アニメ,富士見ファンタジア文庫

「男って笑わせたい女の子が居れば、何とか頑張れるもんだから」

真冬の告白で最終回を盛り上げるのかと思いきや、アバンであっさり終了したーーーーーーーーーーーー!?

というわけで、完全にいつも通りのテンションで最終回開始です。
まさか最後の最後でリアル中目黒が出てくるとはな……。ハスキーボイスなところなんかは真冬のド直球っぽいw

最終回にきて、やたら深夏が可愛い件。

最後は原作のエピソードを上手く再構成しながら、凄ぇ綺麗にまとめられていた。ちゃんとオチもついてたし。
《企業》の話がネタとして、ちょっと出てたけど、これは本当にネタ止まりかな。

EDも普通に流して終了。次週、普通に放送があっても違和感の無い終わり方w

総評

というわけで、メディアの違いを理解するアニメ版『生徒会の一存』全十二話でした。
映像であることを存分に活かした美少女ネタアニメとしてはかなり良いセンいっていたのではないかと思います。
コメディはテンポ良かったし、ネタも結構やりたい放題だったし。どうせなら、もっとファンタジアネタやれば良かったのに。

正直、ファンタジア発のアニメということで結構不安が大きかったんですが、最後まで楽しませてもらいました。純粋に二期が見たいと思える出来だった。
みんな可愛かったしな。

後番は『おまもりひまり』だっけか?

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第11話「欠ける生徒会」

シリーズリンク
生徒会の一存 Lv.2 第0話「すぎさきメモリアル」

電撃文庫

タロットの御主人様。〈8〉 (電撃文庫)

著:七飯 宏隆 イラスト:YUKIRIN

「……あたしもいい加減、逃げてちゃいけないのかもしれないにゃあ……」

約一週間半の積み。五ヶ月振りの新刊。表紙は前回、秋人が封印した“力”の真行寺さやかさん。現役警察官なので、制服で登場です。表紙に全身が登場したのって、一巻の結夏以来だよな。
まぁ、タイトスカートでパンチラやろうと思ったら、これしかないというような構図だが。帯で隠れてます。
口絵では並び立つヒロインがちょっと格好良い。

さて、今回は順当に文化祭の出し物でトップを取った御褒美として、オープン前の拡張現実を応用したテーマパーク、ワールドアヴァロンに遊びに行くお話。
ワールドアヴァロンの技術凄ぇぇぇええええええええええ!!これは遊びに行ってみたい。
前巻の八久住さんの告白でギクシャクしまくりの人間関係。秋人は全てのタロットを封印するまでは、そんなことは考えられない。俺が先に幸せになってはいけないという考えで、答えを保留。これでアニメ化でも決まっていたら、引き伸ばしキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!と言うところだが、生憎何一つメディアミックスしていないので、まぁ、これはこれでアリな答えかなぁ。

そんな中、ワールドアヴァロンという施設の特性を利用して、“魔術師”が襲いかかってくる。完全に秋人の敵というよりは、秋人に成長を促してくれた感じ。タロットと『憑依』された女の子達も絆を強めたようだし、一段階パワーアップ出来たか。

“魔術師”によると、“白”というのは“世界”のことらしい。彼女と言っていたので、どうやら女性らしい。
また、彼女は“時忘れの魔女(リトル・エンドレス)”を傍から離してはいけないという助言を残していく。これって確かアメジスティアのことだけど、折悪く、この戦いの後、アメジスティアは秋人への想いを絶ち切ろうとするんだよな。
彼女は秋人にとっても、「あの男」にとっても切り札となるらしいが……。
“魔術師”はこの巻で封印出来たので、残り六枚。

そのときがくるまで、結夏に関する占現を行ってはならないとは一体どういう意味なのか。
そして、真冬が辿り着いた四季ばあちゃんの過去に見えた双子の弟、久遠とは?全てはばあちゃんの掌の上なのか?
うぉぉおおおおおおお、テンション上がってきたぜぇぇぇぇええええええッ!!!!

ところで体育祭とかは、ばっさりカットされたみたいだけど、『ぷちふらぐめんと。』二巻用に回されたとかだろうか。それとも別に語ることもないや、みたいな?

というわけで八巻でした。さやかさんのフラグ立ちの早さは異常。籐子様は更に強固なフラグが立ったみたいだし。
滅多に顔が出て来ないから忘れがちだけど、秋人ってイケメンなんですよね。

そろそろメディアミックスの一つや二つ、あっても良いと思うんだ。正直、これがアニメ化決まったら狂喜乱舞する。
次は二月に『放課後限定勇者さま。』二巻。いや、それよりもこちらをですね……。

燃:A- 萌:A- 笑:C+ 総:A

ガガガ文庫,雑記

今月創刊のメディアワークス文庫は16日発売だったが、そこまでがっついて欲しいものが無かったので、ガガガを買いに行くついでにしました。ブツは、

・シアター!
・ささみさん@がんばらない
シアター! (メディアワークス文庫)ささみさん@がんばらない (ガガガ文庫)

の二冊。あと、『ほうかご百物語』を一冊くらい買おうかと思ったら、既刊が全く無かったので、いつも通り、

・アスラクライン⑨ KLEIN Re-MIX(新装カバー)
アスラクライン〈9〉KLEIN Re‐MIX (電撃文庫)

を購入。

メディアワークス文庫はそれなりの売れ行きのようで、『陰陽の京』は売り切れ。『ケルベロス』はラス一。『すべての愛がゆるされる島』はどうだったかな。
陰陽ノ京 月風譚 黒方の鬼 (メディアワークス文庫)龍盤七朝 ケルベロス 壱 (メディアワークス文庫 ふ 1-1)すべての愛がゆるされる島 (メディアワークス文庫)

何にせよ、装丁のセンスの古さに愕然とした。BGBの仲間達も驚いていたので、オタに関しては共通認識と思って良いだろう。
折り込みチラシもすっごい地味なの。極力イラストを廃しようとしているみたい。

来月からは25日発売になるそうで。何……だと……?スーパーダッシュ大丈夫?
特に気になる新刊は無いかなぁ。

ガガガは相変わらずラインナップがカオス過ぎるw
そんな中、『とある飛空士の追憶』が映画化決定。何が怖いって、アニメ映画とはどこにも書いていないのが怖い。
『人類は衰退しました』は月間IKKIでコミカライズ決定。ああ、きちゃったか……。

今後の新刊予定としては、二月に『ラ・のべつまくなし』二巻が。続刊は難しいんじゃないかなと思っていただけに嬉しい。

今月も全プレあり。応募券二枚で目録。応募券一枚しかねぇええええええ!!と思っていたら、後輩のユッケが応募券を譲ってくれることになりました。何と素晴らしい後輩か。感謝感謝。

19日発売の一迅社はフライング無し。九月は同じ日程でフライングしてたんだけどなぁ。配本量が少ないからフライングしなかったのかな。

アニメ,電撃文庫

「構わん。そのための乃木坂だ」

お父さんwwwwwwww
裕人の見せ場の直後にやらかすから、全部持っていかれた印象。中の人、本物じゃねーかw

さて、茅原の企みに騙された裕人は春香から距離を取ろうとする。そんな彼に一歩を踏み出す決意を固めさせてくれる周囲の人々。
姫宮みらんがここまでキーパーソンとして絡んでくるとは思わんかった。
裕人を春香の元へと向かわせる椎菜に泣ける。

で、オーディション会場で、「傍に居てほしいんだ!誰よりも傍に!!春香!!」などと叫ぶが、彼等の認識ではこんだけ言っても告白じゃないよ!
どないなっとるんだw

てっきりアイドルデビューの話で最終回までやるんだと思ってたんだけど、終わっちゃったね。最後はエピローグ的なエピソードになるんだろうか。

そうそう、『れでぃ×ばと!』の文庫CMが始まりましたが、ナレーションはセルニア嬢なのかよw
ちょっとは朋美にヒロインらしい役回りをですね……。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

乃木坂春香ガ全テ
乃木坂春香ガ全テ

電撃文庫

デュラララ!!×2 (電撃文庫)

著:成田 良悟 イラスト:ヤスダ スズヒト

「なッ……う、浮気かいセルティ!?俺に何か不満があるなら言ってくれ!?いや待って、ストレートに言われるとヘコムから、オブラートで三重ぐらいにくるんで言ってくれ!割合で言うなら、7ホメ3ケナシぐらいの勢いでッ!」
『安心して。不満なんて無いよ』

シリーズ第二弾。発売が二〇〇五年の三月ということで、一巻から実に十一ヶ月空いている。その間は『バッカーノ!』とか『ヴぁんぷ!』とかを出していたのからと思ったけど、後書きでは復帰第一弾って書いてあったから、暫く成田さんの新刊自体が出てなかったんだろうか。

作中では一巻から、およそ一年が経過している。早ッ!電撃文庫MAGAZINEの対談では、帝人達を大学に進学させるというアイデアを担当さんに止められたって言ってたから、成田さん自身はもっと大胆に時間を進めたかったっぽいな。

今回はピンナップの裏側に目次が。ピンナップに目次が付いている作品って珍しくね?

さて、一巻ではあまり活躍しなかった人々にスポットが当たる第二巻ということで、一巻ではセルティと並んで主役級だった帝人の出番が殆どありません。
これは『バッカーノ!』と同じ群像劇らしい展開だな。

電撃文庫は『ルナティック・ムーン』や『空ノ鐘の響く惑星で』等が登場。そうか、まだ『ルナティック・ムーン』がリアルタイムだった頃の作品なんだ……。時の流れを感じさせるぜ……。

ラストでは仲の良いクラスメイトである筈の帝と杏里と正臣が、それぞれ池袋の三大勢力のトップであることが判明する。えっ、何か鬱になりそうな気配!

後書きは一ページしかないので、どんどんポイントが小さくなっていく仕様です。無駄に手間かけてるなぁw

『バッカーノ!』のときもそうだったけど、面白い巻とそうでない巻の差が激しい気がするなぁ。
あと、俺はそんなにセルティに萌えないです。

ところで、『池袋ウエストゲートパーク』のGボーイズについて、原作とドラマの違いに言及するシーンがあるんだけど、ついこの前読んだ筈なのに、全然内容思い出せないんだぜ。

燃:C 萌:B- 笑:B 総:B

バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫)
バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫)

アニメ,電撃文庫

「私、夏目君に呼ばれるの、好きです」

某感想サイトで見て納得したんだけど、前回のラストで《黑鐵・改》が二人の操緒の力でパワーアップしたのって、アニメでは《黑鐵》と《白銀》が融合して、《黑鐵・改》が造られているから、副葬処女の受け皿も二体分あったということなのかもしれない。
原作では《白銀》のスペアパーツを使って修理したんじゃなかったっけ。

二巡目に戻ってきた智春達。崩壊した鳴桜邸の庭には朱浬さんとヅカ王子が倒れていた。ヅカ王子は病院へ搬送。朱浬さんは王立科学狂会に連れていかれた。

二巡目の鳴桜邸は瓦礫と化したが、一巡目の直貴が鳴桜邸を一緒にこちらへ跳ばしてくれたので、そこで生活することに。
翌朝になると、何事もなかったかのように、復活している奏っちゃん。

何と前回の戦闘中の口約束だけで契約が成立していたらしい。何……だと……?そんなにさくっと契約出来ちゃうのかよ!エロ要素をばっさりカットしてくるとはな……。
こちらに戻って来たときに、まだ眠っていたのは智春が向こうでは悪魔化していたために契約が完全には成立していなかったからだそうで。
完全に成り行きでやっちまった契約だな。

で、使い魔の登場となるわけですが、ペルセフォネ、フクロウになってるー!?こいつって、原作では秋希さんのペットだった黑鐵なんじゃ……。
でも、テンションマックスの奏っちゃんがとても可愛いです。

炫部長達が三巡目に跳ぶには中央渦界域(セントラル・ボーテックス)を安定させなければならず、それのは十日ほどかかるらしい。
それを知った智春は英気を養うことに。

洛高に行くと、佐伯兄に呼び出され、智春は第三生徒会長に任命される。冬流会長が離反し、朱浬さんも居ない今、確かに智春が適任となるのか。

六夏会長達のお見舞いでは、会長が片目を失明していることが判る。え、これ、オリジナル展開だよね?何か意味あるの?ロクに活躍の場も無いのに……。きっと最終回で活躍するんだよね?

成り行きとは言え、契約してしまい後に引けなくなった智春は奏っちゃんに告白する。
しかし、操緒は智春は最後には必ず自分のところに戻ってくると確信しているのだった。冷静に考えると、操緒怖ぇぇぇえええええ。
操緒とペルセフォネが並んで飛んでいるシーンは何だか感慨深いな。

一方、氷羽子の目的がこの世界の成り立ちを知りたいというものに変更されていた。まぁ、蹴策の存在カットされちゃったしなぁ。
炫部長はGDの詰め所を襲ったときに奪った《翡翠》、《薔薇輝》、《蒼鉛》の祭壇を使い、《鋼》だけでなく、この三体の機巧魔神も支配下に置いたよう。どういう理屈か、色が変わってました。
どういう仕組みなのか全く理解らん。更に、四体の機巧魔神の力で中央渦界域を暴走させて、三巡目に跳んだようだが……。

そういえば、成長したニアの夏服が見れるのってアニメだけなんじゃね?
エンドカードの用語紹介は「ペルセフォネ」。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B 総:A+

アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)
アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)

電撃文庫

ラッキーチャンス!〈6〉 (電撃文庫)
著:有沢 まみず イラスト:QP:flapper

「あの人は」
「女神だ」
「でも、僕は」
「女神を“好き”にはなれない」

約一週間の積み。五ヶ月振りの新刊。もっとぽんぽん出てる印象があるんだけどなぁ。
表紙は二ノ宮さん。帯を外して目を凝らすと、辛うじてぱんつが見えます。

口絵の構成が『スイート☆ライン』二巻とほぼ同じで吹いた。まぁ、そんなに珍しい構成ではないけども。単に、連続で読んだから気になっただけかなぁ。

今回も連作短編集ながら、話が大きく動いています。

『氷神は桃色の夏風邪を引くか?』

まさかトトもヒロインの一角として参戦してくるとはなぁ。トト可愛いよトト。
トトがかかった風邪というのは、“思春期限定モノノケズッキュンはーと熱(LOVE、LOVE)”。
女の子として初めて恋をしたモノノケがかかるという話だが、“北の神獣”と呼ばれる犬神もかかっていたらしい。これって、多分ともはね
のことなんだろうなぁ。確か、彼女のポテンシャルは相当高かった筈だし、神獣と呼ばれていてもおかしくはないと思うんだが。

『ツンデレ少女に夢見る花束を』

沙代さん、留吉と遭遇するの巻。こりゃもう、今後本格的に『いぬかみっ!』と絡んでくると思えってことだよね?

今回もがっつり、ストッキング&ぱんつ要員です。結構なお手前で<意味不明

『夏のアイランドの中心で恋を叫んだ少女』

二ノ宮さん、遂に覚醒す戦闘能力も有したようで、最強ヒロイン化かと思われた矢先、雅人は二ノ宮さんへの想いが恋ではないと確信してしまう。
うわぁあああぁあああああああ、絶望展開キトゥアアアアアアアアアアッ!!

しかも、それで二ノ宮さんの家にはお世話になれないから、沙代を選ぶってのがなぁ。選択理由がなぁ。
とか何とか、えらいことになっている間に、沙代もえらいことになっとりました。これがジュブナイルポルノならガチで凌辱展開になりそうなところで、次巻へ続きましたが。
本当に、そんな展開になったら吹くが。

雅人の幼馴染みってのも何かヤバそうだし、次巻は大荒れの予感。しかし、沙代のターンが来そうなので、オラ、wktkしてきたぞ!

絵師後書きが無いのは、QP:flapperさんが『えむえむっ!』の仕事で忙しいからだと思いたい。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B 総:A+

いぬかみっ!EXわんわん!! (電撃文庫)
いぬかみっ!EXわんわん!! (電撃文庫)

電撃文庫

スイート☆ライン〈2〉オーディション準備編 (電撃文庫)

著:有沢 まみず イラスト:如月 水(RED FLAGSHIP)

「戦います。それが私の目的ですから」
「あの人を……“絶対無欠の天使”を倒す。それが私が声優を志した理由で、全てです!」

約二ヶ月二週間の積み。五ヶ月振りの新刊。順調に第二巻が登場。『ラッキーチャンス!』と同時進行なので、五ヶ月でも十分早い。
表紙に男が居る……だと……?デフォルメとかそんなんじゃねぇ、通常サイズで居やがるんだ……。

さて、超人気ライトノベル『シックスティーン』のアニメ化が決まり、主要登場人物十六人のキャストを決めるオーディションが行われることになった。
新たな仲間、トンガちゃんを加え、張りきる永遠達。だが、そんな中、一人はるかだけは悲壮な決意を抱えていた……という流れ。

中盤までは正午がいつの間にかハーレム王になっている様が確認出来るが、ハーレムテイストのラブコメに流れそうで流れない。徐々に忍び寄る鬱の影。
って、何だか永遠じゃなくて、はるかがメインヒロインみたいな流れになってませんか。もしかして、永遠はあくまでも一人目のヒロインという扱いだったりするんだろうか。それなら是非舞をプッシュしていただけませんかね。

そして姿を現すスイート☆ライン五人目にして、最後の少女。何か、こう書くとバトルものみたいだなw
果たして、はるかは“絶対無欠の天使”を倒すことが出来るのか。あそこまで当代最強の描写をしてしまうと、もしはるかが勝った場合に凄い違和感が残ると思うんだが、どうか。そりゃ『銀盤カレイドスコープ』最終巻みたいな超熱血展開で大勝利するんなら、話は別だが。

何にしても、結構先へ先へと伏線を張っているので、早く続きが読みたいわけですよ。かと言って、『ラッキーチャンス!』は『ラッキーチャンス!』で気になるワナ。

ところで、ピンナップが完全にイメージイラストなのは一体どういうわけですか。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

銀盤カレイドスコープ〈vol.9〉シンデレラ・プログラム:Say it ain’t so (集英社スーパーダッシュ文庫)
銀盤カレイドスコープ〈vol.9〉シンデレラ・プログラム:Say it ain’t so (集英社スーパーダッシュ文庫)

MF文庫J

ごくペン! (MF文庫J)

著:三原 みつき イラスト:相音 うしお(こもね)

「無茶言わねえでくだせえ!九九が難しすぎる!」
「五の段は簡単なんだけど、六の段が壁だよな」
「六と三をかけると十八になるとか意外すぎる」

MF文庫J十月の新刊。第5回新人賞審査員特別賞受賞作。文芸部が出て来ると知り、発売から少し遅れて購入しました。
受賞時のタイトルは「新世紀ガクエンヤクザ!」だっけ?思いっきりMF風味に改題されている件w
イラストはスーパーダッシュ文庫『がく×ぶる』でお馴染みの相音さん。

ストーリーは不良が集う毒マムシ学園に幼馴染みと再会するために、主人公真太郎が転校してくるところから始まる。
再会した幼馴染みは私設極道の親分になっていて、真太郎はヤクザとヤンキーとの抗争に巻き込まれながらも、学園を変える決意を固めていくという話……の筈。

何がびっくりするって、口絵の人物紹介の男女比率が一対一なのにビックリする。MFテンプレートは一対三くらいが普通です。

これは一体どのジャンルに分類すれば良いんだ……?ラブコメと呼ぶにはLOVE寄せが少ない気がするし、かと言ってコメディなのかと言われれば、それにしては終盤真面目だし、でも真面目な割には平然と巨大ロボとか変身スーツとか出て来るし。
結構、変ラノ寄りなんじゃないかなぁ。
何とも内容説明の難しい。

コメディはもっとはっちゃけて良いと思うんだが。折角面白くなりそうな部分なんだし。
終盤ではヒロイン増えることだし、ここは適度にLOVE寄せすれば、五巻くらいまでは出せそうな気がする。今後に期待ってことで。

燃:B 萌:B+ 笑:A- 総:B+

シリーズリンク
ごくペン! <2>(2010/01)

イラストリンク
セク研!(ガガガ文庫、2010/05)

第5回MF文庫Jライトノベル新人賞リンク
まよチキ!(最優秀賞、2009/11)
ゴミ箱から失礼いたします(優秀賞、2009/11)
竜王女は天に舞う One-seventh Dragon Princess(佳作、2009/11)

MF文庫Jライトノベル新人賞審査員特別賞リンク
正捕手の篠原さん(第7回、2011/10)
-異能-(第15回、2020/01)

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「私達は学園都市に育ててもらってるから。この街の役に立てるようになりたいなぁって」

木山を捕えるため、警備員が出動するが、AIMネットワークの恩恵で能力を使えるようになった彼女の敵ではなかった。
駆け付けた美琴が突撃。相変わらずJ.C.STAFFの戦闘シーンのクオリティ半端無ぇw

美琴は木山の過去の一端に触れることに。
後半はチャイルド・エラーの子供達と木山先生のハートフルな触れ合いを描いた後で、ドン底に突き落とす絶望展開。先の展開知っていても、えげつないわ

回想シーンでは、ちびっこに先生のペチャパイなんて見ても嬉しくないと言われていたが、前に喫茶店で黒子に自分の身体を見て欲情する男性が居るのかと訊いていたのは、もしかして、このときのことを真に受けているからなんだろうか。

そんなこんなで、次回『幻想御手』編完結です。

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

とある科学の超電磁砲 3―とある魔術の禁書目録外伝 (3) (電撃コミックス)
とある科学の超電磁砲 3―とある魔術の禁書目録外伝 (3) (電撃コミックス)