【ラノベ】GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX 序章編【感想/ネタバレ】
著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY)
ウワァ、羽柴様の中、暖かいなりィ……。
2020年2月の新刊。約2週間半の積み。『神々のいない星で』下巻から本編完結から5ヶ月。
本編の完結からおよそ1年と少し、『境界線上のホライゾン』が再動。こちらもカクヨムでの連載をまとめたアイコントーク形式。
そのため『GT』シリーズと『神々のいない星で』を合わせたような風情に。元々『GT』はアイコントークにする構想もあったが、文庫サイズだと文章量等の制約がキツかったとのこと。
武蔵上に表出した過去の記録を抑え込む、という形で本編の物語を簡単におさらいしていく。
冒頭には簡易な設定開設ページも設けられており、あくまでも本編を読んでいない人でも楽しめる入門編ということになっている。
が、流石にこのアクの強さは新規参入するのしんどいでしょ……w
しかも『ホライゾン』は『終わりのクロニクル』に比べて、シリーズ後半へ向かうに連れてアクの強さが益々酷くなっていくからな……w
本編で使用されたイラストも引用されており、懐かしい気持ちに。やっぱり初期の頃のさとやすさんのイラストの方が良かったよなぁ。
近年のイラスト、かなりクセが強く出てる上に奇乳度合いがアップしてるものな……。
アイコントークは読み易い!というのをセールスポイントにしているフシが感じられるが、そんなに読み易いだろうか。アイコンの配置の都合上、文字密度がやや低下してはいるけれども……。
現在の武蔵勢が過去に起こった事象にアプローチするので、当時成立し得なかった対戦カードがあちこちで見られる。
これはバトルマニアには堪らない展開ではなかろうか。本編じゃないからこそ、こういうノリをやれるのかね。
世話子はどんどん存在感を増し、遂にレギュラーにまで昇格しちゃったのか。アニメ化によるフィードバックが一番大きいのこの人なのでは……w
暫くは『ホライゾン』と『神々のいない星で』の2本柱でいくのかしら。いつになったら各時代のセカンドエピソードに行けるんだろうか……w
燃:A- 萌:A 笑:A 総:A
シリーズリンク
・GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅩⅠ〈下〉(電撃文庫、2018/12)
・GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX 英国編〈上〉(電撃の新文芸、2020/12)
世界観リンク
・EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の惑星クラフト 〈下〉(電撃の新文芸、2019/09)
・EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩のウハウハザブーン〈上〉(電撃の新文芸、2020/05)
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