角川スニーカー文庫

レンズと悪魔 XI 魔神集結 (角川スニーカー文庫)

著:六塚 光 イラスト:カズアキ

「何も言うな」
「ここで立ち止まるわけにはいかないだろ?こうなったら、行けるところまで行ってやるさ」

約一ヶ月一週間半の積み。半年振りの新刊。間に一迅社文庫から二冊出してるので執筆速度は速い方。
口絵ではブラナを中心に並び立つ八人の魔神のイラストが非常に格好良い。

さあ、第九回《八眼争覇》、遂に決着。とにかくサクラを連れ戻す。その一心で最後の戦いに挑むエルバ。
何とか戦いには勝利するが、サクラは自決の道を選んでしまう。彼女は死の直前、ブラナに救われ、《八眼争覇》決勝戦でエルバが勝てば、返してもらえることになる。
やっぱりそうか、決勝戦か。

ちょっと少年漫画っぽいノリになってきたな。オラ、wktkしてきたぞ!
素直に決勝戦に雪崩れ込むのかと思いきや、魔王を討とうとする側と魔王の依代となり星の王になろうとする側に分かれての戦いに。

というわけで、二ヶ月連続刊行で次が最終巻です。勿論、もう出ています。

燃:A 萌:C+ 笑:C+ 総:A

Le;0―灰とリヴァイアサン (一迅社文庫)
Le;0―灰とリヴァイアサン (一迅社文庫)

アニメ

超重神グラヴィオン ツヴァイ(3) [DVD]

「お前には人の気持ちが理解らねぇのか!今のリィルがあの映像を見たらどうなるか考えられねぇのか、このロボット野郎!!」

リィルはゼラバイアの記憶を見てしまったため、一時的にショック状態に陥ったと説明されたエイジ達。
そんな折、ミヅキがサンジェルマン城から姿を消す。残された手紙には彼女がEFAのスパイであることが書かれていた。
EFAに戻ったミヅキにフェイは姉様と声を掛けていた。どういう関係なんだ。

ミヅキが残していった北の塔のパスワードを手に入れたエイジ達はその中でサンドマンの故郷の星の滅びの映像を見ることになる。
その惑星ランディアスは滅びの危機に瀕していた。ヒューギ・ゼラバイアという男は無人侵略兵器を用いて、セリアスという惑星を侵略しようとするが、義弟であるサンドマン━━当時はジークと名乗っていた━━はこの手段に反対。
レイヴンと共に開発した創星機グランシグマでこれを阻止しようとする。
ヒューギは妹ルフィーラの死期を早めたのがジークだと考えており、最早相容れない。
無人兵器が暴走したのが決定的となり、二つの惑星は滅んだ。唯一生き残ったジークは地球に流れ着いたのだった。
遅れて、ジークとルフィーラの娘リィルもGシャドウで地球にやって来ることに。時を越えてやって来たというのがイマイチ良く理解らん。
ヒューギが隠したため、ジークも娘が居ることは知らなかったそうな。

とまぁ、こんな感じで一気に設定開示です。

サンドマンがリィルの父親であることを知った斗牙はリィルが目覚めるなり、ランディアスの滅びの映像を見せたうえで、その話をしてしまう。
血縁者に居ない斗牙にとっては血の繋がっている人間が居るというのは無条件に喜ぶべきことなんだろうけど、今のリィルにはただただ衝撃を与えるだけでしかなかった。
そうして、またエイジは斗牙にブチ切れるのだった。
次回、最大の危機がグランナイツを襲う。

燃:B 萌:A 笑:C 総:A

アニメ,漫画

と言っても元を正せば、かよ子の金である!

というわけで、一期の終了から半年ぽっきりで二期がスタート。今回も地上波は神奈川テレビのみで、ニコ動での配信がメイン。あとはキッズステーションで視聴可能。
ピンポイントで『マイトガイン』と被っているワナ。あっちはリピート放送が何回もあるから、別の時間帯に放送されるのを録画して視ることにします。

二期と言っても、タイトルはそのままでナンバリングも一期から引き続きカウントされている模様。一期のときはエピソード毎に区切って書いてたけど、どこまでを一エピソードとして扱うかが曖昧になるので、素直に数えることにしました。

アバンでは二十年くらい前の戦隊シリーズをパロった気象戦隊ウェザースリーのOPが流れた。クオリティ高過ぎて吹いた。しかも後半に合体ロボット出て来たしな。
もう録画保存はしないと決めた気持ちが速攻揺らいだw

で、こいつがOPだと思っていたら、普通にちゃんとしたOPがあったw
え、糞格好良い!!構成上手過ぎるやろ!!サンシュートがパワーアップする下りは特にヤバかった。消し飛んだ。

本編は全くもっていつも通りでした。

燃:S- 萌:A- 笑:A- 総:A+

天体戦士サンレッド 1 (ヤングガンガンコミックス)
天体戦士サンレッド 1 (ヤングガンガンコミックス)

角川スニーカー文庫

薔薇のマリア 12.夜に乱雲花々乱れ (角川スニーカー文庫)

著:十文字 青 イラスト:BUNBUN

きみのことが嫌いじゃないって思うだけで、こんなに辛いんだ。
好きだなんて、思えない。
たまに、一人きりのときに、きみのことを思い浮かべる。ふっと、思い浮かぶ。
ここにいるんだ。
僕の胸の中に。
もう、いるんだ。
なんだか、それだけでいいような気もするんだ。

約二ヶ月一週間の積み。四ヶ月振りの新刊。表紙はマリアと《秩序の番人》の副長ヨハン・サンライズ。久し振り過ぎて、最初誰か判らんかった。

さて、ルーシーの父親がSIXではないかという可能性に行き当たったZOOは振興ブランド、リヴァイスのレセプシヲンに潜入することに。
一方、《秩序の番人》の面々もSIX復活の報を聞きつけ、復讐の刃を研ぎ澄ませていた。だが、それは向こうも同じ。SIXの罠に掛かり、《秩序の番人》はまたしても危機に陥るのだった。

まだ話には絡んできていないが、ベアトリーチェがちょくちょく顔を出しているってことはやっぱり巻き込まれるんだろうか。

どうでも良いが、ユリカと飛燕のイチャイチャっぷりは異常。
どうでも良いと言えば、今は遠い地に居る髭だが、全く本名言われずに、ずっと髭としか言われていなくて吹いた。

またもやファンタジア文庫『いつか天魔の黒ウサギ』の折り込みチラシが入っておりました。こんだけプッシュしておいてアニメ化しなかったら詐欺だw

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

いつか天魔の黒ウサギ1 900秒の放課後 (富士見ファンタジア文庫)
いつか天魔の黒ウサギ1 900秒の放課後 (富士見ファンタジア文庫)

漫画

聖☆おにいさん 4 (モーニングKC)

作:中村 光

「バナナの皮を制する者が、マリオカートを制するのです!」

あちこちでやらた売れているらしい本作ですが、早いものでもう四巻目です。
今回はちょっとテンションダウンしたかなぁ。前回がハッスルし過ぎだったという見方もあるが。

相変わらず聖人ネタの絡め方が上手過ぎる。
問題は安定し過ぎていて殆ど書くことが無いということですね。

燃:C 萌:C 笑:A- 総:A-

漫画

まなびや 1 (ガンガンコミックスJOKER)

作:小島 あきら

「他の人がどういう動機で写真を撮るのかはわからないけど…」
「俺は『いいな』って思ったら、それを撮るんだ」
「だから俺の携帯には俺が『いい』と思ったものがいっぱい入ってる」
「宝箱なんだ」

ガンガンジョーカーコミックス。『わ!』一巻と同時発売。表紙の構成を『わ!』と揃えているところが面白い。並べて平積み、若しくは面陳しろと言わんばかりの構成。こういうの大好きです。
何で揃えてくるのかと思ったら、舞台が同じ高天原学園なのね。
ということで、一部のキャラクターは作品を跨いで登場。よく見ると、モブキャラに『わ!』のレギュラーが紛れていたりする。

あちらが片恋模様を描くのに対し、こちらは映像写真部に所属する男女の青春模様を描く。
こちらもはやはり懐かしの『まほらば』テイストです。LOVEは薄目。今後、寄せてくるのかどうか。メインヒロイン白雪はデレたときの破壊力が尋常じゃなさそうですね。

謎の自称エスパー少女等の伏線もあることだし、続きが気になるところなのだが、生憎ドクターストップがかかったため、『まなびや』の方は休載中らしい。

そしてカバー下ではもう一人のヒロイン瑠璃の自宅での一コマが描かれているのだが、お母さんの後ろ姿がものすげー見たことある気がするんですよ。
って、『まほらば』の桃さんじゃねーか!!旦那も出てるし!家に遊びに来てる、間延びした喋り方のお姉ちゃんって珠実なんだろうなぁ。

慌てて、『まほらば』最終巻を引っ張り出して確認したところ、最終話で登場している桃さんの娘は瑠璃って名前でした。
ただ、名字があっちでは「紫羽(しば)」だったのが、こっちでは「芝」になっているから、厳密に同一世界ってわけではないらしい。パラレルワールドと認識した方が良いのか。
いやぁ、いいとこでファンサービスしてくるなぁ。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

まほらば(12) (ガンガンWINGコミックス)
まほらば(12) (ガンガンWINGコミックス)

漫画

わ! 1 (ガンガンコミックスONLINE)

作:小島 あきら

「好きだ!」
「わたしも!!」
「ごめんうそ」
「知ってた」

ガンガンコミックスONLINE。ガンガンジョーカーコミックス『まなびや』一巻と同時発売。
ラノベ関係以外の漫画はなるたけ買わないように買わないようにしてるんだけど、神漫画『まほらば』の小島さんの新作となったら買うしかないじゃないか!!
連載開始当時はガンガンONLINEで不定期連載していたものが、十月からガンガンジョーカーに移籍したそうな。

舞台は高天原(たかまのはら)学園で、七人の男女の片恋模様を描く四コマ漫画。片想いから出来る人間模様の「輪」がタイトルの由来。
どうでも良いが、書店で店員さんに訊き難いタイトルだな。だって「わありますか?」って訊くんだぜ?タイトルの部分聞き逃したと思われてもおかしくねぇw

『まほらば』は唐突に四コマにシフトするときがあったけど、あれが延々続きながら少しずつストーリーが展開していく感じ。
全編通して、小島さんテイストが溢れている良作だと思う。ドカンとした面白さではないけど、こう腹にジワジワ効いてくるというか。

街のファンシーショップには『まほらば』で白鳥君が梢にプレゼントした犬のぬいぐるみに似たものが陳列されている。もしかして『まほらば』と同一世界なんだろうか。
いやしかしザンギュラの可愛さは異常。もふもふしてー。

折り込みチラシで知ったんだけど、十一月末にアジアンファンタジーをテーマとしたガンガン戦(IXA)ってのが創刊されるらしいな。『戦国BASARA』ブームに便乗しようというのか……。
ただ、ネーミングは上手いと思います。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

まなびや 1 (ガンガンコミックスJOKER)
まなびや 1 (ガンガンコミックスJOKER)

漫画

しゅごキャラ! 10 (講談社コミックスなかよし)

作:PEACH-PIT

「ラ━━━━━━━━ブ!!恋の火災現場はここかぁ━━!!」

アカン、エルが面白すぎるwwwww

さあ、イースターとの戦いも大詰め、遂に御前の正体が明らかに。まぁ、アニメで全部ネタバレされたんだけどな!!
若干エピソードの順番が入れ替わっている程度で、殆どアニメと同じ流れ。

イクトは世界中を演奏旅行で回る楽団に入ることになり、あむの前から消えてしまう。話の流れとしては別に良いと思うけど、このタイミングでイクトを退場させることに何か意味があるんだろうか。

で、新章突入。卒業式を間近に控えたあむ達はガーディアンとして過ごしてきた月日を振り替える。
その最中、海里が帰ってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
あむ達が卒業すると、ガーディアンはややしか残らないわけだが、海里が戻ってきてくれるんなら安心だな。いや、本当に戻ってきてくれるのかはまだ判らんが。

そして、あむの前から姿を消したラン、ミキ、スゥ。ダイヤが彼女を導いてくれるらしいが……。
うぉぉおおおおおおおおぉぉぉおおおぉおお、基本の三フォームへのキャラなりが不可能になるだと!?これはテンション上がってきたぜぇぇええええええええッ!!
これで次は春とか焦らしプレイにも程があるぜ……!

燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

コミカライズ,GA文庫

おと×まほ 2 (Flex Comix)

漫画:すえみつ ぢっか 原作:白瀬 修 キャラクター原案:ヤス

「近所のお年寄りが毎回ボクの性別間違えるのはボケのせいじゃないよね、これ……」

順調に二巻が登場。表紙は並び立つ変身後のかなたとグレイス・チャペル。ウィズ・インタレストを構えているのがちょっと格好良い。

内容はまぁ、うんって感じ。取り敢えず漫画で見たら、いいんちょの痴女っぷりが尋常じゃない。

特に盛り上がらないし、コミカライズの方はもう切りかな……。つーか、さっさとアニメ化発表をですね……。

アンケート葉書は今回も秀逸。「本書をお買い求めの動機は?」って質問に「女装少年とか好きだから!」っていう解答が用意されてましたw
また、「ぶっちゃけ24歳の魔法少女とかどう思いますか?」という質問項目が追加。
このネタアンケート葉書は今後どうなるか気になるな……。

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B

おと×まほ (GA文庫)
おと×まほ (GA文庫)

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオスの4コマ フェリの詩 ぷらす (角川コミックス ドラゴンJr. 142-2)

原作:雨木 シュウスケ 作画:双葉 ますみ キャラクター原案:深遊

「オオーウ、ハダワーイ!」
「マジカルヨージョ、ハダワーイ!」

『鋼殻のレギオス』の全てを公式にレイプするセルフパロディ四コマに大人の事情で二巻が登場。

もうネタが自由とかを通り越してるw
廃貴族用職安とかレギゴロウさんとかカナリスの口の横のハナクソとかツェル兄とグレン男とかカリアン状態とか。

双葉さんの天才的な発想に嫉妬。
流石に三巻は出ないかなぁ。そろそろアニメのDVDも出終わって勢いも下火だろうし。

燃:C 萌:B- 笑:A 総:B+

鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)
鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)