仮面ライダー×仮面ライダ- ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム

「約束を破るなんて、ミッツ・マングローブが許しても、マツコ・デラックスが許さないわよ~~~~!!」

これが究極のショウタイムだ!!

はじめに

あれ、開始10分前になっても入場のアナウンス無いなー。どうなってのかなーって思ったら入場開始ランプの点灯忘れだったっぽい。前は間違えて点灯させてるのに引っ掛かちゃって恥かかされたけど、何なの、よくあることなの?

すっかり忘れてたけど、劇場版『まどか☆マギカ前篇』のパンフが再入荷してたので購入しときました。

そういや、長いこと同じ映像だった「NO MORE映画泥棒」の映像が集団戦に進化してましたね。
予算の使い方を間違ってる気がしないでもないが。

概要

さて、今年もやって参りましたよ『MOVIE大戦』の季節が。シリーズ4作目。
今回は8人ライダーやら石ノ森作品一挙3作品リメイクやらで。前作のようなストーリーの繋ぎはしておらず、『MOVIE大戦』初期のような構成に。

物語はリメイクキャラ、アクマイザーが復活するところから始まる。『キョーダイン』のときと同じく、オリジナルとは名前が微妙に異なっている。
彼等はゲートを誘拐し、アンダーワールドに侵入。アンダーワールドの更に下にある魔力の海に増幅装置を投げ込み、溢れだした魔力で人間界を消毒するのが目的。

『仮面ライダーフォーゼ』

5年後、海の向こうでは

脚本はメインライターだった中島さん。本編から5年後の世界を描く。

インターポールの捜査官となった流星は超能力兵士を売買する悪人を追い詰めていた。いきなり英語台詞で字幕付きとか自由だなw

更に、のっけからジークンドーでアクション全開でござる。途中からはインガも参戦して、益々激しく。
いくら相手が超能力兵士とはいえ、生身の人間相手にメテオに変身するのはOKなのだろうか。

いやしかし、インガのおっぱいが凄いことになってるな……。まったく、共演者には目の毒だわ。

天ノ川学園

我望理事長が去った学園は名称を、新・天ノ川学園と改名していた。学校に付ける名前じゃねぇw
佐竹先生が校長なのか。

5年後の如月弦太朗

学園の教師となった弦太朗は相変わらずのスタイルを貫いていた。そんな中、彼の担任するクラスの生徒、風田三郎達が超能力を使って、ユウキの乗る宇宙船を爆破しようとする。

フォーゼとしても全然衰えを見せず、スイッチやステイツを次々とチェンジしていく戦闘はアツい。

教師VS生徒

逃げ出す生徒達を追う先生達。何でハリケンブルーこと宇津木先生の活躍シーンがあるんだよwおかしいだろwwwwww
超格好良かったわ。

弦太朗は三郎を追い掛けて、街中を駆け回る。また、このシーンの生身アクションが半端無い。どんだけ動くねんってくらいアクションの連続。子供向けなんてノリを軽く突破してるんじゃね?

剛力招来サナギマン

最近流行りの特撮リメイクキャラ。メインキャラだけではなく、周囲のキャラも上手いこと、こちらの世界観に落とし込んでいる様子。
仮面ライダーエターナル』で触れられていた超能力兵士とは設定的に関係あるのかな。

番場影人/ヘラクレス・ゾディアーツ

パンフによると、元々は理事長達と一緒に研究をしていたが、途中で超能力の研究へと脱線したらしい。
お金に目が無かったりと、割と俗物チック。

とはいえ、ゾディアーツとしては、かなり強く、ダスタードを生成出来ることからもホロスコープス級であることが窺える。

仮面ライダー部再集結

事態を重く見た弦太朗は、各方面で活躍するライダー部員OB達を集める。
流星と友子は完全にデキてるじゃないですかー!やだー!

暴かれた真実

『フォーゼ』編としては30分程度で決着しないといけないので、さくさくっと番場の野望が明らかに。
ライダー部と超能力少年達は共闘して、ダスタードと戦うことに。って、ライダー部員達、戦闘力高過ぎワロタ
特に賢吾。まぁ、主題歌をBGMとして戦う姿はメチャンコ格好良かったわけだが。

弦太朗の説得

その能力故に孤独を感じる三郎を説得する弦太朗。まさかフォーゼドライバーを捨てるとはな……。

目を覚ました三郎はサナギマンから超力招来イナズマンへと進化し、ヘラクレスを撃破するのだった。
イナズマンだけでヘラクレスを倒しちゃうなんてサプライズだな。

ちなみに、イナズマンのデザインは特撮の方じゃなく、漫画の方モチーフらしいですね。

ユウキ爆散

かと思いきや、弦太朗に会いに来たなでしこによって助けられる。間一髪だったな……。
XVⅡから話を聞いて会いたくなったそうな。おいおい、撫子可愛いじゃねぇか……。1年前より感情表現が豊かになってるな。弦太朗の袖をちょこっと掴む仕草は、ぐぬぬ。

ユウキを爆散させかけたイールは能力増幅器ゼーバーを手にし、5年前へと撤収。それを追い掛ける弦太朗、流星、撫子。
5年前の自分からフォーゼドライバーを借りて、弦太朗は行動を開始する。

『仮面ライダーウィザード』

脚本と時系列

こちらは、あの浦沢さん脚本。どういうチョイスなんだと思ったけど、こちらに登場する『美少女仮面ポワトリン』のオリジナルが浦沢さんの脚本なんだな。

取り敢えずハリケーンドラゴンが登場しているので、13話以降と思われるが、明確に判る要素は無かったかな。

攫われたゲート達

ファントムを追って、街はずれにやって来た晴人達は、そこでファントムではない怪人達と遭遇することに。
これらはアクマイザーがアンダーワールドの魔力を吸い上げて作り出した再生怪人達だった。

いきなり主題歌付き戦闘とか、超テンション上がる。勿論、4スタイルを次々と切り替えての激しいバトル。
ストライクもじゃんじゃん発動するし、激アツ。

何で凛子ちゃんまで戦闘してんだよw
普通にグールを倒していてワロタ
基本的に、この映画では戦闘員クラスなら一般人でも戦えるノリになってるw

ファントムとしては、人類を滅ぼそうとしているアクマイザーは気に食わないそうで。そりゃファントムを生む前に死なれたら困るしなぁ。
そういうわけで、ユウゴとミサはゲスト的扱い。なのにワイズマンまで出る不思議。あのシーン要る?

上村優/美少女仮面ポワトリン

こちらもやはり過去の特撮作品からのリメイク。変身後の名前はオリジナルのままだけど、デザインは現代風にアレンジが加えられている。
『ウィザード』サイドは彼女を現実世界へ連れ帰るのが主なミッションとなる。

ミニスカートの下には短パンをはいているとはいえ、アクションする度にスカートの中身が見えるのは実にけしからん絵面だよなぁ。

共闘の魔法使い

ウィザードとポワトリンのお洒落アクションが意外にもマッチしていて面白い。ウィザードの決め台詞が取られたりもして。

ドラゴンスタイルからドラゴンスタイルへの直接チェンジって可能なのか。ってか、アンダーワールドでドラゴンスタイルになってたな。
まぁ、その辺は映画の都合ってことでな。

『MOVIE大戦アルティメイタム』

ヒーロー合流

過去へとやって来た弦太朗達はウィザードと再会する。
ダブルドリルキックは絶対やると思ってたけど、まさかダブルファイヤードリルキックだとは……。まったくアツ過ぎて困ったもんだわ。
それに、ロケットステイツも一瞬だったけど登場。

8人ライダー集結

晴人達の帰りを待つコヨミの前に現れたのは仮面ライダーオーズこと火野映司。ちゃっかり生身アクションでグールを薙ぎ倒しちゃう。

映司はあくまでも、アンダーワールドに力を送り込むだけ。
そのため、映司と晴人の絡みが無かったのが残念。去年の翔太郎と弦太朗の絡みが良かっただけに惜しい。

歴代ライダーの幻影が子供達にレジェンドライダーリングを渡すことに。翔太郎やフィリップはハッキリ判ったけど、照井と5103はよく判らんかった。
レジェンドライダーは映司以外オリキャス無し。流石に無理だったか……。

VS装甲車

公開前からウリになっていた装甲車戦。装甲車を使おうと思った発想がよく理解らないw
ただ、これが出て来たお陰で、リボルギャリーやアクセルガンナーが出れたので嬉しいです。

他にもブラカワニやヒートトリガーが登場。メイキングにファングジョーカーも映ってたけど、本編で確認出来なかったな。まぁ、めまぐるしい展開だったから全部憶え切れてないってのもあるんだけど。

更には、スーパータトバやバース・デイ、アクセルトライアルやCJGXが出ていたっぽい。ホントに一瞬だったからな。

決戦アクマイザー

フレイムドラゴンのダブルスラッシュストライクが格好良過ぎる。今回はもう、どんだけ魔力あんねんってくらいにストライクを発動しまくってる。
本編でガンガンやると萎えるかもしれんが、こういう特別な機会なら多少設定を無視してもガンガンやってくれた方が良いよな。

仮面ライダーフォーゼメテオなでしこフュージョンステイツ

名前通りのステイツ。ゴテゴテ感が物凄いことに。

仮面ライダーウィザードスペシャルラッシュ

ポワトリンの魔法で生まれたスペシャルラッシュウィザードリングで発動するスタイル。フレイムドラゴンがウィザードラゴンの頭部、翼、尻尾、爪を装備。

このスペシャルラッシュは映画のアイテムとして商品化されてるけど、テレビシリーズには、どういう形で登場するのだろうか……。え、もしかして映画限定フォームなのか?

未来への帰還

タイムウィザードリングの力で、弦太朗達は5年後へ。タイムのリングは他のリングと違い、青色だったけど、何か意味があるのかしらん。
そういや、『MOVIE大戦』は毎年何かしら未来だったり過去だったりしてるんだな。

大文字さんは美羽と良い雰囲気になっていて安心した。良かったね、大文字さん。
賢吾はフォーゼドライバーは弦太朗の友達だから、彼がピンチになれば駆け付けるなどと、今後の作品作りに対するフォローのようなことを。

ポワトリンの正体は

上村優ってドーナツ屋の店長のことかよ!!決め台詞がおネエだったのは伏線だったのかよ!!
確かに、店長は本名不明だったけども!
あれ、浦沢さん脚本にしては、まともだなーと思っていたら、これだよw
でも、これでポワトリンの人気が出ても、次出しづらいだよな……w

毎年の

ED後に、唐突に『ウィザード』の2号ライダー、ビーストが登場。こっちはベルトにグーパンで指輪を突っ込んでスキャンするのか。ファルコンスタイル?に変身して、ビルの屋上から飛び降りる数秒の出番だけ。
出さないわけにはいかないから、何とかED後にねじ込みましたって感じだな。
この感じだと、ビーストにはウィザードにはないフルチンフォームがあるのかな。

そういう意味では、照井や流星の初登場シーンは今後の展開へ期待が膨らんでwktkしたよな。

まとめ

坂本さんが監督してんのに面白くないわけないだろバーカバーカ!ってか、いっぺん、オールスター系の映画を坂本さんにやってもらえば良いんじゃね?

『MOVIE大戦』の『フォーゼ』編はプレゼンターとの遭遇編。そう思っていた時期が俺にもありました。
ただ、プレゼンターの名前自体は出ているから、もしかしたらVシネマとかあるのかもしれん。
そういや、弦太朗の両親の仕事内容の伏線回収ワンチャンも完全に気のせいだったな……。

坂本監督の映画は毎回アクションが半端ねーけど、今回はそれが更に顕著。もうアクションに次ぐアクションといった感じで。
弦太朗やポワトリンは全て本物が演じてるらしいけど、凄過ぎるだろ……。いくらカット割りとかの演出で補ってるとはいえ、運動量半端無いと思うんだけど……。

アクションだけでなく、シナリオも上手いことまとまっているか堪らない。5年後という設定を凄い綺麗に絡めてる。
今年は財団Xは登場せずか。2年スパンで出て来るのだろうか。

そして次は

まずは2013年1月公開の『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』の予告。「ゴーバスターオー、シャットダウンされました!!」でZOKUZOKUした。

で、2013年春『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦2』公開決定。
取り敢えずギャバンが登場確定。映像が本当ならキョーダインも。
知ってたわー。ギャバン達が絡んでくるとか、今年の春くらいから知ってたわー。

宇宙からの脅威を地球のヒーローが迎え撃つという構図みたい。また悪者に騙された振りをして最終的に共闘するパターンかなぁ。

燃:S 萌:A 笑:B+ 総:S

本編リンク
仮面ライダーフォーゼ 最終話「青・春・銀・河」
仮面ライダーウィザード 第13話「夢を継ぐ者」

ノベライズリンク
小説 仮面ライダーフォーゼ ~天・高・卒・業~(2014/02)

シリーズリンク
仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&OOO MOVIE大戦MEGAMAX(2011/12)
仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦(2013/12)

映画リンク
仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!(2012/08)
仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z(2013/04)

映画,特撮

Posted by お亀納豆