《ごしゅじ━━━━━━ん!》
《ごしゅじ━━━━ん!聞こえました、聞こえました!ご主人がやつがれを呼んでくださった声が、確かに聞こえました!》
《やつがれはご主人の唯一の式!お呼びとあらばどこへなりと馳せ参じましょう!それがたとえ人の世でなかろうとも!ですから参りました、ご主人の御許に!》
2012年2月の新刊。約8ヶ月3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。『モンスター・クラーン 虚構の箱舟』からは3ヶ月振り。
通算35冊目、籠目編5巻にして最終巻。サブタイの「朝」は「あした」と読みます。
表紙の色合いが綺麗ですね。
さて、クライマックスということで、黒幕が判明。一気に呪詛返しでござるの巻。
昌浩と蛍がコンビみたいな感じで活躍するかと思ったけど、別にそんなこともなかったな。というか、蛍は終始死にかけてたし。
夢殿では、昌浩が車之輔の召喚に成功。まさか、またしても彼のターンがあるとは……。
昌浩は初めて車之輔の声を聞けたわけだけど、都に戻っても聞ける状態のままなのかな。
疑いも晴れて、さあ、都へ帰ろうとなりかけるが、昌浩は親しい人達と離れて、修業する道を選んだ。
一方、彰子は彰子で、都へと戻ることにはなったが、安倍邸へは戻らないと言い出して……。
この2人、いつになったら再会するんだよ……。ここ最近、表紙で一緒に居たことしかねぇじゃねぇか……(´・ω・`)
これが男性向けラノベなら、蛍が長の役目を時守の子供にフルスイングでブン投げて、昌浩を追って都までやって来て、彰子と恋の鞘当をしたりするんだろうけどなぁ。
もうちょっと、らぶこめちっくなことをやっても良いのよ?
次の章では、劇中で大幅に時間が経過するとか何とか……。
次は2012年5月に『モンスター・クラーン 迷宮の歌姫』、7月に『ひらめく欠片に希え』、10月に『こぼれる滴とうずくまれ』、12月に『モンスター・クラーン 紅涙の弾丸』。
燃:A- 萌:B+ 笑:B 総:A
シリーズリンク
・少年陰陽師 願いの証に思い成せ(2011/10)
・少年陰陽師 ひらめく欠片に希え(2012/07)