アニメ,コミカライズ

魔法少女かずみ☆マギカ ~The innocent malice~ (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
原案:Magica Quartet 原作:平松 正樹 作画:天杉 貴志

「物語の中ではね、御飯を粗末にあつかう奴は生きてエンドロールを迎えることはできない、本当の悪人なんだよ!」

2011年5月の新刊。まんがタイムきららフォワード連載の『まどか☆マギカ』もうひとつのスピンオフ。
作画の天杉さんは俺の中では、電撃文庫『獣吾ドキドキプロジェクト!』の人なので、悪い印象しかないw

『おりこ☆マギカ』が本編と密接に関係しているのに対し、こちらは基本的な設定は共通であるものの、あまり関係性は感じられない。
どの辺が、そうなのかよく判らんけど、実際に本編とは設定が異なっている部分があるらしい。
ああ、人間がそのまま魔女になるってのは違うか。

記憶喪失の少女かずみは、何故か魔法少女に変身出来る。かつて仲間だった魔法少女達と共に、魔女と戦っていくことに……というお話。
その裏では、何やら蠢く存在が……。キュゥべえと関係のありそうな不思議生物もちらっと顔見せしている。

うーむ、こういうスピンオフは本編と、どれだけ上手いことリンクしているかが肝だと思うんだよなぁ。
だから、あまり関係性を感じられないのは残念かなぁ。2巻以降関わってくるのかもしれんが、生憎部室に置いてあったのが、この巻だけなんだよな。

燃:B 萌:B 笑:C+ 総:A-

世界観リンク
魔法少女おりこ☆マギカ <1>(2011/05)
魔法少女まどか☆マギカ <3>(2011/05)

イラストリンク
獣吾ドキドキプロジェクト!(2011/02)

アニメ,コミカライズ

魔法少女おりこ☆マギカ (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
原案:Magica Quartet 漫画:ムラ 黒江

「…甘ったれるな」
「文字通り命懸けなんだよ」
「同じ命を懸けるなら、まっすぐに生きることに懸けな」

2011年5月の新刊。アニメ本編と同時進行で刊行されたスピンオフ。もうひとつのスピンオフ『かずみ☆マギカ』1巻と同時発売。
こちらも全編描き下ろしの刊行形態。

魔女と戦う杏子はあるとき、魔女に両親を殺された少女ゆまと出会う。自分と似たような境遇の彼女の面倒を見る内に、杏子は魔法少女狩りや織莉子という名の魔法少女に関わっていくことになる……。

主に、杏子とゆまの視点で描かれているのに、タイトルに冠されているのは織莉子の名前なんだよな。
作画はクセのある絵というか何というか。若干のグロ描写あり。

杏子の他にも、マミさんやほむほむも登場。まどかがほむほむを一緒に帰ろうと誘っていることからすると、アニメと同じ周回ではないんだろうか。

今の雰囲気からすると、殺伐とした結末を迎えそうで怖いが……。

燃:A- 萌:B+ 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
魔法少女おりこ☆マギカ <2>(2011/06)

世界観リンク
魔法少女まどか☆マギカ <1、2>(2011/02、03)
魔法少女かずみ☆マギカ The innocent malice <1>(2011/05)

アニメ,コミカライズ

魔法少女まどか☆マギカ (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)魔法少女まどか☆マギカ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
原作:Magica Quartet 作画:ハノカゲ

「誰かの幸せを祈ったぶん、他の誰かを呪わずにはいられない。あたしたち魔法少女って、そういう仕組みだったんだね」

2011年2月及び3月の新刊。大分前からBGB部室にKNDが置いていたので、アニメを見た勢いで借りてきました。
扱いとしては芳文社のまんがタイムきららコミックスなんだけど、雑誌で連載していたわけではなく、全編描き下ろしという珍しい構成。

内容は基本的にアニメ本編に忠実なコミカライズ。違うのはキュゥべえが表情豊かであることと流血表現OKなところくらいか。
ああ、あと一部のデザインが違うらしい。さくさくっと読んでいたら、あんま分かんないけど。

表情が付いたことで、普段の姿が愛らしくなったキュゥべえだけど、その分、本性を現したときの不気味さが、より一層引き立つようになっている。
また、グロがある程度OKのようで、マミられたマミさんの身体とかがアレ。

作画のクオリティは、こういうメディアミックスの一環としてのコミカライズとしては悪くないと思う。
贅沢を言うなら、コミカライズ独自の展開やシーンなんかがあると、なお良かったんだが。
さて、サクサク読んでいくよー。

燃:A- 萌:A- 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
魔法少女まどか☆マギカ <3>(2011/05)

アニメリンク
魔法少女まどか☆マギカ 第1話「夢の中で、逢ったような……」

世界観リンク
魔法少女おりこ☆マギカ <1>(2011/05)

HJ文庫,コミカライズ

僕の妹は漢字が読める(1) (ダンガンコミックス)
原作:かじい たかし 漫画:日辻 ハコ

「おしっこを我慢することは哲学です」

2012年6月の新刊。コミック・ダンガンで連載中の、HJ文庫の人気シリーズのコミカライズが単行本で登場。
基本的には原作通りの展開。作画は、まぁ無難なところか。

欲を言えば、クロハの黒ストをもっとけしからん感じで書いてほしかったのだが。
ムチムチというか何というか。

うーむ、わざわざ続きを買うほどではないかなぁ。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

原作リンク
僕の妹は漢字が読める(2011/07)

コミカライズ,GA文庫

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる4コマ(1) (ヤングガンガンコミックス)
原作:裕時 悠示 漫画:まりも キャラクター原案:るろお

(は…春咲さんの目…大量に売れ残ってるクソゲーでも見るかのように冷たい目です。残酷な目です…。
“かわいそうだけど一週間後には95%オフのワゴンセールに並ぶ運命なのね”って感じの!)

 

2012年7月の新刊。GA文庫の人気シリーズがヤングガンガンに4コマで登場。ここまで直球タイトルなのも珍しい気がする。
ってか、ちょっとは捻れよw

 

作画は、まりもさん。まりもさんと言えば、ファミ通文庫『トゥインクル☆スターシップ』の挿絵とか描いてたなぁ。

 

さて、このテの4コマは高確率でアレでナニなのがセオリーだが、これに関して言えば、絵はかなり良いと思う。みんな可愛い。
ってか、3種のコミカライズの内、本編が一番クオリティが低いって大丈夫なのか……。

 

ネタの面白さは推して知るべしなんだけど、真涼さんが原作より可愛い気がする。
こちらもやはりというか何というか、『ジョジョ』ネタは弱め。

 

こちらでは1巻の時点で既に、大勝利さんまでのヒロインは登場している。そういえば、カオルは一切出てないのな。まぁ、現状扱い難いキャラではあるんだろうけど。

 

巻末には、やはり原作者の書き下ろしショートショートが。
つーわけで、4コマでした。思ってたより良かったので、取り敢えず2巻は買います。
燃:C 萌:A 笑:B 総:A-

 

原作リンク
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる(2011/02)

 

コミカライズリンク
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <1>(2011/12)
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる+H <1>(2012/07)
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 愛(2013/10)

 

コミカライズ,GA文庫

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる+H(1) (ビッグガンガンコミックス)

原作:裕時 悠示 漫画:稲瀬 信也 キャラクター原案:るろお

「濡れた女は、モテるッ!」

2012年7月の新刊。アニメ化も決定したGA文庫原作のコミカライズが単行本で登場。ビッグガンガンで連載中。

今月はガンガンJOKERで連載中の本編コミカライズ、本作、ヤングガンガンで連載中の4コマと、単行本が3冊同時発売という。その直後に原作も出て、大々的にアニメ化発表ということで、その本気度が窺える。

タイトルの「+H」は「ぷらすえっち」と読みます。意味は不明。原作よりもお馬鹿要素減のお色気要素増ということなのか。

本編コミカライズに対し、こちらでは鋭太をお兄ちゃんと呼ぶ少女、美空美晴が登場。
あざとい妹キャラかと思いきや、何やら鋭太が見ていないところでは腹黒キャラのようで……。

鋭太が、と言うより、千和と真涼が美晴の言動に振り回される感じ。
ハッキリと判るジョジョネタが少ないのは好き嫌いの分かれるところではあるだろうが、このコミカライズは何と言っても女の子のビジュアルが可愛い。
本編コミカライズがアレな分、余計に。

特に俺好みなのは、スカート丈がかなり短いのに、全くパンチラしないところ。
スカートの翻りから覗く生足って良いですよね。

基本的には原作1巻以降の時系列なんだけど、姫香と大勝利さんは登場するのかな?
巻末にはコミカライズ恒例の、原作書の手による書き下ろしショートショートを収録。
ってな具合で、『俺修羅+H』でした。お色気もさることながら、どうせならギャグもハジケてほしいところ。女子便所オーバードライブとか出しても良いのよ?

アニメが始まったら品薄になるだろうから、読みたい人は今の内に買っといた方が良いと思います。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる+H <2>(2012/12)

原作リンク
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <6.5>(2013/02)

コミカライズリンク
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <1>(2011/12)
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 4コマ <1>(2012/07)
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 愛(2013/10)

コミカライズ,GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン8 (Flex Comix)
原作:榊 一郎/ocelot 漫画:緋呂河 とも

(離れた手は、まだ繋ぎなおせばいい)
(待っていてコーティ。僕が必ず…君を助ける!!)

2012年7月の新刊。クライマックスが近付く。大筋は原作通りなんだけども、ちょいちょいコミカライズオリジナルのシーンが入るのが楽しいですね。
それに、ユズリハとアヤキ委員長が出て来るのが嬉しい。

スコアに分解されそうになるコーティのシーンが完全にエロ漫画の挿入シーンだった件。あれは絶対わざとだなw

次巻で完結かなぁ。まぁ、コミックスが出るのは来年だろうけども。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <7>(2011/11)
神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <9>(2013/03)

シェアードワールド・リンク
神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード(2012/05)
神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール(2012/07)

HJ文庫,ガガガ文庫,コミカライズ,ファミ通文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記,GA文庫

もう、だから何で土曜ピンポイントで雨が降るんだよ!1週取りに行けないだけで凄ぇ溜まるから困るんだよ!かといって、最早発売日購入もやっていない今、わざわざ雨の中出掛ける気力も湧かず……。
ブツは、

・犬とハサミは使いよう <5>
・デキる神になりますん <2>
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <5>(小冊子付き限定版)
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。⑤
・鋼殻のレギオス21 ウィンター・フォール 上
・生徒会の土産 碧陽学園生徒会黙示録7
・いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室 <5>
・BIG-4 3.四天王選手権?勝てるわけないだろ、ぼくはただの人間だぞ!?

それでですね、元バイト先に『ココロコネクト』アニメ化セットがぶりっと入ってきたわけですよ。なら、買うしかないじゃないか!と思わず、全部1冊ずつ取っといてくださいと言っちゃいました。
荷物がどえりゃーことになったわ。

・ココロコネクト ヒトランダム
・ココロコネクト キズランダム
・ココロコネクト カコランダム
・ココロコネクト ミチランダム
・ココロコネクト クリップタイム
・ココロコネクト ニセランダム
・ココロコネクト ユメランダム
・ココロコネクト ステップタイム

これで計16冊。
コミカライズは、

・生徒会の一存 <07>
・生徒会の日常
・神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <8>
・ココロコネクト <3>
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる+H <1>
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 4コマ <1>
・いつか天魔を斬る魔女 <2>
・僕の妹は漢字が読める <1>

の計8冊。
漫画は、実は買うのを忘れていた、

・会長はメイド様! <14>

の計1冊を購入。

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス 3 (ドラゴンコミックスエイジ み 2-1-3)
原作:雨木 シュウスケ 漫画:深遊

「名付けて漆黒の三鬼神(笑)」

2011年12月の新刊。
ドラゴンエイジPureが休刊し、ちゅうぶらりんになったときは、どうしようかと思ったけど、ドラマガでの掲載という形で完走出来て良かった。
というわけで、最終巻です。
ラストエピソードまでは1話完結方式で、最後だけがシリアスな話となっている。

もう、深遊さんのクオリティ激高なイラストで、このふざけ具合が堪らない。
ボケと突っ込みの応酬が素敵過ぎる。
カバー下の「違和感仕事しろ」でクソワロタ
でも、深遊さん自身は、いつ怒られるかと思っていたらしい。自覚あったのかよw

かと思えば、第十四小隊の話なんかは、なかなか構成が上手いから困る。この辺の話は本編から上手い具合に拾ったから、結果的に本編へとフィードバックされた部分だよな。
シン先輩格好良いよな。

本編に近いコミカライズだからなのか、この本も天剣ロストエピソードキャンペーンの対象書籍になっています。
てっきりドラマガ掲載のピンナップストーリーのイラストが使われるもんだとばかり思ってたんだけど、それよりももっと前のイラストが使われていました。

総評

そういうわけで、もしかしたら原作よりも面白かったかもしれない、絵師自らが手掛けるコミカライズ『鋼殻のレギオス』全3巻でした。
終わるのが実に惜しい。原作が終わっても続けてほしいくらい好きです。

原作の雰囲気を壊すか壊さないかの瀬戸際のラインで、ボケるのが上手いんだよなぁ。原作のラインを易々と飛び越える『フェリの詩』とは対照的だよな。

そういや、オリジナルストーリーを展開していた『MISSING MAIL』も8巻で完結したのね。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
鋼殻のレギオス <02>(2009/04)

MF文庫J,コミカライズ

魔弾の王と戦姫 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
作画:柳井 伸彦 原作:川口 士 キャラクター原案:よし☆ヲ

「おまえはいまから私の捕虜(もの)だ」

2012年4月の新刊。
コミックフラッパーで連載中の、MF文庫Jの人気シリーズのコミカライズが単行本で登場。
原作は読んでないし、このコミカライズ自体もスルーしてたんだけど、ネットの評判が良かったので買ってきました。
タイトルの「戦姫」は「ヴァナディース」と読みます。

どうもMF文庫Jのコミカライズの中で、バトル及びシリアス成分が多めのやつはフラッパーに掲載される傾向にあるみたいだな。

弓の名手ティグルは7人居ると言われる戦姫の1人エレンの捕虜となってしまう。彼は領地に帰りたいと思う一方で、自分の弓の腕を正当に評価してくれるエレンにも惹かれて……というアレ。

先を知らないからというのもあるんだけど、普通に漫画として楽しめる。こういう成り上がりファンタジーみたいな話好きなんだよなぁ。

ティグルの屋敷で、彼の帰りを待つメイド、ティッタが噛ませ犬過ぎて辛い。
また、ティグルの全裸でのキメ顔にワロタ

なかなか素敵なクオリティだったので、ちょっと追いかけてみようか。

燃:A- 萌:A- 笑:B 総:A

シリーズリンク
魔弾の王と戦姫 <2>(2013/01)