【映画】仮面ライダー50周年記念映画 仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ【感想/ネタバレ】

「めっちゃジジイ」

概要

2021/12/17公開。昨年はコロナ禍によるスケジュール遅延により、夏映画がスライドしてきたため欠番となっていたジェネレーションシリーズ最新作。令和ジェネレーションズとなるかと思いきや、50周年合わせでちょっと捻ったタイトルに。

タイトルからするとレジェンドが集合しそうに見えるのだが、主なキャストは『リバイス』と『セイバー』からのみで、実質MOVIE大戦時代の様相。

スタッフ

柴崎監督に毛利さん脚本。毛利さん、夏映画から続けての登板じゃん。すっかり便利屋みたいなポジションになってきたね……。
プロデューサーはテレビシリーズと同じく望月さん。

導入

西暦2071年。世界はギフによって支配されていた。悪魔達は空に浮かぶデビルシティで暮らし、地上ではギフジュニアが徘徊。僅かに生き残った人間は奴隷として虐げられていた。

老いた狩崎さんが密かに開発していたサイクロトロンドライバーを手にした遺伝子研究者、百瀬龍之介は過去へ遡り、歴史を書き換えようとするが……。

時系列

『セイバー』は当然本編終了後。新たな世界の危機に飛羽真が呼び戻される描写や十聖刃が飛羽真の手元へ飛んでくる描写も。
『リバイス』は13話以前かなぁ。ギフスタンプがまだフェニックスの手元にある、かつアギレラが生贄の事実を知らないようなので。
なお、『セイバー』最終話のコラボ回と繋がる世界線となっている。

『リバイス』チーム

まずはVSプラナリア・デッドマン戦で場を温める。マンモスゲノム、久し振りだね。通常のゲノムチェンジはこれのみ。
一輝の変身ポーズを下から見上げるアングルで撮ってるのかっけぇ。スクリーンによく映えるじゃん。

コンドルバイスタンプは移動のためにリミックス変身が一瞬使われただけであった。リバイとバイスそれぞれの姿なんてほぼ見えなかったぞ……。
出てないと言えば嘘になるが……くらいの出番。だから大々的に映画限定フォームとして公開しなかったのね。

さくらもきっちりライダーとして戦っているが、あれ、ラブコフいなかったことない?その辺のギミックをきっちり撮っている余裕が無かったのかしら。

ヒロミさんはポジション的に割を食うのは致し方ないとは思うんだけど、狩崎さんの反応がめちゃくちゃ冷たくて悲しくなってくる。真面目に頑張ってるけど結果が出せない人がぞんざいに扱われるのは見ていてしんどいぞ……。

デッドマンズは主にディアブロを復活させる役回り。中盤以降はディアブロの戦力のひとつとして活動していた感じ。

『セイバー』チーム

まさか10剣士全員に出番と変身があるとは思わなんだ。正直、神代兄妹辺りは出番無しでもおかしくないと思ってました。
そら君まで登場。ポジション的には出番無しでも全然おかしくないのにな。今作が親子の物語ってことで、その繋がりで呼んでもらえたのかな。

倫太郎、ただ鍛えた肉体を見せたいだけでワロタ
素っ裸の倫太郎を見て恥ずかしがるソフィアさんが可愛かったのでグッジョブと言えよう。
そんな倫太郎と芽依の関係はなかなか進展しないねぇ。今回も結局プロポーズ出来たのかそうでもないのか判らず仕舞いだったし。

ユーリの盆栽好き設定、ちゃんと引き継がれていて吹く。
剣士達がノーザンベース内で話し合うシーンは合成だったね。そうか、もうセットが残ってないということか……。

ソフィアさんも変身して戦闘に参加。出てくれただけでも有り難いのに変身まで……。
少ない出番の中で爪痕残そうとハッスルしてる岡君笑うわw

いやしかし『リバイス』組と並んで変身しているのを見て思ったが、やっぱり『セイバー』の変身、なまら格好良いですわ。剣を使って変身ってのも良いし、後ろにブックのエフェクトが浮かび上がるのも大画面に映えて堪らない。
その対比で『リバイス』組はこぢんまりした変身に見えるw

クリスパースタンプ

ディアブロスタンプと同じくショッカーの研究施設に残されていた歴史上の偉人の遺伝情報を持つスタンプ。
今回の映画のためだけにわざわざ用意した設定なのかな。ただの数合わせの戦闘要員みたいなもんだし、適当にディアブロの配下の悪魔を登場させるだけで事足りそうなのに。
もしかして映画で先行登場という扱いだったりする?映画特有の設定という感じもないが……?

百瀬親子

父の龍之介が50年前から50年後へタイムスリップ、そこから現代へ移動。そのため見た目が若い方が父親というややこしい事態に。
ゲストキャラに尺を割く作劇はあまり好きではないが、シナリオ自体は面白かったね。親子の和解のシーンはちょっと涙腺にきましたね。

古田さんがインタビューで「どこの現場に行っても元仮面ライダーが1人くらいいる」って言ってるの笑うでしょ。言いたいことは理解るがw

仮面ライダーセンチュリー

2071年の仮面ライダーというキャッチ―な存在。割と悪っぽいビジュアルのような印象を持っていたので、実は敵なんじゃないかと思っていたが、予告映像でリバイ達と戦っていたのは暴走状態のセンチュリーブレイクというだけのことだった。

誰が変身するかをなかなか明言しないから、そもそも変身者がいないタイプかもと予想されていたが、百瀬親子が揃って変身するという特殊な変身形式だから伏せてあったのね。

デザインは素直に格好良いと感じたけども、2071年の時代で戦っていたライダーではなかったので、これが100年後のライダーだ!という扱いをされると違和感あるよね。

1971年の世界

全てが始まった年。ショッカー幹部として出演するのはガイアメモリの声の人というイメージが強い立木文彦さん。ライダー映画宣伝ナレーションをやらなくなって、もう結構経つが、まさかこういう形で戻ってくるとは……。どういう人選なんだw

この時代の仮面ライダー1号/本郷猛を演じるのは藤岡弘、さんのご子息、藤岡真威人君。遂に仮面ライダーは親から子へ襲名するものになったのか……と戦慄する。
現場にはお父さんも来ていたっぽいですね。

新しい1号像としてはこれ以上ない人選なんではないか。何と言っても顔が良いんですわ。
本作ではあくまでも回想で描かれる50年前に活躍していたヒーローという扱いの脇役でしかないが、短いながらもアクションシーンがあるし、変身や怪人撃破等の見せ場も。
これ、絶対そう遠くない内に真威人君主演で作品作る流れでしょ。

現在と未来で

未来世界に興味津々のバイスは実体化してもらって、未来潜入チームに。えっ、一輝と離れても行動出来るんだ!?いや、その辺は本映画独自の設定かもしれないけどw

ピンチになったらっさり掌返して裏切ろうとするバイスに約束の大切さを諭す飛羽真と倫太郎のシーン、凄く良かったよねぇ。子供達に向けたメッセージとしても秀逸だったと思う。
初期のバイスならともかく、最近のバイスがこんなこと言うか?という疑問はあったけども。

デビルライダー

2071年の世界でディアブロによって生み出されたダークライダーの総称。何で悪魔がライダーを生み出せるんだよって話なんだけど、ここは記念映画だから細けぇこたぁいいんだよ!ってことでしょうね。
王蛇やエターナル等、鉄板どころからソーサラーや4号等、少々マニアックな奴までバラエティ豊か。

クローンライダー

2071年の狩崎さんが研究の末に開発した意思無きライダー達。精神体だけで未来へとやって来た飛羽真達はこのクローンに憑依することで戦う力を手に入れる。
折角忘れかけていたのにまたブレイドのスーツの黄ばみ問題を思い出してしまった……w

デビルにしてもクローンにしても、もっと深堀りしてこれだけでエピソードを作れるくらいのポテンシャルを持っている筈なのに、大して長くもない未来での戦闘だけで終わるのは勿体無い。

決戦

ディアブロに単身立ち向かう一輝。バイスは未来に行っていてもリバイに変身出来るのか。いや、これも作劇上の都合かもしれんが。
一輝と飛羽真の同時変身ではバイスとブレイブドラゴンがタッチする演出が。これは面白い。

仮面ライダーリバイ&バイスネオバッタゲノム

未来の狩崎さんが開発したネオバッタバイスタンプで変身。モチーフレジェンドはゼロワン。或人が出れたら令和3大ライダー揃い踏みの画が完成したのに残念。
ってか或人が出ないなら普通にセイバーモチーフのカジキバイスタンプを使えば良かったのでは……。

ちゃんとリミックス変身もアリ。巨大なゼロワン顔のバッタに。見ようによってはちょっと怖いぞw

エンディング

歴代ライダーをワンカットずつ映していく構成。なんだけれども、通常/中間/最終とバラバラでどういう基準なのかサッパリ理解らない。

まとめ

そんな具合で『ビヨンド・ジェネレーションズ』でした。予想の上でも下でもない、まぁこんなもんだよねという感じの映画だった印象。
決して詰まらないわけではないんだけれども、俺が冬映画に求めてるのはゲストを軸にしたドラマじゃないのよね……。春映画のベクトルとはまた違った作りになっていたのは良かった。

50年前と現在と50年後が交わって進むストーリーは面白い発想だった。50周年記念だっつってんのに、もう50年後の事を考えてるのは笑う。
登場キャラ数をもうちょっと絞ってシナリオに集中しても良かったかもなぁ、どうだろうな……。10人以上のライダーが横並びに歩いてくるシーンなんかはめっちゃ格好良かったから、一概に出演者が少ない方が良いとも言い切れないし難しい……。

すっかり身体がサプライズを浴びることに慣れてしまっているのが問題だよなぁ。サプライズは?サプライズクルー?この後サプライズある?とか、そういう思考が頭をよぎって離れないw
今回はシークレットゲストもいなければ、テレビ本編の新ライダーチラ見せもなく。うーん、やっぱり映画館に足を運んだ人にはテレビシリーズとの連動要素を楽しませてほしいけどなぁ。

次の映画の情報は特に無し。近年の傾向に倣うなら夏かねぇ。来年の冬こそ令和ジェネレーションズか……?

燃:A+ 萌:A 笑:A+ 総:A+

本編リンク
仮面ライダーセイバー ファイナルステージ&番組キャストトークショー スペシャルデー 第3回
仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏(2022/01)
仮面ライダーリバイス 第14話「司令官は…デッドマン!?」

映画リンク
劇場短編 仮面ライダーリバイス(2021/07)
仮面ライダー 令和ザ・ファースト・ジェネレーション(2019/12)
仮面ライダーギーツ×仮面ライダーリバイス MOVIEバトルロワイヤル(2022/12)

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Posted by お亀納豆