少年陰陽師 こぼれる滴とうずくまれ
「私や妻はいいんだけど、……お前、少し慌てないと、うちの姫に忘れられるよ?」
2012年10月の新刊。約1ヶ月1週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
通算37冊目、尸櫻編第2巻。
おお!最新刊に追いついたぞ!
晴明と吉昌の親子喧嘩も一段落し、取り敢えずは穏やかな日々が戻ってきたかに見えたわけだが、しかし、着実に不穏な影は迫って来ていた。
昌浩の兄達の家族が次々と危険な状態に。1人くらい死にそうで怖いな……。行成も悲惨な目に遭ってたし……。
行方不明になったと思われていた晴明だったが、彼はその姿を現し、尸櫻の下で不気味に嗤う。
そして昌浩達の前に立ち塞がるのは十二神将。やっぱり紅蓮と勾陣以外は敵に回ったか。
昌浩が失う花って言うから、紅蓮のことかなーと思っていたら、どうやら兄達の家族のことのようで、何だー違ったかー。
と見せかけて、やっぱり紅蓮でしたー!ってことで今回ラストの絶望感半端無い。しかも相手は神将殺しの朱雀ですよ。
果たして晴明の嗤いの理由は一体何なのか……。何か今回の章で晴明死ぬんじゃね?と思ったけど、よく考えたら天狐編のときも、そう思ったことを思い出したわ。
次は2012年12月に『モンスター・クラーン 紅涙の弾丸』。
燃:A- 萌:B+ 笑:C+ 総:A
シリーズリンク
・少年陰陽師 ひらめく欠片に希え(2012/07)
・少年陰陽師 うごもつ蔽を捧げもて(2013/03)
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