【ラノベ】GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX GTA 喧嘩と花火【感想/ネタバレ】
著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY)
「ア━ッ!!
尊い━━ッ!!」
2021年12月の新刊。約2週間の積み。9ヶ月振りの新刊。
表紙はまさかのクリスティーナ。窓の向こうで上がる花火に照らされている構図が素敵。
すっかり3冊で打ち止めと思われていた『ガールズトーク』シリーズが『NEXT BOX』に場を移して『ガールストークアドバンス』と称して復活。
「ガールズトーク」と「アドバンス」という単語、めっちゃ噛み合わせ悪くて笑う。
既刊3冊も電子書籍版のみではあるが『NEXT BOX』のアイコントーク形式準拠で刊行されているとのこと。
長文ではないんだけど色々な要素を付け足していった結果、どんどん長いタイトルになっていくw
さて今回は運命事変の少し後、クリスティーナと忠興の関係性を軸に武蔵と瑞典のやりとりが描かれていく。
結局は国家間交渉の側面が強かったので、もう少しクリスティーナと忠興、
2人の物語に収束させても良かったのではと思わないでもない。
これまでの『ガールズトーク』の表紙はネイト、正純、メアリと主要キャラが来ているので、そう考えると今回のクリスティーナは大抜擢なんじゃないかしら。
前にも書いたが、ガール上位種とかいうパワーワードほんとすき。めちゃめちゃポジティブな表現だよな……。
相変わらず尻に何かをブチ込むネタがお盛ん。風呂で極太千歳飴を舐めようとするタイミング、人生に1回でもあるか?
しれっと非神系との戦いをガールズトークでやるべきみたいなことが書いてあるのはフラグなんだろうかね。
これはアニメBlu-rayの特典として書き下ろされたネタだけど、もう結構な年数が経ってるし、本にまとめるのはアリだと思うけど、GTA仕様の魔改造を施されるんだろうかw
ラストのクリスティーナと忠興の相対シーンの扉絵、相対戦最後を盛り上げるのに相応しいエモエモの絵面じゃん。
いやしかしガールズトークでこういう脇役に焦点を当てていけるならハッサンとかペルソナ君とかネンジとかイトケンを取り上げてもいいんじゃないのん?
燃:A- 萌:A 笑:A 総:A
シリーズリンク
・GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン ガールズトーク 縁と花(電撃文庫、2017/07)
・GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX HDDD英国編〈下〉(電撃の新文芸、2021/03)
世界観リンク
・EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の超能力学園OO〈上〉(電撃の新文芸、2022/06)
スポンサーリンク
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません