ご主人さん&メイドさま 父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります

5月 9, 2010 by
Filed under: 電撃文庫 

ご主人さん&メイドさま―父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります (電撃文庫)

著:榎木津 無代(えのきづ・むだい) イラスト:双龍

(メイドを愛するこの心。これだけは絶対、俺はこの世の誰にも負けない)
(だから俺は戦う。メイドのために。あの娘のために。逃げねえ退かねえ倒れねえ。俺は戦う━━)

「━━━━萌えある限りィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッッッ!!!!!!」

約3ヶ月の積み。第16回電撃小説大賞銀賞受賞作。イラストは同レーベルの『アガルタ・フィエスタ!』でお馴染みの双龍さん。

濃いメイドオタの主人公、五秋陣(ごしゅう・じん)の前に突然現れた金髪メイドさん。まさかの展開に興奮する五秋だったが、メイドさんは自らをメイド様と名乗り、五秋をこきつかうのだった、という出だし。

コメディ寄りのラブコメかと思いきや、途中からは阿呆な設定ながらもバトル要素が前面に出て来て、終盤はまさかの熱血展開になるという、ジャンル分けに困りそうな作品。
中盤の戦闘が面白ければ、もっと高評価になったんがだ、そこが中だるみとなってしまった印象。
クライマックスの戦闘の盛り上がりっぷりが凄かっただけに惜しい。

メイドが戦闘すると言えば、ファンタジア文庫『まぶらほ メイドの巻』を思い出すな。

正直、真面目に設定を考えながら、読む作品ではないと思う。こう、勢い任せに楽しむべき。深く考えたら負け。

構成としては、沙天(さあま)と詠子が不必要だったのではないかなぁと思う。1巻は五秋とメイドさまの関係性に焦点を絞れば良かったと思うんだが。

まぁ、メイドさまの可愛さで細かいところは全部吹っ飛ぶんだが。お風呂のシーンはズルイと思うの。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A-

第16回電撃小説大賞リンク
[映]アムリタ(メディアワークス文庫賞、メディアワークス文庫、2009/12)

まぶらほ―メイドの巻 (富士見ファンタジア文庫)
まぶらほ―メイドの巻 (富士見ファンタジア文庫)

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