【ラノベ】ロクでなし魔術講師と禁忌教典 15巻【感想】

ロクでなし魔術講師と禁忌教典15 (ファンタジア文庫)

著:羊 太郎 イラスト:三嶋 くろね

「それでも……誰かのために生きようと思います」

2019年8月の新刊。約6日の積み。5ヶ月振りの新刊。『ラストラウンド・アーサーズ』3巻からは4ヶ月振り。
表紙はグレンとルミア。おっ、今までにないタイプの構図なんじゃないかしら。

さて、いよいよ開催される魔術祭典。何の因果か総監督に任命されたグレンはぶつくさ言いながらも生徒達のために奔走することに。
しかし、その裏では様々な人物の思惑が入り乱れていて……。

まぁ、みんな仲良くスポーツマンシップに則って大会を盛り上げていこうぜ!とはならんよなぁ。
そんな中、システィーナの成長が目覚ましいのよ。ズドンさんに震えていた頃が懐かしい……。
ギイブルも何だかんだ捻くれた態度をとりつつもしっかりグレンの教えを受けて成長しているのがめっちゃ良くないですか。

一方、前回ドン底に追いやられていたエレンはすっかりシスティーナのストーカーと化しているのであった。キャラ変わり過ぎだろ……。

やっぱり登場したマリア=ルーテル。今はまだただの賑やかしレベルだが、何かとんでもない爆弾を抱えている模様。キャラの感じからすると最終的にはちゃんとした仲間になりそうだけども。

今回の敵ルナとチェイス。下手したら魔将星レベルとか絶望感が凄い。この作品、俺TUEEEEEEEどころか常に敵TUEEEEEEEEEなのほんと好き。
この2人、悪人というわけではないみたいなんだけど、今後も出番ありそうですね。手を取り合えれば凄く頼もしい存在になると思うのだが。

リィエルの様子を語るアルベルトの態度に何か含みがあるような気がするのは気のせいかな?「程なく」を何故強調する?
それにアルベルト、今回の一件が終わったらグレンに重要な話をするってクッソ確度の高い死亡フラグじゃね……?大丈夫……?グレンが次に見たアルベルトの姿は死体でした、とかならない?

そして事態の裏で糸を引くのはジャティス……。くそっ、ここで出て来やがるのかよ……。こんなんクッソ盛り上がるの間違い無いやんけ……(´;ω;`)
前巻から引き方がズルいっしょ……。

次は同時発売の『ラストラウンド・アーサーズ』4巻。

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:S-

シリーズリンク
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 14巻(2019/03)
ロクでなし魔術講師と追想日誌 5巻(2019/10)
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 16巻(2020/01)

著者リンク
ラストラウンド・アーサーズ3 雪の少女とアーサー殺しの王(2019/04)
ラストラウンド・アーサーズ4 最弱の騎士と最も優れた騎士(2019/08)

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羊太郎
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