【ラノベ】ストライク・ザ・ブラッド22 暁の凱旋【22巻/最終巻/感想/ネタバレ】
著:三雲 岳斗 イラスト:マニャ子
「ここから先は、第四真祖(オレ)の戦争(ケンカ)だ!」
「━━いいえ、先輩。わたしたちの聖戦(ケンカ)です!」
これが読みたくて買い続けてるようなもん。
2020年8月の新刊。約1日の積み。半年振りの新刊。
さて、異境へと連れ去られたアヴローラを取り戻すため、再び吸血鬼となった古城は血の伴侶達と共に天部へと挑むことに……。
この期に及んで古城といちゃいちゃしていないと言い切る雪菜ェ……。どの口で言うとんねん。
古城が沢山、血の伴侶を作ってしまったから、そんなこと言ってたら正妻の座を奪われてしまうぞ……。
最終巻らしくオールスターでお送りする流れか。ほぼほぼ全員登場したんじゃなかろうか。流石にキャラ数が増え過ぎて、それぞれの出番は多くないが……。
ラストバトルはもっと盛り上げられたんじゃないかなぁと思う。全ての眷獣を召喚してシャフリヤル・レンをフルボッコにしてほしかった。
ちゃっかり最終決戦に参加しに来るヴァトラーワロタ
ちょろっとだけ出て来た零菜と萌葱。主人公達の戦いを遠めに見守り、天部を「たかが」扱いしているなんて、強キャラ感がエグいんだがw
完全に次章で強敵として立ち塞がる側の振る舞いでしょ……。結局、古城の子供はこの2人だけなんかな。もっと続々登場するものとばかり……。
元の日常を取り戻した古城。その日常の中にアヴローラが増えたくらいで、そんなに大きく環境が変わったという雰囲気ではない。これじゃせいぜい第2部完というくらいのようにも思うんだけど、もう続きが語られることは無いのかしら。
巻末には新作予告が。詳細はほぼほぼ伏せられているので、買うべきかどうかの判断がつかんな。
総評
そんな具合でここから先は俺の喧嘩な電撃文庫『ストライク・ザ・ブラッド』本編22巻、『APPEND』2巻の計24巻、これにて完結。足掛け9年3ヶ月。『APPEND』はまだ出そうな気もするが、明言されていないので一旦総評を書きます。
全部で十二体いる眷獣を少しずつ集めながら、いつものお約束の決め台詞に持っていくゴールデンパターンが気持ち良いシリーズでしたね。
そこが好きだったので、逆に眷獣を集め終わった後の第2部はちょっと蛇足感があったようにも思う。
まぁ、アニメが当たって原作が延長したような構図だからなぁ。そもそも原作ではさほどエロに力を入れてなかったのに、アニメでばちこりエロくしたという珍しい作品なんだよなぁ。
燃:A 萌:A 笑:A 総:A
シリーズリンク
・ストライク・ザ・ブラッド21 十二眷獣と血の従者たち(2020/01)
・ストライク・ザ・ブラッドAPPEND3(2022/06)
著者リンク
・虚ろなるレガリア01 Corpse Reviver(2021/06)
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