ドラマ,メディアワークス文庫

「久し振りね、栞子」

やっぱりラストエピソードはこれか。ドラマ化するに当たって、わざわざ長編が書かれたのかなぁ。
ってか、この構成を予想して、原作4巻が出たときに、すぐ読んでいた俺、ファインプレーと言わざるを得ないな。

というわけで、ラストエピソードに相応しい作家、江戸川乱歩の古書にまつわるお話。乱歩ファンの遺したものとは一体……ということで、遂に條川母娘直接対決へ。

クローゼットの中に隠れると、栞子さんと密着でDOKIDOKIかと思いきや、クローゼットの中は成人が3人くらい入れそうな広さで泣いた。
まぁ、このキャスティングで原作再現されてもアレだけどな……。

燃:C 萌:C 笑:C 総:B+

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第九話「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」
最終話「江戸川乱歩 押繪と旅する男」

ドラマ,メディアワークス文庫

「干渉されたくないって言ってんじゃん!!」

今回は、ある本を通じて描かれる母娘の物語。彼女達と関わっていく内に、栞子さんは自分の母親のことを考えてしまう。
つまり、最終章への前振りエピソードでもある。

大輔の元カノが登場して、ラブコメ気配が加速するぜ!と思ったら、全然そんなことなかったでござるの巻。
ゴールデンタイムのドラマが大好きそうな要素じゃないのか。
あ、でも、文也と奈緒は、それっぽくなってたか。

燃:C 萌:C 笑:B+ 総:B+

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第八話「ロバート・F・ヤング たんぽぽ娘」
第十話「江戸川乱歩 少年探偵團」

ドラマ,メディアワークス文庫

「スピーチ、考えておきます」

今回は、本の読めない大輔が古書店の店員として相応しいのかという話。まぁ、本人が知らないところで話が進んでたわけだが。
原作は基本、ほぼ大輔の視点なので、彼が不在のシーンが見れるという意味では、映像化は有り難いと言えなくもない。

ゲストキャラとして、ヒトリ書房店主の井上が登場。今回のエピソードだけで見ると、ビックリするくらい嫌な奴だなw

燃:C 萌:C 笑:B+ 総:B+

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第七話「足塚不二雄 UTOPIA 最後の世界大戦」
第九話「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」

ドラマ,メディアワークス文庫

「うわ~!コロコロコミックだ~!」

前回は尺が足りなかったため、今回の1/3くらいは前回からの続きのエピソードとなっている。
さらーっと終了して、そのまま次のエピソードへ。

晩年編が終わったので、そのままVSお母さん編へ突入か。回想シーンで初めてお母さんが登場したときに何でED流すねんって思ったけど、よくよく調べたら、EDじゃない……だと……?

じゃあ、今まで俺がEDのイントロだと思っていたのは、ラストシーンで必ず流れる挿入曲だったということか……。
おっけ、このドラマに対する評価がワンランク下がったぞ!
話が面白いのは原作のお陰だしなぁ。

燃:C 萌:C 笑:C 総:B

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第六話「太宰治 晩年」
第八話「ロバート・F・ヤング たんぽぽ娘」

ドラマ,メディアワークス文庫

「この本を手放すくらいなら、殺された方がマシです」

後回しにされていた原作1巻のクライマックスエピソードが、いよいよ登場。
原作ではなかった西野の逆襲や、藤波さんのミスリードなど、ドラマだけの展開が色々と。
これ、確かにドラマしか視てないと、藤波さんが怪しく見えるよなw

また、笠井が犯人ってことをすっかり忘れていた俺です。やべーわ。原作確認せんまま感想書いたら、オリジナル展開って書いちゃうとこだったわ……。

これまでのエピソードで笠井が良い人ってイメージで描かれてるから、余計にショッキングな展開になっていると言えるか。
だから、後回しになってたのかな。

燃:C 萌:C 笑:C 総:B+

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第五話「アントニイ・バージェス 時計じかけのオレンジ」
第七話「足塚不二雄 UTOPIA 最後の世界大戦」

ドラマ,メディアワークス文庫

「地球の悲鳴が聞こえるかもしれないと思って」

今回は原作2巻のエピソード。しかし、構成の都合上か、大分内容が改変されている。
相変わらず、AKIRAのリアクション演技がアレなんだけど、そんな中で高橋克実さん
の安心感といったら。
終盤で、ラブコメみたいな展開に巻き込まれていてワロタ

何が怖いって、オリジナルキャラの田辺さんが外面が超良いクズだったってことだな。あんなんコロッと騙されてまうわー。

そして、一件落着かと思いきや、栞子さんに迫る謎の影。このタイミングに持って来たか。
となると、ラストエピソードはお母さんの話をやるつもりなのかしらん。おいおい、なら今月出る新刊を優先消化せんといかんのじゃないか?

にしても、EDのイントロ→ブツ切りにして不穏な展開→普通にED再開+スタッフロールって構成は何なの?
どう考えても、通常EDの後にエピローグとして、不穏シーンを挟んだ方が良いと思うんだが……。

ふと思ったんだけど、このシリーズって、原作本を売るだけじゃなくて、劇中で登場した本も売れるんだな。
コーナーとか作って、色々抱き合わせたらチョロい客がバンバン釣れそうだよな。

燃:C 萌:C 笑:B+ 総:B+

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第四話「宮沢賢治 春と修羅」
第六話「太宰治 晩年」

ドラマ,メディアワークス文庫

「志田さん……死んでるのか……!?」

ワロタ
死んでるのか!?じゃねーよw

このまま原作通りの順序で行くのかと思いきや、ここにきて一気に飛んで、原作3巻のラストエピソードです。
原作1巻のエピソードを後に回す意味は理解るんだけど、『春と修羅』編を先に持ってくる意味がイマイチ見出せないよなぁ。

ちなみに、小菅さんがちょっとだけ再登場してます。もしかして文也とラブったりするのだろうか?
そういや、ゴールデンタイムのドラマって無駄に恋愛要素を盛り込んだりするイメージがあるんだけど、このドラマに関しては、原作よりもラブコメ要素減ってるよな……。まぁ、このキャスティングでやられても萎え萎えなわけですが。

今回も事件が解決してめでたしめでたしと思いきや、何やら栞子さんが意味深な台詞を漏らして……。
そして、影からビブリア古書堂を見つめる謎の存在が……というところで続く。ちょこちょこ最終回に向けての伏線を仕込んでいくつもりなのかしらん。

燃:C 萌:C 笑:B+ 総:B+

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第三話「ヴィノグラードフ・クジミン 論理学入門」
第五話「アントニイ・バージェス 時計じかけのオレンジ」

ドラマ,メディアワークス文庫

「こんなアイテム出してくるなんて、ズルイっすわ~」

『スペランカー』出すなwwwww
さて、順当に『論理学入門』です。尺を稼ぐために、色々と肉付けされたりも。笠井を上手く使ってきたな。
どうでも良いけど、ブックパレスって、どういう規模の店なんだよw
ブックオフのイメージにしては、ボロっちぃ気が……。

坂口夫妻のエピソードはハートフルでなぁ。月9って普段はもっと、チャラッチャラしてるのかな。

次回予告で、案の定、原作1巻のラストエピソードは飛ばされることが判明。やっぱりラストに回るのかな。

燃:C 萌:A 笑:B 総:B+

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第二話「小山清 落穂拾ひ・聖アンデルセン」
第四話「宮沢賢治 春と修羅」

ドラマ,メディアワークス文庫

「書いてる奴に感情移入する。これは多分そういう話なんだ」

順当に、せどり屋である志田が大切にしている本のエピソード。ドラマ版の志田は栞子さんのお母さんに勧められて、ビブリア古書堂に居候している。
家事全般は彼がやっているんだとか。

うっかり大輔が栞子さんのお母さんのことに触れてしまうが、栞子さんと志田は言葉を濁す。
ここで、お母さんの話が出るということは、クライマックスでやるつもりなんだろうか……。

尺を稼ぐためか、原作ではサクサクっと進んだ謎解きも、多少間にクッションを置いて、時間をかける形になっているっぽい。

うーむ、やっぱり栞子さんと大輔のキャスティングがなぁ。それ以外はメインどころじゃないから、さほど気にはならんのだが……。
大輔が弱々しいイメージになっているのは、『GTO』の鬼塚のイメージを消すためではないかと、ウチのママンが言ってました。確かに、それなら、あの謎のキャラ造型は納得出来る。
まぁ、それならそれで、そもそもAKIRAを使うなよって話だけど。

燃:C 萌:C 笑:B 総:B+

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第一話「夏目漱石 それから」
第三話「ヴィノグラードフ・クジミン 論理学入門」

ドラマ,メディアワークス文庫

「私、古い本が好きなんです」

キャスティング以外は悪くない。

メディアワークス文庫の大人気シリーズがドラマ化。実写化はすると思ってたけど、まさか月9とは……。
終わり切っているキャストが発表された時点でハードルは無くなったようなものなので、いざ始まってみると、意外と落ち着いた気持ちで見れました。
初回は15分拡大版。

おおまかなストーリーにまでは改変の手は及んでいないようで、解かれる謎自体は同じ。その過程で、色々と変更が加えられている。
まず、栞子さんが入院しているという設定が消えている。本に囲まれた空間での謎解きってのを強調したかったのかもしれん。

入院絡みのエピソードは最後の2話くらいでやりそうな気もする。
今回はサブタイ通り、大輔の家系の秘密に迫ることに。完全オリジナル設定である喫茶店周りのキャラクターも、まぁ1つのエピソードを1時間の尺で展開しようと思えば、必要な措置と考えることも出来る。

動きが全然無いストーリーを、どう映像化しているかを意識しながら見ると面白くなる可能性が微レ存……?

大輔は何故か、眼鏡+一人称が「僕」で若干弱々しくなってしまった。何でやねん。
加えて、栞子さんの妹の文香が文也に性転換。何でやねん。

EDでは、今回扱った本の紹介が。
そんな具合で、始まってしまった『ビブリア古書堂の事件手帖』でした。思ったほど苦痛ではなかったので良かった。
ただ、栞子さんと大輔の滑舌悪くね?ってか、お芝居のレベルが低くね?普段、全然ドラマを見ないから基準が理解らんな。

放送中にメディアワークス文庫のCMがあるかと思ったけど、気のせいだったんだぜ。

燃:C 萌:C 笑:C+ 総:B+

エピソードリンク
第二話「小山清 落穂拾ひ・聖アンデルセン」

原作リンク
ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~