“若紫” ヒカルが地球にいたころ……③

“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3) (ファミ通文庫)
著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂

「言えよ!ヒカル、おまえは結局どうしたい?幽霊だからとか、これ以上俺や俺の家に迷惑をかけられないとか、しーこの気持ちとか、そういうのいっさいなしで━━おまえは、どうしたい!」

2011年12月の新刊。約2ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、前巻の予告通り、今回のヒロインは小学4年生の紫織子ということで、テーマはサドようじょの犬になろう!です。

扉の式部さんが可愛いですね。全編を通して是光の周りに美少女が居るのを見て、ヤキモキする役回りだけど、果たして彼女のターンは巡って来るのだろうか……。

で、ヒロインしーこですが、一見純真無垢なようじょと見せかけて、彼女はその生い立ち故に大人びた生き方をせざるを得なくて……というお話。
今回はちゃんと葵も出番あるよ!捻くれた見方をすると、このシリーズって是光がヒカルの女を次々と寝取っていく話だよな!(ぇ

『“文学少女”』シリーズとの差異は、ビタースウィートな展開を見せつつも、クライマックスでアツくなること。是光が良いキャラしてんだよな。

次は2012年2月に新シリーズ『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』、4月に、こっちの4巻『“朧月夜”』です。

燃:A- 萌:A- 笑:B 総:A

シリーズリンク
“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……②(2011/08)
“朧月夜” ヒカルが地球にいた頃……④(2012/04)

著者リンク
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件(2012/02)

ファミ通文庫

Posted by お亀納豆