電撃文庫

藍坂素敵な症候群〈3〉 (電撃文庫)
著:水瀬 葉月 イラスト:東条 さかな

「あ……あんたはそんなこと心配しないでいいと思うわ。これは主治医としての判断。もしあんたが重度罹患して、誰かを傷つけたりしそうになったら━━私が、ちゃんと、しゅじゅちゅしてあげるから」
「じゃあ、いつ手術が必要になるかわかんねえから……藍坂良いんにずっと入院してなくちゃ駄目だな」
「そ、そうね。だからずっとお医者さんの目が届くところにいなさいよ、患者さん」
「お医者さんもずっと患者の傍にいてくれよな」

何、このイチャイチャ。

約6ヶ月半週間の積み。半年振りの新刊。『C^3 -シーキューブ-』10巻からは隔月刊行。
あれ、表紙が素敵に戻ったぞ?と思ったら最終巻だったでござる。相変わらずパッケージングで内容を悟らせないな……w

さて、完結じゃなかったら空メインになってたいのか、中盤までは彼女のエピソードのウエイトが高め。
やはり中盤まではグロ要素を匂わせない。

最悪の《耽溺症候群》現るって煽りなんだけど、あんまり描写が怖くないんだよなぁ。水瀬さんのシリーズって基本、普通だったり個性的な萌えキャラだと思っていたキャラがいきなりイカレだすから怖いのであって、最初から不穏な気配を出してると、恐怖やグロが半減する気がする。
まぁ、ラストらしい展開ではあるんだが。

最後は1巻で示唆していた勝利の鍵でハッピーエンドに。最後だからって大分イチャついたな。
いつでも終わらせられる準備は出来ていたって感じ。

後書きでは元々長く続けるつもりはなかったそうだけど、打ち切り完結なのかなぁ。『C^3』のアニメで忙しくなるから終わらせたってセンもありそうだけど。
ただ、書ききれてない要素もあるらしいので、納得づくの完結ってわけではなさそう。

総評

ってなわけで、電撃文庫、美少女達が色んなことして気持ち良くなっちゃう『藍坂素敵な症候群』、打ち切り完結臭い全3巻でした。足掛け11ヶ月か。1年やってなかったのか。別シリーズ同時進行で、この速度は結構凄い気がするな。
水瀬さんがシリーズを終わらせるのはこれが初。

びっくりするくらい、いつも通りの水瀬さんでした。使いもしないのに、《耽溺症候群》の設定だけ物凄い数作ってそうだw
個人的には各キャラにスポットを当てながら、5巻くらいまでは読みたかったんだけどなぁ。
まぁ、『C^3』と、どっちが読みたいかと訊かれたら、あっちなんだけども。
一番読みたいのはくどいようですが、『ぼくと魔女式アポカリプス』です。

次は2011年4月に『C^3 -シーキューブ- ⅩⅠ』。

燃:C+ 萌:A- 笑:B 総:A-

シリーズリンク
藍坂素敵な症候群 <2>(2010/05)

著者リンク
C^3 -シーキューブ- Ⅹ (電撃文庫、2010/09)
C^3 -シーキューブ- ⅩⅠ(電撃文庫、2011/04)

雑記,電撃文庫

いよいよ電撃文庫1年分もラストか……。というわけで、ブツは、

・れでぃ×ばと!⑫
・俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑧
・Baby Princess⑦
・イスカリオテⅦ
・さくら荘のペットな彼女 <5>
・よめせんっ! <4>
・なれるSE!4 誰でもできる?プロジェクト管理
・煉獄姫 三幕
・ギャルゲーマスター椎名 <3>
・シロクロネクロⅡ
・ストライク・ザ・ブラッド1 聖者の右腕
・夜のちょうちょと同居計画!
・魔王なあの娘と村人A ~幼なじみは勇者です~
・アトリウムの恋人
・雨の日のアイリス

の計15冊。

『れでぃ×ばと!』露出し過ぎでボカし入ってもうとるやないかw
『イスカリオテⅦ』は完結か。

電撃の缶詰のエッセイでは伏見さんが、デビュー前は『お留守バンシー』に怨念を送ってたって書いてるけど、それって、今では「お前なんか相手にもならねーんだよm9(^Д^)プギャー」って暗に言ってるの?

『境界線上のホライゾン』は追加キャスト発表。正純役がみゆきちとか全力で期待せざるを得ない。
ネイト役は井上麻里奈さんということで、『図書館戦争』の郁と柴崎やないか!

『C^3』はフィアの版権イラストが公開されてるけど、大分さそりがためさんの絵に近いのか?

コミカライズ,電撃文庫

狼と香辛料 6 (電撃コミックス)
作画:小梅 けいと 原作:支倉 凍砂 キャラクターデザイン:文倉 十

「ほれ、褒め言葉はまだかや?」
「ああ、見事な尻尾だ」

原作2巻、いよいよクライマックスです。クオリティの安定度合いが素晴らしいな。
あと、エネクさんの可愛さ。
ノーラとエネクの出番がコミカライズ本編ではもうないのかと思うと、残念でならない。確か、再登場する筈だけど、そこまで続けられるかなぁ。

最後には短編『狼と琥珀色の憂鬱』を収録。初出を見るに、普通に電撃マ王に連載として載ったみたいだな。
時系列が本編から繋がってるから、全然違和感無いけどね。

燃:C 萌:A+ 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
狼と香辛料 <Ⅴ>(2010/10)
狼と香辛料 <Ⅶ>(2012/02)

コミカライズ,メディアワークス文庫,漫画,角川文庫,雑記,電撃文庫

取り敢えず新刊は、

・豆富小僧その他
・図書館戦争 図書館戦争シリーズ①
・図書館内乱 図書館戦争シリーズ②
・大正二十九年の乙女たち
豆腐小僧その他 (角川文庫)図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)大正二十九年の乙女たち (メディアワークス文庫)

の計4冊。

それから前から買おうと思っていた、

・舞面真面と仮面の女(メディアワークス文庫)
舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)

を購入。
コミカライズは、

・狼と香辛料 <Ⅵ>
狼と香辛料 6 (電撃コミックス)

漫画は、

・ONE PIECE 巻六十二 “魚人島の冒険”
ONE PIECE 62 (ジャンプコミックス)

を購入。

『図書館戦争』は2冊同時刊行から一気呵成の5ヶ月連続刊行の文庫落ち。この勢いでドラマ化くるで!と言いたいところだが、どうだろうな。
十分可能だとは思うんだけど。

アニメ,電撃文庫

「ようこそ、宇宙人の見守る街へ!」

電撃文庫原作の人気シリーズがまさかのシャフト制作でアニメ化。シャフトが純正ライトノベルのアニメを手掛けるのは初。くどいようだが、俺は『化物語』を純正ライトノベルとは認めない。
こっちも放送開始時期が地震の影響で遅れてるんだっけか?

OPは安心のシャフトクオリティでした。曲はかなり電波なのだろうが、放送開始前から聴いていたので感覚が麻痺してるw

両親が海外赴任することになり、父方の叔母の家に世話になることになった高校生、真(まこと)は引っ越し初日に叔母の家で謎の布団簀巻き女と出会う……というお話。

真のキャストは入野自由さんということで、同レーベル原作のアニメ『アスラクライン』と『オオカミさんと七人の仲間たち』でも主役を演じている。電撃アニメで主演3回目とかどんだけ。まぁ、どっちもぱっとしないまま終わったんですけどね!今回は3度目の正直となりそうだが。

また、父方の叔母こと藤和女々(めめ)さんのキャストは野中藍さんということで、奏っちゃん!奏っちゃんやないか!
取り敢えず39歳自重しろw

もっと奇抜な色遣いの演出を覚悟してたんだけど、割かし普通。エリオが動いても布団の柄が動かないところなんかは『絶望先生』を思い出すが。
エリオのぱんつが規制されていて、ぐんにょりした。規制するんだったら、そもそも映してほしくねぇ。おのれMBS。

今回は真がエリオの素顔を目撃するところまで。
EDのクレジットで入間父に吹いたw
アンタ、確か『みーまー』の映画にも出てたらしいじゃねーか。

劇中であんまり青春ポイントの話が出ないなと思っていたら、次回予告が今回の青春ポイント総括だったでござる。
あれ、シャフト制作なのにエンドカード無いの?

テンポ良くて、なかなか良い導入だったのではないかと。原作を読んでるかの差もあるとは思うけど、同時期スタートの『緋弾のアリア』よりは好印象かな。
と思ったら、次の放送は5/12ってどういうことなの……。年末年始以外は休まないのが深夜アニメじゃないのか。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
二章「失踪する思春期のレヴェリー」

電波女と青春男 (電撃文庫)
電波女と青春男 (電撃文庫)

アニメ,電撃文庫

「オナニー作品が詰まらないとい言うのなら、超凄いオナニーを見せつけてやるだけのことよ!!」

ちゃんと1ヶ月毎に定期的に配信してくれるのが良いよね。

相変わらずOPの構成が上手くて困る。手間暇かかっていて好きです。麻奈実が京介の魂を引き戻してるカットが特に良い。

さて、黒猫とのゲー研入部編後編です。黒猫と瀬菜は自分の作りたいゲームのプレゼンを行い、勝者のゲームを2人で制作することに。

瀬菜のプレゼンがレベル高過ぎて吹く。大学でもこんなレベルのプレゼンやったこと無ぇよ……(´・ω・`)
いやしかし、アレでナニな単語が飛び出しまくってビビる。「アナルファック」とかアニメで初めて聞いたわw
これ、テレビ放送だったら引っ掛かってたのかな。

それはともかく、黒猫可愛いよ黒猫。あの可愛さはアカンやろ……。

どうでも良いが、俺の使ってる携帯って京介のとモデルが同じな気がする。

EDはまさかの京介と黒猫のデュエット。京介がEDを歌うのは初めてか。
EDイラストは『Steins;Gate』のキャラデザ等でお馴染みのhukeさん。

次回はいよいよラストですが、そこで2期発表とかでも驚かない。

燃:C 萌:A+ 笑:A 総:A+

エピソードリンク
第13話「俺の後輩がこんなに腐ってるわけがない」
最終話「俺の妹がこれで最終回なわけがない」

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉 (電撃文庫)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉 (電撃文庫)

電撃文庫

ソードアート・オンライン〈7〉マザーズ・ロザリオ (電撃文庫)
著:川原 礫 イラスト:abec

ボク、がんばって、生きた……。ここで、生きたよ……。

約1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。『アクセル・ワールド』7巻からは2ヶ月振りということで、隔月刊行第14弾。

さて、今回は再び《アルヴヘイム・オンライン》が舞台。そこで《絶剣》の二つ名を持つ剣豪アバター、ユウキと出会ったアスナは彼女の所属するギルド《スリーピング・ナイツ》と友情を深めていく。しかし、このギルドにはある秘密があって……というお話。
つーわけで、メインヒロインは私だと言わんばかりにアスナメインのエピソードです。

VRワールドでは天真爛漫な振る舞いをするユウキだが、現実の彼女はエイズ患者だったというわけで、なかなか扱いの難しい題材を持ってきましたな。
エイズをしっかり扱ってるラノベって他にあるかな。

今回もニューロリンカーの先駆けっぽい技術の描写があります。

エピソードとしては初の1冊完結となっているが、その中に不穏な描写が。
ユウキ曰く、キリトは現実じゃないところで生きている感じがするらしい。まさか最終的にアスナ達の前から姿を消すのか……。

それに加えて、茅場晶彦の影響は至るところにあるという事実。彼の思惑はまだ全てが明るみに出たわけではないということなのか。

全体としてはベッタベタなストーリーなんだけど、涙腺が緩むのは仕方ないよね。
ところでナースの安芸さんのイラストマダー?

次は2011年6月に『アクセル・ワールド08 -運命の連星-』。予告イラストが全裸の黒雪姫先輩と全裸ニーソのフーコさんという大変けしからんことになっている。
秋頃にはこっちの8巻。今度は短編集だそうです。2巻とはまた違った感じになるのかな。

燃:A 萌:A- 笑:C+ 総:A+

シリーズリンク
ソードアート・オンライン006 ファントム・バレット(2010/12)
ソードアート・オンライン008 アーリー・アンド・レイト(2011/08)

スピンオフリンク
ソードアート・オンライン オルタナティブ クローバーズ・リグレット(2016/11)

著者リンク
アクセル・ワールド07 -災禍の鎧-(2011/02)
アクセル・ワールド08 -運命の連星-(2011/06)

メディアワークス文庫,雑誌,電撃文庫

電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2011年 05月号 [雑誌]

『電波女と青春男』

表紙。アニメ放映を控えてTCG化決定だそうで。
と思ったら、何と文庫は8巻で完結らしいです。え、このタイミングで?まさかアニメで最後までやるってわけでもなかろうに。

あと、TCG化決定。

『SF(すこしふっかつ)版』をお試しとして掲載。これは文庫1巻を再構成したものなんだろうかね。

『バカが全裸でやってくる』

角川書店でコミカライズ決定。ヤングエースかな?
もしかして実写化フラグか……。

『ロウきゅーぶ!』

アニメのメインビジュアルが公開。昴って、こんな顔してたんだ……。
って、愛梨デカっ!!

監督は何と『いぬかみっ!』『アスラクライン』を手掛けた草川啓造さん。まさかマッチョや機巧魔神が出て来たりとかして……。

制作はproject No.9×Studio Blanc。全く聞いたことないし、ネットで検索しても見付からないんですけど……。
まぁ、電撃のアニメに大外れはそうないと思うが。
夏放送開始。

電撃萌王では『びじゅあるロウきゅーぶ!』に加えて『ロウきゅーぶ!よんこま』が連載開始。
電撃も4コマ大量生産手法に味を占めてきたのか……。

当然のごとく、PSPでゲーム化決定。バスケとか、どうでも良いんだよ!もっかん達とイチャイチャ出来る仕様なんだろうな!?
まぁ、別に買う気無いんだけど<何なんだ

『神様のメモ帳』

アニメ制作は何とJ.C.STAFFです。J.C.STAFFのアニメって言うと、バカ売れするか高安定度だけど話題にならず、ひっそり終わるかのどっちかだと思うんだけど、これは後者臭いよね……。

『GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン』

アニメは10月放映開始。前号までの連載ページは消滅し、巻頭に近い位置にアニメ記事が掲載されるようになりました。
今回は武蔵の生徒会と総長連合の面々のビジュアルを公開。メインどころだけじゃなく、脇役までしっかり載ってます。ミリアムってカラー初登場なんじゃね……?
イトケンとかハッサンとかネンジとか明らかに絵面おかしいだろwwww

『OBSTACLE OVERTURE』

今回で一旦休載。むしろ『ホライゾン』アニメが動き出してるのに、連載が続いていたことにビックリだわw

『C^3 -シーキューブ-』

アニメ化決定。え、正直引くw
グロは徹底的に抑えたぱんつアニメになるんだろ?とか言われてるし、俺も実際そう思うが。

アニメ化決定の告知と共に、一気にスタッフとビジュアルを公開。情報の公開を焦らさないということはあまり盛り上がらずに終わるということと同義な気がするw

監督は大沼心さん、制作はSILVER LINK.ということで、『バカとテストと召喚獣』のような出来になるのだろうか……。この組み合わせなら、ある程度の期待は出来るかも。

『ヘヴィーオブジェクト』

あれ、コミカライズって単行本1冊で終わるの?あわよくばアニメ化狙ってるのかと思ったぜ。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

4月末にアンソロジーコミックスが発売決定。笹倉さんとか小梅さんが登場するなら買うしかないな(キリッ

『オオカミさん七人の仲間たち』

TCG化決定。え、今更……?

『ゴールデンタイム 二次元から愛2011』

二次元くん編、順調にシリーズ化してるじゃねーかw
しかし、俺はもう切ることにしました。

『灼眼のシャナ』

次号、重大発表。遂にアニメ3期くるのか……?
爆死確定とか言われてるけど、本当にオワコンなのか?

『さくら荘のペットな彼女 住めば都のさくら荘?』

空太がさくら荘にやって来たときのエピソード。回想形式なので、ましろも登場。サブタイは『住めば都のコスモス荘』のオマージュですよね。

時系列としては5月発売の5巻の後っぽいんだけど、まだ仁さんと美咲先輩の関係はこじれたままっぽい。
え、まぢで……?

『シースルー!?』

うん?乳首券発行してね?+大変良いスク水でした。まぁ、読んでないんだけど(ぉ

『アクセル・ワールド』

おお!凄ぇ盛り上がってきた!原作読んだときはここまでアツいと思わんかったのになぁ。
やっぱり映像映えする内容だよなぁ。

そして7/25、コミックス2冊一挙発売。これは買わなきゃ!

『あくちぇるわーるど。』

初登場のパドさん可愛いよパドさん。「K」の写植で吹くw

こちらも7/25に単行本が出るみたいなんだけど、そんなに分量溜まってるの?

『0能者ミナト』

お試し版が掲載。Vol.17に掲載された『現代的怪異譚』はプロトタイプだったのか?
読んでいなけど、内容大分変ってるみたいだな。

シリーズ化が決まったけど、『9S』どうなったし。

『夜のちょうちょと同居計画!』

メディアワークス文庫『空の彼方』でデビューした菱田さんが電撃サイドに登場。5月の文庫発売に先駆けてお試し版が掲載。
扉絵が凄く綺麗です。

キャバクラという題材は面白いと思うが、果たしてどう転ぶか……?

『ぐっとくる話』

2周年!と思ったら、最終回だったでござる。良いから、早く書籍化しろ!
藤真さんのイラストがドM魂に、ぐっとくるね(ぇ

次号から「かわはら・サグのできちゃってる話」が本当に始まったら腹筋崩壊するわw

『レトロゲームマスター渋沢』

相変わらず委員長がエロ可愛くて素晴らしい。『椎名』とのリンクはどんどん強くなっていくみたいですね。

『魔法科高校の劣等生』

特集のみ。人気のオンライン小説が満を持して文庫化らしい。『ソードアート・オンライン』で味を占めたか……。
人気のオンライン小説を書籍化って動きは増えてきてるけど、ラノベレーベルから刊行ってのはあんまりないように思う。

今、ちょっと調べたんだけど、残酷描写あるのん?
7、8月で『入学編』が上下巻連続刊行されるみたいだから、取り敢えず買ってみようか。

『蒼空時雨』

舞台化決定。メディアワークス文庫の方も色々な仕掛け方をしていて面白いな。

『電撃作家まるかじり!』

対談が終わったと思ったら、今度はインタビューが始まった。記念すべき1回目は藤原祐さん。

『@HOME』

連載第2期がスタート。今度は芽々子がメインです。

『ハロー、ジーニアス バタフライ・エフェクトに関する事例報告』

お試し短編を掲載。うん、普通。

ライトノベル春の100冊

各レーベルの代表が、

・角川スニーカー文庫→『涼宮ハルヒ』
・ファンタジア文庫→『東京レイヴンズ』
・電撃文庫→『さくら荘のペットな彼女』
・ファミ通文庫→『バカとテストと召喚獣』

という内訳。おま、『さくら荘』だけ大抜擢じゃねーか……。どう見てもアニメ化決まってます。本当に有り難う御座居ました。

新刊情報

気になるのは6月。『九罰の悪魔召喚術術Ⅳ(キャトー)』……だと……?絶対打ち切りだと思ってたのに……。
買うべきなのか、どうなのか……。

瀬那さんがシコルスキーさんとのコンビで新シリーズ『可愛くなんかないからねっ!』を始動。あーあ、『レンタルフルムーン』打ち切りか……。

そしてファンタジア文庫『火の国、風の国物語』でお馴染みの師走トオルさんが『僕と彼女のゲーム戦争』で電撃に初登場。
ファンタジア出身者が電撃に登場する前例と言えば、周ちゃんくらいか。
声優ものっぽいんだけど、どんな話になるのやら。買います。

ところで、電撃文庫発売日協定というのは作られたらしく、早売りが禁止されたそうです。一体いかなる理由からなのか。
まぁ、いちいちフライングを確認して買わずに済むので、楽と言えば楽。

次号は付録DVDが凄いことになりそうですね。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

雑誌リンク
電撃文庫MAGAZINE Vol.18(2011年3月号)
電撃文庫MAGAZINE Vol.20(2011年7月号)

アニメ,電撃文庫

「さァて、最も救いから遠い方法で、血みどろで救ってやるよ」

サブタイは「スキルアウト」と読みます。それ、『超電磁砲』の#15のサブタイで使ってるんですが。まぁ、あっちは片仮名そのままだったが。

さて、OPカットで最終回スタートです。レベル0としての戦い方に苦戦しながらも駒場を倒す一方通行。
事切れた駒場が持っていた写真には映っている少女はフレメアなわけだが、おま、この時点でそんな伏線撒いとくのかよ……。

後半は上条さんと一方通行が図らずも協力して、美鈴さんを助ける展開に。美鈴さんエロいなぁ。

3番目の主人公、浜面がいよいよ登場するんだけど、唐突過ぎやしないか?原作でも、こんなんだっけな?

そして第三次世界大戦の予兆を感じさせて終了。
EDはいつもの曲で、主だった登場人物がちょっとずつ登場といったところ。
美琴に台詞があるのは理解るけど、姫神にまで台詞があるとは……。

総評

ってなわけで、電撃文庫原作、その幻想をぶち殺す『とある魔術の禁書目録Ⅱ』全24話でした。
1期があんな終わり方だったから、判り切っていたことだけど、案の定原作通りの展開で、3期へ続きましたね。

3期はいつやんのかなぁ。早かったら来年頭くらいかな。それとも、その前に『超電磁砲』の2期がくるかもしれんなぁ。

これまでに配置してきた要素が繋がり始めたので、1期よりは面白くなったんではないかと。
あとは今後のシリアス展開で脱落する視聴者がどれだけ居るのかってところが問題かなぁ。

燃:B+ 萌:A 笑:C 総:A

シリーズリンク
とある科学の超電磁砲S #1「超電磁砲」
とある魔術の禁書目録Ⅲ #01「混乱」

とある魔術の禁書目録(インデックス)SS (電撃文庫)
とある魔術の禁書目録(インデックス)SS (電撃文庫)

電撃文庫

煉獄姫 ニ幕 (電撃文庫)
著:藤原 祐 イラスト:kaya8

「トリエラ」
「俺はようやく、本物のあんたを殺せる」

約3ヶ月半週間の積み。5ヶ月振りの新刊。『@HOME』1巻からは隔月刊行。
さて、正体をバラし、アルトの前に敵として現れたキリエ。同じ頃、フォグは自分の妹を自称する少女と対峙していて……というお話。

1巻で種を蒔いておいた絶望の芽が順調に出て来ましたね。流石、電撃の黒い太陽の異名は伊達じゃないw
いつも通りで酷く安心したわ。やっぱりハートウォーミングなんかより、こっちの方が向いてると思うんだけどなぁ。

イパーシと再会してしまったトリエラのシーンで「トリエラ逃げてぇええええええ!」→殺されなくて済んで、た え た!と思ったら、その先に背筋を凍りつかせる絶望が仕込まれているという。
発狂後、敵に寝返るとか、藤原さん、ハッスルし過ぎだろ……。
読者が油断したタイミングで出て来そうで嫌だよなぁ。

後書きには、次はどっちを出すか分からないと書いてあるが、次は2011年5月に『煉獄姫 三幕』です。
『@HOME』は連載2期が電撃文庫MAGAZINEに掲載中。

燃:B+ 萌:B 笑:C 総:A

シリーズリンク
煉獄姫(2011/08)
煉獄姫 三幕(2011/05)

著者リンク
@HOME 我が家の姉は暴君です。(2010/11)