【ラノベ】妖姫ノ夜 月下ニ契リテ幽世ヲ駆ケル【感想】
著:渡瀬 草一郎 イラスト:こぞう
「いずれ世の人々の多くがミタマ様のような猫の下僕となり、誠心誠意お仕えする時代が必ず来る」
電撃文庫2019年9月の新刊。約3ヶ月3週間半の積み。『クローバーズ・リグレット』の完結から1年1ヶ月、渡瀬さんが新作を発表。オリジナル作品って5年以上出てなかったのか……。
取り敢えず買っておきますかと。
舞台は大正十三年、関東大震災の爪痕が残る日本。上京してきた主人公、椚雪緒は人外、白蛇の姫と出会う。彼女の縁談に関わる問題に巻き込まれることになった雪緒は意外な才能を発揮して……。
最初から猫を全力で出してくるなwwwwwwwwって言いたくなるくらいに猫である。絶対ただ出したかっただけだろw
表情があまり変わらない上に肝が据わっている雪緒は『クローバーズ・リグレット』のナユタに通ずるところがありますね。
よく考えれば世界観もアスカ・エンパイアに近いのでは。
大正、妖怪と刺さる人にはぶっ刺さる内容ではあるのだが、個人的にはあまり響かなかったですね……。渡瀬さんの作風そのものが好きな人にはオススメ出来るのだが、俺が渡瀬さんに期待しているのは迷宮神群サーガの続きなんですよね……。しれっと繋がっていないかと期待したんだけれどもなぁ……。
うーん、折角ラブい気配を出しているのに雪緒を姫様の絡みが少な過ぎるような気が……。巻数を重ねられればもっといちゃいちゃ出来るんだろうけど……。
雪緒の素性等、明かされていない部分もあるのでシリーズ化前提と思われるが、果たしてちゃんと続けられるのかしら……。
燃:B 萌:A 笑:B+ 総:A-
著者リンク
・ソードアート・オンライン オルタナティブ クローバーズ・リグレット(2016/11)
・ソードアート・オンライン オルタナティブ クローバーズ・リグレット 3巻(2018/08)
スポンサーリンク
KADOKAWA (2019-09-10)
売り上げランキング: 280,750
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません