【特撮】ギーツエクストラ 仮面ライダーゲイザー【感想/ネタバレ】

「肉体を得て生きた時間は……彼女にとってのリアルだ!」

2024/04/07、TTFCにて配信。
坂本監督+悠也さん脚本ということで『ギーツ』のスピンオフはこのタッグというのがすっかりゴールデンパターンになってきましたね。ってか坂本監督、仕事し過ぎなんだよなぁ……。


尺は30分近くある。

デザグラが開催されている時代で死亡した未来人は未来世界で強制的にリデザインされるらしい。だからVシネでニラムもベロバも生きてたのか……。
記憶をリロードされたニラムは自身がこれまで歩んできたプロデューサーの道を振り返って……。
サマス、ジーン、スエル等の面々も登場。

元々いた人がプロデューサーになったのではなく、プロデューサーを務めるためにデザインされたのがニラム。ゲームマスターからプロデューサーに昇格するとかじゃないのね。
当時のナビゲーター、ミイルと共に初めてのプロデュースに挑戦。プロデューサーの視点で運営の様子が見えるのは面白いな。ってかゲームマスターじゃなくてプロデューサーが仮面ライダーの選定も行うのか。
候補者の境遇や生き様を見て、与えるコアを決めていたのか。

本編でニラムが食事をするシーンが多かった理由が仄めかされたのが良かったね。後付けだろうけどキャラの補強になっていて良いというか。

ベテランプロデューサー、ネメルが登場。演じるのは『特命戦隊ゴーバスターズ』でエンター役を務めた陣内将さん。
こいつがジャマトをデザグラの敵として用意、IDコアを肥料にする等の施策を実行してたのね。
アルキメデルもネメルが用意した人員だった模様。

上に黙ってジャマトを進化させようとしていることがバレて更迭されたネメルは暴走。ニラムと対立する形に。
今回の坂本アクションは剣戟か。刀同士での戦いってのは普段あんまり見ないような。そうでもない?

ネメルはジリオンドライバーで仮面ライダーゲイザーゼロへと変身。カードを一旦加える変身ポーズ、色気ありますねぇ。
その後のポーズやゲイザーゼロのカラーリングは1号オマージュっぽいな。

対するニラムの変身はテレビシリーズで見せたものとは違う動きの少ないもので。掲げたカードがニラムの片目に重なって、カードデザインが目玉のように見えるアングルかっこよ。
あっ!またハンカチ使ったアクションやってる!

ミイルはその身に宿された創世の力を狙われてジャマトに喰われてしまう。急に『アマゾンズ』みたいなことするじゃん。最期の言葉らしい言葉も残せずに絶命するミイル。怖過ぎてないちゃった……(´;ω;`)

ゲイザーとゲイザーゼロの戦い、変態カメラワークで凄かったですね。何がどうなってるのか理解らない……。
なお、ジーンも加勢してくれての勝利。新米プロデューサーがベテランに勝てる理由付けとしては丁度良い形でしたね。

ネメルが用意したジャマトは撃破されたが、創世の力を取り込んだ変異の種が残った。これがアルキメデル→大智へと渡って、ゴッドジャマト誕生へと繋がっていくのか。
ということで事前に発表されていた通り、時系列としてはVシネよりも前となる本作は直接Vシネへと繋がる作品だったのね。

ゴッドジャマトの侵略が始まるシーンまで入れる必要があったかは疑問だなぁ。後味が悪くなっちゃてるような気がする。
『ギーツ』の展開はこれで一旦終了かしら。福君はジーン主役の作品やりたいだろうけど、スケジュールが許してくれないだろうし……。

燃:A+ 萌:A- 笑:C 総:A+

シリーズリンク
仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング(2024/03)

配信リンク
ギーツエクストラ 仮面ライダーゲイザー オーディオコメンタリーバージョン(2024/04)

スポンサーリンク









B0BST7647T
仮面ライダーギーツ 変身ベルト DXヴィジョンドライバー

特撮

Posted by お亀納豆