアアアアアアッ!!と思ったら、グッズでコラボかよ!書き下ろし小説とかじゃないのかよ!期待して損した……。イッセーと恭太郎が入れ替わったら絶対面白いと思うんだけどなぁ。

ファンタジアはそろそろ来月の刊行予定を折り込みチラシに載せるべき。

一迅社の来月の新刊で気になるのは、『GIMMICK』。原作者と絵師の名前だけが書いてあるんだけど、単に著者を間違って原作者と表記しているのだろうか。
イラストはスニーカー文庫『放課後の魔術師』でお馴染みのふゆの秋春さんです。この人、最近、よく出て来るな。
それと、『りてらりっ ~深風高校文芸部~』。文芸部と言われたら、音速で購入せざるを得ない。
そうそう、一月には一迅社文庫アイリスから、ファンタジアでお亡くなりになったいわなぎ一葉さんが復活するらしい。

元バイト先はラノベは殆ど置いてないんだけど、有川さんの一般小説はそれなりに売れているためか、メディアワークス文庫の『シアター!』だけが入荷していた。一般文庫の新刊台に置いてあったんだけど、全く違和感無ぇ……。もしかして、あのレトロな装丁は一般文庫に溶け込ませるために敢えて、ああいうデザインなんだろうか。

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「男って笑わせたい女の子が居れば、何とか頑張れるもんだから」

真冬の告白で最終回を盛り上げるのかと思いきや、アバンであっさり終了したーーーーーーーーーーーー!?

というわけで、完全にいつも通りのテンションで最終回開始です。
まさか最後の最後でリアル中目黒が出てくるとはな……。ハスキーボイスなところなんかは真冬のド直球っぽいw

最終回にきて、やたら深夏が可愛い件。

最後は原作のエピソードを上手く再構成しながら、凄ぇ綺麗にまとめられていた。ちゃんとオチもついてたし。
《企業》の話がネタとして、ちょっと出てたけど、これは本当にネタ止まりかな。

EDも普通に流して終了。次週、普通に放送があっても違和感の無い終わり方w

総評

というわけで、メディアの違いを理解するアニメ版『生徒会の一存』全十二話でした。
映像であることを存分に活かした美少女ネタアニメとしてはかなり良いセンいっていたのではないかと思います。
コメディはテンポ良かったし、ネタも結構やりたい放題だったし。どうせなら、もっとファンタジアネタやれば良かったのに。

正直、ファンタジア発のアニメということで結構不安が大きかったんですが、最後まで楽しませてもらいました。純粋に二期が見たいと思える出来だった。
みんな可愛かったしな。

後番は『おまもりひまり』だっけか?

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第11話「欠ける生徒会」

シリーズリンク
生徒会の一存 Lv.2 第0話「すぎさきメモリアル」

電撃文庫

タロットの御主人様。〈8〉 (電撃文庫)

著:七飯 宏隆 イラスト:YUKIRIN

「……あたしもいい加減、逃げてちゃいけないのかもしれないにゃあ……」

約一週間半の積み。五ヶ月振りの新刊。表紙は前回、秋人が封印した“力”の真行寺さやかさん。現役警察官なので、制服で登場です。表紙に全身が登場したのって、一巻の結夏以来だよな。
まぁ、タイトスカートでパンチラやろうと思ったら、これしかないというような構図だが。帯で隠れてます。
口絵では並び立つヒロインがちょっと格好良い。

さて、今回は順当に文化祭の出し物でトップを取った御褒美として、オープン前の拡張現実を応用したテーマパーク、ワールドアヴァロンに遊びに行くお話。
ワールドアヴァロンの技術凄ぇぇぇええええええええええ!!これは遊びに行ってみたい。
前巻の八久住さんの告白でギクシャクしまくりの人間関係。秋人は全てのタロットを封印するまでは、そんなことは考えられない。俺が先に幸せになってはいけないという考えで、答えを保留。これでアニメ化でも決まっていたら、引き伸ばしキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!と言うところだが、生憎何一つメディアミックスしていないので、まぁ、これはこれでアリな答えかなぁ。

そんな中、ワールドアヴァロンという施設の特性を利用して、“魔術師”が襲いかかってくる。完全に秋人の敵というよりは、秋人に成長を促してくれた感じ。タロットと『憑依』された女の子達も絆を強めたようだし、一段階パワーアップ出来たか。

“魔術師”によると、“白”というのは“世界”のことらしい。彼女と言っていたので、どうやら女性らしい。
また、彼女は“時忘れの魔女(リトル・エンドレス)”を傍から離してはいけないという助言を残していく。これって確かアメジスティアのことだけど、折悪く、この戦いの後、アメジスティアは秋人への想いを絶ち切ろうとするんだよな。
彼女は秋人にとっても、「あの男」にとっても切り札となるらしいが……。
“魔術師”はこの巻で封印出来たので、残り六枚。

そのときがくるまで、結夏に関する占現を行ってはならないとは一体どういう意味なのか。
そして、真冬が辿り着いた四季ばあちゃんの過去に見えた双子の弟、久遠とは?全てはばあちゃんの掌の上なのか?
うぉぉおおおおおおお、テンション上がってきたぜぇぇぇぇええええええッ!!!!

ところで体育祭とかは、ばっさりカットされたみたいだけど、『ぷちふらぐめんと。』二巻用に回されたとかだろうか。それとも別に語ることもないや、みたいな?

というわけで八巻でした。さやかさんのフラグ立ちの早さは異常。籐子様は更に強固なフラグが立ったみたいだし。
滅多に顔が出て来ないから忘れがちだけど、秋人ってイケメンなんですよね。

そろそろメディアミックスの一つや二つ、あっても良いと思うんだ。正直、これがアニメ化決まったら狂喜乱舞する。
次は二月に『放課後限定勇者さま。』二巻。いや、それよりもこちらをですね……。

燃:A- 萌:A- 笑:C+ 総:A

アニメ

勇者特急マイトガイン DVD BOX II

「人間は果たして、困っている全ての人を救えるものかねぇ」

舞人が老人ホームを建設に出資していることがニュースになっているのを見たビトンは彼の人気者っぷりに嫉妬し、自分もお金をばら撒くことを考える。
普段のビトンからしたら、あのねずみ小僧の格好はNGだと思うんだけど、ノリノリだったよな。不思議。

サリーの今回のバイトは紙芝居。いつものおじさんのピンチヒッターらしい。手広過ぎるぜ……。で、また仕事中に脱線します。

結局、所有欲が勝って、お金をばら撒くなんてことには耐えられないビトンというオチがつくわけだが、巨大金庫が丸ごと吹っ飛んだ旋風寺家の財政は大丈夫なんだろうか。

マイトガンナーとの合体は今回も無し。

燃:A 萌:C+ 笑:B 総:B+

勇者特急マイトガイン DVD BOX II
勇者特急マイトガイン DVD BOX II ビクターエンタテインメント 2005-11-23
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ガガガ文庫,雑記

今月創刊のメディアワークス文庫は16日発売だったが、そこまでがっついて欲しいものが無かったので、ガガガを買いに行くついでにしました。ブツは、

・シアター!
・ささみさん@がんばらない
シアター! (メディアワークス文庫)ささみさん@がんばらない (ガガガ文庫)

の二冊。あと、『ほうかご百物語』を一冊くらい買おうかと思ったら、既刊が全く無かったので、いつも通り、

・アスラクライン⑨ KLEIN Re-MIX(新装カバー)
アスラクライン〈9〉KLEIN Re‐MIX (電撃文庫)

を購入。

メディアワークス文庫はそれなりの売れ行きのようで、『陰陽の京』は売り切れ。『ケルベロス』はラス一。『すべての愛がゆるされる島』はどうだったかな。
陰陽ノ京 月風譚 黒方の鬼 (メディアワークス文庫)龍盤七朝 ケルベロス 壱 (メディアワークス文庫 ふ 1-1)すべての愛がゆるされる島 (メディアワークス文庫)

何にせよ、装丁のセンスの古さに愕然とした。BGBの仲間達も驚いていたので、オタに関しては共通認識と思って良いだろう。
折り込みチラシもすっごい地味なの。極力イラストを廃しようとしているみたい。

来月からは25日発売になるそうで。何……だと……?スーパーダッシュ大丈夫?
特に気になる新刊は無いかなぁ。

ガガガは相変わらずラインナップがカオス過ぎるw
そんな中、『とある飛空士の追憶』が映画化決定。何が怖いって、アニメ映画とはどこにも書いていないのが怖い。
『人類は衰退しました』は月間IKKIでコミカライズ決定。ああ、きちゃったか……。

今後の新刊予定としては、二月に『ラ・のべつまくなし』二巻が。続刊は難しいんじゃないかなと思っていただけに嬉しい。

今月も全プレあり。応募券二枚で目録。応募券一枚しかねぇええええええ!!と思っていたら、後輩のユッケが応募券を譲ってくれることになりました。何と素晴らしい後輩か。感謝感謝。

19日発売の一迅社はフライング無し。九月は同じ日程でフライングしてたんだけどなぁ。配本量が少ないからフライングしなかったのかな。

アニメ,電撃文庫

「構わん。そのための乃木坂だ」

お父さんwwwwwwww
裕人の見せ場の直後にやらかすから、全部持っていかれた印象。中の人、本物じゃねーかw

さて、茅原の企みに騙された裕人は春香から距離を取ろうとする。そんな彼に一歩を踏み出す決意を固めさせてくれる周囲の人々。
姫宮みらんがここまでキーパーソンとして絡んでくるとは思わんかった。
裕人を春香の元へと向かわせる椎菜に泣ける。

で、オーディション会場で、「傍に居てほしいんだ!誰よりも傍に!!春香!!」などと叫ぶが、彼等の認識ではこんだけ言っても告白じゃないよ!
どないなっとるんだw

てっきりアイドルデビューの話で最終回までやるんだと思ってたんだけど、終わっちゃったね。最後はエピローグ的なエピソードになるんだろうか。

そうそう、『れでぃ×ばと!』の文庫CMが始まりましたが、ナレーションはセルニア嬢なのかよw
ちょっとは朋美にヒロインらしい役回りをですね……。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

乃木坂春香ガ全テ
乃木坂春香ガ全テ

電撃文庫

デュラララ!!×2 (電撃文庫)

著:成田 良悟 イラスト:ヤスダ スズヒト

「なッ……う、浮気かいセルティ!?俺に何か不満があるなら言ってくれ!?いや待って、ストレートに言われるとヘコムから、オブラートで三重ぐらいにくるんで言ってくれ!割合で言うなら、7ホメ3ケナシぐらいの勢いでッ!」
『安心して。不満なんて無いよ』

シリーズ第二弾。発売が二〇〇五年の三月ということで、一巻から実に十一ヶ月空いている。その間は『バッカーノ!』とか『ヴぁんぷ!』とかを出していたのからと思ったけど、後書きでは復帰第一弾って書いてあったから、暫く成田さんの新刊自体が出てなかったんだろうか。

作中では一巻から、およそ一年が経過している。早ッ!電撃文庫MAGAZINEの対談では、帝人達を大学に進学させるというアイデアを担当さんに止められたって言ってたから、成田さん自身はもっと大胆に時間を進めたかったっぽいな。

今回はピンナップの裏側に目次が。ピンナップに目次が付いている作品って珍しくね?

さて、一巻ではあまり活躍しなかった人々にスポットが当たる第二巻ということで、一巻ではセルティと並んで主役級だった帝人の出番が殆どありません。
これは『バッカーノ!』と同じ群像劇らしい展開だな。

電撃文庫は『ルナティック・ムーン』や『空ノ鐘の響く惑星で』等が登場。そうか、まだ『ルナティック・ムーン』がリアルタイムだった頃の作品なんだ……。時の流れを感じさせるぜ……。

ラストでは仲の良いクラスメイトである筈の帝と杏里と正臣が、それぞれ池袋の三大勢力のトップであることが判明する。えっ、何か鬱になりそうな気配!

後書きは一ページしかないので、どんどんポイントが小さくなっていく仕様です。無駄に手間かけてるなぁw

『バッカーノ!』のときもそうだったけど、面白い巻とそうでない巻の差が激しい気がするなぁ。
あと、俺はそんなにセルティに萌えないです。

ところで、『池袋ウエストゲートパーク』のGボーイズについて、原作とドラマの違いに言及するシーンがあるんだけど、ついこの前読んだ筈なのに、全然内容思い出せないんだぜ。

燃:C 萌:B- 笑:B 総:B

バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫)
バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫)

アニメ,電撃文庫

「私、夏目君に呼ばれるの、好きです」

某感想サイトで見て納得したんだけど、前回のラストで《黑鐵・改》が二人の操緒の力でパワーアップしたのって、アニメでは《黑鐵》と《白銀》が融合して、《黑鐵・改》が造られているから、副葬処女の受け皿も二体分あったということなのかもしれない。
原作では《白銀》のスペアパーツを使って修理したんじゃなかったっけ。

二巡目に戻ってきた智春達。崩壊した鳴桜邸の庭には朱浬さんとヅカ王子が倒れていた。ヅカ王子は病院へ搬送。朱浬さんは王立科学狂会に連れていかれた。

二巡目の鳴桜邸は瓦礫と化したが、一巡目の直貴が鳴桜邸を一緒にこちらへ跳ばしてくれたので、そこで生活することに。
翌朝になると、何事もなかったかのように、復活している奏っちゃん。

何と前回の戦闘中の口約束だけで契約が成立していたらしい。何……だと……?そんなにさくっと契約出来ちゃうのかよ!エロ要素をばっさりカットしてくるとはな……。
こちらに戻って来たときに、まだ眠っていたのは智春が向こうでは悪魔化していたために契約が完全には成立していなかったからだそうで。
完全に成り行きでやっちまった契約だな。

で、使い魔の登場となるわけですが、ペルセフォネ、フクロウになってるー!?こいつって、原作では秋希さんのペットだった黑鐵なんじゃ……。
でも、テンションマックスの奏っちゃんがとても可愛いです。

炫部長達が三巡目に跳ぶには中央渦界域(セントラル・ボーテックス)を安定させなければならず、それのは十日ほどかかるらしい。
それを知った智春は英気を養うことに。

洛高に行くと、佐伯兄に呼び出され、智春は第三生徒会長に任命される。冬流会長が離反し、朱浬さんも居ない今、確かに智春が適任となるのか。

六夏会長達のお見舞いでは、会長が片目を失明していることが判る。え、これ、オリジナル展開だよね?何か意味あるの?ロクに活躍の場も無いのに……。きっと最終回で活躍するんだよね?

成り行きとは言え、契約してしまい後に引けなくなった智春は奏っちゃんに告白する。
しかし、操緒は智春は最後には必ず自分のところに戻ってくると確信しているのだった。冷静に考えると、操緒怖ぇぇぇえええええ。
操緒とペルセフォネが並んで飛んでいるシーンは何だか感慨深いな。

一方、氷羽子の目的がこの世界の成り立ちを知りたいというものに変更されていた。まぁ、蹴策の存在カットされちゃったしなぁ。
炫部長はGDの詰め所を襲ったときに奪った《翡翠》、《薔薇輝》、《蒼鉛》の祭壇を使い、《鋼》だけでなく、この三体の機巧魔神も支配下に置いたよう。どういう理屈か、色が変わってました。
どういう仕組みなのか全く理解らん。更に、四体の機巧魔神の力で中央渦界域を暴走させて、三巡目に跳んだようだが……。

そういえば、成長したニアの夏服が見れるのってアニメだけなんじゃね?
エンドカードの用語紹介は「ペルセフォネ」。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B 総:A+

アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)
アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)

あとみっく文庫,雑記

今年の七月にキルタイムコミュニケーションが創刊した自称ライトノベルレーベル、それがあとみっく文庫である。
公式サイトには「二次元ドリームノベルズっぽいノリを継承しつつ、カラーイラスト増量&文庫サイズで手軽に楽しめます!今のラノベじゃ物足りない!と思っているアナタに送る、ちょっとエッチなライトノベルレーベルです」などと書いてある。

先日、このレーベルの『借金お嬢クリス』を読んだので、創刊から、これまでにレーベル全体から受けた印象をざっと記しておく。

どう見ても美少女文庫です。本当に有り難う御座居ました。

だって、このレーベルがラノベ扱いされてんの見たことないもの!
行きつけの書店ではラノベはシュリンク等がされていないのだが、あとみっく文庫にはビニールが巻かれ、更に二次元ドリーム文庫の隣に陳列されていた。一度、新刊がラノベ新刊台に置かれたことがあったが、すぐに消えたので、恐らくただ置き間違えただけだったのだろうw

ブックオフではがっつり美少女文庫のコーナーにあったし、アマゾンやe-honでも官能文庫扱い。
新刊情報を掲載しているサイト、ラノベの杜でもジュブナイルポルノ分室に掲載されてるし、『このラノ』でも一切触れられていない。

ネットで感想書いてあるサイトを探しても、基本的にラノベ感想サイトには書かれていない。どこになら書いてあるかと言うと、美少女文庫のレビューサイトです。

帯に書いてある「今のラノベじゃ物足りない!と思っている貴方に!」も、きっと「今のラノベ(のエロス)じゃ物足りない!と思っている貴方に(送る美少女文庫)!」という意味に違いない。

これで内容がおとなしかったら、擁護のしようもあるんだろうけど、全然ないよ!がっつりエロイよ!
これでちょっとえっちなら、『H+P』とか『ハイスクールD×D』なんか、国語の教科書に載せられるわ!
編集部基準で凄くえっちって一体……。乱○パーティーとかか?

結論、あとみっく文庫は美少女文庫。

あとみっく文庫

借金お嬢クリス 42兆円耳を揃えて返してやりますわ (あとみっく文庫 4)

著:筑摩 十幸(ちくま・じゅうこう) イラスト:了藤 誠仁(さとふじ・まさと)

「わたくしはとっても心が広くて優しいの。貧相な虫ケラみたいなあなたでも慈悲の心をもってたすけてあげましょう」
女の子はサラリとひどいことを言いましたが、彼女にとって世のほとんどの人々は虫ケラ同然なので、セイレイを特別蔑んでいるわけではありません。平等に見下しているだけなのです。

あとみっく文庫九月の新刊。某書評サイトが取り上げているのを見るまでは、存在すら知らなかったんだが、タイトルを見た瞬間、ビビっときたので、新しいラノベレーベルということもあって、買ってみました。

結論から言うとですね、どう見ても美少女文庫

(ジュブナイルポルノ)です。

本当に有り難う御座居ました。

超お金持ちのお嬢様クリスはある日突然、家が多額の借金を背負ってしまい、借金返済のため、武装精霊となり、異世界の住人達と戦うことになる、というお話。

総扉が触手だったものの、開始八十ページくらいまでは普通のちょっとえっちな戦闘ヒロインものっぽかったのに、百ページ目にさしかかる頃にはガチでエロシーンでした。
よく、この内容でラノベって言ったな、編集部w

ファンタジア文庫の『デビル17』が何だかんだで控えめな表現だったということがよく理解りました。

武装精霊とかカードを使っての戦闘とかは作り込めば面白くなりそうだが、いかに無理なくエロ展開に持っていくかのギミック扱いですよ。そりゃそうか、美少女文庫だもんな!書いていて段々ヤケクソになってきましたよ。

十二月に二巻出るけど、ラノベじゃないし、もういいかなぁ……。

燃:C+ 萌:A+ 笑:C+ 総:B+

みなごろしの学園―デビル17〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)
みなごろしの学園―デビル17〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)