【雑誌】フィギュア王 Vol.310【感想／ネタバレ】

2023年11月発売。毎年お馴染み、放送終了直後の仮面ライダーの玩具特集号である。今年は『仮面ライダーギーツ』。

あったなぁ、ウェポンレイズバックル！これによってフォームチェンジしなくても武器だけを使えるじゃん！って思ったのに、殆ど使われなかったのでは……。何のために出したんや……。

玩具の仕様としてはリボルブオンするとＩＤコアも回転して逆さまになるが、劇中ではＩＤコアは逆さにならないように調整していたらしい。細けぇな……。あんな小さいもの、逆さになってるとか判るもんかなぁ。注目してたら気付けるのか……？
このＩＤコア、劇中と商品で呼称が異なっていたのは商標の都合だったそうな。じゃあ、商標に合わせて劇中でも呼べばよかったことない？

銃単独をメインで使う主役ライダーって初だったのか。言われてみればそうかも。大体は剣等の他の武器にも変形可能なアイテムだもんな。
あ、コマンドフォームってジェットもキャノンもアーマーのデザインは同じで色を変えてるだけだったのか。外付けの装備が違うと勝手に印象が変わっちゃうのねぇ。

ブーストフォームマークⅢ、何であんな僅かな出番のためにスーツ造ったんだろうと思ってたが、当初は他のキャラも変身する予定だったのか。それなら納得。ただ、折角造ったのに使わないとなって、実際に携わった人達がどう思っていたのかは気になる。
ギーツⅨのお腹のおっきな丸って、デザグラを飲み込むブラックホールのイメージだったのか。理解は出来たが、格好良くは見えないな……。

中盤くらいまでは早く沙羅お姉ちゃんを退場させようとしていた悠也さん、まだ早いとお預けされる内にお姉ちゃん退場させなくてもいいのでは？となってきたとか。おい、そのエピソード、前半だけ話してる媒体あっただろ、悠也さんの印象変わってまうがなｗ

ナーゴとパンクジャックのリボルブオンフィギュア、当初は一般販売予定だったんだね。デザイン決定が押した結果、プレバンにスライドしたのか。今は一般販売出来なくてもプレバンで出す、という選択肢を用意出来るの良いよね。

近年はフィギュア商品の売り上げが奮ってないのね。いや、ラインナップ見てれば、すぐに察せられるんだけどな。
それでも出したい派が内部に一定数いるから続いているってわけか。ただ、装動が失速したから、また状況は変わってきそうな気もするんだよねぇ。

レギュラーキャストなのに出番が無い回が続くとキャストのモチベーションに影響するという話は興味深い。確かに芝居って感情と切っても切れないものだもんなぁ。空白の期間が長引けば、やる気が下がるってことはあるかもしれん。

そうは言うても2022年なんだから『シノビ』やりまっしゃろ？っていう空気が内部にもあって、衣装部さんが関連衣装をすぐに出せるようにスタンバイしていたって話ほんとすき。で、なーんだ考え過ぎかと23年になって仕舞い込んだら必要になったという。タイミングよｗ

あ、未来人からの干渉という設定において、タイムパラドックス問題に関しては触れないと決めてやってたのか。そこ、ちょいちょい気になってたんだよな～。敢えてぼかしてたのか。確かに話がややこしくなって、主題がブレそうだもんね。

燃：A+　萌：Ｃ　笑：Ａ　総：A+

シリーズリンク
・仮面ライダーギーツファイナルステージＳＰ公演「饗宴Ｆ：未来への招待状」スペシャルver.（2023/10）

雑誌リンク
・フィギュア王 Vol.297（2022/10）