ドラマ,GA文庫

「ぐずぐずしてないで、とっとと幸せになっちまいな」

 

 今回も原作のエピソードを下敷きにしたストーリー。早くもチープさに慣れたきた俺が居る。

 

 で、何だかんだでクライマックスで勝手にテンション上がってしまうんだな。

 

燃:B 萌:B- 笑:B 総:B

メイド刑事<デカ> (GA文庫)
メイド刑事<デカ> (GA文庫)

コミカライズ,GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ ザ・ブラック1 (Flex Comix)

原作:大迫
純一 漫画:米村 孝一郎

 

「精霊は私の方なんで」

 

 webコミックで連載中の『ポリ黒』のコミカライズの単行本が登場。何故キャラクター原案としてBUNBUNさんの名前が無いんだ……。

 

 さて、表紙だけで十分に判ることだが、絵が濃いです。しかし、それが作品の雰囲気に合っている。

 

 ストーリーは原作四巻『トライアングル・ブラック』をベースにしているので、いきなりレオンが出て来ます。これは誰の意向なんだろう。大迫さんがレオンを出してほしいよう!って言ったんだろうか。

 

 まあ、それはさておき。マティアのタイツが気になって仕方がありません(ぇ

 

 ティグレアは原作とは大分変わり、かなり若く描かれている。と言うかエロいです。

 

 何だかんだで良いコミカライズだと思います。

 

燃:B+ 萌:B+ 笑:C 総:A

ドラマ,GA文庫

「悪の汚れ、御掃除させていただきます!」

 

『スケバン刑事』などの八十年代のノリで展開する、GA文庫原作のイロモノライトノベルがまさかの実写化。ドラマにしたら面白うそうだなとは思ってたけど、まさか実現するとはなぁ。

 で、映らなくても良い作品に限って、自宅で視聴可能なワナ。

 

 何故か舞台は京都。海堂は京都府警の本部長なんだそうな。何で京都なんだろう……。

 

 冒頭で葵が海堂邸の庭のテーブルを拭いているシーンがあるのだが、彼女がテーブルを拭いた直後に必要以上にピカピカ光る演出が。え、何その子供騙しの演出!?

 このチープなCGによる演出はこの後も度々使用され、随分とぐんにょりさせられました。何故、自ら作品の質を落とすようなことを……。

 

 葵のキャラクターも随分と異なり、ドジっ娘ぽくなっている。葵がプライドを持ってメイドの仕事を全うするところが作品の魅力なのに……(´・ω・`)

 そもそも何で眼鏡掛けてるの?まさか監督が「お前等、眼鏡っ娘なメイドさんとか堪らんだろ?」とか思ってるんじゃねーだろーな。

 

 画面を華やかにするためか、梶警視正の部下に女刑事百瀬というオリジナルキャラが登場。存在意義が見出せない……。

 

 坪内夫人は初見での印象は良かったんだが、中盤での暴走が……。

 

 ストーリーは原作一巻の第一話を下敷きとしてアレンジが加えられている。原作はほろ苦さや切なさといったものを残す結末となったのに対し、こちらはハッピーエンド。

 葵の性格の変更や、ストーリーの変更も大衆に受け易くするための処置なんだろうな。

 

 クライマックスは何だかんだで自分の中でテンションが上がってしまい、楽しめた。「悪党ども、冥途が待ってるぜ!」が無かったのが残念だったが。

 って、メイドの一里塚は?イメージカットには出て来てたけど。しょうもないCGに予算使うくらいなら、「これはメイドの一里塚!」の下りをやってくれたら良かったのに。

 

 そういうわけで、Mission1でした。何事も無く最終回を迎えそうな気がする。

 

燃:B+ 萌:B- 笑:B+ 総:B


メイド刑事<デカ> (GA文庫)
メイド刑事<デカ> (GA文庫)

GA文庫

メイド刑事4 (GA文庫)

著:早見 裕司  イラスト:はいむら きよたか

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  中古。葵とニキータとルカが並び立つ表紙がイカス。

  さて、宣言通り、正月スペシャルっぽ過ぎて吹いた。敵は一つの県の警察部長。潜入した葵の危機に、ルカは勿論のこと、関東流れ星連合のレディース三千人が駆け付ける。

  更には、普段は表に出て来ない海堂も出て来て、まさしく正月スペシャル。お掃除する規模がデカ過ぎる……!ラストでオイシイところを海堂が持っていっちゃって、ちょっと葵の活躍がおとなしくなってしまったかなという気はするが、こんなもんだろう。

  どうでも良いけど、いつもメイドの一里塚って、どっから出て来てるんだろうか。

燃:A  萌:B  笑:B 
総:A

アニメ,GA文庫

「馬鹿、どこまでお人好しなんだ」

 

 さあ、いよいよラストです。神曲学院の生徒達は校舎の屋上でダングイスの指揮の元、合唱。何でダングイスが指揮してんだよw

 

 スコアを抽出され、消滅しかけていたコーティだったが、フォロンの神曲が届き、復活。イメージ映像の中でフォロンが彼女に口づけすると、大人バージョンになり、更に八枚羽根が展開。衣装も前回登場したときのものより豪華になった。最終回バージョンはアニメオリジナルデザインか?

 

 で、始祖精霊の圧倒的な力で〈嘆きの異邦人〉を撃破。原作では無残な死を遂げた異邦人達だったが、アニメでは崩れゆくプラントの中に消えていった。

 取り敢えず、イアリティッケにぎゅーってしてもらっていたサーギュラントさんは俺と代わってください(ぇ

 

 この終わり方の方が後々話を広げやすそうで良かったんじゃなかろうか。

 って、奏世楽器は海底に沈んだままになるんかい!放っといても大丈夫なの?

 結局、スノウとブランカは登場せず。まぁ、出したら原作未読者が混乱するだろうしな。

 

 時が経ち、エピローグではフォロンとレンバルトの卒業式が描かれる。

 ペルセルテの側にはギガちゃんの姿が。また、何故かコーティを愛称で呼んでいた。原作でも後々はそう呼んでるんだっけ?

 フォロンは卒業式で総代を務めていた。

 

 そしてED。フォロンとレンバルトはユフィンリーの事務所に就職。ここでツゲ神曲楽士派遣事務所の制服が登場。

 エレインドゥースは無事生きていました。

 ユギリ姉妹はダングイスにダブル靴アタック。

 

 ラストシーンはかつての家である孤児院の屋根の上でフォロンとコーティが向かい合うカット。全ての始まりの場所を最後に持ってくるってのはズルイな。

 

総評

そういうわけで、スタッフをがらりと変えての第二期、『神曲奏界ポリフォニカ
クリムゾンS』全十二奏でした。

 原作と比べることで、アニメならではの表現手法なんかも判って面白かったです。逆に言えば、そういう捻くれた見方をしないと楽しめないという可能性もあるわけだが。

 

 もっと露骨に美少女ものチックな作画でも良かったと思うんだけどなぁ。今一つ、ぱっとしないと言うか。

 

 キャスティングはそのままだったので特に問題は無いんだが、唯一、コーティの「なぁぁぁぁあにぃぃ!?」がギャグにしか聞こえなくて困りました。非クールポコ的な意味で。

 

 あとは、一期でちょこちょこやっていたシェアードワールドの他シリーズのキャラの登場が無かったのが残念か。幼き日のウリ坊くらいならモブ扱いで出しても良かったと思うんだけどなぁ。

 

何にせよ、ディオメディアは無難な作品を作るのが上手い。後番は『化物語』か?

 

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

神曲奏界ポリフォニカ 0~4話フルパック
神曲奏界ポリフォニカ 0~4話フルパック

GA文庫

メイド刑事 3 (GA文庫)

著:早見 裕司  イラスト:はいむら きよたか

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  新キャラ、朝倉老人の孫娘ルカ登場。葵と抱き合っている挿絵を見て、まさか百合!?と思った俺は病気。新キャラ投入が良いスパイスとなるか。

  で、ライバルキャラとでも言うべき、白いメイド貴美香も登場。こりゃまた、厄介な敵が出て来たな。カチューシャがブーメランて……。

  それはそうと、葵の給料が月に63653円って安過ぎじゃね?

  次巻は正月スペシャル的な長編。

燃:B  萌:B  笑:B  総:A

アニメ,GA文庫

「だから救いたいんだ。改めて有り難うと言うために。そして、これからも宜しくって言うために!」

 

 コーティによって、石油プラントの上空に飛ばされたフォロンはエレインドゥースに保護され、再突入の機を窺うことに。

 

 ウコンとイツキは奏世楽器の調整で忙しいのか、ドミティエムとゴリアーデは単身出撃。

 ユフィンリー&ウォルフィスVSドミティエムでは、ようやく兜が割れ、ドミティエムの素顔が露わに。

 レンバルト&ミゼルドリット&ボウライ軍団VSゴリアーデは精霊文字や小型爆弾を駆使して戦うことに。

 

 エレインは最後の力を振り絞って、二つの戦闘に介入。モロに攻撃を喰らったドミティエムとゴリアーデ。どうもドミティエムは消滅したようだ。え、あっさり過ぎじゃね?

 ゴリアーデは気絶。

 

 ユフィンリーは続いて、ライカと激突。ライカはユフィンリーを上回る神曲を奏で、ウォルフィスを操る。まさか支配神曲!?って思ったけど、ただ単にライカの技量がユフィンリーのそれを上回っていただけということのようだ。

 ボルゾンへの愛をアピールし、おお、原作よりもライカ優遇されてるなぁと思った途端、床から狙いが逸れたゴリアーデの槍が飛び出て来て、ジ・エンド。えええええええええええええええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!??

 死に方が酷過ぎる……。

 

 エレインはフォロンをプラント内部へと送り込んだ後、力尽きて物質化解除。死んでないよね?

 

 囚われたコーティはスコア入手のため、分解されかかっていました。どうせ映せないのに服が破れる演出要る?原作は結構エロかったと記憶しているが。

 

 一方、学院ではダングイスがフォロン達のために何かしようと学生達を集めていた。ここにきて、まさかのスーパーダングイスタイム……だと……?原作でもダングイスが学生を集めたんだっけ?

 

 今回は戦闘のクオリティが高く、見応えがありました。

 

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A


神曲奏界ポリフォニカ 0~4話フルパック
神曲奏界ポリフォニカ 0~4話フルパック

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ メモリーズ・ホワイト (GA文庫)

著:高殿
円 イラスト:凪 かすみ

 

「おまえがどこにいようと、俺は、必ずおまえを見つけ出す。だから、会えないことなんてあるはずがない」

「どこにいようと…?」

「ああ、どこにいようと。どんな姿をしていようとだ」

「それは、なぜ?」

 

「――あのときも、いつかまた、逢える気がしていたから」

 

 約二日の積み。通算四十五冊目。三ヶ月振りの新刊。キネティック後半戦『Endless Area』下巻に当たるシリーズ第八弾。

『クリムゾンS』四巻と同時発売。

 

 さあ、キネティックの焼き直しも遂にクライマックスです。カバー下のイラストは健在。

 

 ダンテとエリュトロンの野望を打ち砕き、無事現代へと戻ることが出来たスノウ達。この体験は彼女達の中に少なくない変化をもたらした。

 

 ナノポニートも加えて、年内には新展開行けるか?

 

 書き下ろし短編は精霊島学院の学園祭にやって来たサラサが主役の『プロデュースド・ホワイト』。

 彼女とリシュリーの絡みを見ていると、和解して、サラサがジョッシュの子供を産むという展開もありそうだ。

 

 サラサはジョッシュの秘書になろうと思い立つシーンがあるが、これが『赤』を始めとする現代のシリーズで登場する神曲楽士派遣事務所の先駆けになっているようだ。面白いところで繋げてきたな。

 

 そして牛と文通を始めることになったサラサ。「よさそうな牛を、つかまえました」で吹いたw

 サラサ可愛いよサラサ。

 

 高殿さんは全体会議で牛の抱き枕カバーを作ってくれと泣きついたらしい。作ったら、ウケは取れそうだけど、売れないだろうなぁ。

 

 来月は『ポリフォニカ』の新刊はありません。月刊ポリフォニカを続けるより、アニメ放映中により多くの新刊を出すことを優先したんだろうか。でも、こっちの帯にはアニメの「ア」の字も書いてないけど。

 

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A


GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 4 (GA文庫 さ 1-14)

著:榊 一郎 イラスト:神奈月 昇

「見よ。この感動巨編!!」

約一日の積み。一ヶ月延期の末に発売。通算四十四冊目。三ヶ月振りの新刊。榊さんの『ポリフォニカ』としては二ヶ月振り。まぁ、厳密には『エイフォニック・ソングバード』があるから、もっと狭い間隔なわけだが。
『メモリーズ・ホワイト』と同時発売。今月に『ポリフォニカ』は二冊あるけど、両方ともキネティックの焼き直しなので、ちょっとぐんにょり。贅沢ですが。

表紙は大人コーティとエレインドゥース。二人には衣装デザインに共通している部分があったりするので、凄く良いコントラストになっています。ただ、エレインはレイトスとセットにするべきだろう、常識的に考えて……(´・ω・`)
五巻の表紙は誰だろうなぁ。あと女性キャラで出ていないのはユフィンリー、ミゼルドリット、ライカ、イアリティッケ、ウコンあたりか。
可能性として思いつくのはコーティ&ミゼルorイアリティッケ、ユフィンリー&ウォルフィスorミゼルあたりか。大穴でミゼル&イアリティッケ。
ウコンは女性とは言え、キャラクター的に表紙は無理っぽいしなぁ。ライカは微妙だが……。
口絵はピンナップ形式で、表はキネティック前半のパッケージ絵、裏はキャラ紹介になっている。

さて、キネティック三話前半戦。増加するテロに不安を煽られる市民達。それはトルバス神曲学院の学生達も例外ではなかった。しかし、それでも日常は続き、フォロンはコーティとの関係において、悩みが尽きることはなかった。自分達が世界の存亡を賭けた戦いに既に巻き込まれ始めていることに気付かずに……という筋。

今回は学院に〈嘆きの異邦人〉の神曲楽士達が襲撃してきたところまでを収録。後書き曰く、相当な箇所修正を加えているらしいが、特に目立った修正箇所は見付けられなかった。

特別短編は書き下ろし『TWIN SISTER』。ユギリ姉妹のエピソードかと思いきや、ミゼルのエピソードでした。
時期としてはフォロン達の卒業直前。『エイディング・クリムゾン』で語られたミゼルの合体変形の理由がより詳細に語られる。

このエピソード中にエリュトロンの名前が出て来るが、このタイミングでその名前を出すということは、『赤』の次の展開で出て来るということだろうか……。

後書きでシェアードワールドで広がった設定を色々取り込みたいと言っているが、そう言うことを匂わされるとwktkしてしまうなぁ。

そう言や、ブログで新企画がどーのこーのって言ってたけど、折角『イコノクラスト!』が終わって、出来た余裕を自ら粉砕するのか……。

次は『メモリーズ・ホワイト』。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

アニメ,GA文庫

「一緒に戦って、コーティ」

「承知した。希望は私が守る。我が契約主よ」

 

『シンケンジャー』を視た後だと、〈無限鍵盤〉が烏賊折神に見える件。

 

 最終決戦前夜、フォロンとコーティは夜空の散歩を楽しむ。

 コーティ曰く、奏世に必要なスコアはカオルが隠したらいしが、それはコーティの中に隠されているということなのか?

 この辺はアニメで説明するのは難しそうだから、いじってあるのかな。

 

 ユフィンリーが母と食事をするシーンは原作にもあるが、彼女の母親のビジュアルが出るのって初めてじゃね?

 

 そして〈嘆きの異邦人〉のアジトに突入したフォロン達だったが、コーティはフォロンを戦いの場から遠ざけ、単身イアリティッケに戦いを挑む。ってところで続く。

 

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A


神曲奏界ポリフォニカ 0~4話フルパック
神曲奏界ポリフォニカ 0~4話フルパック