【ラノベ】緋弾のアリアＸＸＸⅧ 愛を忘れはしない【38巻／感想／ネタバレ】

著：赤松中学　イラスト：こぶいち

俺は覚えている。愛を覚えている。愛を忘れはしない……！

2022年12月の新刊。約１日の積み。半年振りの新刊。
表紙は久し振りにアリア。29巻以来か。あれ、武器を手に持ってないぞ？武器を手にしてない表紙ってもしかして初めて……か……？
サブタイは「カメリア・エターナル」と読みます。

さて、ワトソン１世を味方に加えて戦力大増強となったイ・ウー。それも束の間、キンジに東大入学のチャンスが飛び込んでくる。大至急、インドから日本を目指して飛び立つことに……。
インドでのバトルから大学入試のための面接というストーリーの急カーブ具合が凄いｗ

武偵校では再び変装食堂をやる様子。こいつ、挿絵挿入タイミングを心得てやがる……。今回のイラスト、半分くらいこの変装に費やされてるんじゃないか……？みんな似合ってるけど、特に白雪のシスター姿、有り得んレベルでハマってるね……。
そんな白雪さん、キンジに対して何かやった時には既成事実カードにスタンプを押しているらしい。何それ怖……。

キンジが不用意にラッキースケベの罠にハマってしまうのは嫌な記憶過ぎてすぐに忘れてしまうので同じような事を何度も起こすハメになるそうです。ちゃんと理屈付けしてくるの笑うわｗ

このサブタイでこの表紙、アリアがヒロイン無双すると思うじゃん？違うんだなこれが。むしろ中盤に入る前にアリアは退場。
キンジは勉強に集中するために田舎の山奥へ。そこで出会ったのは秋庭原悠樹菜さん。フェミニンな格好が似合う年上のお姉さんということで、これは益荒男ゲージも滾らざるを得ないじゃないですかー！やだー！

川遊びしている姿、めちゃくちゃ画になるな……。ちょっとツリ目気味なのもポイント高い。何この男の理想のシチュエーションの体現みたいな人……。これは年末に素敵な新ヒロインが登場してくれましたね……。

この悠樹菜さん、何故か随分昔に亡くなったキンジのお母さんと同じ味の料理を作れて、髪や瞳の色はアリアにそっくり。ただの一般人ではないのは明らかだが、だからといって何者なのかがさっぱり理解らない。
何で表紙、この人じゃないんだろう。セーラー服着用ノルマも達成してるのに……。

悠樹菜さんを狙ってやって来たのは公安０課。おーっとここでまた敵対することになるのか。獅堂の攻撃を受け止められるようになったキンジの成長がアツいぞ。
初代ワトソンが登場したので、その流れでワトソンにスポットが当たるかと思いきや、ほぼ出番すら無いのであった。何でやねんｗ

燃：Ａ　萌：A+　笑：A-　総：A+

シリーズリンク
・緋弾のアリアＸＸＸⅦ 第三の男（2022/06）
・緋弾のアリアＸＸＸⅨ 荒脛巾の巫女（2023/06）