アニメ,映画

サマーウォーズ [DVD]
「よろしくお願いしまぁぁぁぁああああああすッ!!」

きっかけ

たまたまザスニを立ち読みしたときに『ムシウタ』の岩井さんがクライマックス間近の『ムシウタ』を放ったらかしてノベライズを書くということで知ったのが最初。

で、2009年の夏に『エヴァ』のテレビシリーズが一挙放送されたきに、おまけコーナーとして付いていたのが『エヴァ新劇場版』と『サマーウォーズ』をセットで解説したものだった。

それで、ぼんやり劇場版『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』っぽいなー、面白そうだなーと思うように。

公開されると、周りが面白い面白いと大はしゃぎ。今潤君は映画館でもう一回観たいとか言うし、なつゆきさんは「カ・ズ・マ!カ・ズ・マ!」って連呼してるし。

基本的に俺の映画に対するスタンスって、面白そうと思いつつも、何だかんだでスルーしてモチベーション下がってそのままというものなんだけど、DVD買ってテンション上がってるなつゆきさんに触発されたので、借りてきました。観るまで、主人公の名前がカズマだと思っていたのは秘密。

導入

仮想世界OZが一般に浸透し、あらゆることがOZ内でデジタルデータ処理が可能になった近未来の日本。
数学が得意なこと以外はごく普通の平凡な高校生、健二が学校のアイドルである夏希先輩のフィアンセとして、彼女の親戚山盛りに紹介されるところから物語が始まる。何このDOKIDOKIシチュエーションw

全部見終わってから気付いたんだけど、健二は物理部、夏希先輩は剣道部所属。じゃあ、2人の接点って一体何だったの?

親戚ご紹介

正直多過ぎて、1回観ただけじゃ全然把握出来ねぇ。いやまぁ、メインどころが判ってれば問題無いんだが。
解説書見ると、結構みんな色々設定されてるのね。と言うか、みんな思ってたよりも年齢高いのな。

キングカズマ

正式名称ワーラビモンとか言われても驚かない。というくらいにデジモンに見える。途中で何故か髪の毛がわさっと生えるんだけど、あれは一体……?王座から陥落したからかな。
ゴーグル付きの方が格好良いと思うんだけど。

さよならおばあちゃん

話の流れ上、死なないといけないのは理解るんだけど、良いキャラだっただけに勿体無いなぁ。

ラブマシーン

OZ世界に出現したハッキングAI。VSキングカズマ第1ラウンドのときのデザインが秀逸。ここからどんどんアカウントを奪って巨大化していくわけだが、まさにディアボロモンである。

一致団結する家族

並び立つ陣内(じんのうち)家アバターの図は燃える。花札のルール知ってたら、もっと楽しめるのかなぁ。うーむ。

集う心、膨らむ願い

人類最大の危機に立ち向かう陣内家の力になるため、世界中からアカウントという名の想いが届く。しつこいようですが、『ぼくらのウォーゲーム』と重なって見えて仕方ないんだよ!!
デジヴァイスがあったら、確実にデュギャンデュギャンデュギャーンってなるところ。

健二の最終決戦

ハッキングされた所為でクライシスなものが飛んでくるところまで、『ウォーゲーム』をなぞらんでも……と、この辺になると思えてくる。
鼻血噴きながらの最後のエンターキーは燃えどころ。真似したくなるw

佐久間

健二の物理部の友人。ジャンケンに負けたばっかりに夏希先輩のフィアンセ役もやれず、1人学校に残って、健二のサポート。実は相当活躍してるんじゃないかと思うが、最後まで日の光当たることなく。

最後なんて、健二と夏希先輩は良い雰囲気になって、ちゅっちゅしてるってのに、佐久間の扱いときたら……!

まとめ

見れば見るほど、『ぼくらのウォーゲーム!』な件。あれでやりきれなかったところを思い切りやっているという印象もある。
こういうと、マンネリって言ってるみたいだけど、ストーリーテリングは秀逸で2時間という長尺をあまり感じさせない作りとなっている。あ、でも高校野球の下り要るかなぁ。夏の風物詩ってことなのか。

問題は俺の中でハードルが上がり過ぎていたこととCMでネタバレし過ぎなことだな。だって、衛星落下とか浴衣姿の夏希先輩とかまで映ってたんだんぜ。

取り敢えずこの後、健二と夏希先輩がどうなったのかkwsk

燃:A 萌:A- 笑:B+ 総:A+

デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!/デジモンアドベンチャー【劇場版】 [DVD]
デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!/デジモンアドベンチャー【劇場版】 [DVD]

HJ文庫,ファミ通文庫,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,雑記

いつも通り、1日フライングで31日発売。ブツは、

・薔薇のマリア 13.罪と悪よ悲しみに沈め
・妄想少女3 決戦は夏コミ最終日!
・記憶の森のエリス2 胸ペタ×初恋の少女→大混戦
・少年陰陽師 千尋の渦を押し流せ
・彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女
・死なない男に恋した少女 6.死喰いのドウケ
薔薇のマリア 13.罪と悪よ悲しみに沈め (角川スニーカー文庫)妄想少女3 決戦は夏コミ最終日! (角川スニーカー文庫)記憶の森のエリス2 胸ペタ×初恋の少女→大混戦 (角川スニーカー文庫)少年陰陽師 千尋の渦を押し流せ (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女 (角川ビーンズ文庫)死なない男に恋した少女6. 死喰いのドウケ (HJ文庫)

の計6冊。

スニーカーは新シリーズ『ベリーベリー・エンジェルス』に初回限定特典としてトレカが封入。えらい手間掛かってるな。
『末代まで!』2巻は何か『グレンラガン』終盤のシモンのサングラスみたいなのを掛けてる婆が出てるんですが……。
『ガンダムUC』はスニーカー版と角川文庫版があることに最近気が付きました。
ベリーベリー(クロベタハート)エンジェルス 理事長閣下の特務機関!? (角川スニーカー文庫)末代まで! LAP2 丑三つトライアングル (角川スニーカー文庫)機動戦士ガンダムUC(3) 赤い彗星 (角川スニーカー文庫)

『R-15』と『シュガーダーク』がそれぞれ少年エースとヤングエースでコミカライズ決定。
また、『妄想少女』と『末代まで!』はドラマCD化決定。
え、何この大攻勢。『妄想少女』は読者投票企画まで動いてるし。これが電撃やスーパーダッシュなら、ああアニメ化ね、と思うわけだが、スニーカーは今一番勢いのある『ミスマルカ』でさえアニメ化してないから、ちょっとメディアミックスしただけで終わりそうな気もするなぁ。

来月は森橋ビンゴさんがスニーカーに殴り込み。それと、日日日さんが新シリーズ立ち上げ。『爆裂天使Xサン』って、あのアニメの『爆裂天使』と関係あんのか?考え過ぎかな。

ビーンズ文庫では『少年陰陽師』に初回限定チラシがあると知っていたにも関わらず、店先では完全に失念しており、帰ってきてから思い出す始末。ちゃんと入っていて良かった……。
つーか、『少年陰陽師』と『彩雲国』が同時発売って珍しいんじゃね?

角川文庫からイラスト無しで『GOSICK』が出たときに、遅れてイラスト付き版も出るというから、どうなるのかと思っていたら、どうやらビーンズ文庫から出るそうで。
また、アニメ化企画進行中。随分と前に噂が出たときは京アニって話だったけど、どうなることやら。何にせよ、視ないといかんなぁ。

HJの新シリーズ『笑わない科学者と時詠みの魔法使い』と『ストラトスフィア・エデン』は取り敢えずスルー。

来月は新シリーズ『はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ)』と『突然騎士になってムフフな俺がいる』がタイトルで気になる。

そういや、先月出た『おれと天使の世界創生』は前シリーズ『たま◇なま』と何かしら関係があるらしいですね。

ところで、今月はファミ通文庫は買うものが無かったんですが、少し気になる話があるので、メモっておきます。

『B.A.D.』が早くもFBonlineで連載開始。そんなに人気あるのか。まぁ、好きな人は好きそうだもんなぁ。

『“文学少女”』は映画公開だけでなく、短編DVDを3本発売するそうで。更に勢いに乗ってテレビシリーズまでいったりするんだろうかなぁ。
ちなみに劇場版は『慟哭の巡礼者』編だそうな。
つーか、関連書籍出し過ぎw
イラスト集はちょっと欲しいかな。

『鋼鉄の白兎騎士団』は次で第1部完結。体の良い打ち切りなのか、大きくストーリーが動くのか。


京都新聞の夕刊には週1回、CDの売上が邦楽、洋楽、それぞれ載るんだけど、『ゴセイジャー』と『ハートキャッチプリキュア!』の主題歌CDがトップテンにランクインしていて吹いたw
そりゃ普通のCDの売り上げが落ちた分、オタ系のものが上位に上がってくるのは理解るんだけど、アーティストパワーが無くても、こんなに強いんだ……。


年々自由時間が減ってきているので、1年くらい前からニチアサキッズタイムとラノベ原作以外の番組はなるたけ視ないようにしようと思ってるんだけど、4月からの視聴必須作品の多さは異常。数少ない所持漫画のアニメ化2本が同時にくるとか何なの。
2010年第1クールが、

・天装戦隊ゴセイジャー
・仮面ライダーダブル
・ハートキャッチプリキュア!
・デュラララ!!
・バカとテストと召喚獣
・戦う司書 The Book of Bantorra
・とある科学の超電磁砲
・天体戦士サンレッド(ケーブルテレビ)
・勇者特急マイトガイン(ケーブルテレビ)

の計9本。で、4月からが、

・天装戦隊ゴセイジャー(継続)
・仮面ライダーダブル(継続)
・ハートキャッチプリキュア!(継続)
・荒川アンダーザブリッジ
・KAMENRIDER DRAGONKNIGHT
・デュラララ!!(継続)
・ゼーガペイン(BS11)
・迷い猫オーバーラン!
・けいおん!!
・会長はメイド様!
・天体戦士サンレッド(ケーブルテレビ、継続)
・勇者司令ダグオン(ケーブルテレビ)

の計12本。何故ラノベと関係無いのが7本も固まるかな……(´・ω・`)
ってか、ラノベ原作2本しかねぇ!

MF文庫J

きゅーきゅーキュート!〈4〉 (MF文庫J)

著:野島 けんじ イラスト:武藤 此史

「あの子は、キュートのお隣さん」
「あの子は、キュートの隣人さん」
「ふたりを隔てるのは壁一枚!愛が芽生えぬはずがない!」
「ドアを開けてすぐの場所!ドキドキハラハラ超特急!」
「ヤバイね?」
「ヤバイよ?」
「キュート、ピンチ!壁のむこうにいるのは愛の狩人!注意しないと刺さっちゃう」
「なにが刺さるの?」
「そりゃあもちろん」
「「愛の矢ぉ(ラヴ・アロー)~」」
「危ないねぇ」
「危険だねぇ」


中古。買ったの1年以上前だった気がする。3巻読んだのも1年以上前なんだぜ。
表紙は黒媛と巴。これまた吸引力の高いイラストだな。総扉はパンツスタイルのスーツ+眼鏡の2人。どういうイメージイラストなんだ。
そういや『黒姫のユズハ』ってシリーズがあったなぁ。

さて、夏休み。3女のリイザがスターライトとの交流会という名目で浮遊島へとキュート達を連れ去ってしまう。
リイザは妹を地上に帰らせないような策を仕込んでいたが、これは夏休み期間だけのつもりだったのかなぁ。それともそのまま魔界へ連れ帰ろうとしていたのか。

地上に残ったのは『混沌とした実在』の所為で浮遊島に入れない理刀とそんな彼を気遣った黒媛の2人だけ。
キュート達が大変なことになっているとも知らず、うふふきゃっきゃ三昧ですよ!黒媛なんて、キュート達が居ないのを良いことにガチで理刀をオとす気ですよ!ああもう僕はどうしたら良いのかと!

最後はいつも通りクライシス展開に。そんな生死を賭けた展開要らんと思うけどなぁ。
こっ恥ずかしい文体は健在です。

中古なんで、2007年4月の折り込みチラシが入ってたんですが、たかだか3年前なのに、この頃ってまだ月の刊行点数が4、5冊だったのね。今じゃ、10数冊なのになぁ。
また、第3回MF文庫Jライトノベル新人賞第3次予備審査結果発表を見ると、途中で落選した人々の中に、おや?と思う名前がチラホラ見付かります。

HJ文庫から『スクランブル・ウィザード』でデビューしたすえばしけんさん、MFで最近『ゴミ箱から失礼いたします』でデビューした岩波零さん、MFで『二人で始める世界征服』でデビューしたおかざき登さん、電撃から『リリスにおまかせ!』でデビューした麻宮楓さんの名前を発見。こういうの探すの楽しいな。

燃:C 萌:A 笑:B- 総:B+

MF文庫J

図書館迷宮と断章の姫君 (MF文庫J)

著:おかざき 登 イラスト:ちゅ

「それにしても、貴様ッ!よ、よりにもよって九八ページを開いて凝視するなど、は、破廉恥にもほどがあるわッ!」

約1週間の積み。MF文庫J。デビューシリーズ『二人で始める世界征服』を5巻で完結させたおかざきさんの新シリーズ。何か色んな作品がごちゃまぜになったかのようなタイトルということで気になりました。

舞台は魔法が実在する現代日本。その中でも『書物』と呼ばれる本を用いて使用する読書魔法(リーディング・ソーサリー)にスポットを当てたラブコメ冒険ファンタジー。
冒険というのは図書館迷宮に入るのがダンジョン探索っぽいから。TRPG好きとかは結構ツボなんじゃねぇかな。

人化した『書物』イクミと出会った主人公、刻馬(こくま)は幼馴染みの少女、美々子と共に失われた彼女の記憶探しに協力することになる。
ぱっと見はMF大好きラブコメテンプレートっぽいんだけど、細かく作り込まれた世界観と普通に死人が出る展開がテンプレからは一線を画している。

どう考えても噛ませ犬なんだけど、刻馬と美々子の関係性が良いんだよなぁ。美々子可愛いよ美々子。

今回の敵ウィーゼルの正体なんかは中盤で大体予想がついちゃうけど、別に謎解きを楽しむ作品じゃないから、問題は無いかなぁ。
身近なところに敵が居るというのは同レーベルの『ダブルアクセス』もそうだったな。

MFは基本的に3巻までは出させてもらえるから露骨に引っ張るんだろうか。まぁ、露骨に続いてなくても、このクオリティなら2巻は読むけども。

燃:B+ 萌:A- 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
図書館迷宮と断章の姫君 <2>(2010/06)

著者リンク
この部室は帰宅しない部が占拠しました。(2011/05)

二人で始める世界征服〈3〉 (MF文庫J)
二人で始める世界征服〈3〉 (MF文庫J)

MF文庫J

神明解ろーどぐらす (MF文庫J)

著:比嘉 智康 イラスト:すばち

「こらっ、女の子は人前で無闇にペロペロしちゃダメだ!」

約6日の積み。MF文庫J。デビューシリーズ『ギャルゴ!!!!!』を6巻で完結させた比嘉さんが8ヶ月振りに登場。タイトルは「しんめいかい」と読みます。
表紙は帯を外すと、ぱんつが見えているようなそうでないような。

主人公、十勝は小学校中学校と自宅から徒歩1分で通える環境にあったので、友人達と喋りながら帰ったり寄り道したり、ということをしたことが無い。そんな彼はわざと家から遠い高校に入学し、下校ライフに情熱を燃やすのであった……という話。
下校という部分にスポットを当てているが、要するに最近流行りの日常モノです。

男性主人公1人に対してヒロインは3人。MFテンプレートですね、分かります。
1巻からいきなり水着とか出て来ると、この先大丈夫かと不安になる。確か、同レーベルの『まよチキ!』もいきなり水着だったな。

ストーリーは短編連作形式となっており、下校のときにすることに焦点が当てられていく。1人で荷物持ちとかあったなぁ。
下校にスポットを当てるって発想は面白いけど、これ、すぐネタ切れすんじゃね?いや、そんな長々と続けるようなタイプの作品ではないと思うけど。

少しだけ不思議要素のようなものがあり、それが今後どういう具合に話に絡んでくるか。今回はその片鱗が見えただけ。MFお得意のちょっと不思議要素ありのラブコメに落ち着くか。取り敢えずは様子見。

一人称文体はまぁ普通か。たまに『ギャルゴ!!!!!』を思い出させるノリになる。

タイトルの「ろーどぐらす」って要するに道草のことなんだろうけど、「神明解」って何だろう。辞書の「新明解」と関係ありそうだが……。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
神明解ろーどぐらす <2>(2010/06)

著者リンク
ギャルゴ!!!!!6 -地上波初登場大全-(2009/07)

泳ぎません。(2011/09)
覚えてないけど、キミが好き(一迅社文庫、2012/04)
転醒のKAFKA使い(ファミ通文庫、2014/04)
たまらん! メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった。(MF文庫J、2015/05)
キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った(ファミ通文庫、2017/08)

アニメ,ファミ通文庫

「蒔いた種は実った。今が刈り入れ時だ!」

どういうサブタイトルなんだw

何か玲姉さん、朝のシーンしか出て来てなくね?そりゃいきなり学校に来たらビックリするが。

さあ、いよいよAクラスとの試召戦争開始。これまでに少しずつ積み重ねてきた雄二の策が遂に発動する。
学年総出でAクラスを追い詰めていく展開は燃える。

久保君は明久の前で脱ぎ出すという暴挙に。どんどん可哀想になっていくな、この人w

そしてあと少しで勝利、というところで明久の黒金の腕輪が暴走、その隙を突かれてFクラスは敗北してしまうのだった。
次でラストだけど、どう落とすんだろう。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

バカとテストと召喚獣 (2) (角川コミックス・エース 256-2)
バカとテストと召喚獣 (2) (角川コミックス・エース 256-2)

MF文庫J

天川天音の否定公式〈3〉 (MF文庫J)

著:葉村 哲 イラスト:ほんたに かなえ

「相変わらず瑛子にゃん侮れないにゃ。雪道にゃんのこと理解しまくりにゃ……っていうか、あれだけ理解しててどうして関係が前に進まないにゃ」
「相手が雪道だからでしょ」

約2ヶ月1週間の積み。3ヶ月振りの新刊。表紙は順当にシロコ。
口絵が4ページは最早デフォルトなのか……(´・ω・`)

さて、夏休みということで瑛子の別荘に遊びに行く雪道達。そこで彼等は『領域』の人形であるコッペリアと出会うことに。
雪道相手に恋心を学ぼうとするコッペリアの出現でラブコメがブーストする。いやしかし、雪道の天然タラシっぷりは異常。翻弄される天音と瑛子が可愛いです。

あくまでもコッペリアはゲストヒロイン扱いということで一安心。これ以上ヒロイン増やされてもなぁと思うし。

人間らしさを少しずつ得ていくコッペリアだったが、それは御堂叶流の罠だった。やっぱり設定部分が理解ったような理解らんような。
でも、これで雪道が叶流を倒すべき理由が出来たか?

次は4月。今巻発売時点で既に発売が決定していたそうなので、勢いは衰えずか。

燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A-

アニメ,漫画

「ムキエビ先輩はアニマルじゃないよ!?」

先週は祝日で特別編成だったため、2週振りの放送。
いつの間にか。サンシュートがちゃんと大気圏外までちゃんと出るようになってた。しかし、ラストカットではホットプレートのコンセントを刺すために抜かれるワナ。

何でか理解らんが、アントキラーさんは別に嫌いじゃないのに、ムキエビ先輩は好きになれないんだよなぁ。不思議。

そういや、ナイトマンの話ってどうなったんだ。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:B+

天体戦士サンレッド 10 (ヤングガンガンコミックス)
天体戦士サンレッド 10 (ヤングガンガンコミックス)

角川文庫

人間失格・桜桃 (角川文庫)
著:太宰 治

「飲みすぎますわよ」
「やめる。あしたから、一滴も飲まない」
「ほんとう?」
「きっと、やめる。やめたら、ヨシちゃん、僕のお嫁になってくれるかい?」
「モチよ」
「ようし。ゲンマンしよう。きっとやめる」
そうしてあくる日、自分は、やはり昼から飲みました。

色んな意味で駄目過ぎるw

角川文庫。この本、初版が昭和25年10月なんだそうで。道理でボロボロなわけだ。ハドむ氏が大分前から部室に置いていたもの。最近、アニメ『青い文学』のDVDのCMを見て、興味が湧いていたところだったので、借りてきました。

収録作品は表題作の2編を含む6作品。面白かったのは以下の2本。

『人間失格』

表題作、その1。主人公のクズっぷりが素敵。クズの最上級、estを付けて、クズェストやな。
でも、やたらと女にモテる不思議。母性本能を直撃するのだろうか……。

喜劇名詞、悲劇名詞の当てっこゲームは面白そうでした。作品のネタ出しとかにも使えそうだよな。

『竹青』

これ、すげーどっかで読んだ記憶あるんだけど、どこで読んだか全然思い出せん。教科書だったのかなぁ。

最終的に嫁が絶世の美人になる勝ち組シナリオだけど、手の平を返したように態度を改める嫁はどうかと思うんだ。こっちから許すんならともかく。

まとめ

たまには、こういう昔の文学作品を読むのも悪くないですね。

燃:C 萌:C 笑:B 総:B+

MF文庫J,雑記

定期券を買いに京都駅まで行ってきたんですが、ついでにリニューアルオープンした三省堂書店に寄ってきました。
そこで、ようやく探していた、

・竜王女は天に舞う One-seventh Dragon Princess
竜王女は天に舞う―One-seventh Dragon Princess (MF文庫J)

を発見、購入しました。
でも、やっぱり全体的なラノベの品揃えは微妙なんだよなぁ。新刊台なら新刊台って、はっきりしてほしい。取り敢えずアニメ化した奴を目立つように置いときゃ良いんだろオーラを凄い感じる。
まぁ、今後利用頻度が上がるだろうからポイントカード作ったけどさ。