ストーリー原案:大河内
一楼/谷口
吾朗 著:岩佐
まもる イラスト:玲衣
「ルルーシュやナナリーは母さんの宝物だもの。ずっと一緒にいて守ってあげるわ。ずっとずっと」
(ただし)
(あなたたちが、私とあの方の邪魔をしない限り、だけどね――)
約二ヶ月三週間半の積み。二ヶ月連続刊行。やべぇ、積む期間が半端なくなってきた……。
さて、『R2』放送に合わせてザスニで連載されていたナイトオブラウンズにスポットを当てた外伝全四回をまとめた短編集が登場。最初はロロが主役の予定だったらしいが、変わったそうな。個人的にはロロよりラウンズの話の方が面白いと思うので良かったかな。
著者紹介で書き下ろしが無いことを謝罪しているが、忙しかったんだろうな。本編最終巻もこの二ヶ月後に出てるし。既に積んでます。
それにスニーカーから出る『テイルズ・オブ・ヴェスペリア』のノベライズも書くんじゃなかったっけ?ってかもう出てるか?
収録内容はジノとアーニャのエピソードと、セシルさんとミレイ元会長が本編終了後に戦争を振り返るエピソードとマリアンヌの若かりし頃のエピソード。
ちょくちょく出てくるベアトリスって確か本編のノベライズの方でも出て来たあの人だよな?元ラウンズだったらしい。
一応サブタイトルに「ナイトオブラウンズ」と入っている以上、紹介しないわけにはいかないのか、冒頭にはアニメやゲームで出て来たラウンズは紹介されている。でも、ドロテア、ルキアーノ、モニカは出番無し。ドロテアとモニカは殆どキャラの掘り下げが無かったから短編あったら良かったのにな……。
結局十二人全員は出て来なかったラウンズだけど、シャルル皇帝が即位する契機となった血の紋章事件の際に、皇室に叛旗を翻したとして、九人ほどラウンズが処刑されて、そのまま空席のナンバーがいくつかあるんだそうな。一時期はビスマルクしか居なかったこともあるとか。
そして三歳児のルル様と、赤ん坊のナナリーに泣かれてオロオロするビスマルク萌え。
燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A-