アニメ,講談社BOX

「銅四十グラム亜鉛二十五グラムニッケル十五グラム照れ隠し五グラム。に、悪意九十七キロで私の暴言は錬成されているわ」

講談社BOXで大人気の西尾維新さんの小説が満を持してのアニメ化。確か一年くらい前に発表されたんじゃなかったっけ?放映開始までに相当時間があった気がする。
アニメシャワー枠で、制作はシャフト。もうのっけから、ああシャフトのアニメやと思わせるカット。

いきなり委員長のぱんつなのには吹いたが。

OPはカットで、アバンはどうやら本編以前に起こった出来事と今後起こるであろう出来事を断片的に見せていた模様。もう、視聴者の引き込み方がズル過ぎる。

キャラクター原案は勿論VOFANさんだが、キャラデザは渡辺明夫さん。『コードギアス』でCLAMPが原案、木村貴宏さんがキャラデザみたいなもんか。
監督とキャラデザの所為で、『魂狩』みたいになってるw

主人公、阿良々木暦(あららぎ・こよみ)のキャストは神谷さん。今期放送開始のシャフト制作アニメ、『絶望先生』の主演の神谷さんなわけだが、ただの偶然なのか?

そんな暦とメインヒロイン、ひたぎの出会いは圧倒的な暴力から始まる。カッターナイフを口の中に突っ込むとか深夜枠とは言え、大丈夫なの?
口ん中、ホッチキスでばちんは痛そう過ぎる。
ちなみに、『ひたぎクラブ』の「クラブ」は部活ではなく蟹の意。

で、事前のインタビューとかでも言われていたことだが、いつも以上に演出がとんがっている。原作自体にクセがあるから、これで正解なのかな。

EDはエピソード毎に変わるそうで、今回はひたすらVOFANさんのイラスト一枚が映っているだけというもの。

次回予告は暦の双子の妹、火燐(かりん)と月火(つきひ)の姉妹漫才。公式HPではロングバージョンが聴けるとか。それ、ファンとしては一番面倒臭いパターンだと思うんですが……。
テレビ放送で出し惜しみせず流してくれれば良いのに……。

そういうわけで、とんがりまっくたハイクオリティの第壹話でした。ひたぎがやたらと美人でしたね。

ところで、テレビ放送は全12話だか13話だからしいけど、ネットでの無料配信を合わせて全15話になるそうです。また、面倒臭いことを……。

この後は、『亡念のザムド』→『NEEDLESS』→『戦場のヴァルキュリア』と続くわけだが、『NEEDLESS』のEDが大変けしからんかった。一見の価値アリw

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

化物語(上) (講談社BOX)
化物語(上) (講談社BOX)

アニメ

「私、すっごく怒ってるんだからね!みんなを怖がらせて……コンサートを台無しにして、こんなの絶対許せない!

 でも――――貴女が泣いているから!!

 

 憔悴しているイースの前にクラインが現れる。久し振り過ぎて誰や判らんかったw

 彼はメビウスにイースが疲弊していることを伝えるが、やはりメビウスにとってイースは捨て駒でしかなかった。

 

 ラブ達はいつの間にか夏休み期間に入っていた。そりゃ学校が別々だから、さっさと夏休みにした方が脚本上の都合が良いんだろうな。

 

 ラビリンスも四人目のプリキュアが居ることは知っているからと、ミユキの警護をすることになったラブ達。

 

 イースはトリニティのコンサート会場に赴くが、疲労の余り、倒れてしまい、医務室へと運ばれる。

 ラブの優しさが辛いイースはナキサケーベのカードの最後の一枚を使用。だが、疲れきった身体では満足にその力を制御することが出来ず、ナキサケーベは暴走してしまう。

 

 ここでシフォンがファインプレー。一時的にナキサケーベの機能を停止させ、その隙にピーチがイースの元へ。彼女はイースの心の底の悲しみを感じとったのだ。

 この下りがクライマックス過ぎて燃えた。

 

 どうすれば良いのか判らなくなったイースは遂にラブ達の前でせつなの姿を見せ、友情の証であったクローバーのアクセサリーを踏み砕くのだった。

 

 そして次回、いよいよキュアパッションクル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:S

特撮

「おい、何処に行く」

「決まってる。新しいお宝を探しに」

 

 ディエンドの世界後編。前回、ビートルアンデッドが出て来たって書いたけど、あれはビートルのスーツを改造して作られたコーカサスビートルアンデッドのスーツを更に黒く塗り直し、バックルをローチのストーンバックルに取り換えた個体だったそうな。

 バックルが変わってるとか気付けねぇ……(´・ω・`

 

 かつて自らの意志でフォーティーンに仕えていた海東は自分の考案した教育プログラムで人々が更生しているのだと思っていた。しかし、それは偽りで人々がフォーティーンの洗脳を受けており、兄達がライダーとして戦っていたと知った海東は逃げ出した。

 どうせなら、ディエンドの力を手に入れるに至った経緯も説明してくれたら良かったのに。

 同様に新世代ライダーの力の出所も不明なまま。フォーティーンに反攻する地下組織みたいなものがあって、そこがローチを参考にして開発したとかかな。

 

 珍しく士が海東に協力的。弱みを見せた相手には調子良いなこの人。まぁ、自分の過去を聞き出そうという目的があるってのも理由だろうけど。

 

 で、フォーティーンとの激突。でけー。かっけー。

 でもコンプリートフォームと装甲響鬼の前にあっさりと破れ去る。ファイナルアタックライドは普通の斬撃でした。音撃要素は無かったと思う。

あれ、ブレイドキングフォームは?

 

 フォーティーンを倒したことで、ユウスケや夏みかんの洗脳は解けたが、純一はそのままだった。彼もまた、自らの意志でフォーティーンに従っていたのだ。ライダーとして戦っていたこと自体が反乱分子を集めるための芝居だったそうな。実は敵だった、というのはオリジナルと同じ設定なんだな。

 

 ディエンドとグレイヴの戦いはお互いにとどめの一撃を放てずに終わる。

 純一が洗脳されていないのなら、海東が見せられた洗脳の映像は何だったのか。弟をフォーティーンの元から遠ざけようとしたのかなぁ。よく理解らんなぁ。

 ネガ世界に続いて、ハッピーエンドとはなりませんでした。

 

 次の世界はシンケンジャーの世界。鳴滝さんはディケイドの悲鳴が聞こえると笑っておられます。もう、そのネタ飽きたよw

 やっぱり次回予告に『シンケンジャー』の面子が出てるとwktkするな。

 

 ってことで、ディエンド世界編でした。ネガ世界は各シリーズから要素が集まって構成されていたけど、今度は劇場版『剣』からばっかりだったので、違和感が残りました。

 新世代ライダーは三人ともオリジナルキャストだったけど、そもそもの印象が薄いので、出て来てもあまりテンションは上がらなかったな。

「士」って文字には「侍」って意味もあるけど、ただの偶然か?

 

 販促の縛りがあるから仕方ないとは言え、コンプリートフォームばっかり使うのもどうかなぁと。とどめはそれでも良いけど、各ライダーにカメンライドしながら戦うのがアツいのに。最強フォームで即FARではどうにも盛り上がりに欠ける。

 ディエンドも未登場ライダーをカメンライドで出すわけでもなし。

 

 最後に『ダブル』の話を。六種のガイアメモリは翔太郎とフィリップがそれぞれ三つずつ持っており、ドーパントもガイアメモリの力で怪人化するとか何とか。

 

燃:A+ 萌:B+ 笑:C+ 総:A

特撮

「はあぁ?仮面ライダー?何じゃそりゃぁぁああああああ!?

 

 丈瑠達はことはに内緒で彼女の誕生日パーティーを企画するが、その最中、アヤカシ、ウタカサネにことはの魂が奪われてしまう。

 取り返すにはウタカサネを倒すしかないが、彼は三途の川に引っ込んで出て来ない。

 

 二十四時間というタイムリミットを前に焦る丈瑠達の前にドウコクにやられた傷の癒えた十蔵が現れる。元気になったので、丈瑠と戦いに来たらしいが、取り込み中だったので生きながら三途の川に入る方法があると情報を落として撤収。

 しかし、それは生きながら外道衆となることを意味していた。

 

 ここで源太が活躍。ウタカサネに刻んでおいた「海老」の文字と海老折神の文字をリンクさせ、三途の川から引きずり出すことに成功。

てっきり、このまま三途の川に突入することになるかと思ったが。まぁ、いずれ行くことになるんだろうけど。

 

 現世に引きずり出した後はさくっと撃破。尺の都合なんだろうけど、ホントにあっさりだったな。

 

 で、シンケンオーが出撃不可能なので、海老折神がダイカイオーに侍変形。ヒガシ、ミナミ、ニシの三モードをお披露目。モードによって使う武器が違うって認識で良いのかな。

 

 ウタカサネを撃破して、ことはの誕生日を祝って本編終了。

 CMを挟んで、『仮面ライダーディケイド』の海東に奪われる烏賊折神。『ディケイド』っぽくディケイドライバーがガショーンってなってEDへ。

 

 来週はまた休みです。ファッキン。次回はが登場するようです。

 

燃:A+ 萌:B+ 笑:B- 総:A

アニメ,スーパーダッシュ文庫

 タイトル長ぇよw

 来週から始まるアニメに先駆けて特別番組が放送。パーソナリティはこよみ役の野中愛さんと美鎖役の生天目さん。野中さん声高ぇな。

 

 まぁ、びっくりするくらいお茶濁しな内容でしたが。『アキカン!』の特番ははっちゃけてて面白かったんだけどなぁ。

 

 CMでは『電波的な彼女』第二弾のCMが。二巻を飛ばして三巻やるのね。

『アキカン!』のOVAの方はミクも出るのね。買うの辛いなぁ……。

 

 あと、『シャングリ・ラ』は何とBS11用にパワーアップした映像で放送されるとか。一番嫌なタイプの放送形式ですね。

 

燃:C 萌:C 笑:B- 総:B

よくわかる現代魔法〈1〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)
よくわかる現代魔法〈1〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

一迅社文庫

読書の時間よ、芝村くん! (一迅社文庫 に 2-2)

著:西村 悠 イラスト:ゆでそば

「美しい乙女を守り愛でる……騎士道じゃよ」
「褒めるな、マーリン」
「ただのエロガキよ!」
「ふむ。罵られるのも悪くない」
「お前もうしゃべんな!」

約三ヶ月二週間の積み。積み期間が半端無ぇ……。しかも二巻が今月出るから優先的に消化しただけで、そうでもなければもっと積んでいたぜ……。

一迅社文庫。電撃文庫で『二○四九階の彼女』でデビューした西村さんの実質的な初の長編。一迅社文庫自体には『幻想症候群』で既に登場済み。
本ネタなら買わざるを得ない。イラストがゆでそばさんってことは『さくらファミリア!』は完結したんだろうか。まぁ、一迅社文庫は他のレーベルと比べて、変則的だから判らんけど。

大まかなストーリーとしては薄れていく現実と物語の境界線を守り、物語の現実への侵食を防ぐために物語の世界に入り込み、冒険を繰り広げる、というもの。

表紙からも判る通り、ダブルヒロインとなっているが、主人公の和樹が中盤一切登場しないので、ラブコメ色は弱め。

ガガガ文庫の『ブック×マーク!』と大分被っている気がするなぁ。

ラストのアーサー王を支え続けた老魔法使いマーリンの結末がLOVEだったから、二巻も読んでみようかという気になったけど、二巻で切り捨てになる可能性大だなぁ。

どうにも盛り上がりに欠けるんだよな。

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B+

シリーズリンク
読書の時間よ、芝村くん!(2009/07)

著者リンク
神様の言うとおりっ!(電撃文庫、2009/08)
秋津楓はアたらない!(2010/09)
僕と彼女のギャルゲーな戦い(メディアワークス文庫、2010/11)

ガガガ文庫

樹海人魚 2 (ガガガ文庫)

著:中村 九郎  イラスト:羽戸 らみ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

   一巻から十ヶ月。まさかの続巻ですよ。もう切ろうと思ってたんだけど、羽戸さんのイラストに釣られて、買っちゃうんだよなぁ。

  で、内容がしょんぼりで、後悔するんだ。ダブルヒロイン制度で、もっとラブコメれば面白くなりそうな気がしないでもないけど、そうなったらなったで中村さん作品ではなくなる気もする。

 

燃:B  萌:B  笑:C  総:B

GA文庫

おと×まほ 4 (GA文庫)

著:白瀬   イラスト:ヤス

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  短編集。総扉の生クリームまみれの彼方があざと過ぎるwww

  ガガガ文庫の『リバース・ブラッド』でも、似たような展開なかったっけ?

  それはそうと、また詰まんなくなった……(´・ω・`)

  ギャグもシリアスも中途半端過ぎる……。

燃:C  萌:B  笑:B  総:B

漫画

いいんちょ。(2)初回限定版 (GUM COMICS)

作:秋風
白雲

 

「やられた…っ。なんて奴」

「幸せそうな死に顔して…」

 

 ハドむから借りてきました。初回限定版は表紙がスク水祭りだが、通常版は普通に制服だそうです。眼福眼福。

 

 さて、夏休み編突入の第二巻。スク水大増量でGJと言わざるを得ない。

 スク水とかコスプレとかスク水とかお風呂とかスク水とかブルマとかスク水とかで、リビドーがアレしてナニして、ああもう僕はどうしたら良いのかと!<意味不明

 

 読んでると段々、ヒロイン全員委員長とかニッチでも何でもなく思えてくるから不思議。

 

 そしてゲストイラストのスク水率が高過ぎて吹いた。

 

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

アニメ

「失望した!」

学祭後のとある冬の日の出来事を番外編という形で放送。バラバラに休日である日曜日を過ごす軽音部のメンバー達。

唯は妹ちゃんと鍋の材料の買い出しに。唯は主人公なだけあり、比較的本編でもプライベートが描写されているので、あまり新鮮さはない。
律は澪がポストに入れていた新曲の詩をラブレターと勘違いしてしまう。前髪下ろしたら誰や判らんなw
澪は1人で海まで行って、新しい詩を考えていた。
紬はファーストフード店でバイト。
あずにゃんはクラスメイトの猫を預かっていた。あずにゃん2号ってw
自分でその名前言って恥ずかしくないのかな。もう感覚麻痺してるのか。

最後は全員が集まって何事も無く終了。このエピソード単体で見たら、十分面白かったけど、最終回の後に、わざわざ放送する必要のあるエピソードだったかは激しく疑問。

総評

そういうわけで、『けいおん!』本編12回+番外編1回の全13回でした。やはり楽曲を活かした演出やCD展開は強かったか。
判り切っていたことだけど、京アニ×原作が漫画orラノベの美少女モノ=最強。

ただ、個人的には最終回までは爆発力が足りなかったかなという印象。萌えは十分あったけど、それ以外が無難な面白さに留まってたかなぁ、と。

夏コミでは百合同人がいっぱい出回るんだろうなぁ。

あ、前回ミニアルバムに『ふわふわ時間』のハスキー唯コーラスバージョンが入るって書いたけど、プレゼント企画の間違いだったみたいです。

後番は『大正野球娘。』。番宣の映像がサイドカットだったけど、まさか本編もそうなんてことはないよね……?
あと、『化物語』の番宣もありました。面白そうだったので、ちょっとムカついたw

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A