MF文庫J

まよチキ!〈2〉 (MF文庫J)

著:あさの ハジメ イラスト:菊池 政治

「えっち。そんなに私のスカートを脱がせたいの?」
「バカなことを言うな!メイドからスカートを脱がしたら存在意義がなくなるだろ!」


約2ヶ月3週間半の積み。表紙はメインヒロインのスバルに続き、順当に涼月奏お嬢様です。

お茶漬け感覚でさくさく読めるのは良いことだと思うんだけど、それだけなんだよなぁ。俺のツボにクるラブコメじゃないんだよなぁ。
案の定、お嬢様がラブコメに参戦してきたけど、クール過ぎて真意が読めないのは好きじゃない。同レーベル『けんぷファー』の雫みたいな感じです。

了解の意を示す「らじゃる」って表現は結構好きかも。

で、こんな感じで地雷認定の気配なんですが、既にネットではコミカライズ決定と発表されています。新人のデビューシリーズがこんなに早くメディアミックスするのって異例の事態なんじゃないか?
MFのコミカライズは比較的アニメ化の可能性が高いが……。これはもう切りかなぁ。

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B

MF文庫J

きゅーきゅーキュート!5(MF文庫J)

著:野島 けんじ イラスト:武藤 此史

「パイ○ダーオォォォォォン!」

何か今回伏せ字付きのパロディ多くね?

中古。表紙はキュートとスイート。どっちかっつーと、スイートがメインか。総扉は案の定、差分変化。

次女カカの思惑により、特別クラスへと編入された理刀。彼はそこでササラという少女と出会うことに。

一方、キュートは自覚した理刀への想いを彼にどう伝えようかと悩んでいた。

そんな折、学院で妖精捕獲大会が開催された。それぞれが目標を定めて参加するが、ハートフルコメディだけで終わらないのが、このシリーズでして。
何やらキュートにピンチが迫ります。しかも続いたし。

って、ここで続くのかよ!よりによって、この先から持ってないんだよ!後は新刊で押さえた9巻以降しかねぇよ!

ところで「カカ」って言うと、昔小学生の頃、ウ〇コのことを「カカ」と言っていたのを思い出すな。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:B+

シリーズリンク
きゅーきゅーキュート! 4巻(2007/04)
きゅーきゅーキュート! 6巻(2007/12)

MF文庫J,コミカライズ

えむえむっ! 3 (MFコミックス)

漫画:氷樹 一世 原作:松野 秋鳴 キャラクターデザイン:QP:flapper

「死にたいって言ったんだよ。高校生になったばかりの女の子が。死にたいって」
「てめぇは、絶対に、ぶん殴る!!!」

帯にはTVアニメ化決定の告知が。「紳士たちのエンターテイメントって書いてあって吹いた。
表紙はあんまり出番無いのにお姉ちゃん。

さて、原作1巻クライマックス。収録エピソード1本目のアツさが半端無い。普通に超熱血少年漫画でした。太郎、格好良過ぎるだろう……。

順調に原作2巻のエピソードに突入。また、美緒様と嵐子が可愛いんだ、これが。
そうだよなぁ、原作の最初ってこんな感じだったよなぁ。最近は引き伸ばすわ、ヒロインは増えるわで、ちょっと劣化してきてるからな……。

今回もまたとんでもないとことで続いてます。
次巻予告の「花嫁は散る。花びらと共に━━」がシリアス過ぎるw

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

えむえむっ!2 (MF文庫J)
えむえむっ!2 (MF文庫J)

MF文庫J

きゅーきゅーキュート!〈4〉 (MF文庫J)

著:野島 けんじ イラスト:武藤 此史

「あの子は、キュートのお隣さん」
「あの子は、キュートの隣人さん」
「ふたりを隔てるのは壁一枚!愛が芽生えぬはずがない!」
「ドアを開けてすぐの場所!ドキドキハラハラ超特急!」
「ヤバイね?」
「ヤバイよ?」
「キュート、ピンチ!壁のむこうにいるのは愛の狩人!注意しないと刺さっちゃう」
「なにが刺さるの?」
「そりゃあもちろん」
「「愛の矢ぉ(ラヴ・アロー)~」」
「危ないねぇ」
「危険だねぇ」


中古。買ったの1年以上前だった気がする。3巻読んだのも1年以上前なんだぜ。
表紙は黒媛と巴。これまた吸引力の高いイラストだな。総扉はパンツスタイルのスーツ+眼鏡の2人。どういうイメージイラストなんだ。
そういや『黒姫のユズハ』ってシリーズがあったなぁ。

さて、夏休み。3女のリイザがスターライトとの交流会という名目で浮遊島へとキュート達を連れ去ってしまう。
リイザは妹を地上に帰らせないような策を仕込んでいたが、これは夏休み期間だけのつもりだったのかなぁ。それともそのまま魔界へ連れ帰ろうとしていたのか。

地上に残ったのは『混沌とした実在』の所為で浮遊島に入れない理刀とそんな彼を気遣った黒媛の2人だけ。
キュート達が大変なことになっているとも知らず、うふふきゃっきゃ三昧ですよ!黒媛なんて、キュート達が居ないのを良いことにガチで理刀をオとす気ですよ!ああもう僕はどうしたら良いのかと!

最後はいつも通りクライシス展開に。そんな生死を賭けた展開要らんと思うけどなぁ。
こっ恥ずかしい文体は健在です。

中古なんで、2007年4月の折り込みチラシが入ってたんですが、たかだか3年前なのに、この頃ってまだ月の刊行点数が4、5冊だったのね。今じゃ、10数冊なのになぁ。
また、第3回MF文庫Jライトノベル新人賞第3次予備審査結果発表を見ると、途中で落選した人々の中に、おや?と思う名前がチラホラ見付かります。

HJ文庫から『スクランブル・ウィザード』でデビューしたすえばしけんさん、MFで最近『ゴミ箱から失礼いたします』でデビューした岩波零さん、MFで『二人で始める世界征服』でデビューしたおかざき登さん、電撃から『リリスにおまかせ!』でデビューした麻宮楓さんの名前を発見。こういうの探すの楽しいな。

燃:C 萌:A 笑:B- 総:B+

MF文庫J

図書館迷宮と断章の姫君 (MF文庫J)

著:おかざき 登 イラスト:ちゅ

「それにしても、貴様ッ!よ、よりにもよって九八ページを開いて凝視するなど、は、破廉恥にもほどがあるわッ!」

約1週間の積み。MF文庫J。デビューシリーズ『二人で始める世界征服』を5巻で完結させたおかざきさんの新シリーズ。何か色んな作品がごちゃまぜになったかのようなタイトルということで気になりました。

舞台は魔法が実在する現代日本。その中でも『書物』と呼ばれる本を用いて使用する読書魔法(リーディング・ソーサリー)にスポットを当てたラブコメ冒険ファンタジー。
冒険というのは図書館迷宮に入るのがダンジョン探索っぽいから。TRPG好きとかは結構ツボなんじゃねぇかな。

人化した『書物』イクミと出会った主人公、刻馬(こくま)は幼馴染みの少女、美々子と共に失われた彼女の記憶探しに協力することになる。
ぱっと見はMF大好きラブコメテンプレートっぽいんだけど、細かく作り込まれた世界観と普通に死人が出る展開がテンプレからは一線を画している。

どう考えても噛ませ犬なんだけど、刻馬と美々子の関係性が良いんだよなぁ。美々子可愛いよ美々子。

今回の敵ウィーゼルの正体なんかは中盤で大体予想がついちゃうけど、別に謎解きを楽しむ作品じゃないから、問題は無いかなぁ。
身近なところに敵が居るというのは同レーベルの『ダブルアクセス』もそうだったな。

MFは基本的に3巻までは出させてもらえるから露骨に引っ張るんだろうか。まぁ、露骨に続いてなくても、このクオリティなら2巻は読むけども。

燃:B+ 萌:A- 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
図書館迷宮と断章の姫君 <2>(2010/06)

著者リンク
この部室は帰宅しない部が占拠しました。(2011/05)

二人で始める世界征服〈3〉 (MF文庫J)
二人で始める世界征服〈3〉 (MF文庫J)

MF文庫J

神明解ろーどぐらす (MF文庫J)

著:比嘉 智康 イラスト:すばち

「こらっ、女の子は人前で無闇にペロペロしちゃダメだ!」

約6日の積み。MF文庫J。デビューシリーズ『ギャルゴ!!!!!』を6巻で完結させた比嘉さんが8ヶ月振りに登場。タイトルは「しんめいかい」と読みます。
表紙は帯を外すと、ぱんつが見えているようなそうでないような。

主人公、十勝は小学校中学校と自宅から徒歩1分で通える環境にあったので、友人達と喋りながら帰ったり寄り道したり、ということをしたことが無い。そんな彼はわざと家から遠い高校に入学し、下校ライフに情熱を燃やすのであった……という話。
下校という部分にスポットを当てているが、要するに最近流行りの日常モノです。

男性主人公1人に対してヒロインは3人。MFテンプレートですね、分かります。
1巻からいきなり水着とか出て来ると、この先大丈夫かと不安になる。確か、同レーベルの『まよチキ!』もいきなり水着だったな。

ストーリーは短編連作形式となっており、下校のときにすることに焦点が当てられていく。1人で荷物持ちとかあったなぁ。
下校にスポットを当てるって発想は面白いけど、これ、すぐネタ切れすんじゃね?いや、そんな長々と続けるようなタイプの作品ではないと思うけど。

少しだけ不思議要素のようなものがあり、それが今後どういう具合に話に絡んでくるか。今回はその片鱗が見えただけ。MFお得意のちょっと不思議要素ありのラブコメに落ち着くか。取り敢えずは様子見。

一人称文体はまぁ普通か。たまに『ギャルゴ!!!!!』を思い出させるノリになる。

タイトルの「ろーどぐらす」って要するに道草のことなんだろうけど、「神明解」って何だろう。辞書の「新明解」と関係ありそうだが……。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
神明解ろーどぐらす <2>(2010/06)

著者リンク
ギャルゴ!!!!!6 -地上波初登場大全-(2009/07)

泳ぎません。(2011/09)
覚えてないけど、キミが好き(一迅社文庫、2012/04)
転醒のKAFKA使い(ファミ通文庫、2014/04)
たまらん! メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった。(MF文庫J、2015/05)
キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った(ファミ通文庫、2017/08)

MF文庫J

天川天音の否定公式〈3〉 (MF文庫J)

著:葉村 哲 イラスト:ほんたに かなえ

「相変わらず瑛子にゃん侮れないにゃ。雪道にゃんのこと理解しまくりにゃ……っていうか、あれだけ理解しててどうして関係が前に進まないにゃ」
「相手が雪道だからでしょ」

約2ヶ月1週間の積み。3ヶ月振りの新刊。表紙は順当にシロコ。
口絵が4ページは最早デフォルトなのか……(´・ω・`)

さて、夏休みということで瑛子の別荘に遊びに行く雪道達。そこで彼等は『領域』の人形であるコッペリアと出会うことに。
雪道相手に恋心を学ぼうとするコッペリアの出現でラブコメがブーストする。いやしかし、雪道の天然タラシっぷりは異常。翻弄される天音と瑛子が可愛いです。

あくまでもコッペリアはゲストヒロイン扱いということで一安心。これ以上ヒロイン増やされてもなぁと思うし。

人間らしさを少しずつ得ていくコッペリアだったが、それは御堂叶流の罠だった。やっぱり設定部分が理解ったような理解らんような。
でも、これで雪道が叶流を倒すべき理由が出来たか?

次は4月。今巻発売時点で既に発売が決定していたそうなので、勢いは衰えずか。

燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A-

MF文庫J,雑記

定期券を買いに京都駅まで行ってきたんですが、ついでにリニューアルオープンした三省堂書店に寄ってきました。
そこで、ようやく探していた、

・竜王女は天に舞う One-seventh Dragon Princess
竜王女は天に舞う―One-seventh Dragon Princess (MF文庫J)

を発見、購入しました。
でも、やっぱり全体的なラノベの品揃えは微妙なんだよなぁ。新刊台なら新刊台って、はっきりしてほしい。取り敢えずアニメ化した奴を目立つように置いときゃ良いんだろオーラを凄い感じる。
まぁ、今後利用頻度が上がるだろうからポイントカード作ったけどさ。

MF文庫J,コミカライズ,雑記,雑誌,電撃文庫,GA文庫

予約していた諸々を取ってきました。ブツは、

・神曲奏界ポリフォニカ エターナル・ホワイト <2>
・えむえむっ! <3>
・狼と香辛料 Ⅳ
・GAマガジンクリエイターズ Vol.1
神曲奏界ポリフォニカエターナル・ホワイト 2 (プリンセスコミックス)
狼と香辛料 4 (電撃コミックス)
えむえむっ! 3 (MFコミックス)GAマガジン クリエイターズ Vol.1 (SOFTBANK MOOK)

です。

あと、『とある科学の超電磁砲』5巻の限定版を予約してきました。特別冊子となると、買い逃すわけにはいかねぇな。

MF文庫J

えむえむっ! 9 (MF文庫 J ま 1-13)
著:松野 秋鳴 イラスト:QP:flapper

「俺は、結野のことが━━好きだ」
「…………」
「……わたしも」
「え?」
「わたしも、タローが好きです。大好き」

うわぁあああぁあああああああ。

積んでねぇ!4ヶ月振りの新刊。本編は実に8ヶ月振り。今回もいつも通り、連作短編形式。
口絵は本編と全く関係の無いサービスカット集。いいぞ、もっとやれ。

『秘密を込めたサプライズデート』

嵐子の可愛さMAXでお送りします。8巻の出来事を通して、晴れて恋人同士となった太郎と嵐子だったが、嵐子の男性恐怖症と美緒様による第二ボランティア部追放が2人の心にしこりを残していた、という話。

もう太郎の叫び声が人語の域を軽く突破してるなぁw
お姉ちゃんとお母さんはエロを通り越して、ただただ発言が下品になってきてる気がする。あの頃のお姉ちゃんは何処へ……(´・ω・`)

巻数を重ねても店長はびっくりするくらいそのままだよね。今回は『リリカルなのは』のフェイトでした。モロに劇場版の影響だな。

『暴走気味のワンワンエクスタシー』

幕間扱い。ノアの作った薬で、犬になってしまった太郎と日村。もう何でもありじゃねーか。前巻の時点で判ってたけど。

『命賭けのラストスパート』

遂に美緒様も自分に素直に。引き伸ばし易い展開キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!そりゃ今のタイミングで終わったら、びっくりするけどな!
嵐子が告白したときはどうなるかと思ったけど、これならいくらでも続けられんじゃん!その分、当初より多少面白くなくなってるけどな!

まとめ

というわけで、ここ暫く漂っていた鬱の気配も払拭されて良かった良かった。アニメ化も決まったことだし、暫くはサービス満載のラブコメでうふふきゃっきゃしてれば良いと思うの。
多分、次は9.5巻なんじゃね?

そうですよ、遂にアニメ化ですよ。1巻の発売から3年1ヶ月。長かった……。アニメ化を信じて、布教を続けていた俺はアルティメット勝ち組と言わざるを得ないな。

燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A