スーパーダッシュ文庫,メディアワークス文庫,雑記

フライングは無し。ブツは、

・ロリヤル☆リトルスター ~魔法王女はアイドルを目指す~
・魔界探偵 冥王星O トイボックスのT
ロイヤル☆リトルスター ~魔法王女はアイドルを目指す~ (集英社スーパーダッシュ文庫)
魔界探偵冥王星O―トイボックスのT (メディアワークス文庫)

の計2冊。

今日も会社近くの書店に行ったんだけど、一般文庫のエリアにメディアワークス文庫のコーナーがあって、その前に平台まであるのに、新刊は遠く離れたラノベコーナーに置いてある謎。
誰が陳列担当してるの?馬鹿なの?死ぬの?両方に置くんだったら理解るけどなぁ。

スーパーダッシュでは、新シリーズ『それがどうしたっ ①悪魔に憑かれた時の、ステキな対策』『ねがいプラス!』をスルーしました。
それがどうしたっ 1 悪魔に憑かれた時の、ステキな対策 (集英社スーパーダッシュ文庫)
ねがいプラス! (集英社スーパーダッシュ文庫)

『ドラゴンクライシス!』のアニメはスタジオディーン制作だそうで。

メディアワークス文庫

魔界探偵冥王星O―ペインのP (メディアワークス文庫)

著:越前 魔太郎 イラスト:KeG

「俺は、お前を犯したい(僕が守るよ、今宵ちゃん)」

約1ヶ月3週間の積み。シリーズ第5弾。メディアワークス文庫から出るのは初。って、何故MW文庫から出したし!!
イラストも表紙だけでなく、口絵や挿絵が普通にあるし、『W』より、よっぽど電撃文庫っぽいんですが。
何気に総扉のイラストは電撃文庫MAGAZINEに掲載された『F』の扉イラストです。だからと言って、著者まで同じというわけではないようだが。

今回の主人公は冥王星Oではありません。【彼ら】を狩ることを仕事とする小金井明日葉、今宵姉妹の物語。
冥王星Oと【窓をつくる男】は敵のような立場で登場。

冥王星Oは『V』と『H』に登場した人と同一人物らしいんだが、今一つ時系列がよく判らんのだよなぁ。
これまでは携帯電話がさも存在しないかのような描写だったと思うんだけど、今回は普通の高校生が所持してるんだよな。
結構、長い時間が経過しているんだろうか。

姉妹と一般の高校生、遼一少年の交流を交えながら展開される連作短編形式なんだが、構成が捻ってあって面白かった。出だしで判る人には判るんだろうけど。
読んでる間に冒頭の謎とか、すっかり忘れてわw

で、ここにきて、まさかの萌えキャラ投入に吹いた。小金井姉妹がいかにもライトノベル的な萌えキャラです。明日葉さんは年上のお姉さんだぞ!
明日葉さんエロいよ明日葉さん。

小金井姉妹の仇である人形師【ゼペット】は今回は登場しなかったが、『デッドドールのダブルD』で登場するんだろうか。

終盤では何と『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』と『空ろの箱と零のマリア』のネタが。面白いところで仕込んでくるな。
ボチボチ、越前魔太郎の正体を明かしても良いよってことなんだろうな。

既に公式サイトで舞城さんを除く7人の執筆者の内、5人は判明しており、そのの中に電撃文庫『九罰の悪魔召喚術』の折口さんが含まれているので、絵師さんとの組み合わせから考えても、本作の著者は折口さんであると考えて良いだろう。

ちょっと感想サイトとか覗いたら、ボロカス書かれていて吹いた。そりゃ超ベテランとか奇才とかと比べたら可哀想ですって。と言うか、何故メンバーに選ばれたのかが理解らないw
はいはい、読み易いと思った俺は異端。

ちなみに『H』が秋田禎信さん、『F』が電撃文庫『泣空ヒツギの死者蘇生学』の相生生音さんだそうで。

次は8月に講談社ノベルスから『ジャンクションのJ』。意味深なタイトルだよな、これまでに登場したキャラが集合するんだろうか。
とっくに出てるよ!

燃:B+ 萌:A+ 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
魔界探偵 冥王星O ホーマーのH(講談社ノベルス、2020/06)
魔界探偵 冥王星O ジャンクションのJ(講談社ノベルス、2020/08)

著者リンク
九罰の悪魔召喚術(電撃文庫、2009/05)
死想図書館のリヴル・ブランシェ(電撃文庫、2010/04)
シスターサキュバスは懺悔しない(電撃文庫、2012/12)

メディアワークス文庫,雑誌,電撃文庫

電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2010年 09月号 [雑誌]

『オオカミさん』

表紙。また、付録にまるごと1冊オオカミさんが。内容は作者&絵師のコメント付きのキャラクター紹介と書き下ろし短編+文庫からの再録短編+コミカライズ第2話という構成。
ファンにとってはボチボチ楽しめる仕上がりかと。

コミカライズの単行本が9月末に発売予定なんだけど、1巻って書いてないんだよなぁ。もしかして、アニメが終わったら、即終了すんのかな。

『とある魔術の禁書目録』

アニメ2期放送局は順当にMBSで。

また、『超電磁砲』の重大発表はOVAでした。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

雑誌には載っていないが、放送局は自宅で映るところだったので安心安心。MBSとBS11のダブルアタックです。
ネットでは既に判明しているが、監督交代の噂はマジネタでした(´・ω・`)

コミカライズ2巻の表紙は黒猫なのね。

また、メディアミックスのお約束、PSPでゲーム化決定。スタッフは『とらドラ・ポータブル!』と同じだそうで。

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』

映画のストーリーのコミカライズがヤングエースで連載開始だそうで。メディアミックス先の内容をコミカライズするって前例あったっけ?

『電波女と青春男』

TBSでアニメ化決定。入間さんフィーバーし過ぎワロタ状態。このタイミングで行くと、立て続けにMF文庫J『僕は友達が少ない』のアニメ化も決まって、ブリキさんフィーバーになりそうだな。

『灼眼のシャナ』

10月より地上波に再臨。これだけだと、3期発表に見えるんだけど、ネットからの確定情報によると、再放送らしいです。で、それが終わったら3期開始ですね、分かります。
となると、10月からはMBSが電撃祭りだな。

時雨沢恵一×angelaコラボ企画

最近流行りのシリーズ開始と同時にイメージソング公開ってヤツか。ただ、話題作りの必要の無い人同士ってのが電撃の凄さを物語ってるよな。

『冥王星O』

特集のみ。9月に講談社ノベルスの方から舞城さんが書いた『デッドドールのダブルD』ってのが出るらしいんだけど、どうもそれでラストみたいだな。

特集サイトの方では何名か、越前魔太郎の正体が何人か公開されてるんだけど、実名出したら何倍も売れる作家って、折口良乃さんと相生生音さんは絶対違うだろ!!

『C^3』

久し振りの短編が登場。正直、ただ全裸なだけでは最早大してエロスを感じません。むしろ、ぱんつ見せてくれた方が……(ぉ

『サイハテの聖衣(シュラウド)』

三雲さんが送る、イラストと設定と小説で描く、戦う女の子達の物語。要は『舞HiME』とか『ストライクウィッチーズ』とか、そういうことなのか。
別名、『アスラクライン』終了のお知らせとも言う。

って言うか、おっぱい見えてんじゃね?

『ソードアート・オンライン アインクラッド』&『そーどあーと☆おんらいん。』

コミカライズダブル連載開始。本編の方の作画……orz
4コマの方も、コミックス買うレベルには程遠いな……。

『境界線上のホライゾン』

9月発売の『Ⅲ<下>』に収録の第六十章を先行掲載。でも、文庫を読んでいない読者からしたら、何のこっちゃ理解らんと思うが……。ちょ、おま、六十章てwwwwってなると思う。

って、次の表紙はネイトママンなのかよ!!

ところで、サンライズ制作で『終わりのクロニクル』がアニメ化ってまぢなの?4クールやっても終わるような尺じゃないと思うんですが。
本当だったら嬉し過ぎて発狂するわ。

『野崎まど劇場』

相変わらず酷いなw
こんなショートショートばっかり集めた短編集1冊出してくれたら買うのになぁ。

『竜と勇者(あいつ)と可愛げのない私』

お試し短編。流石ベテラン作家というべきなのか、安定した文章で読み易い。
まぁ、詰まらなくはないんですが。

新刊情報

9月はいよいよ竹宮ゆゆこさんが新作始動。相方に駒都え~じさんを迎えて、『ゴールデンタイム』スタートです。どう見ても完全勝利パターンです。本当に有り難う御座居ました。

『狼と香辛料』は完結しそうな気配。

10月は鈴木鈴さんの新作『ウチの姫さまにはがっかりです…。』が。また打ち切りか……orz
イラストは藤真さんなんだけど、何故峰守さんか紅玉さんと組ませないんだ編集部。

アンケート葉書

アンケート葉書には職業を書く欄があり、そこにちゃんと会社員って選択肢があるのに、裏面では、おこづかいの額を強制的に答えさせられるっていう。何で、もらってないっていう項目が無いんだよ!

『俺と彼女が勇者と魔王で生徒会長』

次号予告のページに謝罪文が。前号では短編掲載を取り止めるだけで精一杯だったようだ。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A

スーパーダッシュ文庫,メディアワークス文庫,雑記

入荷しているか確認の意味も兼ねて、会社近所の書店で購入。ブツは、

・魔界探偵 冥王星O ペインのP
・マリシャスクレーム -MALICIOUS CLAIM-
魔界探偵冥王星OペインのP (メディアワークス文庫 え 1-1)
マリシャスクレーム (メディアワークス文庫 は 1-1)

の計2冊。

スーパーダッシュも発売日の筈なんだけど、何故か見当たりませんでした。買うもん無かったから良いけど。

メディアワークス文庫,雑誌,電撃文庫

電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2010年 07月号 [雑誌]
優先消化や何やかんやで読了するのが、こんなに遅くなってしまった。

『灼眼のシャナ』

表紙。OVA第3弾は『オーバーチュア』前編。いや、そんなんテレビシリーズでやったら良いじゃない!と思うわけですよ。つーか、これやるくらいだったら、大戦をやれば良くね?

『デュラララ!!』

コミカライズ2巻の表紙って1巻と繋がるんじゃないのかよ!
あと、コミックアンソロジー『デュララブ!!』が発売。

『オオカミさんと七人の仲間たち』

アニメが家で映らない……だと……?AT-Xだった『れでぃ×ばと!』はともかくとして、もう電撃のアニメなんて映らない筈がないと思ってたよ……。よりによって、そこそこ楽しみにしていたのに限って……(´・ω・`)

『とある魔術の禁書目録』

アニメ2期発表。うん、知ってた。ビックリするくらい驚き無いわw
って、『ヘヴィーオブジェクト』2巻の帯の重大発表ってこれのことかよ!肩透かしもいいとこだな!
発表がこのタイミングなら順当に10月放送開始かな。

また、勢いづいてPSPで3D格ゲーも発売決定。
『超電磁砲』の重大発表ってのはまぁ、このどっちかだろうな。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

アニメは10月から。もっと焦らしプレイ状態になるかとも思ったが、すんなり始まるみたいね。

『神様のメモ帳』

連載開始。果たしてアニメ化フラグなのか。

『ダブルブリッド』

今更イメージアルバム制作決定。根強い人気だなぁ。

『魔界探偵 冥王星O』

越前魔太郎が登場する映画『NECK』は観に行くべきなんだろうか。舞台版もあるとか言ってるし、うーむ。つーか予告映像見たんだけど、全く面白そうに見えなかったんだよなぁ。細川茂樹さん扮する冥王星Oには興味あるんだけど。何、あのメイクw

掲載短編『フィータスのF』は『ヴァイオリンのV』を補完するエピソードらしいが、どの辺が補完していたんだろう。全然判らんかった。【醜悪な臓物】が出て来たことさえ判らなかった俺は駄目過ぎるな。
とは言え、単体で面白かった。最後、不完全燃焼だけども。
書いてるのは誰なんだろう。扉絵のイラストも誰や判らんし。

次はメディアワークス文庫から『ペインのP』。MW文庫なのに、結局電撃みたいな表紙なんかい!

『ロウきゅーぶ!』

どうみても、はくべきものをはいてない!

ひなた登板回。これで短編でメイン張ってないのはまほまほだけに。

コミカライズはG’smagazineで連載ということで、どんどんG’smagazineが電撃に侵食されていく……。

『アクセル・ワールド』&『あくちぇる・わーるど』

本編コミカライズがテンポ良くて面白いな。
パロディの方は雑誌で読むだけで満足してしまいそうだw

『ソードアート・オンライン』のコミカライズ2本は次号より連載開始予定。

『境界線上のホライゾン課外教室』

ガッちゃんがカラーで全身描かれるのって初めてじゃね?こんな綺麗なカラーリングだったんだ。

アサマチが良い尻過ぎて困る。

次号では『Ⅲ<下>』を1章分先行掲載だそうで。そんなんするくらいだったら、さっさと出してくれれば良いのにw

『スペシャルエッセイ』

やっぱり最近の橋本さんの気取りっぷりはイラッとする。

『@HOME』

藤原祐さんが送る新連載。ハートフル方向らしいですよ。グロ要素は8月に出る『煉獄姫』の方に入れてんのかな?
やっぱり椋本さんとのタッグは解散したのか。
イラストは何故か『電波女』のコミカライズも担当している山根真人さん。

内容はまぁ普通かなぁ。

『野崎まど劇場』

毎回内容をがらっと変えてのショートショートのようです。
一機増えるんですねぇ」じゃねーよwwwww

『レンタル・フルムーンSS』

多分、短期集中連載ラスト。ツクモ可愛いよツクモ。ちゃんと短編集は出るんですよねぇ?

電撃マ王&黒マ王

2つのマ王に何かが起こるって、合併としか思えねぇ……。

まるごと一冊“入間人間”

何で記事、本誌と付録に分散しとんねん!感想書き難いやろがい!
構成としては、各シリーズ紹介と、これまでに雑誌に掲載された文庫未収録短編を再掲載。更には電撃コラボレーションの短編までも収録ということで、入間さんファンはフルボッ〇せざるを得ないだろう。

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』は実写映画版のキービジュアルが到着。まぁ、物理的に無理のある設定じゃないから、これだけ見ると、普通に実写化出来そうな気がしてきた。

『電波女と青春男』はコミカライズ決定。また、ブリキさんによるスピンオフ『とーわさんと』も連載開始。
あかん、ブリキさんのイラストに超吸引されそうだぜ……。今は、『ウォーキングのW』のお陰で入間さんに対するハードルが凄ぇ低くなっている状態だからな。

書き下ろし短編『心の雨』は見せ方が独特でよう理解りませんでした。

何気に、世界観共有している作品が多いらしいね。それ、俺好みやわ。

最後には月間入間人間の軌跡が書かれてるんだけど、越前魔太郎の正体が思いっクソ書いてあって吹いた。

『俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長』

個人的には特にびびっとこなかったのでスルーしたんですが、どうやら売れてるらしいじゃない→『バカテス』のパクリ疑惑浮上→またまたぁ→ガチでパクリ判明、出版停止・回収騒ぎ→何故俺買っておかなかったし!!←今ここ

という状態。小さい記事とは言え、新聞に載るとかどんだけだよw

今号に掲載予定だった短編も幻に。

新刊情報

気になるもクソもこれから1年間は全部手に入るわけだが。

7月の新刊で気になるのは『しにがみのバラッド。リバース。』。何なのよ、リバースって。
雑誌掲載分に書き下ろしを加えた『多摩湖さんと黄鶏くん』は入間さん作品とは言え、年上のお姉さんと言われたらチェックせざるを得ない。
うえお久光さんは超久し振りに新作『ヴィークルエンド』を発表。SFなのかな。
まさかの『隙間女(幅広)』が短編集として文庫化。しかしイラストが鶴崎さんからミヤスリサさんに代わっている不思議。
新人デビュー『彼女はつっこまれるのが好き!』は、タ、タイトルに釣られたクマー!

8月は延期の末、ようやく再始動『クロノ・セクス・コンプレックス』に注目。こっそり絵師代わってるんだぜ。
それと、早くも文庫化の『官能小説を書く女の子はキライですか?』。がっつりそのままのタイトルできたな。

MW文庫は6月の新刊では『冥王星O』以外に、クレームを取り扱った『マリシャスクレーム』というのが気になるので買います。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A

メディアワークス文庫

メイド・ロード・リロード (メディアワークス文庫)

著:北野 勇作

「いたいっ」
「あいたあっ」
「あたたたたたたたたたたたあっ」
「でも、いたくないいいいいっ」
「いたいのいたいのおおおおおお」
「とんでいけええええええっ」
「隣の村までえええええ」
「とんでいけええええええっ」
「とんでいけええええええっ」

約3日の積み。メディアワークス文庫。著者の北野さんはそこそこ作家歴の長いSF作家……のようだ。よー理解らん。

粗筋を見ると、ラノベ作家が登場するということで、うほっと食いつきました。実際に読んだら、あんまり関係無かったけど。

これは俗に言うメタフィクションというやつだろうか。現実と虚構が入り混じり、中盤辺りから、どんどん判らなくなってくる。
とは言っても、難解というより、緩いコメディといった感じ。軽い気持ちで読める。

いやしかし、「メイド」と「冥途」を掛けるのと言えば、『メイド刑事』だよなぁ。

燃:C 萌:C+ 笑:B+ 総:B+

メイド刑事<デカ> (GA文庫)
メイド刑事<デカ> (GA文庫)

メディアワークス文庫,雑記

今月は25日が日曜のため、公式発売日が1日遅くなって、26日発売。ブツは、

・メイド・ロード・リロード
メイド・ロード・リロード (メディアワークス文庫)

の計1冊。

取り敢えず三省堂にMW文庫が置いてあると思った俺が馬鹿だった。って言うか、新刊なのか話題の本なのかどっちなんだよ!
それと、一般文庫のコーナーが広いから、あるのか無いのか今一つ断定出来ないぜ。

結局、京都タワービル内の書店で買いました。そこでも散々探した挙句、MW文庫のコーナーがあるの見て、腰が砕けそうになった。かえって見付け難いんだよ……!
書店も扱いに困ってるんじゃないのかなぁ。

メディアワークス文庫,雑誌,電撃文庫

電撃文庫 MAGAZINE ( マガジン ) 2010年 05月号 [雑誌]

『デュラララ!!』

表紙。セルティ、帝人、正臣、静雄あたりが出て来るのかと思いきや、杏里が単独で登場。文庫単体じゃなくて、雑誌だと、やっぱり女の子が表紙じゃないといかんのかなぁ。

PSPでゲーム化決定。スタッフはDS『バッカーノ!』と同じだそうで。そういや、DS電撃文庫って、もう出ないのかな。

『オオカミさん』

OPを歌うのは『マクロスF』でお馴染みのMay’nさんだそうな。この人の歌と言えば、後は『シャングリ・ラ』のOPくらいしか知らんのだけど、作品と合った歌になるんだろうか……。

『灼眼のシャナ』

次号、シャナプロジェクト2010を増ページで特集予定。テレビアニメ3期発表ですね、分かります。

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』

実写映画化決定。予想の斜め上を突き抜けられた印象。テレビ媒体だと視なきゃいけなくなるけど、映画なら観に行かなくて済むや。らっき!(ぇ

勢いづいて、次号はまるごと一冊入間人間だそうで。これまでに電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編も再録されるようですが、それなら普通に短編集を文庫で出せよ!

その内、MW文庫版『みーまー』とか出そうな気がする。

『ヘヴィーオブジェクト』

6月発売の文庫2巻の帯で重大発表あり。まさかアニメ化は無いよね……?ドラマCDか、はたまたゲーム化か。

『れでぃ×ばと!』

気付いたら、アニメ終わっていた件。

特別企画原作大地薫メモリアルはむにゅうさんのイラストがいっぱい見れるので、大変良い企画だと思います。

『乃木坂春香の秘密』

アニメ2期の10話のサブタイトルが変わっているのは、ただの誤植なのか?

ゴマちゃんのコーナーが終わったということは、3期は有り得ないということなのか。

『さくら荘のペットな彼女』

Kaguya』でお馴染みの鴨志田さんの新シリーズがお試し短編掲載。やっぱり普通にラブコメやっていたら面白いんだよなぁ。というわけで、文庫買ってきました。1巻だけだけど。2巻はまぁ、その内。

『検死官ゾーイ・フェニックス』

MW文庫から『[映]アムリタ』でデビューした野崎まどさんのショートショート。何このアメリカのコメディドラマみたいなテンションw
よく見たら、連載くさい上に、隅に「野崎まど劇場」って書いてあるぞ。

『神様のメモ帳』

電撃大王でコミカライズ決定。作画はスニーカー文庫『あずけて!時間銀行』のイラストでお馴染みTivさんです。
何で原作2巻がベース予定なんだろう……。

次号からは集中連載も始まるらしいし、これはアニメ化も夢ではなくなってきたか……?

『冥王星О』

遂に発売開始。電撃文庫版にはイラストがあるが、絵師の名前が折り込みチラシ等の広告に一切書かれていない。
でも、これブリキさんのイラストだよなぁと思っていたら、文庫の裏表紙の折り返しにちゃんとブリキさんの名前が書いてありました。どないやねん。

いやしかし、こういう売り出し方をされると気になってしまうなぁ。

『小春原日和の育成日記』

お試し短編。扉の日和さんはやっぱりぱんつが見えてます。ごく僅かですが。

さてさて、無事入学試験を突破した日和さんですが、入学式に早くも試練が待っていた……というお話。え、それ雑誌でやっちゃうの!?

『輝ける四つの姫星(スターライトシンフォニー)』って恥ずかしいなw

『Lecture of Illustration』

講師がさそりがためさんということで、どんなやんちゃなイラストが出て来るのかとwktkしていたら、普通……だと……?

『べにたま・みねもりのぐっとくる話』

まさかの土橋真二郎さん乱入で更にカオスなことに。
ほんと、このコーナー面白いな。1冊にまとめてくれんかな。

『官能小説を書く女の子はキライですか?』

新人デビュー作品。雑誌でデビューって電撃では珍しい……のか?
まぁ、美少女文庫にありそうな展開をラノベでやっちゃおう、みたいな。いや、好きですけど。
男装ネタは要らないかなぁと思う。好みの問題だろうけど、ネタは官能小説1本に絞ったと方が良いと思うの。

文庫化したら買うと思うけど、このままのタイトルで出るんだろうか……?

最近ラノベで官能小説的な話を見たなと思ったら、スニーカーの『R-15』ですね。

『OBSTACLE OVERTURE』

ケータイアプリの配信時期がいつの間にか春から夏に延びてる件。

『境界線上のホライゾンⅢのタメの準備授業』

遂に『Ⅲ<上>』が6月に発売決定ということで、これまでのストーリーを振り返りながら、料理をしたり、今後の展開を考えたり、新キャラのラフイラストが掲載されたり。
これ、雑誌掲載だけで終わらせるには勿体無いと思うんだけどなぁ。

次の表紙はネイトです。これまた綺麗な表紙だなー。

『レンタル・フルムーンSS』

まさか短編で先に水着回とはな……。

“まるごと1冊”『アクセル・ワールド』『ソードアート・オンライン』

これまでは文庫がまるまる付録で付いているということがあったが、今度は本誌と同サイズの別冊付録が。同サイズなら素直に雑誌に収録しろよ!と思うのは俺だけなのか。

内容は両作品の概要解説と『アクセル・ワールド』のコミカライズ2本掲載、そして両主人公が激突する『バーサス』を収録。
本編コミカライズの方は取り敢えずチユリのアバターがとても可愛いです。
ゆるキャラ4コマ『あくちぇる・わーるど』は雑誌で読むなら良いかなという感じ。

『バーサス』はまさしく夢の共演。益々、2つの物語は同じ時間軸の中にあるのではないかと思えてきたが……。
イラストはHIMAさんとabecさんの合作。

アニメ化発表があるかと思ったが、全然そんなことはなかったんだぜ。その代わりと言ってはなんだが、『ソードアート・オンライン』も本編コミカライズと4コマパロディ『そーどあーと☆おんらいん』が電撃文庫MAGAZINE誌上で連載決定。
何故、電撃文庫MAGAZINE誌上なんだ……。電撃大王でやれよ……。つーか、この作画大丈夫なのか……(´・ω・`)
そもそも『蜻蛉迷宮』はどうなったんだよ!!

新刊情報

まずは5月分から。
『森口織人の陰陽道』はドラマCD化したにも関わらず、4巻完結だそうで。切った俺が正解だったのか。
『タロットの御主人様。ぷちあそうと。』は表紙がジブちゃんです。1巻から居るキャラだから、感慨深いけど、法則性……orz
『くるくるクロッキー』2巻は表紙の吸引力凄ぇ。

新シリーズは4本。久住さんの新作『七花、時跳び!』が登場。またミステリー系か!つーか『鷲見ヶ原うぐいすの論証』はどうなったんだよ!

6月分。
『ほうかご百物語』8巻はストーリーを見ると、何だかそろそろ終わりそうです。
『ウェスタディアの双星』はいつの間にかもう7巻か。
『世界平和は一家団欒のあとに』は最終巻。

新シリーズは3本。『銀鎚のアレキサンドラ』を盛大にスベらせた上野さんが復活だけど、そんなに惹かれないかなぁ。
『シュプルのおはなし』の夏海さんの新シリーズ『できる!SE』がちょっと気になります。

そういや最近、『ゆらゆらと揺れる海の彼方』が出てない気がするけど、どうなったのさ?

MW文庫の方では4月の新刊『メイド・ロード・リロード』が気になってきました。
MW文庫で思い出したが、もしかして『シフト』が止まってるのって、MW文庫で出直すからだったりするのか……?

燃:A- 萌:A+ 笑:A- 総:A

メディアワークス文庫

シアター! (メディアワークス文庫)

著:有川 浩 イラスト:大矢 正和

「リスクなしで金が借りられると思うな!」
「降って湧いた借金三百万、お前ら全員で頭割りにしたらたかだか三十万だ!いい年こいた大人が雁首揃えてそれっぽっちの金も用立てられなかったことを恥じろ!無利子で二年も猶予をやるのに返済できないならお前らに才能なんかない!二年間死にものぐるいでやれ!自分の無力を思い知って死ね!借金できりきり舞いして夢も希望も枯れ果ててしまえ!」
「畜生、この守銭奴!」
「守銭奴けっこう!金は正義だ!」

約2ヶ月1週間半の積み。メディアワークス文庫創刊ラインナップの内の1冊。一般文芸でも人気作家になった有川さんが古巣で書いてくれるのは嬉しい限り。一応、電撃から派生したレーベルだから古巣扱いでも良いよね?
そもそもMW文庫創刊のきっかけに間違い無く噛んでるだろうし。

創刊だし、記念に1冊くらい買っとくか程度の気持ちで買った本作ですが、ストレートに面白かった。
実力はそれなりにあるのに、杜撰な経営体制の所為で今一つ振るわない小劇団シアターフラッグに主催である巧の兄、司と現役声優の千歳が加わったことで劇的な変貌を遂げる様が痛快。
時には演劇の豆知識を交えて話が展開するのも興味深い。演劇経験者にも読んでほしいな。

雰囲気は『図書館戦争』の読者をかなり意識していると思われ。キャラ同士の掛け合いのテンションなんかはほぼそのまま。
ただ、LOVEが殆ど無いんだよなぁ。最後の最後で司と千歳でがっつりLOVE寄せしてきて、読者皆殺しになると思ったんだがな……。

MW文庫の中には既にシリーズ化が決定しているものもあるが、これはシリーズ化しないのかな。後書きからは、そういった気配を一切感じないが。
最後にLOVEがあれば、このまま終わっても良かったかなという気はするんだけどなぁ。そういうわけなんで、シリーズ化希望です。

後書きによると、本作が生まれたのは『図書館戦争』のアニメで柴崎を演じたみゆきちが所属する劇団の公演を有川さんが観に行ったことがきっかけだったそうで。何が良い結果に繋がるか判らんな。
ちなみに、その劇団の主宰さんによる解説みたいなものが付いてます。

ところで、紙質が電撃文庫と比べて薄い。これは一般レーベルに合わせた結果なんだろうか。
加えて、電撃フォーマットが1ページ17行なのに対して、MW文庫フォーマットは1ページ16行。何で一般向けの方が文字大きいねん……。
開いた瞬間、「文字デカっ!?」って思うくらい違いが判るの。

燃:B+ 萌:C+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
シアター! <2>(2011/01)

著者リンク
レインツリーの国 World of delight(新潮社ハードカバー、2006/09)
文庫版 空の中(角川文庫、2008/06)
三匹のおっさん(文藝春秋ハードカバー、2009/03)
文庫版 阪急電車(幻冬舎文庫、2010/08)
文庫版 フリーター、家を買う。(幻冬舎文庫、2012/08)
文庫版 植物図鑑(幻冬舎文庫、2013/01)
文庫版 県庁おもてなし課(角川文庫、2013/04)
新潮文庫版 キケン(新潮文庫、2013/06)
新潮文庫版 ヒア・カムズ・ザ・サン(新潮文庫、2013/09)
文庫版 ストーリー・セラー(幻冬舎文庫、2015/12)
文庫版 空飛ぶ広報室(幻冬舎文庫、2016/04)
文庫版 旅猫リポート(講談社文庫、2017/02)
文庫版 キャロリング(幻冬舎文庫、2017/12)
文庫版 明日の子供たち(幻冬舎文庫、2018/04)
文庫版 アンマーとぼくら(講談社文庫、2020/08)
文庫版 イマジン?(幻冬舎文庫、2022/08)