アニメ,雑記,電撃文庫

今月は1日フライングで9日発売。ブツは、

・ラッキーチャンス! <6>
・タロットの御主人様。 <8>
・司書とハサミと短い鉛筆 <5>
・ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス
・レンタル・フルムーン2 第二訓 良い関係は良い距離感から
・くるくるクロッキー
ラッキーチャンス!〈6〉 (電撃文庫)タロットの御主人様。〈8〉 (電撃文庫)司書とハサミと短い鉛筆〈5〉 (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)レンタル・フルムーン〈2〉第二訓 良い関係は良い距離感から (電撃文庫)くるくるクロッキー (電撃文庫)

の計六冊。

気になる新刊云々は電撃文庫MAGAZINEの感想のときに書きます。


2010年『コードギアス』再始動らしいですね。取り敢えず少年エースでのコミカライズ連載が決定したとか何とか。
『反逆のルルーシュ』が再始動とは言ってないから、ルルーシュは出て来ても、脇役扱いに留まる程度なんだよね?まさか、あの終わり方しといて、また主役とか言わないよね?
映像方面での展開も予定されているらしいけど、やはり『ハガレン』とかやってる、あの枠か?


MF文庫J

烈風の騎士姫 (MF文庫J)

著:ヤマグチ ノボル イラスト:兎塚 エイジ

「なんとかなるよ」
「どうして?」
「おれたちには、“風”がついてる」

約一ヶ月二週間半の積み。MF文庫J。『ゼロ使』でお馴染みのコンビの新シリーズが登場。とは言っても、『ゼロ使』と同じハルケギニアが舞台だから完全な新作とは言い難いと思う。

騎士を目指す少女カリーヌは男しか入れない魔法衛士隊に入るため、男装し、名前もカリンと改めて、王都へと向かうというストーリー。そんな彼女を中心に繰り広げられるラブコメ冒険ファンタジー。
そういうわけで、基本的には『ゼロ使』とおんなじノリ。いかにもなラノベのテンションと思わせておいて、結構鬱な要素も入ってます。

カリーヌの髪は桃色がかったブロンド。パニックになったときのどもり具合からしても、ルイズの関係者じゃないかと思う。どうにも『ゼロ使』の数十年前の物語臭いんだよなぁ。と思ってたら、ルイズのお母さんだそうで。
裏に虚無の担い手も噛んでそうだし、新作と言いながら、がっつり『ゼロ使』と絡んできそうな気配を感じる。
でも、同じ方向性になってもアレだし、今後違うテイストを出しながら進むことに期待したい。
ひとまず様子見。

燃:B- 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

ゼロの使い魔 (MF文庫J)
ゼロの使い魔 (MF文庫J)

アニメ,電撃文庫

「裕君が……裕君が、いたいけな幼女に黒光りして、そそり立つものをくわえさせてるぅぅぅぅ!!」

注:チョコバナナです。
さあ、サブタイトルが苦しくなってまいりました。

茅原の罠にかかり、オーディションに参加することになってしまった春香。出てくれるだけで良いと言いつつ、オーディション前に様々なレッスンを要求されるワナ。こんな面倒臭いこと、よく引き受けるな。

春香のレッスンが終わるのを待っている間に、裕人は姫宮みらんと再会、成り行きで彼女のマネージャーを務めることに。
その際、「ノクターン女学院」のアフレコ現場に行く機会が。N’sの皆さんが登場するも顔は映らず。
つーか信長が自分の中の人を褒めてて吹いたw

「ノクターン女学院」の中にはモロに『おねがい☆ティーチャー』のあの人が出て来てました。名前はミズキ先生で、しかも「最優先事項よ♪」って言ってたしな。どんだけ『おねティ』好きやねんw

そして裕人は茅原の企みに気付くが、春香のためと言われては強引に行動するわけにもいかず。いよいよ佳境です。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

乃木坂春香ガ全テ
乃木坂春香ガ全テ

コミカライズ,スーパーダッシュ文庫

よくわかる現代魔法 2 (ジャンプコミックス)

原作:桜坂 洋 漫画:宮下 未紀

「わたくし元々パンツなど着用していませんことよ」

二巻にして完結巻。このアニメが終わったら、一緒にさくっと終わる、いかにもメディアミックス用にやってただけですよと言わんばかりの終わり方が切ない。特に人気無かったのかな。
ラストエピソードなんて、凄ぇやっつけ感が……。

今回も連作短編形式。コメディ要素が強めだけど、これって桜坂さんの意向なんだろうか。それとも宮下さんがやりたい放題やってるんだろうか。

総評

というわけで、『よくわかる現代魔法』コミカライズ全二巻でした。やはり公式絵師が直接コミカライズを描いてくれているというのは大きい。
内容も無理矢理原作をなぞるのではなく、連作短編形式になっているのもポイント高し。ちょっと身体のバランスがおかしいときがあるのがマイナスか。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:A-

よくわかる現代魔法〈1〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)
よくわかる現代魔法〈1〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

電撃文庫

アスラクライン〈5〉洛高アンダーワールド (電撃文庫)

著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

「約束してくださいね。命令ですよ」
「……命令?」
「そうです。だって美化委員ですから」

表紙は操緒。これは描き下ろし……か?
それはともかく、今巻の表紙に相応しいのって誰かな。ひかり先輩一択と思わないでもないが、ここで六夏会長が出ておかないと、これ以降会長が相応しい巻が無い気がする。

さて、巡礼者商連合というか、六夏会長の企みで急接近することになる智春とひかり先輩。取り敢えず毎回、新しい女の子キャラを出してくださいと編集に言われたから出しましたって感じのひかり先輩だけど、これが可愛いのなんの。最終巻までロクに出番が無いのが非常に勿体無い。
でも、ひかり先輩と仲良くなったらなったで、神聖防衛隊が全力で阻止しにくるんじゃ……。ひかり先輩が巡礼者商連合の庇護下に入ってるから手出し出来ないのかな。
ひかり先輩の可愛さもさることながら、ヤキモチ妬く操緒と奏っちゃんも可愛いです。

プール掃除をしていた筈がいつの間にか、洛高地下の迷路へと迷い込む智春達。彼等はそこで一巡目の世界の遺跡、十字稜(ラ・クロア)に辿り着く。
そこで智春と奏っちゃんは一巡目の自分の記憶を見ることになる。
そこは機巧魔神も悪魔も居ない平和な世界。佐伯の仲の良い樋口がまさかの勝ち組で吹いた。

六夏会長ってアニメでは早い段階で出て来たけど、原作だと今回がやっと初登場なのね。意外。
そう言や、女性の演操者って魔神相剋者になれるのかな。

巻末には奏っちゃんに何故かネコミミが生えるというショートショートが収録されている。何回読んでも、よく理解らん。深く考えたら負けなのか。
和狸さんの描くデフォルメイラストがナイスと言わざるを得ない。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

HJ文庫

空想/のべりずむ (HJ文庫)

著:藤春 都 イラスト:ぱん

「もっと面白いものが書けるでしょ。そうしたら、いつかちゃんとお金を払ってあげる」
「だから、もっと読ませて。てっちゃんの書いた物語を」

約四ヶ月一週間の積み。デビューシリーズ『ミスティック・ミュージアム』を三巻で完結させた藤春さんが、新シリーズを始動。今流行りの作家ものです。

主人公、哲人(てつと)は作家としてデビューしたはいいものの、自分の書いたことが現実に起こり、事件になっていると知り、小説を書くことが怖くなってしまっていた。
しかし、書きたいという衝動は収まらず、ついメモ帳に書いてしまったことが現実に起こってしまい、それに幼馴染みの葉月達が巻き込まれていく……という筋。

哲人が書いている作品というのがラノベなのか一般作品なのかが今一つはっきりとしないので、作家ものであることまでは断言出来るが、その後のジャンル分けが難しい。でも、萌えがどうだのラブコメがどうのと言ってるから、ラノベなのかなぁ。

中編二本という珍しい構成になっている。長編か連作短編ってのが一般的だと思うが。

何というか、インパクトは一切無い!しかし、こうジワジワ効いてくる空気感というか、雰囲気というか、葉月が可愛いというか、ほっとする内容というか。
魔法少女の下りはがっつりそれっぽくするか、中二っぽくするかのどっちかにした方が良かったと思うけど。凄ぇ中途半端だったし。

あと、個人的には、もうちょっとLOVEに寄せてほしいところか。
取り敢えず二巻出たら買います。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B+

イラストリンク
俺のお嬢様と天使と悪魔が生徒会で修羅場ってる!(MF文庫J、2018/10)

ミスティック・ミュージアム (HJ文庫)
ミスティック・ミュージアム (HJ文庫)

角川スニーカー文庫

妄想少女2 どうぞ私を召し上がれ(ハートマーク) (角川スニーカー文庫)

著:東 亮太 イラスト:ちこたむ

うん、なぜだろう。巫女さんにお金を要求されるとドキドキする。
よく分からないトキメキを抱きながら、言われるままに百円玉を二枚出す。そして数字の書かれた棒を一本引き、対応するくじを手渡してもらった。なんかもう、こういうプレイなんじゃないのか、これは。

どういうことやねん。
約一週間の積み。四ヶ月振りの新刊。表紙は紗衣のライバル月代。帯を外して、よく見ると、しまぱんが見えます。でも、この人、全く萌えキャラじゃないよなぁ。

今回も萌えキャラ一人ずつに焦点を当てた連作短編集。販促用に書き下ろされたらしいショートショートも収録。
ザスニの方では短期集中連載をやっているらしく、ある程度軌道に乗ってきたのか、ちょっと続きものくさい要素が入ってきました。

しかし、一巻目は新鮮さがあって面白く感じたというのもあるのか、勢いが衰えた気がします。というか、そもそもこれってラブコメなのか?萌えコメというなら納得出来るんだが。
最後の花火のシーンも何だか取ってつけたような感があるしなぁ。そんなところで、ハートフルラブコメっぽく見開き挿絵突っ込むくらいだったら、普通に萌えイラスト入れときゃ良かったのに。
もっと!もっとLOVEに寄せるんだ!

あと妹、佐和の言動がいちいち酷いと思います。
次は来年の四月五月くらいだそうで。内容いかんによっては切る可能性もあります。

燃:C 萌:A 笑:B 総:B+

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「お姉様にこんな姿を見せるわけにはいきませんわ」
「大丈夫ですよ、誰も見たくありませんから」

加速する『幻想御手』編。友人達と一緒に『幻想御手』を使ってしまった佐天さん。まず友人が倒れ、続いて佐天さんも初春との電話を最後に意識不明になってしまう。
二人の電話越しの会話だけで、何だか涙腺にクる俺の心が弱過ぎるぜ……。

佐天さんが倒れたことを聞き、美琴は益々事件に関わる気持ちを強くする。
そんな中、冥土返し登場。原作でははっきりと顔が出ないように描かれていたけど、こっちでは普通に映ってました。

そして、いよいよ木山先生がその本性を現します。

ところで、固法さんがエロいです。彼女メインで一本くらいエピソードやってくれんかな。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A

とある科学の超電磁砲 2―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
とある科学の超電磁砲 2―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

スーパーダッシュ文庫

迷い猫オーバーラン!〈7〉拾ったらいいじゃないですか! (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:松 智洋 イラスト:ぺこ

「いいことに気がついた、文乃」
「な、なんで、あたしが巧に褒められなきゃいけないのよっ。調子に乗ってたら背骨から脊髄を引き抜くわよ!」

怖ぇぇえええぇぇええぇええええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
今回も家康の台詞は候補には上ったものの……。まさかの『りぜるまいん』ネタとか面白かったんだが。

約一週間半の積み。三ヶ月振りの新刊。帯にはアニメ化決定の告知と共に、「ジャンプSQ.漫画化決定!」って書いてあるんだけど、何だかジャンプSQが漫画化するみたいな書き方だな。
第二部突入ということで、表紙は新キャラ、十和野心(とわの・こころ)。ツインテキャラなんだけど、モノクロ絵になると、ぱっと見で文乃と見分けがつかないw

今回は梅ノ森学園全体を巻き込んでの新入生歓迎部活紹介の巻。我等が迷い猫同好会にも新しいメンバーが。心と爽やかイケメン柴田仁である。
これ以上、女の子ばっかり増えてもアレだし、柴田の加入は歓迎したいところではあるが、イラストが一枚も無いので恐ろしく存在感が無いw

いつも通り綺麗事全開な結末です。別にいじめっこは単に悪い奴って終りで良いと思うけどなぁ。ここまで善人ばっかりだと世界はそんなに優しくないやい!と捻くれたくなってくる。
そして案の定フラグが立つという。もうええやろ!このままだと気付いたら叶絵のフラグも立ってそうだぜ……。
叶絵と言えば、どんどんハイテンションになってきて『とらドラ!』のみのりん化していく……。

いつも通りと言えば、乙女姉さんがふらりと人助けに行ってしまうのもいつも通り。彼女に救われた人々の後日談がちょっとだけ語られるシーンがハートフルで困る。
何だかシリーズが長期化したら、乙女姉さんもヒロインの一角に上り詰めそうだなぁ。何という逆光源氏w

これで次巻以降確実に表紙に登場するであろうキャラは居なくなったか。今回は生徒会書記の武襲大厳寺龍子(ぶしゅうだいげんじ・りゅうこ)が登場し、一応候補は居るか。あと、千世のメイドさん三人も可能性はあるな。
若しくは珠緒先輩が出て来るか。大吾郎と破局の危機!?みたいなエピソードをやったら、何とかなりそうな気がする。
何にせよ、キャラの重複さえしなけりゃ良いんですよ。

八巻は番外編風味のあっと驚くストーリーになるかもしれないとか。「あっと驚く」ってまた無茶振りを……。家康が主人公なんですね、分かります。
また、松さん自ら、コミカライズは原作を書き下ろし、アニメの方はシリーズ構成を担当するそうな。
コミカライズは確かに、作画が矢吹さんなら長編やってるよりお色気重視の短編エピソードの方が映えるだろうな。
アニメの方も情報が出て来てるんですが、四月放映開始なのに監督調整中というのが不安過ぎる……。制作はAICだっけ。
キャストは一方通行と佐天さんとインデックスが絡むようです。
まぁ、『戦う司書』の後番だろうな。

最後に今月発売予定の松さんの新シリーズ『パパの言うことをききなさい!』の宣伝が。折り込みチラシには三姉妹としか書いてなかったが、年齢が上から十四歳、十歳、三歳……だと……?ゴクリ

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

とらドラ!1
とらドラ!1

MF文庫J,アニメ

「能登麻美子さんみたいな可愛い声です!」
「癒されますねぇ」
「チッソク可愛いよチッソク!」

サービスシーンで時折挿入される「KEEP OUT」のテープはDVDでは消去されるんだろうか。不自然な湯気よりはマシか。

さて、水琴の帰還から始まる文化祭二日目はミスコンに続いて、メイドのようなもの喫茶編。ゴトゥーザ様のへにゃへにゃボイスがジワジワ効いてきたぜ……!つくづく、アニメ化で得してるな、この作品。

お化け屋敷の中では『ギャラクシーエンジェル』のノーマッドっぽいものが。

で、現れる新たなケンプファー。すぐにナツルは彼女の正体が水琴と気付く。まぁ、OPのの時点で視聴者にもモロバレだしなぁ。
紅音が変身を解くところを初めて見たけど、眼鏡ってああいう風に現れるのね。

戦闘後はチッソクノライヌ初台詞。声の所為なのか動きがあるからなのか、臓物アニマルが普通に可愛く見えるw

次回予告で能登さんに「ちんちん」って言わせた脚本は外道。

燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A

けんぷファー〈4〉 (MF文庫J)
けんぷファー〈4〉 (MF文庫J)