著:赤松 中学 イラスト:こぶいち
こうして、アリアは━━
緋弾のアリアとなった。
緋色の星を司り、碧い星の上で、天使のように浮かびながら。俺の、隣で。
2015年8月の新刊。約3ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。『AA』Ⅱ巻からは連続刊行。
表紙は3度目の理子。流石に巻数表記が判り難いと判断されたのか、今回からアラビア数字も併記されるようになりました。
サブタイは「リゴラス・サスペクト」と読みます。
ピンナップには萌と菊代が登場。久し振りだったから誰かと思ったわ。
さて、緋緋神との決戦。これまでに習得してきた技をフルに使って緋緋神に迫っていく展開が完全に最終回である。遂にキンジさん、素手で弾丸を逸らせるようになったか。
絶命からの復活もさくっと出来るようになってるし、人間やめてる感がパナい。
アリアを取り戻したキンジは緋緋神をお母さんに会えるように宇宙へ還してあげることに。そうして名実共にアリアは緋弾の名を得るのだった……。目からレーザーを出せるようになったらしいぞ。
これ、完全に最終回ですやん。
これで終わると思った?残念!新章突入です!ということで、アリア、お母さんであるかなえさんと感動の再会です。
このかなえさんがエロ可愛くて、けしからん。ホントけしからん。1冊丸ごとかなえさんにお世話されるだけのエピソードがあってもいいくらい。何なら次巻から「緋弾のかなえ」にしてほしいまである。
アリアと理子、それぞれと同じ時間に約束をしてしまうキンジ。ただの約束なら、ともかくどうやら2人とも物凄く大事な話のようで。
それをいつものノリで誤魔化そうとするキンジだけど、どえらいことになりそうな悪寒がするぜ……。
と思いきや約束以前に、彼の前には不知火が敵として立ち塞がるのだった。遂に動き出したか。
不知火と共に現れたのは《妖刕》原田静刃を含む5人の強敵。全員男だし、キンジより人間やめてるランキングが圧倒的に上みたいだし、こりゃやべーぞ……。
ってか完全にジャンプ漫画だわ……。
静刃はまた別の時間から跳んできたのかな。以前、戦ったときよりパワーアップしてるっぽいけど。
次は2015年9月に『AA』Ⅲ巻、12月にⅣ巻。
燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・緋弾のアリアⅩⅩ 恋と戦の超伝導(2015/05)
・緋弾のアリアAAⅡ(2015/07)
・緋弾のアリアAAⅢ(2015/09)
・緋弾のアリアⅩⅩⅡ 彗星よ白昼夢に眠れ(2016/04)
世界観リンク
・やがて魔剱のアリスベルⅥ さらば妖刕(電撃文庫、2016/01)