GA文庫

くりぽと2 すくすく☆魔法少女塾 (GA文庫 お 6-4)

著:小幡 休彌 イラスト:八重樫 南

「お、男の人のお部屋で一夜を過ごしてしまうなんて……こ、これが世に言う、もうお嫁に行けない身体になってしまったという事態ですか!」
「なってないなってない」
「お嫁行ける行ける」

約二日の積み。三ヶ月振りの新刊。何か表紙のりりす、身体のバランスおかしくね?
さて、第二巻。今回は春覚の家にお泊まりの巻。うーん、一気に詰まらなくなった印象だなぁ。

何か取り敢えず女の子をいっぱい出しとけって感じで、魅力的なキャラが居ないんだよなぁ。
前巻では、りりす一人にある程度ヒロインとしての出番を絞っていたから良かったんだけど、今回はほぼ全員が満遍なく登場して全員の存在感が薄まった。
りりす以外のヒロインにスポットを当てるか、引き続きりりすメインでいくかにすりゃ良かったのに。

あと、ようじょ五人も要らんだろ……。全然可愛くないよ……。かと言って、ハートフル方向に流れるわけでもなく。一巻はまだ、ぼちぼち面白かった気がするんだけどなぁ。

これは迷うことなく切りだわ。とか言って、また次のシリーズが始まったら、釣られたクマーとか言って買っちゃうんだぜ。

燃:C 萌:B 笑:B- 総:B

GA文庫

ライトノベルの楽しい書き方 5 (GA文庫)

著:本田 透 イラスト:桐野 霞

「今のうちは━━ひとりぼっちの独り言小説だけやない。二人組が書ける。コンビが書ける。コンビが書けるようになったら、次はきっとほかのキャラクターたちも生き生きと書ける。もっともっと広くて大きな世界が書ける━━清麿さまの人生ゲームみたいな、ひとりぼっちやないみんなの物語を。今なら、うちにも書ける」

約二日の積み。四ヶ月振りの新刊。今回はクリスマスイベントです。学校でのイベントということで例の委員長、妻夫木さんがまたもや出張り気味。ですから、まるみちゃんの出番をですね……。

今回は作品作りの話はあんまりない。その代わりか、剣の執筆する作品のキャラクター達が話し合う作品の舞台裏みたいなシーンが時折挿入される。うーん、このシーン要るかなぁ。

メディアミックスが開始され、切るに切れなくなった本シリーズですが、メディアミックスさえされていなければ即地雷認定ってレベルになってきました。
八雲のくらげさんお世話シーンなんかは他の作品に無い内容なので面白いんだけど、本筋があんまり面白いと思わないんだよなぁ。
どーしたもんか……。

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B

コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,角川ビーンズ文庫,雑記,電撃文庫,GA文庫

今月はいつも通り、1日フライングで14日発売。ブツは、

・ライトノベルの楽しい書き方 <5>
・くりぽと2 すくすく☆魔法少女塾
ライトノベルの楽しい書き方 5 (GA文庫 ほ 1-8)くりぽと2 すくすく☆魔法少女塾 (GA文庫 お 6-4)

の二冊。それから、

・アスラクライン⑪ めぐりあい異世界(新装カバー)
・アリアではじまる聖譚曲 征服者は聖女を誘う(角川ビーンズ文庫)
アスラクライン〈11〉めぐりあい異世界 (電撃文庫)アリアではじまる聖譚曲 征服者は聖女を誘う (角川ビーンズ文庫)

をゲット。『アスラクライン』は遂に新装カバーをコンプリート。

来月は新シリーズが三本始動するけど、現時点で購入確定はゼロ。粗筋とイラスト次第かなぁ。


ジャンプSQ. ( スクエア ) 2010年 02月号 [雑誌]
ジャンプSQ最新号ではスーパーダッシュ文庫『迷い猫オーバーラン!』のコミカライズの連載が始まりましたね。
以前に『ぬらりひょんの孫』を貸してくれた研究室の後輩の弟がSQを購読しているとのことで、持ってきてもらいました。立ち読みするほどじゃないなぁ、と。

まず表紙が文乃だったことにびっくりした。ジャンプSQっていうと、比較的硬派なイメージがあったんだけど、これまた思いきったなぁ。ちなみにいつもと雰囲気違い過ぎて、店頭で見付けられなかったという話を聞いて吹いた。どんだけw
しかし、これは萌えオタ要素の無い人間にとって辛い絵面なのは確か。店員さんに訊いた挙句、こんな表紙出て来たら、どうしようもないなw
え、俺?屁でもないですよ、こんなの。

表紙なだけでなく、当然のように巻頭カラー六二ページ。このペースだと五月くらいにはコミックス一巻出るかな。
作画が『ToLOVEる』の矢吹さんの時点で単行本が音速で売り切れるのは判り切っている。
で、肝心の漫画ですが、のっけから文乃しまぱんでOK過ぎる掴み。続いて全裸過ぎる希。あまりに全裸なので一瞬、コミカライズオリジナル展開と思ったけど、よくよく思い出せば原作にもあった気がしてきた。
いやしかし、雑誌掲載時で既に乳首券発行ということはコミックスでは一体どうなってしまうのか!?<ガチンコ風に。
あからさまにコミックス収録時に影消えそうな部分あったしなぁw

でも誤解しないで!原作は全然エロくないよ!それともわざと誤解させて原作買わせてやったぜぐへへへへへへ!みたいなことなんだろうか。

作画は流石週刊連載作家、安心のクオリティ。もっと阿呆みたいにパンチラしてるのかと思ったら、そうでもなくて一安心。
女性陣は言わずもがな。乙女姉さん、ちょっと若くなってる?
巧は相変わらず地味。家康はのっけから『フレッシュプリキュア!』ネタを仕込んでくるという。実にいい仕事をするなぁw
大吾郎は渋いイケメンに。珠緒先輩出て来るかなぁ。

ストレイキャッツの客として、『ToLOVEる』のキャラクターが出て来ている件。良いのか、これ。主人公の妹みかん、だっけ?

六十二ページでまさかの原作一巻終了という超ぶっ飛ばし展開。文乃の告白シーンや千世の迷い猫同好会結成シーンなどはカット。カットっつっても、どっかでやるんだろうが。
そういうわけで、単行本を買い忘れないよう気をつけようというお話でした。初版買い逃したら死亡。


「超凄いオナニー 黒猫」で検索した奴、二三時間正座な。


コミカライズ,トクマノベルスEdge,ファミ通文庫,雑記,GA文庫

年末に届いた古本一番の五百円券を使おうと思ったんですが、いざ店に行ってみると、見事に買おうかなと思わせるものが無いワナ。
ラノベが無いなら、一般だ!と京極さんや米澤穂信さんの本を探したんだけど、欲しいものは見付からず。
漫画を買うのも何だかなぁ、小説にしたって五百円券を使うためだけに積み本増やすのもいかがなものかと思い、手ぶらで撤収しました(´・ω・`)


注文していたものも含むあれこれを買ってきました。

・大正野球娘。 <3>
・神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <4>
大正野球娘。 3 (リュウコミックス)神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン 4 (Flex Comix)

の二冊と、注文していた、

・“文学少女”見習いの、傷心。(DVD付特装版)
DVD付特装版
を確保。
おお、別にコメントすることが無い!w

ゲーム,GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール 通常版

「君を━━僕だけのものにしたい」

開封は年始になるかもとか言いつつ、年内にプレイし終わるワナ。
0~4話もセットになったフルパックの方はパッケージが神曲学院の制服を着た大人コーティだったり、神奈月さんの画集が付いてきたりと魅力的ではあったのだが、いかんせんお値段の方がアレなことになっとりまして。書き下ろしがあるとかだと話は変わってくるのだが、イラストだけでは俺は釣られないぜ!ということで、通常版を購入。
パッケージをよく見ると、コーティのぱんつが見えます。

第二次<嘆きの異邦人>動乱から一年後、フォロン達は平和な学園生活を送っていた。だが、またもや奏世楽器を狙って暗躍する者達が現れて……という話。
本当は壊しちゃいたいたけど、頑丈過ぎて傷一つつけられないから、誰にも手出し出来ないところへ隠しちゃおうというところまでが描かれる。

先行公開もされていたOPムービーはコーティに引けを取らないくらいイアリティッケが目立ってます。本編でもかなり出張ってたから、相当榊さんに気に入られたものと思われる。
サーギュラントとセットで、プレイヤーがかなり好印象を持つように描かれてました。

キャラグラフィックは全員新規……かな。BGMは前作のものを流用しつつって感じか。あとは演出がちょっと強化されてる気がする。前作でギガちゃんが揺れたりってしてたっけな。
六月まではアニメが放送されていたわけで、キャストに違和感のあることあること。すぐ慣れたけど。

導入は本当にいつも通り。コーティとペルセルテによるフォロンの取り合い。流石にもうCGは無かったが、この二人のこのやりとり、もう何回読んだり見たりしたか判らない。VSダングイスも然り。
ダングイスは何かに開眼したらしく、自分の音楽を幅広く世界に届ける方向へと目標がシフトしたらしい。いよいよ芸能人になったフォロンの同級生というのが彼である可能性が高まってきたな。
今回はティント、ヴェルデ、アズールという学生のゲストキャラに加えて、サーフェルスという講師まで登場し、学院が舞台となるシーンでの人物が増えたためか、スーパーダングイスタイムはあんまり無し。というより、開眼アピールのためだけに出て来た印象。

世界の再奏造が行われかけた結果、歴史の一部が書き換わり、小さな混乱が世界中で生じていた。存在する筈の人間が居なかったことになったりすること設定の整合性がとれなくなったら奏世楽器で書き換えちゃえ!という手法に困惑するフォロン達。

学院長達、<四楽聖>は二度と奏世楽器を悪用する者が現れないようにと処分を検討。かつての三国戦争でも奏世楽器が使われたんだとか。三国戦争に関してはどこまで設定してあるんだろうなぁ。
前作の戦いの後、奏世楽器はエターナリアと軍が<四楽聖>に返還したらしい。今回は始祖はコーティとエレインドゥースしか出て来なかったけど、相当ヤバいとこまでいかんと始祖は動かんのだろうか。

学院長の元へと<四楽聖>のクダラ・エリミアの契約精霊フォルテラントや、<四楽聖>トワミ・ファーレンが直接やって来たりする。
何故、カムイラ・ダリソンだけ全くアクションが無いのか。特に出て来ない理由が説明されないので気になる。単に療養中で身動きが取れないのかもしれんが。
ファーレンはまだしも、フォルテラントは凄く出番が少なくてびっくりした。ケモノミミのショタということで人気出そうなのになぁ。エリミアの契約精霊には他にも目立つ外見のジャックロットやパルパートンというのが居るらしい。
出て来ない割には妙に言及するところが引っ掛かるんだよなぁ。カカザキ・エンタープライズ社とか。既に何かしらのエピソードが考えられているのか、それともただ単に折角シェアード・ワールドなんだし、膨らませられる要素は多い方が良いよNE!ってことなのか。

前作で<世界の種子>に取り込まれた<嘆きの異邦人>の幹部達。てっきり死んだものとばかり思っていたが、<世界の種子>から放り出されて全員死亡確定ではないらしい。
残党狩りを行っていた陸軍によると、今回登場したサーギュラントとイアリティッケ以外にもイツキ・エイヤーズは生存が確認されているらしい。
イアリティッケは人気があったから復活させたんだろうけど、ついでにその他の奴等もネタになるかもしれんから復活させとこうかみたいなことなのかな。
ちなみに捕縛されたボルゾンは獄中で自殺したそうな。

サーギュラントとイアリティッケの絆には和まされる。まだまだ活躍の余地はありそうだな。ラストでほとぼりが冷めるまではヴィレニスに行くかと言ってたけど、え、それは『青』チームと接触するということなのか。

陸軍の中には頬に傷のあるサラガという男が居るが、『フルメタル・パニック!』の宗介っぽいと思うのは考え過ぎなのか。ボン太くんの影響でスーピィくんが誕生したことを考えると、ないではないかと思うんだが。

レンバルトがふざけて男色宣言するシーンではプリネシカの反応に吹いた。まさに、ホモが嫌いな女子なんて居ません!!
吹いたと言えば、サド幼女とパチモン幼女という表現は酷かったw

終わってみれば、新キャラに悪人は居らず、今後再登場出来そうなキャラがいっぱい。学生編と社会人編のミッシングリンクが明らかに!みたいな煽りだった割には、余計気になる要素が増えただけの気がするんですが……。
元々今回は軽めの話とは言われてたけど、ちょっと物足りなく感じました。学生編のラストが盛り上がり過ぎたせいもあるんだろうけど、せめてEDはちゃんと作ってほしかった。OPと同じってアンタ……。
前作のエターナリア登場みたいなサプライズも無かったし。テレンシアミルとユズリハルルカくらい出しても良かったと思うんだ。
密かにもう一本作成中とかだったら嬉しいな。

あざといサービスシーンの多いこと多いこと。だがそれが良い<何なんだ
イアリのしまぱんには興奮せざるを得ない(ぇ
って言うか、しまぱんだったのかよ!
ジムティルの形状が卑猥に見えるのは俺だけではない筈だ。

あとはコーティの制服時のスカートの柄の描き忘れが痛恨だったと思います。怒り顔のグラフィックのときだけ、柄が無くなるの。
ネットで感想とか見てると、結構整合性保ててない部分あるのな。

ところでキネティック大賞というのが募集開始だそうで。大賞はキネティックノベル化とGA文庫若しくは一迅社からの本の出版が確約されるそうな。賞金五百万と大きく出てます。
でもキネティック化確約って、相当凄い作品でないと大賞はあげないよってことかなぁ。キネティック化が絡むってことは当然視覚的に映える内容が要求されるってことだろうけど……。あとは広げ易そうな世界観とかも必要なのかなぁ。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

文庫化リンク
神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール(2012/07)

シリーズリンク
神曲奏界ポリフォニカプラス(2011/07)

シェアード・ワールドリンク
神曲奏界ポリフォニカまぁぶる すぺさる(雑誌付録、2009/12)
神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <4>(コミカライズ、2010/01)

GA文庫

らじかるエレメンツ 3 (GA文庫 し 4-3)
著:白鳥 士郎 イラスト:カトウ ハルアキ

「焦ることはないさ。有限とはいえ、時間はまだまだ残されている急ぐ必要はない」
「ま、ひっついたらひっついたで、逆に退屈になりますもんねえ」
「何となく……寂しくも……なりますし……ね……」
「ああ。ゆっくりと、みんなで楽しみながら距離を縮めていけばいいのさ」

ティーガー、凄い良い事言った!!
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

表紙はまた羽卵。表紙をめくると、半裸のアルミが。いや、この絵でサービスカットとかやられてもですね……。
さて、今回は短編集。相変わらずカオスな笑いが楽しい。羽卵の暴れっぷりと鉄太郎のツッコミが。いまだかつて主人公の股関節を脱臼させるヒロインが居ただろうか。ちなみにドクロちゃんの場合は治せること前提で撲殺しているので、また別だと思います。
最後はちょっと羽卵と接近するも、結局アルミの乱入の所為でうやむやに、みたいなオチ。
思いの他、売上が良かったから続けられることになっちゃいましたーってな展開を期待していたんだが、残念ながら奇蹟は起こらず、これにて終了。あーあ。

総評

GA文庫だから全く期待していなかったのに、この面白さ。えてしてそういうもんだよな。このノリは五巻六巻くらいまでは読みたかったけどなぁ。
何でだ?『おと×まほ』や『シャムロック』が続いていて、何故こんなに面白い作品が打ち切りなんだ?
判り切っている。絶対にイラストの所為だ!!もし『おと×まほ』と絵師が逆だったら!もしこのシリーズの絵師がQP:flapperさんやさそりがためさんだったら!くっそぉぉぉおおおおぉおおおおぉっぉぉおおおおおおおお!!!!

燃:C 萌:B+ 笑:A 総:A+

雑誌,GA文庫

GAマガジン Vol.3(DVD付) (SOFTBANK MOOK)
著:榊 一郎、高殿 円、大迫 純一、あざの 耕平、加納 正顕 イラスト:BUNBUN

「双子の癖に入れ替わりのトリックも使えないとは。無駄な属性を持っているな」
「別に入れ替わりトリックをする為に双子に生まれてきたんじゃありません!」

GAマガジンVol.3の付録。最近流行りの文庫が丸々一冊付いてくる!というやつです。じゃあ、普通に文庫で出せよ!と言いたい。
だって、口絵と後書きが無いくらいで、後は普通の文庫ですよ。装丁とか見ても。

イラストは毎度のことながら、BUNBUNさんの描くデフォルメキャラのみ。せめて各短編に一枚ずつくらいは挿絵が欲しかった。

『rite de passage』

遂に語られるプリネシカの専門課程進級試験通過エピソード。てっきりキネでやるんだとばかり……。
最初の二十ページで、「なんだ『まかでみ』か」と思ったのは俺だけではない筈だ。

プリネシカが試験を合格出来るようにと、あれこれ考えるフォロン達。その中で、コーティがたとえ双子でも場合によっては殺し合うことだってあると言っている。これって、もしかしてアンジェロとアンジェリカのことか?
『ポリフォニカ』で双子と言ったら、ユギリ姉妹かあの人達しか思い浮かばないんだが。確か、アンジェロとアンジェリカって戦争で死んだことは判ってるけど、具体的にどう死んだかまでは語られてなかったよな。
それとも今後への伏線なんだろうか。

プリネシカが試験で召喚した中級精霊の名はユズリハルルカ・ナ・ダフニーフィラム。この長ったらしいネーミングが凄ぇツボです。
このユズリハは学院外の仕事も請け負っているとのことで、今後へのネタ振りとしか思えません。
外見の描写からすると、この精霊って『赤』のコミカライズ一巻で、食堂の掃除をするためにユフィンリーが召喚した精霊じゃね?確か、『クリムゾンS』四巻の後書きでフィードバックさせたいと言ってたから、その可能性は高いと思うが。

『賢者の贈り物』

ずっとジョッシュのターン!!スノウはほぼ出番無し!!
ジョッシュは順調にリシュリーとササラのフラグを立てていくなぁw
二人とも可愛いです。

『さじぇすてぃぶ・ぶらっく』

シリーズ一巻『インスペクター・ブラック』のゲストキャラ、ニウレキナがまさかの再登場。『黒』は毎巻、何かしらの事件解決に乗り出すから、ゲストキャラの数は相当数居るんだよな。
だから、こういう形でキャラの再利用をしてくるのは面白い。

時系列はどうなってるんだろう。『アドヴェント・ブラック』以前なのか。

『ダン・サリエルと女神の気まぐれ』

ダン・サリエル、スランプに陥るの巻。って、こんなガチシリアスのエピソード、『まぁぶる』でやっちゃ駄目だろ!
いつもの連作短編集の最後に持ってくるべきじゃね?

オチのサリエルの行動に、うわぁあああぁあああああああってなります。

『ヤワラベ兄妹の平穏とは言いがたい一日』

だから掲載準を考えてあげてってば!大御所四人の後にトリとか可哀想過ぎる……(´・ω・`)
って、今よく見たら、BUNBUNさんのイラストの中に『TRPG』チーム居ねぇじゃん……。

内容はタイトル通り、ティアンとレナのエピソード。何という妹萌え短編w
名前さえ出て来ていないローゼリエが不憫。ミリエーヌは名前出てるのに……。あれ、いつの間にかティアンの周り、凄いハーレムになってる!?
そう言や、レナってまだイラスト未登場なのか。

まとめ

というわけで、『まぁぶる すぺさる』でした。これは良い付録。何度も言うが、文庫で出してくれれば、なお良かったわけですが。
執筆陣も増えてきたことだし、大分『まぁぶる』は出し易くなった筈……と思いたい。設定の整合性をとるのは大変になっただろうけど。
また、『ぱれっと』も読んでみたいなぁ。

裏表紙折り返しには文庫シリーズ一覧が載っているんだけど、何故か『エイフォニック・ソングバード』も載ってる不思議。だから早く文庫化してくれよう!

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと 神曲奏界ポリフォニカ シリーズ短編集 (GA文庫)
神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと 神曲奏界ポリフォニカ シリーズ短編集 (GA文庫)

雑誌,GA文庫

GAマガジン Vol.3(DVD付) (SOFTBANK MOOK)

七ヶ月振りにGAマガジンが登場です。前号は『ポリフォニカ』のアニメ二期がやってたけど、今回は特にメディアミックスらしきものは無いんだよなぁ。もしかして『神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール』発売記念なのか?

『神曲奏界ポリフォニカ』

勿論表紙。ピンナップ付き。今回は差分変化無しのようです。また、この図柄を使用した抱き枕カバー付き。要らNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
税込2480円って、どういうことやねん!値段はね上がり過ぎやろ!!百歩譲って、せめて描き下ろしイラストにしてくれYO!

シリーズ文庫五十冊突破記念として、巻頭特集。全部買うと、30790円かかるんだってさ……。全然知りたくなかったぜ、その情報……(´・ω・`)

来年は『エイフォニック・ソングバード』、『黒』、神奈月さんの画集等が注目だそうだが、『エイフォニック』って、ゲーマガのイラストはともかく、今後何かあるの?単に文庫化ってこと?そうだよ、早く文庫化してよ。

『ポリ』の付録はもう一つありまして、文庫一冊丸ごと付録の『神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる すぺさる』というのが控えています。感想はまた別で書くことにします。

何と一月も文庫は無し。二ヶ月連続で文庫出なかったのって初めてなんじゃね?榊さんのスランプと高殿さんの入院でスケジュール狂ったとかかなぁ。大迫さんも入院してるらしいけど、ガリガリ書いてるしなぁ。
次は二月の『ピュアリー・ホワイト』です。ようやっと、『白』の本編が進むのか。これで外伝短編集とかだったら吹く。冗談のつもりで書いたけど、十分ありそうな気がしてきたぜ……。

グッズ情報ではデコレーションキーボードなるものが紹介されていました。これって、タイピングを頻繁にやるとイラストが禿げてくるんじゃ……。
買った人は「T」「G」「O」「P」あたりを連打するんですね、分かります。

『くりぽと』

ピンナップ付き。りりすがつるぺたな胸全開にしてますが、何故かあんまりみなぎってこないw

短編はロリが五人も居るのに、玲(あきら)先生三十歳の誕生日おめでとうの巻でした。何でやねん!

『ニャル子さん』

短編はいつも通りとしか言いようがない。扉では、こっそりクー子が頭ふんづけられていて笑った。

付録DVDには、お試し版としてFLASHアニメ『這いよる!ニャルアニ』が二本収録。これは嬉しい。普通に面白かった。
DELL=出る」とか「ラブ(クラフト)プラス」とか自由過ぎるw

『ライトノベルの楽しい書き方』

実写映画のキャスト発表。まるみちゃんがマリ姉……だと……?

短編はココナツが主役。メディアミックスは作家にとってはがっぽり稼げるチャンスだけど、担当編集にとっては苦行でしかないという話は興味深かった。

『おと×まほ』

何故か特集無し。もしかしてアニメ化する筈!って思ってんの俺だけなの?

何故、この短編だけ挿絵があるんだ……。他の短編は扉が描き下ろしイラストで、後は文字だけなのに……。

『蒼海ガールズ! きんいろのたからもの』

「これは排泄物なんかじゃないよ」
「……?」
「聖水さ!」

サブタイトルで吹いたw
二巻の後書きなど所詮ハッタリであろうと思っていたら、ガチでシューたんの〇〇〇〇をみんなでごっくんする話だった。頭おかし過ぎるwwwwwww

『オルキヌス』

短編を読むのは二回目。だったんだが、会話のスベリ具合が酷くて折れました。あれ、一回目に読んだときは、そうでもなかったんだけどなぁ。

『織田信奈の野望』

水着が眩しいです。イラストがイラストなので、どうしても『ハイスクールD×D』と被って見えてしまう。

『無限のリンケージ』

初読。うん、可もなく不可もなく。まぁ、メインの戦闘が無かったから、これだけで判断するべきではないだろうが。

『魔法の材料ございます』

三代目とサシャの出会い。え、ここでやっちゃうの?そりゃ知らんでも、どうってことないと言えばそうなんだけど。サシャ可愛いよサシャ。

『サムライガード サムライソードで貫いて』

どう見てもサブタイトルが最低です。本当に有り難う御座居ました。

『くれは×リミテッド! いくみ×クライシス!』

文庫一巻では全然スポットの当たらなかった隼人の幼馴染み、育美をヒロインに据えた短編。おっけ、普通!
いや、育美は可愛いんだけども。

DVD付録

『ニャルアニ』以外に『シャギードッグ』のPVを収録。何これカッコイイ。
あと、壁紙を大量に収録。これって公式サイトで無料ダウンロード可能だったやつを集めたのか?

第二回GA文庫大賞

受賞者少な過ぎワロタ状態。いや、一回目が取り過ぎなんだろうけど。それにしても、あからさまに減らしたなぁ。

二月刊行予定

新人さん二人のデビュー作がイラスト的な意味で気になる。『れでぃ×ばと!』のむにゅうさんと『Re;0』のCH@Rさん。CH@Rさんは凄い勢いで仕事増やすなw

まとめ

そういうわけで三号でした。あれ、『ばけらの!』新作は?
発行ペースはどうなんだろうなぁ。季刊くらいにはしてほしいけど、あんまり出すと一冊毎のクオリティ低下しそうだしな。
短編毎の長さはこれくらいが読み易くて良いな。ドラマガと電撃文庫MAGAZINEは結構長いからなぁ。

取り敢えず抱き枕カバーで値段上げるのはやめてください。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A-

GA文庫

おと×まほ 9 (GA文庫)

著:白瀬 修 イラスト:ヤス

「野暮なことしちゃダメだよ。……一人の女が“今ご飯作るから、待っててね”と口にしたんだ。男にできることは、ただどっしりかまえて待つのみさ」
「どうしてモエルは不必要なときに限って無駄な男気を発揮するの?」

約二週間半の積み。五ヶ月振りの新刊。そんなに間空いてたのか……。もっと空けても良いんだよ!(ぇ

さて、新章突入。手始めに依さん家にお泊まり&新たな魔法少女が二人登場
うん、相変わらず面白くねぇやw
要素だけ抜き出すと、面白くなりそうなんだけどなぁ。少しずつ強くなってきている敵とか操られる味方とか。

彼方のツッコミが最近パワープレイになってきたので、そこはボチボチ。あと、いいんちょのセクハラ。もう、いいんちょが彼方にセクハラするのが延々280ページ続くとかで良い気がしてきた。と言うか、本編よりそっちの方が読みたい。

で、アニメ化はまだなの?しそうでしないんだよなぁ。これ、絶対買うの止めた途端にメディアミックス始まるパターンだよ、きっと……!

燃:C+ 萌:B+ 笑:B+ 総:B

GA文庫

魔法の材料ございます2 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚 (GA文庫)

著:葵 東 イラスト:蔓木 鋼音

「追いつめられた平民がなりふり構わなくなった恐ろしさを知るがいい。そうさ、僕は僕を人質にして脅迫する。西方地域の民を見捨てようとしている、王宮の誰かをね」

三代目になら掘られても良い(ぇ

約一ヶ月二週間の積み。三ヶ月振りの新刊。表紙は一巻のサシャに続き、リア=メイ。
え、タイトル、全部そのままなの?巻数表記の前か後ろのどっちかは変えようぜ。

今回はマルブドークの街で赤熱病という流行病が発生。八年前の悲劇を知っている三代目はこの事態を重く受け止め、東奔西走することに。

しかし、非常事態だからこそ利権を巡って悪企みをする人々によって治療は進まず、その最中、三代目までもが赤熱病に感染してしまう。
ここまでの盛り上がりが凄い。赤熱病、一人目の患者の発生から始まる緊迫感漂う一連の流れにゾクゾクする。
どうも俺は致死率の高い病気が流行って、それを抑えるために主人公達が奮闘するって話に弱いらしい。ビーンズ文庫『彩雲国物語』の影月編もヤバかったし。

で、三代目が格好良過ぎる件。人命最優先で突き進む三代目の勇姿のアツいことアツいこと。

一方、三代目を想い、自らを省みず行動するサシャの健気さに泣ける。三代目はさっさとサシャを嫁に貰うべき。
正直、リア=メイはまぢでおもらし五秒前がエロかっただけで後は特になぁ(酷

というわけで、予想外のブーストを見せた第二巻。一気にランクアップです。

燃:A+ 萌:A+ 笑:C 総:A+

彩雲国物語 光降る碧の大地 (ビーンズ文庫)
彩雲国物語 光降る碧の大地 (ビーンズ文庫)