富士見ファンタジア文庫,雑記

見送っていた新刊を買ってきました。

・絶対服従カノジョ。 3.いいか、俺に服従してくれ!(ファンタジア文庫)

の計1冊。

富士見ファンタジア文庫

絶対服従カノジョ。2.いいか、俺の布団には入ってくるなよ? (富士見ファンタジア文庫)
著:春日 秋人 イラスト:樹人

「自分の家がなくなっちゃったのに、のん気に寝ちゃってるマナ。バカカワイイです!」

2012年5月の新刊。約4ヶ月半週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、見事両想いになったかに見えた伊織とマナだったが、お互いの想いは噛み合っているようで噛み合っていないような……。
そんな折、魔眼の効力が消え、住んでいる場所を追い出されたマナが伊織の家に居候することになり……というお話。

居候話で1冊引っ張っても良かったと思うんだけど、後半はテストの骨休めで別荘に行くことに。
うーむ、伊織の姉妹達も登場して、どきっ!女の子だらけの雛谷家お泊まり大会、みたいな展開を期待したんだが……。
もっと、お姉ちゃん達や妹を活躍させても良いのよ?ってか、妹の琴音は絡んできそうなのだが……。

そして、うっかり自分に魔眼の力を使っちゃったマナ。伊織を嫌うという命令をしてしまったが……というところで続く。
完全に噛ませ犬な幼馴染みソフィアも何やら決意を固めたところで、次は2012年9月に3巻『いいか、俺に服従してくれ!』。
引きといい、このサブタイといい、完結臭がプンプンするぜ……。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:A-

シリーズリンク
絶対服従カノジョ。 1.いいか、魔眼はつかうなよ?(2012/01)
絶対服従カノジョ。 3.いいか、俺に服従してくれ!(2012/09)

富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス21 ウィンター・フォール 上 (富士見ファンタジア文庫)
著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊

そういうことか。
そういうことだったのだ。
ルッケンスの創始者も、遠い昔の天剣授受者もそういう人物だったのだ。
どうしようもない戦闘狂だったのだ。
サヴァリスは異端などではなく、正しく先祖に返っただけだったのだ。

2012年7月の新刊。約2ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。本編進行は何と実に11ヶ月振りでござる。
初の上下巻構成でクライマックス突入。
表紙はレイフォン、ハイア、本性を現したレヴァンティンということで、随分とストイックな仕上がりに。

初回生産限定として、カバー裏に描き下ろしイラストが。22巻とセットで1つの絵になるらしいけど、こっちが女の子だけってことは、次は野郎連中ばかりになるのだろうか……。
ってか、ポスターっておま、文庫のカバーを広げて飾れってか……。

さて、グレンダンを襲撃するレヴァンティン。その圧倒的な強さの前に、次々と倒れていく天剣授受者達。
って、レヴァンティン強過ぎワロエナイ
天剣授受者達は敗北どころか、カウンティア、リヴァース、カルヴァーン、ルイメイ、サヴァリスが死亡
おいおい、もう半分近く退場したじゃねーか。くそー、一度は12人揃い踏みが見たかったのになぁ。

そして、何やかんやで、再びリーリンの前に立つレイフォン。彼は家族を守るためにグレンダンに戻って来たのだ。
もしかして、元正妻にも、まだワンチャン残されてるのか?まぁ、そうなったら今回出番の無かったニーナが不憫過ぎるが。

次は2012年10月に22巻『ウィンター・フォール 下』。
このタイミングで上下巻構成なんて、次で終わりとしか思えないんだけど、どうなんだろう。

燃:A- 萌:B+ 笑:C 総:A-

シリーズリンク
鋼殻のレギオス20 デザイア・リポート(2012/04)
鋼殻のレギオス22 ウィンター・フォール 下(2012/10)

新潮文庫

月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫)
著:小野 不由美 イラスト:山田 章博

「天命をもって主上にお迎えする」
「御前を離れず、詔命に背かず、忠誠を誓うと、誓約申し上げる」
「━━許す」

もふもふ!楽俊もふもふ!

2012年6月の新刊。約2ヶ月1週間半の積み。『新装版 魔性の子』及び上巻と同時発売。
さて、行き倒れた陽子を拾った半獣、楽俊。彼の存在が荒んだ陽子の心を癒していく。
街中で、陽子に抱きつかれてDOKIDOKIしちゃう楽俊萌えと言わざるを得ない。

更には、陽子が胎果であるどころか、慶国の王、景王であることが判明し、事態は一気に好転に向かう。
上巻が散々過ぎた所為で、下巻が希望に満ち溢れているように思える。
陽子の成長っぷりに胸が熱くなるな!

陽子が十二国のことを学ぶ形で、読者も一緒に、この世界のことを学ぶわけだけど、設定読むの楽しいです(^q^)
この時点で既に、戴がクライマックスになってることが語られてるんだよな。
今回の新装版で、ちゃんとその辺にケリつくんだろうな……。

どうでも良いが、この世界って、みんな、どうやって性欲処理してんだろうな。遊郭があるっつっても、みんながみんな通えるお金を持ってるとも思えんし。
まぁ、通えない層は性欲なんぞと言ってる場合じゃない暮らしなのかもしれんけど。

戦闘描写が少ないのは、元が少女小説だからなのかしらん。いや、戦闘好きじゃないから少なくて結構ですが。
ラストなんて、戦闘はバッサリカットだったもんなぁ。

次は2012年9月に『風の海 迷宮の岸』。

燃:A 萌:A 笑:C+ 総:A+

シリーズリンク
新潮文庫版 十二国記 月の影 影の海(上)(2012/06)
新潮文庫版 十二国記 風の海 迷宮の岸(2012/09)

富士見ファンタジア文庫

冴えない彼女の育てかた (富士見ファンタジア文庫)
著:丸戸 史明(まると・ふみあき) イラスト:深崎 暮人

「あのね、これはね、……運命のやりなおし」
「やりなおし……?」
「あのとき、せっかく劇的に出逢ったのに、そのあと劇的じゃなくなっちゃったわたしたちの、追試だよ?」

ファンタジア文庫2012年7月の新刊。約1ヶ月1週間半の積み。
タイトルの「彼女」は「ヒロイン」と読みます。
人気エロゲシナリオライター丸戸さんがラノベデビュー。どんどんエロゲ業界から流れ込んでくるな……。

最初は特に興味無かったんだけど、ドラマガの特集を読んで気になったので購入しようと思い立ちまして。
ところがどっこい、そう思っても発売直後に瞬殺でござった。
仕方なく、重版分を購入。帯自体は初版と共通だったので妥協しました。いや、妥協せざるを得なかった。
まさか、これほど早く売り切れるとは……。

イラストは、同レーベル『ぼくと彼女に降る夜』、MF文庫J『原点回帰ウォーカーズ』、GA文庫『アリス』シリーズ等でお馴染み、深崎暮人さん。

さて、消費型オタの主人公、安芸倫也(あき・ともや)はある日、加藤恵という少女と運命の出会いを果たす。
しかし、恵は実に目立たないモブキャラのような女の子だった。
運命の出会いに創作意欲を刺激された倫也は彼女をヒロインに据えたゲームを作ろうとするが……というお話。

今回はゲーム作成のためのメンバー集めといった感じで、完全にプロローグ。濃ゆいキャラ紹介か。
倫也は重度のオタながら、妙に法律に対しては真面目で、18禁ゲームはプレイしないそうな。
こういうタイプの主人公は珍しいんじゃないか?

ちょこちょこ出て来る業界ネタが面白い。売り切れ続出のゲームの探し方は実に興味深かった。

イラストに深崎さんを起用しているから、挿絵はサービスカットがいっぱい!かと思えば、全然そんなことねぇ。
むしろ、サービスカットと呼べそうなものは1枚もない。あまつさえ、倫也が目立っている挿絵がそこそこある。
これはガチで売ろうという意気込みなのか……?

そんな具合で1巻でした。前述したように、プロローグなので、これだけでは判断つけ難いなぁ。
次は2012年11月に2巻。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
冴えない彼女の育てかた <2>(2012/11)

 コミカライズリンク
冴えない彼女の育てかた <1>(2013/08)
冴えない彼女の育てかた ~egostic-lily~ <1>(2013/07)
冴えない彼女の育てかた 恋するメトロノーム <1>(2014/04)

アニメリンク
冴えない彼女の育てかた #0「愛と青春のサービス回」

イラストリンク
アリス×アカデミィ -彼女のついたウソ-(GA文庫、2012/04)

アニメ,ファミ通文庫

「うら若き乙女が母乳なんか出るか!!」

青木さん

マジかっけぇぇええええええ!!

ここにきて、まさかの新OP……だと?しかも男性ボーカル。『ココロコネクト』で男性ボーカルって発想は無かったわ。

さて、『カコランダム』中編。唯と青木フィーチャー回です。
やっぱり太一より青木の方が格好良く見えちゃうなぁ。うーむ。

中学時代の彼女、菜々と会い、自分の想いを再確認する青木。
これ、一方的に会いに来られて勝手に決着された奈々は被害者な気が……。

はいはい、EDで好きになってきた好きになってきた。
次回で『カコランダム』はクライマックスだけど、そのまま最終回なのかしらん。

燃:B 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
#11「気づきを与えられて始まったという話」
#13「この五人がいれば」

スーパーダッシュ文庫,雑記

予約していなかった分を買ってきました。ブツは、

・オトメ3原則! <2>

の計1冊。
まだ1巻を読んでないんだけど、うかうかしてると初版が消滅しそうだったので見切り発車しました。まぁ、松さんだから1巻切りってことはないだろう、と。

角川ビーンズ文庫

少年陰陽師 願いの証に思い成せ (角川ビーンズ文庫)
著:結城 光流 イラスト:あさぎ 桜

届いたのに。
確かに届いたのに。

きっと、ずっと、後悔する。
あのときその手を、はなさなければと━━━━。

2011年10月の新刊。約11ヶ月3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
通算34冊目にして、籠目編第4巻。

さて、播磨の里へと辿り着いた昌浩達。蛍の過去を知り、これまたお腹の痛い展開とはいえ、昌浩自身は、ようやく一息つけたかなぁという感じで。

と思っていたら、今度は都がえらいことに。まさかの中宮、定子死亡という。なんだかんだ言って耐えるんじゃねーのと思ってたけど、そうか、史実に存在する人物は耐えられないんだな……。
ってか、ウィキペディアを読むと、結構悲惨な人生だな、この人……。

彰子は彰子で、うっかり定子様の病気が治るなんて言っちゃったもんだから、大変なことに。
とにかく、鬱な鬱な方へと舵が切られていくが……。

昌浩をよく知る人達は、彼には人間相手に呪詛を掛ける覚悟は無いから、彼が犯人というのは有り得ないと考えてるけど、それなら、いずれ昌浩が人間相手に呪詛を掛けるエピソードがあるんだろうか。
また、お腹の痛くなりそうな展開だな……。

後書きでは、つばさ文庫のアンソロジー『初恋ストーリーズ』に、現代版の中編が収録されていると、さらーっと書かれている。
そういうことはもっと大々的に言ってくれよ!全然知らんかったわ!くそー、今からだと初版を押さえるのは難しいだろうしなー。

また、デジタル野生時代で晴明編が連載だとか。一応、晴明編は大人向けというスタンスなのか……。

書き下ろしペーパーは『モンスター・クラーン』とセットの両面仕様。この次に出る『モンスター・クラーン』にも書き下ろし両面ペーパーが付いているらしい。
いやいや、こんなところでハートフル要素出してないで本編で出せよ……w

次は2011年11月に『モンスター・クラーン 虚構の箱舟』、2012年2月に『朝の雪と降りつもれ』、5月に『モンスター・クラーン 迷宮の歌姫』、7月に『ひらめく欠片に希え』、10月に『こぼれる滴とうずくまれ』、秋に『モンスター・クラーン』5巻。

燃:B+ 萌:B 笑:C 総:A

シリーズリンク
少年陰陽師 さやかの頃にたちかえれ(2011/06)
少年陰陽師 朝の雪と降りつもれ(2012/02)

アニメ,ガガガ文庫

「今日も人類は絶賛衰退中です」

調停官さんの過去編後編にして最終回。調停官さんが、いかにしてYと仲良くなったかが判る。
その過程で、のばら会のメンバーの隠された本性が次々と明らかになっていくが、ヤンデレの描写が怖過ぎワロタ状態でした。
今回のエピソード、やたら殺伐としてんな!

最後は一応、締めっぽくなってた……かな?

総評

ってなわけで、ガガガ文庫初のテレビアニメ化作品『人類は衰退しました。』全12episode、これにて終了。
まさかまさかのダークホースだったな……。正直、期待度で言えば最下位クラスだったわ……。

可愛らしい外見と声の妖精さん達から発せられる毒のある発言の数々や、自由度高過ぎるストーリー展開が軽快なテンポで描かれていて面白かった。

そして、何と言っても調停官さんの可愛さよ。俺の好みにジャストミートだった件。

2期は、どうだろうなー。評価自体は良かったみたいだけど、2期に繋がる雰囲気ではなさそうというか……。うーむ。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
episode.11「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」

アニメ,電撃文庫

「生で!」
「生で!?」

誾さんってボケることはあっても、ボケに翻弄されることは少ない気がする。旦那を寝取られ寸前の誾さん萌え(ぉ

さて、加速するアルマダ海戦。シロジロが1人『とある科学の超電磁砲』状態で吹いた。
一発目は意識してないと言われても信じられないレベルで超電磁砲だった。

心折れそうな一般生徒のやり取りはカットされるかと思ったけど、しっかり残っていて感動しました。
まぁ、その後にトーリの台詞が続くからってのもあると思うが。

にしても、トーリはホントに、ずっと全裸だな!ゆくゆくは女装で可愛くなると思えば、それはそれで胸熱。

そして、しっかり出て来るカレーにクソワロタ
絶対コメンタリーでイジられるわーって思ったけど、よく考えたら話数的に、この回は多分コメンタリー無いな……。

二代VS誾さん決着で、特殊EDへ。宗茂と誾さんの馴れ初め?を描いた回想シーン。
というわけで、次回いよいよ最終回です。

ってか、どの戦闘もクオリティ高過ぎてドン引きするレベル。
ところで、『さくら荘のペットな彼女』番宣キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

燃:A+ 萌:A+ 笑:A 総:S-

エピソードリンク
第11話「花畑の合格者」
最終話「境渡りの欲深き者達」

ソフトリンク
境界線上のホライゾンⅡ <Ⅶ>(初回限定版)