コミカライズ,電撃文庫

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 1 (電撃コミックス)

原作:伏見 つかさ 作画:いけだ さくら キャラクターデザイン:かんざき ひろ

「……わたしももう少し頑張ってみようかな」
「いいよ別に。おまえは、そのまんまで」

京介のリア充っぷりパネぇ!

アホなことを言ってる間に出ましたコミカライズ第一巻。掲載誌は電撃G’smagazineだが、電撃文庫のコミカライズがこの雑誌に掲載されるのって初めてか?
帯には人気美少女ゲーム『アマガミ』の美也というキャラクターからの推薦文が。
一億冊突破キャンペーンの応募券は何故か二ポイント付いてました。

さて、内容ですが原作をほぼ忠実に再現。ただ、絵柄が個人的にあまり好きではないワナ。綺麗なことは綺麗なんだが……。
デフォルメキャラは可愛いんだけどなぁ。
あ、あと描き文字がダサい。と言うか何て書いてあるのか判り辛い。

今回は桐乃の趣味がお父さんにバレるところまで。このペースだと二巻が出るのは当分先か。

後書きでは、いけださんが自分のことを可愛く描いていてビックリしました。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:B+

俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)

GA文庫

蒼海ガールズ!2 (GA文庫)

著:白鳥 士郎 イラスト:やすゆき

「鳥だ!」「臼砲弾だ!」「いや、バカだ!」

約一週間の積み。三ヶ月振りの新刊。表紙はシューたんとビシャスホースの艦長セネカ。一巻はシューたんとファムだったし、今後もシューたんと誰かという構成になるんだろうか。

今回はプロローグで民族浄化ごっことか出て来たので、『らじかるエレメンツ』のテンションが戻るかとちょっと期待したが、シューたんへのセクハラがエスカレートしただけでした。
いや、確かに前巻読んだときに、シューたんへのセクハラはもっとエスカレートさせるべきって書いたけど、ネコミミ、耳甘噛み、スク水、全身密着ぬるぬる、ぶっかけ、チャイナドレス、半ズボンとやりたい放題過ぎるw
これはイラストのクオリティがもっと高ければ、大変なことになるのでは。
つーか、この世界にスク水とか平仮名とかあんのかよ!まぁ、極東の文化だと思っておこう。

男女比1:200を謳ってるけど、全くラブコメ展開にならない不思議。よくよく見たら、何処にもラブコメって書いてないや。ラブコメというよりセクハラコメディだもんなw
女性陣のシューたんを見る目って殆ど愛玩動物に向けるそれだしね。

後書きが本編の数倍面白かったのは秘密。
十二月末発売のGAマガジンには短編が掲載されるそうです。内容は、みんなでシューたんの○○○○をゴックンだそうです。頭おかしいwwwwwwwwwwwwwww
後書きが面白すぎてワンランクアップしました。

燃:C+ 萌:A 笑:A 総:A-

らじかるエレメンツ (GA文庫)
らじかるエレメンツ (GA文庫)

コミカライズ,雑記,電撃文庫

電撃の缶詰を見るまで、すっかり忘れていたが、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のコミカライズ一巻が発売中。
e-honで頼もうと思ったら在庫切れファッキンだったので、後輩に頼んで買ってきてもらいました。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 1 (電撃コミックス)

アニメ,映画

映画ふたりはプリキュア Splash ☆ Star チクタク危機一髪 (初回限定版) [DVD]

「舞と一緒なら、みんなを助けられる!」
「咲と一緒なら、何も怖くない!」
「「私達なら━━━━出来る!!」」

久し振りにOP聴いたら尋常じゃないくらいテンション上がって困った困った。やはり三年経っても神曲は神曲。

さて、街のカラオケ大会に出場することになった咲と舞だったが、咲の遅刻が原因で二人は喧嘩をしてしまう。
息が合わないまま、本番に臨むことに。この辺り、二人の考え方のズレの見せ方が上手くて面白い。

会場には家族や友人が来ていたが、クラスメイトの健太とか居たなぁ、そんな奴!キャストは竹内順子さん。この人も三代目でレギュラーになったよな。

突然、動きを止めた人々に驚く二人。それはダークフォールの戦士サーロインが時計の郷の無限の時計を止めたからだった。彼の目的は全ての時間を止めて、未来を自分だけのものにすることとか何とか。

無限の時計の短針と長針の化身、アワーズとミニッツにを追って、時計の郷へとやって来たプリキュアはサーロインと激突する。二人が時間停止の影響を受けないのは精霊の力に守られているかららしい。

取り敢えず戦闘シーンのクオリティが高過ぎて気持ち悪いw
どんだけ動くねん。フォーム選択はブルームとイーグレット。
クオリティは高くても、二人の息は合わないままで戦闘力も低下し、あっさりと敗北。迷宮に閉じ込められてしまう。

その後も喧嘩を続けた二人は別行動をとる。想いはすれ違い、遂に精霊の力は失われ、変身が解けてしまう。
今まで強制的に変身が解除されたことなんてあったっけ?ダメージを受けて解除ってことはあったかもしれんけど、自分達の所為でってのは無い気がする。

ミニッツとアワーズに諭された二人は自分達の間違いに気付き仲直り。仲直りしながらブライトとウィンディに変身していくシーンは泣ける。
で、またこっから反撃するクオリティが半端ねぇ。真の姿を現して巨大化するサーロインもパネぇ!
こっちはスパイラルスタースプラッシュで対抗。十二干支のエレメントみたいなのが出て来たのがよく理解らんがやたら格好良くて燃えた。時間を司る何かなのか。

最後は『ガンバランスdeダンス』で締め。結局、咲と舞のあの猿と羊の衣装はなんだったんだろう……。
尺は初代の劇場版より十分ほど短くなっていたが、堅実にまとまっていて大変面白かった。でも喧嘩して変身解除なんてベッタベタな展開、普通にテレビシリーズでやってもいい気がするけどなぁ。

燃:A+ 萌:A+ 笑:C+ 総:A+

同時上映リンク
デジモンセイバーズ THE MOVIE 究極パワー!バーストモード発動!!

コミカライズリンク
プリキュアコレクション 映画 ふたりはプリキュアSplash☆Star チクタク危機一髪!(2015/06)

漫画

まほらば 2 (ガンガンWINGコミックス)

作:小島 あきら

「いい思い出にせよ、悪い思い出にせよ、そのひとつひとつが今の僕を作ってる」
「大切な要素(もの)になってるから…」
「…だから、この自分の性格を嫌だとはあんまり思わないんだ」

表紙は黒崎母娘で、背景に鳴滝荘の住人達。今度は灰原さんも居ます。
今回は珠実による梢に白鳥君が相応しいかチェックから始まり、かくれんぼ、王様権発動という名目のデート、お絵描き大会、黒崎母娘の絆といったエピソードを収録。
徐々に、この作品らしい雰囲気になってきている印象。

鳴滝荘には美少女美女がいっぱいなわけだが、既に白鳥君の気持ちは梢にしか向かっていないし、梢以外の女性陣も特に白鳥君を男性として意識しているわけではない。
ぱっと見は、べったべたなラブコメ作品なのに、実はそうでもないという。

この巻から既に今後へ向けての伏線が張られ始めている。梢の人格の内の一つ、千百合のと海外に居る桃さんの恋人の存在と小夜子さんが学生結婚であることが示唆されるシーンが。
どの伏線も回収は結構後じゃなかったっけ?

ところで、桃さんのスーツ姿はエロいと言わざるを得ない。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

漫画

まほらば 1 (ガンガンWINGコミックス)

作:小島 あきら

「ようこそ!!鳴滝荘へ!!!」

わ!』と『まなびや』を読んだら、伝説の神漫画が懐かしくなり再読開始。ラノベと違って、漫画ならそんなに時間も掛からないだろうと。

全巻初版で持ってるけど、一巻が出た2001年当初って、新刊に何でもかんでも帯を巻く時代じゃなかったんだなぁ。あれか、出版不況&シュリンクする店が増えたからか。

表紙はメインにヒロイン梢を据えて、その少し後ろに主人公の白鳥君。背景に鳴滝荘の住人達。灰原さんがハブられている件。裏表紙には居るけど、表紙からは極力萌え要素以外のものは排除しようってことなのか。梢の制服のスカートも心持ち短くなっている気がする。

さて、物語は絵本作家を目指す専門学校生白鳥君が一念発起して状況してくるところから始まる。
今巻はまだまだ梢の各人格と鳴滝荘の住人の紹介にページを割いていることもあってか、ごく普通のハートフルラブコメ漫画といった印象しかない。
あからさまなサービスカットも多めだし。
ただ、この頃から既に小島さん独特の雰囲気はあったんだなという印象。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

GA文庫

で・こ・つ・ん★4 (GA文庫)
著:野島 けんじ イラスト:しゅがーピコラ

「チュってして」
「は?」
「真心ったら、ぺディを抱きしめてたじゃない。だから、姉であるわたしにはあれ以上のことをしてくれなきゃ、絶対に納得できないわ」

約五日の積み。三ヶ月振りの新刊。『きゅーきゅーキュート!』と同時進行だから、執筆速度はそこそこ早いか。
表紙はまさかのお姉ちゃん。何事かと思ったら、いきなり短編集キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!内容も合わせて、すんごいMFテンプレートくせぇ!

各ヒロインにスポットを当てた短編で構成されており、幕間には心愛が真心のことを語ったり、想ったりするシーンが挿入されている。

『お姉ちゃんといっしょ』

お姉ちゃんのターン。真心に恋人の振りをすることを強要してきます。相変わらず真心の前では痴女っぷりがパネぇ。

真心が本音を言えば心愛と恋人の振りをしたいという記述があるんだが、結局、真心の妹に対する愛って性的なものを含んでるんだろうか。今までは違うと思ってたんだが。

そして、これだけアピールしてるのに、心愛の方が百倍可愛いとか思われてるお姉ちゃんが不憫過ぎる……(´・ω・`)

『アルバイト騒動記』

真心、本格的に女装に目覚めるの巻。レディこと希のエピソード。この人、地味にサービス担当な気がするなぁ。

『幸運を祈る』

心愛の友人、南風(みなみ)の神衣人ペディの兄の代役を務めることになる真心。まさかの新ヒロイン投入……だと……?

基本的に神衣人はみんな仮面被ってるからは実は美少女でした設定にすれば、いくらでもヒロイン増やせるじゃねーかw

『愛しの王子様』

前巻ではライバルキャラだった白虎寮の豆乃のフラグまで立っちゃったでござる。まさにフラグ乱立でヘヴン状態!!

真心は昔、お姉ちゃんに手とり足とり人口呼吸にやり方を教わったらとか何とか。それkwsk

まとめ

そういうわけで、初の短編集でした。何故かGAマガジン掲載の短編が収録されていない不思議。

今回で新たに二人のヒロインのフラグが立ち、リップの正体を知る者の数もぐっと増えた。今後、更なる波乱が待ち受けていそうだが、それと同時にシリーズ全体の引き伸ばしが始まったようにも感じられるんだよな。
取り敢えず、GAマガジンの短編を収録出来るまでは続いてほしいですね。

燃:C+ 萌:A+ 笑:B 総:A

きゅーきゅーキュート! (MF文庫J)
きゅーきゅーキュート! (MF文庫J)

アニメ

超重神グラヴィオン ツヴァイ(4) [DVD]

「生きてください……斗牙様……」

リィルは精神的ショックが大きく目を覚まさず、ミヅキは帰ってこない。バラバラになってしまったグランナイツを嘲笑うかのようにゼラバイアが現れる。
グランディーヴァ二機がファントムシステムではグラヴィオンの稼働率は六十パーセントにまで低下するらしく、苦戦の予感だが、そもそも合神しないことには始まらない。
だが、合神さえさせてもらえない。合神の瞬間に割り込まれ、グランカイザーが動きを封じられた上に、重力子を利用されてしまう。

グランカイザーを止めるには斗牙を殺すしかないと思われたそのとき、エィナがプロトグランディーヴァとしての自分を目覚めさせ、Gドリラーライトで特攻する。
遂に恐れていた事態が。グランナイツに欠員が出たのだ。

グランカイザーは解放されたものの、全機行動不能。更にGドリラーレフトも吹っ飛ばされ崖下へ。
圧倒的な敗北にゾクゾクする。

そこへ現れたGソルジャーがグラントルーパーの圧倒的な力を見せつけて、去っていく。これって初登場補正でこんだけ強いのかなぁ。
グランナイツは色々不安要素を抱えての戦いだったから奮わなかったのか。

燃:A+ 萌:A+ 笑:C 総:S-

アニメ,漫画

「地球を征服するのだ!立ち上がれ、ぷりんの戦士達よ!!」

ああ、OP格好良過ぎて涙出て来た……。
よく見ると、サビの強化サンシュートが大気圏を突破するカットでビームの威力が落ちており、更に最後のカットのサンシュートのチャージ率が10%から17%に上がっていることが判る。
いずれフルチャージされるんだろうか。

本編はいつも通りだが、ヴァンプ将軍のさっと一品がパワーアップして、ヴァンプとかよ子のさっと一品になりました。原作でもそうだっけ?

そして遠い星の彼方から奴等がやって来る!ってところで続く。何、この無駄な引きw

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:A-

天体戦士サンレッド 1 (ヤングガンガンコミックス)
天体戦士サンレッド 1 (ヤングガンガンコミックス)

角川スニーカー文庫

ばけてろ 成仏って、したほうがいいですよね? (角川スニーカー文庫)

著:十文字 青 イラスト:みこと あけみ

「ビートくん」
『ツービートは古いよ、おねえちゃん。古すぎだよ』
「贅沢なのだわ」
『……そうかな』
「それなら、長介くん」
『ドリフも古いよ。もうこっち側の人もいるし、全員集合できないよ』

いまだかつて、いかりや長介やたむけんが出て来たライトノベルがあっただろうか。

約一ヶ月二週間の積み。『薔薇のマリア』の連載が終了し、新たにザスニで始まった十文字さんの新シリーズ。ザスニは隔月なのに、やけに出るのが早いなと思ったら、連載分は二話しか収録されておらず、後は全部書き下ろしでした。
イラストのみことさんは最近MFで始まった『みにくいあひるの恋』の挿絵も担当してたよね。

キャッチはあっぷだうんオカルトゆるコメということで、十文字さんの作品でコメディを謳ってる作品って初めてじゃなかろうか。
コメディのノリは完全にいつもの十文字さんなんだけど、心理描写が圧倒的に他作品と比べて少ない。心理描写でページが埋まってないと凄ぇ違和感w

注目したいのは主人公、景敦(かげあつ)が二人のヒロインと同じ学校に通っていない点。同じ学校どころか学校に行っていないわけだが。
また、その二人のヒロイン、メルカと千夜子(ちよこ)が両方巨乳というのも珍しい気がする。大体、ダブルヒロインだったら、巨乳とつるぺたが対になっているもんだが。

で、退魔もするけど、基本はコメディ。これはジャンルとしてはラブコメなんだろうか……。
ミポルの淫猥無双はけしからんと言わざるを得ないが。

構成としては連載一話→一話の後日談書き下ろし→連載二話→二話後日談書き下ろし→書き下ろしとなっていて、連載されたエピソードを膨らませる形で文庫が構成されているのが面白い。
ちょっとシリアス要素を匂わせる部分があるんだけど、このままゆるいコメディで続けていってほしいなぁ。

燃:B- 萌:A 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
ばけてろ 影の大統領はとてつもなくえらいのだ!(2010/02)

著者リンク
いつも心に剣を①(MF文庫J、2009/02)
ぷりるん。 ~特殊相対性幸福論序説~(一迅社文庫、2009/07)
純潔ブルースプリング(ソフトカバー、2009/08)
薔薇のマリア 12.夜に乱雲花々乱れ(2009/09)
ぼくのうた(幻狼ファンタジアノベルズ、2010/07)
黒のストライカ(MF文庫J、2010/10)

メガクルイデア(幻狼ファンタジアノベルズ、2011/01)
全滅なう(一迅社文庫、2011/08)
聖断罪ドロシー01 絶対魔王少女は従わない(2012/08)
一年十組の奮闘 ~クラスメイトの清浄院さんが九組に奪われたので僕たちはクラス闘争を決意しました~(MF文庫J、2012/08)

イラストリンク
エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~(MF文庫J、2015/02)