【ラノベ】回復術士のやり直し6 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~【6巻/感想/ネタバレ】
著:月夜 涙 イラスト:しおこんぶ
もともと、この世界は俺のものだ。
なぜ、こいつの下に付く必要がある?
俺は俺が思うままに生きていく。
そのためにやり直した。
誰かの下に付くなんて死んでもごめんだ。
2019年7月刊行物。約3週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙はケヤルガとグレン。グレンは立ち位置からして表紙で大きく扱われても全然おかしくないが、これまでに表紙に登場している女性キャラは総じてヒロイン枠なんだよな。ここをどう見るか。
劇中ではケヤルガはグレンを仕込んでいくのも悪くないと考えているようだけど……。
今巻からしおこんぶさんのイラスト、ちょっと雰囲気変わった?モノクロイラストの処理がちょっと違うような……。
相変わらずサービスシーンだけじゃなくて、ケヤルガの悪党面等もしっかり描いていくれるのが良いですね。
さて、ブレットより先にジオラル王城を目指すケヤルガ達の前に立ちはだかるのは【鷹眼】トリストの娘であった。まぁ、お父さんが敵わなかったんだから、その娘がケヤルガに勝てる筈もなく。
口絵でめっちゃ好待遇されてるのに、名前すら出ないまま退場しちゃったな……。
この娘さんがどこまでジオラルの暗部を知った上で従っていたか判らないけど可哀想な役回りやな……。ワンチャン再登場あるか……?
次に出て来るのは【斧】【銃】【槍】の勇者達。既に殺されて傀儡化していたので、強敵ではあったがどうにも消化試合感が強い。まさかこんなにあっさり世界に10人しかいない筈の勇者を使い捨てちゃうとは……。
彼等は「じょうお」に殺されたらしいのだが……。「女王」かなぁ?
遂にジオラル王と対峙。強キャラ感を漂わせていた王だったが、ケヤルガの秘策の前にあっさりと倒れてしまう。アルェー?
元々勇者は黒い神に対抗するための存在らしいが、長い年月の間にその力を失ってしまったらしい。強大過ぎる力は自身も滅ぼすとか何とか。
それが勇者の真実だというなら何で10人限定なんだろうか。黒い神への対抗手段であるなら数は多い方が良いと思うんだけどな。限定的なリソースということなのか。
かくしてケヤルガはジオラル王国と魔族の2大勢力を傘下に入れたことに。ケヤルガ自身は自分が面白おかしく生きていく世界を作るためにとは言っているけど、ここまでくると周囲が彼を放っておいてくれないんじゃないかな……。
次は同時発売の『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』2巻、11月に『暗殺者』3巻、12月にこちらの7巻、2020年4月に『暗殺者』4巻、7月にこちらの8巻、9月に『暗殺者』5巻、2021年1月にこちらの9巻、3月に『暗殺者』6巻。
燃:A 萌:A 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・回復術士のやり直し5 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~(2019/02)
・回復術士のやり直し7 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~(2019/12)
著者リンク
・世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 2巻(2019/07)
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