MF文庫J,このライトノベルがすごい!文庫,コミカライズ,スマッシュ文庫,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,雑記,電撃文庫,青い鳥文庫

8月は1日が日曜なので、公式発売日自体が7月の31日になり、そこから更に1日フライングするかと思いきや出ていないという。スニーカーとビーンズは基本同じ傾向だよな。ブツは、

・薔薇のマリア14.さまよい恋する欠片の断章
・東京皇帝☆北条恋歌 <6>
・アリアではじまる聖譚曲 略奪者は聖女を奪う
薔薇のマリア 14.さまよい恋する欠片の断章 (角川スニーカー文庫)
東京皇帝☆北条恋歌 6 (角川スニーカー文庫)アリアではじまる聖譚曲 略奪者は聖女をうばう (角川ビーンズ文庫)

の計3冊。
それからコミカライズは、

・姫宮さんの中の人 <1>
・僕は友達が少ない <1>
・妖界ナビ・ルナ <6>(特装版)
姫宮さんの中の人 1巻 (GUM COMICS Plus) (ガムコミックスプラス)
僕は友達が少ない 1 (MFコミックス) (MFコミックス アライブシリーズ)妖界ナビ・ルナ(6)特装版 (プレミアムKC)

をゲット。

『東京皇帝』は東京帝国独立キャンペーンを実施。応募者の数によってマニフェストを実行するらしい。
さらっとアニメ化の可能性が書かれてるけど、何、この普通にアニメ化しそうな気配!?

新シリーズ『“菜々子さん”の戯曲(シナリオ) Nの悲劇と縛られた僕』は史上初、発売前にwebで全文掲載という試みを行っていましたが、ガチスルーしました。パソコンの画面で小説読むのしんどいねん。FBonlineの短編でもめげそうになるのに。
“菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕 (角川スニーカー文庫)

来月の新刊では六塚さんの新作『堕落世界の引導士』が気になるか。買うか分からんけど。

次のザスニは『サクラダリセット』が表紙だそうで。そんなに人気あるのか。つーか、『ハルヒ』以外が表紙なら何でも良いが。

ビーンズの方では『彩雲国』の重大発表が何かと思ったら、ステージイベント開催のお知らせでした。何じゃそりゃ(´・ω・`)


来るべき9月10日に、このライトノベルがすごい!文庫が創刊されるそうで。すっかり忘れてたけど、名前捻り無さ過ぎだろw
何故、電撃と同じ発売日にしたし!よく考えたら、スマッシュ文庫も同日じゃねーか!

当たり前のように絵師の中にヤスダスズヒトさんが居る件。

さて、どうなるか。

コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,一般小説,富士見ファンタジア文庫,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,雑記,電撃文庫

今回の雑記は盛り沢山ですよ。

角川ビーンズ文庫の『ユヴェール学園諜報科』が最終巻である3巻発売直前に、同レーベルの『アネットと秘密の指輪』シリーズからの盗作が発覚。絶版、回収騒ぎになりました。京都新聞にも載ってたよ!

既に2巻まで出ていることから考えると、今までは編集部も盗作疑惑自体は知っていて黙っていたけど、『俺と彼女が勇者と魔王で生徒会長』騒ぎを受けて、まずいと判断したのかな。


電撃文庫、ちゃんと発売日に送ってきたよ!フライングは1日くらいしてたのかなぁ。ブツは、

・学園キノ④
・GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅢ<中>
・乃木坂春香の秘密⑫
・しにがみのバラッド。リバース。
・オオカミさんと〇人間になりたいピノッキオ
・ラッキーチャンス! <7>
・烙印の紋章Ⅵ いにしえの宮に竜はめざめる
・ご主人様山猫姫5 辺境中堅英雄編
・~覚醒遺伝子~ めぐりあう鼓動
・隙間女(幅広)
・多摩湖さんと黄鶏くん
・ヴィークルエンド
・ミネルヴァと智慧の樹 始原
・彼女はつっこまれるのが好き!
学園キノ〈4〉 (電撃文庫)
境界線上のホライゾン〈3・中〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)乃木坂春香の秘密〈12〉 (電撃文庫)しにがみのバラッド。リバース。 (電撃文庫)オオカミさんと○人間になりたいピノッキオ (電撃文庫)ラッキーチャンス!〈7〉 (電撃文庫)烙印の紋章〈6〉いにしえの宮に竜はめざめる (電撃文庫 す 3-20)ご主人様は山猫姫〈5〉辺境中堅英雄編 (電撃文庫)めぐりあう鼓動―覚醒遺伝子 (電撃文庫)隙間女(幅広) (電撃文庫)多摩湖さんと黄鶏(かしわ)くん (電撃文庫)ヴィークルエンド (電撃文庫)ミネルヴァと智慧の樹―始原(ウロボロス) (電撃文庫)彼女(アイドル)はつっこまれるのが好き! (電撃文庫)

の計14冊。

『学園キノ』4巻の帯には『デュラララ!!』のセルティ、静雄、臨也の顔が印刷されていて、「この顔を切り取ってキャラの上に載せると、この作品は『デュラララ!!』になります。」って書いてある。どういうことだよw

『しにがみのバラッド。リバース。』は電撃がよくやる、本編完結後に未収録短編をまとめて文庫で出すパターンでした。
『みずたまぱにっく。』が『しにバラ』のスピンアウトだったなんて初めて知ったぜ……。

『オオカミさん』は次で本編完結だそうで。後日談が出るらしいけど、その後は『先輩とぼく』等、無かったかのように新シリーズが始まるに違いないw

『乃木坂春香の秘密』はイラストをぱらぱら見ていたら、椎菜がイカに絡まれていて吹いた。すじ!すじ!
もうすぐ終わるみたいだね。
それと、ダウンロード版のみだったゲーム第2弾がUMDで出るそうです。最初から出せよ!まぁ、採算取れるって判ったからなんだろうけど。

『俺妹』アニメの監督が代わるって噂を目にしたんだけど、まぢなの?期待してるから、そのままであってほしいんだが……。

来月の新刊予定にあった『花×華②』は延期しました。電撃で発売延期は珍しい。


注文していたコミカライズやら何やらを買ってきました。取り敢えず、森田季節さんの一般文芸、

・ともだち同盟
ともだち同盟

それからコミカライズ、

・いつか天魔の黒ウサギ <1>
・とある科学の超電磁砲 <05>(儀典・超電磁砲付属特装版)
・ミスマルカ興国物語 <Ⅱ>
・戦闘城塞マスラヲ <02>
・紅 <5>
いつか天魔の黒ウサギ 1 (ドラゴンコミックスエイジ あ 4-1-1)
とある科学の超電磁砲 5 特装版―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)ミスマルカ興国物語 (2) (角川コミックス・エース 267-2)戦闘城塞マスラヲ (2) (角川コミックス・エース 263-2)紅 kure-nai 5 (ジャンプコミックス)

溜めこんだなぁ。

そうそう、流石に家のキャパを超えそうなんで、コミカライズなんかのラノベ関連本の中で地雷認定したものは処理し始めてるんですよ。どうせ、コミカライズは持ってる冊数把握してないしね。

店に行く途中、道端で亀が死んでました。怖いモノ見たさで通り過ぎてからもっかい見に行ったけど、気持ち悪かったです。ペットが捨てられた、とかかな。スーパー深読みすると、『けいおん!』厨が勢いで買ったは良いけど、育てるの面倒臭くなったとかだろうか。


BGBの先輩である彩野さんがいつの間にか結婚していたワナ。4月半ばに入籍したんだとか。おいおいおいおい、まぢかよ、折角結婚式にはBGB全員で突撃しようと思っていたのに、計画が台無しだよ。おのれディケイド!

何はともあれ、ご結婚おめでとうございます。

HJ文庫,ファミ通文庫,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,雑記

いつも通り、1日フライングです。ブツは、

・レンタルマギカ 白の魔法使い
・S BLUE ザ・スニーカー100号記念アンソロジー
・S RED ザ・スニーカー100号記念アンソロジー
・少年陰陽師 御厳の調べに舞い踊れ
レンタルマギカ 白の魔法使い (角川スニーカー文庫)
S BLUE ザ・スニーカー100号記念アンソロジー (角川スニーカー文庫)S RED ザ・スニーカー100号記念アンソロジー (角川スニーカー文庫)

それと、後から気になったファミ通文庫の

・ただ、災厄を狩る剣のように ナイツ・オブ・ザ・フリークス first act
ただ、災厄を狩る剣のように ナイツ・オブ・ザ・フリークス first act (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 あ 13-1-1)

の計5冊を購入。

スニーカーでは『ダンタリアンの書架』がガイナックス制作でアニメ化企画進行中。あれ、『ミスマルカ』は?
ガイナックス制作というと、安心のクオリティと思いがちだが、『屍姫』の悲劇を俺は忘れない。
アルティメット勝ち組だが、暫定地雷認定していたので複雑な気分ですw

新シリーズ『おやすみ魔獣少女』はスルー。
おやすみ魔獣少女 暗黒女神の《領域》 (角川スニーカー文庫)

『少年陰陽師』は颯峰編完結かぁと思い込んでいたが、よく見たら短編集でした。颯峰編、とっくに完結してたのかよ……。
で、30巻到達キャンペーン開始。また全プレか……。
何がビックリするって、過去の晴明編が単行本で出るのがビックリする。

7月発売のザビで『彩雲国物語』が重大発表だそうで。アニメ3期クルー?

HJは買うもん無かったけど、フライングで出てました。
新人デビューの『すてっち!』『ハガネノツルギ』はスルー。
『スクランブル・ウィザード』は完結だそうで。2巻積んでるんだぜ。
すてっち! (HJ文庫 あ 6-1-1)
ハガネノツルギ Close Encounter with the Ragnarek (HJ文庫 な 2-1-1)スクランブル・ウィザード7 (HJ文庫 す 3-1-7)

漫画,角川スニーカー文庫

間違ったラノベの作り方 (角川コミックス・エース 284-1)

作:松林 悟

「決着は劇場版で!!」

ヤングエースで連載されていたラノベ創作ギャグ漫画。作者はあの『ロリコンフェニックス』の松林さん。
ただ、タイトルに「ラノベ」って入ってるって理由だけで買いました。

ラノベ作家としてデビューして、『ハルヒ』の後釜を狙う少女、霧乃がモデルとして目を付けた少女、涼葉と繰り広げるドタバタ劇。
表紙を見たときに、「あれ、何だか要河オルカさんの絵に似てるな」と思ったら、そのものだった。つーか、スニーカー文庫『東京皇帝☆北条恋歌』1巻の表示の構図まんまじゃねーかw
口絵には同レーベルの『ピーチ・ガーデン』の連さんと『ふるこんたくと!』のuni8さんによるイラストが。
一切説明無し!!知らんかったら、完全に意味不明です。

本編のノリは基本的に『ロリコンフェニックス』と一緒。
大分適当な絵なんだけど、出て来る女の子は可愛いんだよなぁ。涼葉がいちいち可愛くて困る。

いやしかし、バラ野マリア先生は怒られるぞw
本編にはもっとマニアックなスニーカーネタを詰め込んでも良かったのに。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:B+

ロリコンフェニックス 1 (角川コミックス ドラゴンJr. 103-1)
ロリコンフェニックス 1 (角川コミックス ドラゴンJr. 103-1)

角川スニーカー文庫

東京皇帝☆北条恋歌 5 (角川スニーカー文庫)

著:竹井 10日 イラスト:要河 オルカ

「一斗くんは地球外生命体なんじゃないかな?」

東京こうていわ(挨拶)。約1ヶ月2週間半の積み。表紙は前巻の最後でいきなり登場した第4代東京皇帝、西園寺愛梨珠。

さて、九州生徒会自治区から帰って来た一斗達だったが、新皇帝の即位により、お尋ね者に。逃げ込んだのはゆかり子さんの実家。そこで成り行きで一斗はゆかり子さんの許嫁にされてしまうのだった。
今一つ、存在意義の判らなかったゆかり子さんがここでヒロインとしての頭角を現してきましたよ。今巻前半のゆかり子さんがとても可愛い件。

嬉しいことにギャグのイカレっぷりが戻ってきましたよ。スーパーハイテンションとかオーラ力とかザブングルとかやりたい放題過ぎる。

そして、記憶喪失になる一斗。というところで、また引っ張った……だと……?
後書きでは延期した一迅社文庫の新作の話が。タイトルは明言されていませんが、『10歳の保健体育』という大変アレでナニなタイトルとなっております。
次は8月です。

というわけで、コミカライズがコンプエースで連載決定です。機動魔法兵の活躍が拝めるのか……!?

燃:C 萌:A- 笑:A 総:A-

アニメ,ノベライズ,角川スニーカー文庫

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン(5)再生 (角川スニーカー文庫)
原作:矢立 肇/富野 由悠季 著:木村 暢
イラスト:海老川 兼武/柳瀬 敬之/羽音 たらく

見間違うはずもない。
誤認するはずがない。
それは、刹那が信念を貫くための強力で強靭な機体。
ソレスタルビーイングの理念と武力介入を世界中に布告した、はじまりの機体。
彼の、彼のためだけのガンダム。
エクシア。
ガンダムエクシア!!

約3ヶ月1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。表紙はダブルオーをバックにせっちゃんとリボンズ。収録は#22の途中から最終話となる#25までを収録。何で3話半しかないのに、400ページあるんだよw
アニメ、どんだけはしょっとんねん。

口絵のピンナップは表がОガンダムのなんちゃってラストシューティングで、裏がイノベイター大集合の図。最終巻なのに……(´・ω・`)

さて、ストーリーの大きな流れには変更点が無いのに、何故こんなに分厚くなるのか。いつも通り内面描写が山盛りあるからです。特に良かったのは最終決戦前に、フェルトがせっちゃんに花を持ってきた経緯が詳しく語られているところ。そういうことだったのね。フェルト可愛いよフェルト。
だから、アニメははしょり過ぎなんだっつーの!
また、ちょこちょこ外伝の設定を匂わすのも素敵。『OOV』の話なんかが出て来てます。

エピローグでは、それぞれの進む道が描かれているが、シーリンはクラウスの子供を身籠っていました。ちゃっかりしてやがるぜ……。

1期のノベライズでは2期に向けた伏線の仕込みがあったが、ざっと読んだ感じでは、劇場版への伏線は見受けられなかったように思う。

そして後書きがあったことにビックリだよ!

総評

そういうわけで『機動戦士ガンダムOO』本編ノベライズ、1期3冊と2期5冊、合わせて全8冊、これにて完結。まぁ、多分、劇場版のノベライズも出るだろうけども。

本編をなぞる形で進行し、かつ登場人物の心理描写に力を入れた作風は本編を補完しつつ、かつ単体で面白い作品に仕上がっていて、とても良かったと思います。特に、2期は詰め込み過ぎて語り切れていなかった部分が多かったので余計に強くそう思う。

また、僅かではあるものの、外伝からフィードバックした要素を語っているのもポイント。

正直、ノベライズとしては傑作の部類だと思う。同レーベル『コードギアス』のノベライズは切り口がとんがっていて面白かったけど、こちらは正統派の面白さとでも言おうか。『OO』が好きな人には大変オススメ。

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:S-

アニメ,ノベライズ,角川スニーカー文庫

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン(4)アニュー・リターン (角川スニーカー文庫)

原作:矢立 肇/富野 由悠季 著:木村 暢
イラスト:海老川 兼武/柳瀬 敬之/羽音 たらく

「戦いは破壊することだけじゃない。創りだすことだってできる」
「……俺は信じてる。俺の、俺たちのガンダムなら、それができると……あとは、お前次第だ……」
「…………」
「……ぼくは、引き金を引けない……」
「わかっている」
「ルイスに叫び続けることしかできない」
「わかってる」
「それでも、ぼくは……ぼくは……」
「逢いに行こう」
「逢いに行こう、ルイス・ハレヴィに」
「……ああ……ああ!」

約7ヶ月1週間の積み。3ヶ月振りの新刊。表紙は身を寄せ合ったライルとアニュー。アニューが後ろ手に銃を持ってるのが涙を誘う。帯で隠れてるのは意図したものなんだろうか。
今回も大ボリューム、約400ページ。収録は#18から#22の途中までを収録。

巻頭の簡単な設定解説で知ったんだけど、マスラオ及びスサノオのトランザムと後にイノベイターが使っていたトランザムで同一のシステムじゃないのね。てっきりビリー経由でイノベイターに流れたとばかり。
それと、レグナントはヴェーダのデータを使って建造されたため、ガンダムタイプの頭部が隠されているらしい。そんなんアニメで確認出来るシーンあったっけ?

さて、期待通り、ライルとアニューのシーンの掘り下げが。ライルはアニューがマーカーになってることに薄々気付いてたのね。
しかし、掘り下げられるということは『アニュー・リターン』のシーンが益々えげつなくなるということで。
劇場版ではライルがアニューのことに触れるシーンとかあるかなぁ。

もうひとつの掘り下げは留美と紅龍に関して。ライルとアニューには比べるべくもないが、多少、彼等のバックボーンが語られました。個人的にはもう少し説明が欲しかったところではあるんですが。

そして両親の仇を討ったことで、どんどん深みにはまっていくルイス。このどうにもならない感が堪らない。

次はいよいよ最終巻『再生』。3月発売なので、とっくに出てますよ。

劇場版で登場するラファエルガンダムは良く見ると、背負っているユニットがガンダムに変形しそうに見えてきました。背面から見える部分が上半身になりそう。
何でか知らんが、ラファエルだけはソレスタルビーイング開発じゃないらしい。また、ガデッサシリーズがベースになっている不思議。その辺は外伝での説明になるのかな。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

HJ文庫,コミカライズ,角川スニーカー文庫,雑記,電撃文庫

今回は漫画は少なくて、

・とある魔術の禁書目録 <6>
とある魔術の禁書目録(インデックス) 6 (ガンガンコミックス)

のみを購入。

スニーカー文庫は毎月恒例の1日フライングで31日の月曜日に。そこから月曜補正で土曜発売。HJ文庫も出てました。特に買うもん無かったけど。ブツは、

・ミスマルカ興国物語Ⅶ
・ピーチガーデン 3.ラスト・コノテーション
ミスマルカ興国物語 VII (角川スニーカー文庫)
ピーチガーデン 3.ラスト・コノテーション (角川スニーカー文庫)

の計2冊。

ポンポン続きが出る『R-15』は今回、特に表紙の吸引力が強いです。
新シリーズ『MiX』の著者は『コードギアス』や『テイルズオブヴェスペリア』のノベライズでお馴染みの岩佐さん。ノベライズの人ってイメージしかなかったんだけど、昔はオリジナル書いてたのね。スルーしました。別に男の娘好きじゃないしなぁ。
R-15 裏切り者のさようなら (角川スニーカー文庫)
MiX! オトコの娘はじめました (角川スニーカー文庫)

来月の新刊ではザスニ100号記念として、アンソロジーが2冊同時発売。人気作家が短編を書き下ろすのかと思いきや、単純に文庫未収録作品を集めた本になるそうで。ゲ、ゲスい……。元から買うつもりだったから、構やしないんだけどさぁ。大丈夫なの、スニーカー?

HJの方では『六畳間の侵略者!?』がアニメ化したいプロジェクトを始動。PVとかを作ったりするらしいよ。『バカテス』のアニメを作ったシルバーリンクがやるらしいし、どう考えてもアニメ化だよなぁ。
これでアニメ化しないとか可哀想過ぎるわw
六畳間の侵略者!?5 (HJ文庫 た 3-2-5)

角川スニーカー文庫

ピーチガーデン 2.ハードラック・サクセション(角川スニーカー文庫)

著:青田 八葉 イラスト:連

「うん。やっぱり自然のままのまかみさんがいいよ。そのほうが俺も嬉しいし、笑い方がキレイだよ」
「……なっ!?ちょっ、いきなり何を言ってるのよ!?」
「?」
「ど、ど、どこでそんな口説き文句を覚えてきたの?月彦さんの影響?もぅ、こんなところで……そんな……嬉しいとか……キレイとか……」
「?」
「言うなら、えっと、その、二人っきりの時にしなさいっ。いいわね!?お姉さん命令よ!?」

約3ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。表紙のメインキャラは1巻のウサギに続いて、犬養。

さて、恋人候補が3人も居るだけでもややこしいのに、そこへ新たに4人目の候補が登場して、更にややこしいことになる第2巻。どうせなら、既に居るヒロインの掘り下げをやってほしかったとは思うものの、テンポが良いのは相変わらずでサクサク読めました。

普段強気なのに、隆の天然台詞にテンパりまくるまかみさんがとても可愛い件。やっぱり最近、俺、年上スキーだわ。

章始まりに描かれているデフォルメウサギが可愛らしい。もっと色んなところに居ても良いと思うの。

そして、6月発売の3巻『ラスト・コノテーション』で完結だそうな。後書きでは隆にちゃんと恋人を選ばせると明言しているが果たして……?

燃:C+ 萌:A- 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
ピーチガーデン 1.キスキス・ローテーション(2009/12)
ピーチガーデン 3.ラスト・コノテーション(2010/06)

角川スニーカー文庫

レンズと悪魔 XII 魔神解放 (角川スニーカー文庫)

著:六塚 光 イラスト:カズアキ

「生まれてから百年とはいえ、僕達がこの世について知っていることはあまりに少ない━━八眼争覇という短い期間しか活動できなかったからね。でも、その枷が無くなった今は、ただ無目的に毎日を過ごすのもありじゃないかな、と思うのさ」
「……そうね……」「……新しく知ることがない日は、ほとんどない……」
「こうやって、知見を広めていけばいい。飽きたら、契約をやめて円盤に戻ればいいんだし。でも、飽きるまでは、彼のそばにいて、一緒に生きていこうと思うのさ」

約4ヶ月2週間半の積み。連続刊行でクライマックスです。
表紙は笑顔のエルバとルナ、と見せかけて、帯を外すと、テッキとサクラも居ます。普通帯で隠れるのは男だろう……。
口絵は前巻との対比で並び立つ、最終《八眼争覇》参加者全員集合の図となっている。これは燃える。

さて、最終決戦です。それぞれの戦いに決着がついていく。バトルの内容自体は基本的にいつも通り。

フィナーレにちゃんとページを割いてくれているのが嬉しい。
途中の鬱展開を思えば、最後は相当なハッピーエンドになったと思う。

総評

そういうわけで、バトルロイヤルな《八眼争覇》、『レンズと悪魔』全12巻、これにて完結。王道なバトルものに、著者独特のテイストを織り交ぜた展開が興味深かったです。
フィールディングの妹と弟が殺されたあたりから、どうなることかとヒヤヒヤしたが、無事ハッピーエンドで終わって良かった良かった。いや、フィールディング警部個人はハッピーエンドでも何でもなかったんだが。

あと、もう少し何かパンチがあれば良作認定したんだけどなぁ。

同時進行していた『ムゲンのセンカ』が全く音沙汰ないってことは打ち切りかな。スニーカーの作家って、そこそこ続いた作品の後に出した作品って奮わない率が高くないか?『Add』の後の『リミテッド・ヴァンパイア』とか、『バイトでウィザード』の後の『螺旋のプリンセス』とか、『アルティメット・ファクター』の後の『アンジェリック・ノワール』とか。

燃:B+ 萌:B 笑:C+ 総:A-

リミテッド・ヴァンパイア (1)髪喰鬼と吸血鬼 (角川スニーカー文庫)
リミテッド・ヴァンパイア (1)髪喰鬼と吸血鬼 (角川スニーカー文庫)