MF文庫J,スーパーダッシュ文庫,バラエティ,雑記,電撃文庫

十一月は祝日のタイミングによっては23日くらいに出ることもあるんだが、今年は普通に25日発売でした。ブツは、

・迷い猫オーバーラン!7 拾ったらいいじゃないですか!
迷い猫オーバーラン! 7 (集英社スーパーダッシュ文庫 ま 1-7)

それから、ネットで噂になっていたMFの新人賞受賞作品、

・まよチキ!
まよチキ! (MF文庫 J ) (MF文庫J)

そして、いつもの、

・アスラクライン⑤ 洛高アンダーワールド(新装カバー)
アスラクライン〈5〉洛高アンダーワールド (電撃文庫)

の計三冊。

『迷い猫オーバーラン!』がアニメ化決定しました。早ッ!!一巻の発売から一年一ヶ月しか経ってねぇw
『聖剣の刀鍛冶』を抜いて、ラノベ史上二番目に早いアニメ化決定か?枠は多分『戦う司書』の後番だろうなぁ。

コミカライズはジャンプスクエアでの掲載が決定しているが、作画が『ToLOVEる』でお馴染みの矢吹さんとの噂が。本当なら、もう勝ったも同然じゃねーか。

『カンピオーネ!』は好調なようで、五巻が登場。表紙が綺麗で吸引力が凄い。
カンピオーネ! 5 (集英社スーパーダッシュ文庫 た 9-5)

来月は『迷い猫』がアニメ化決まった松さんの新シリーズ『パパの言うことを聞きなさい!』が発売。はいはい取り敢えず買いますよ。


夕飯を食べた後、たまたまテレビでやってる『はねるのトびら』を視た。ドランクドラゴンの塚地さんの誕生日を祝おう、みたいな企画だったんだけど、え、あれってただのイジメじゃないの?
ある程度は台本なんだろうけど、苦しがっている塚地さんを皆で笑いものにしている様は視ていて気分が悪くなった。
で、こういうのを視て、自分達でもやろうとする現実とテレビの区別がつかないクズが湧くんですね。

MF文庫J

えむえむっ! 8.5 (MF文庫 J ) (MF文庫 J ま 1-11)

著:松野 秋鳴 イラスト:QP:flapper

光の柱が生まれる。
その光は……
マゾヒズムの光。

約三日の積み。四ヶ月振りの新刊。帯ではドラマCDのジャケット公開とドール発売の告知が。ドール……だと……?ドールの需要ってあるのか無いのか、よく判らんが。

表紙はノア単独。
さてさて、8.5巻ということで、露骨な引き伸ばしキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
と言うか、引き伸ばし方があからさま過ぎる!時系列どうなってんだ!明らかに嵐子が告白する前まで戻ってんじゃね、これ。

ノアの発明品でヴァーチャルなRPG世界に引きこもってしまった日村を助け出すため、太郎達もRPG世界に入ることに。何か、最近そういうのが多い気がするなぁ、
RPG W(・∀・)RLD』とか『ソードアート・オンライン』があるから、意識してしまうだけで、昔からあるネタな気もするけど。

口絵では、みんなそれぞれ職業のコスプレをしてるんだけど、武闘家の嵐子がかっこ可愛いです。
四ページ目はジョジョですw

RPG世界は何だかやっつけ仕事な感じを受けました。引き伸ばすために無理矢理捻り出した感じがするというか。
クライマックスはいつも通りの頭の悪さで面白かったけど、アイドルデビューのあたりとか物凄く適当だったしなぁ。
空間自体をマッサージって発想は好きでした。

RPG世界でもちゃんと出て来る店長が凄いw
今回は『エヴァ』のアスカでした。

RPG世界の話は前後編に分かれており、間に七葉のエピソードが挟まれている。典型的なラブコメです。どうせなら、お姉ちゃんのターンをですね……。

絵師後書きによると、トメ太さんの方は新スクが好き過ぎて困っているらしい。何で新なんだ……。おのれディケイド!

燃:B 萌:A 笑:B+ 総:A-

MF文庫J,アニメ

「ナツルさんがミスコンとは笑えますね」
「ミスしたのは人生と性別ですね」

雫の陰謀で、沙倉さんに恋敵と認識されてしまった男ナツル。
更に、学祭が近付き、星鐡三代美少女のミスコン出場の話が校内を駆け巡る。

そんな中、ナツルは紅音の勧めで女性用の下着を買いに行くことに。
案の定、雫が現れ、沙倉さんまで召喚される。
四人でカラオケに行き、キャラソン祭り。がっつりキャラソン販促する作品って結構好き。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

けんぷファー〈2〉 (MF文庫J)
けんぷファー〈2〉 (MF文庫J)

MF文庫J,雑記

今月は公式発売日はいつも通りだが、二日フライングすると連休と重なり、更に早くなり、21日発売。土曜補正は働かなかったか。
取り敢えず刊行点数多すぎワロタ状態。十四冊ってどういうことなの。冊数だけなら電撃に匹敵するじゃねーか。
ブツは、

・えむえむっ! <8.5>
・僕は友達が少ない <2>
・鳳凰堂みりあは働かない! <2>
・機巧少女は傷つかない <1>
・ゴミ箱から失礼いたします

えむえむっ! 8.5 (MF文庫 J ) (MF文庫 J ま 1-11)僕は友達が少ない 2 (MF文庫 J) (MF文庫 J ひ 2-20)鳳凰堂みりあは働かない! 2 (MF文庫 J) (MF文庫 J い 2-5)機巧少女は傷つかない 1―Facing“Cannibal Candy” (MF文庫 J ) (MF文庫 J か 8-1)ゴミ箱から失礼いたします (MF文庫 J) (MF文庫 J い 3-1)

の五冊。今月は新シリーズが六点あって、その内確定購入が二冊だけだったから、いざ書店から出たら、何か十冊くらい買ってたぜ!展開になるのではないかとDOKIDOKIしたけど、全然そんなことはなかったんだぜ。
その六点中、新人デビューが四点。その内半分がファンタジーというのに注目したい。最近のMFのファンタジーも出すよ!アピール凄いな。五巻まで出せたら頑張った方だと思うけど、果たして?

海冬さんの新作『機巧少女は傷つかない』は発売の一週間くらい前から、業界初?な企画が進行中とかアピールしていたから何事かと思ったら、イメージCD発売かよ!そんなもん、とっくに電撃がやっとるわ!!
まぁ、シリーズ開始と同時に発表ってのは初めてなのかもしれんが。

『二人で始める世界征服』は最近表紙の吸引力が高くてズルイです。
『荒瀬はるか、容赦なし!』二巻は口絵が水着祭りでテコ入れでした。
『わるぷるキス!』二巻は口絵がお風呂でテコ入れ臭かったです。
お風呂はあんまりそう思わないんだけど、水着が出て来ると凄ぇテコ入れオーラを感じるのは俺だけなのか?

二人で始める世界征服 5 (MF文庫 J) (MF文庫 J お 8-5)荒瀬はるか、容赦なし! 2 (MF文庫 J ) (MF文庫 J く 2-7)わるぷるキス! 2 (MF文庫 J ) (MF文庫 J う 3-11)

来月は遂に榊さんがMFに帰って来る!
『ドルイドさん』の志瑞さんは新作『白銀の城姫』を始動。『ドルイドさん』打ち切られたのね……。

ところで、ネットで知ったんだけど、望月さんの『ゼロ使』コミカライズが完結するらしいね。
で、新たなコミカライズが始まるんだそうな。
また、現在既にパロディ『ゼロのちゅかいまよーちえん』とかいうのが始まっているそうで、来年の春くらいにはアニメ四期の発表があるんではなかろうか。

MF文庫J

オウガにズームUP!3 (MF文庫J)
著:穂史賀 雅也 イラスト:シコルスキー

なぜだ?
なぜ僕は上村先生のことが好きになってしまったのだ?

うわぁあああぁあああああああ。

約三ヶ月の積み。五ヶ月振りの新刊。五ヶ月に一冊が通常刊行スピードなのか。
これまでは表紙はメインヒロインのククルのみだったが、今巻は彼女のお母さんアリアンナも登場。
今回も連作短編集。主人公はユージの筈なんだが、そこまで存在感があるわけでもない。どっちかと言うと、群像劇といった感じか。

『12/12』

オウガ族の女は十二人の婿を選ぶことが出来るが、ククルが選ぶのはユージ一人だけ、というお話。この十二人って設定って、一巻が出る前は十二人の嫁って設定だったのかな。仮題が『十二人の優しいお母さん』だったしなぁ。

アリアンナはククルより幼く見えるという、とんでもないようじょです。しかし、何故ようじょな外見なのかというのは一切説明されないという。やはりようじょは無条件で正義ということか(ぇ

主人公がヒロインに指をちゅぱちゅぱしてもらうというのはそう珍しい展開でもない気がするけど、平然とその逆をやってのける。それが穂史賀さんクオリティ。

『バード・ウォッチング』

水着対決の巻。見開き挿絵や二分の一ページ挿絵を使ったイラストによる演出が面白い。単に一ページ丸々使った挿絵は枚数が多すぎて用意出来ないという大人の事情かも知れないけど。こういう児童書っぽい挿絵の挿入の仕方ってもっと色んな作品でやっても良いと思うんだけどなぁ。

『理科準備室の星々』

ああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ、二階堂切ねぇえええぇえぇええぇぇええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
もう、オチが!オチがね!

五十ページくらいあるんだけど、ユージは登場せず、完全に二階堂が主人公です。
いや、これは良かった。正直、このエピソードが無かったら地雷認定しようかと思っていたくらいでして。

二階堂には是非幸せな結末を迎えてほしいものだが……。

まとめ

何はともあれ、二階堂の話の続きをですね……。

ところで、どこかの感想サイトでタイトルに「オーガニズム」って入れてるなんてエロいって話があったんだが、ホントにエロいのは「オーガズム」であって「オーガニズム」なんだよな。
どこまでわざとなんだろうなぁ。

燃:C 萌:A- 笑:C 総:A-

MF文庫J

いつも心に剣を〈3〉 (MF文庫J)

著:十文字 青 イラスト:kaya8

自分の意見が、考えがあるのなら、胸を張って堂々と主張して、貫けばいい。
殴られようと、蹴られようと、非難されようと、自分がそれを正しいと思うのなら、絶対に曲げるべきじゃない。
たとえ、そのせいで、死ぬ目に遭っても。
殺されたとしても。

約一ヶ月四週間の積み。四ヶ月振りの新刊。もはや十文字さん新刊出過ぎワロタ状態。
さあ、見極めなければならない第三巻。うーん、今一つ。何で楽しめないのか判った。同じファンタジーというジャンルで『薔薇マリ』があるからなんだ。
あれが良くも悪くもとんがってるから、大分一般的なファンタジーっぽくなってる『いつ心』は物足りなく感じるんだ。俺の場合はきっとそう。
後はやっぱりイラストが……。

というわけで、切り捨て。

燃:C 萌:C+ 笑:C 総:B

薔薇のマリア〈1〉夢追い女王は永遠に眠れ (角川スニーカー文庫)
薔薇のマリア〈1〉夢追い女王は永遠に眠れ (角川スニーカー文庫)

MF文庫J,アニメ

「臓物が出てるくせして、消化出来んのかよ」

ナツルの女子部の転校初日。あまりの美少女っぷりにあっという間に大人気。無茶苦茶過ぎるw
クラスメイトの委員長、副委員長、会計が登場。原作ではただのギャグ担当なんだが、アニメのキャラデザ補正でこの人達も美少女になってる。
しかも副委員長のキャストなんかゴットゥーザ様だからなぁ。
ついでに新聞部の一年生、西乃ますみも登場。

ナツルが拉致られてブルマはかされてセクハラされるシーンなんて原作にあったっけ?あからさまなDVDではもっとやりますアピールに吹いたw

今のところ毎回、ナツルの回想や手紙という形で水琴が登場しています。いつ帰って来るんだろうなぁ。

それはそうと、紅音の頭に乗っかってるセップククロウサギ萌え。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

けんぷファー〈1〉 (MF文庫J)
けんぷファー〈1〉 (MF文庫J)

MF文庫J,アニメ

「何だとぉ!?水樹奈々みてぇな声して物騒なこと言うじゃねぇか、このクサレぬいぐるみが!!」
「お黙り、堀江由衣声が!」

さて、第二回。サブタイトルはドイツ語なんだけど、記号が表せねぇ……(´・ω・`)
取り敢えずクオリティは落ちていなくて安心しました。

図書館で襲撃されピンチに陥ったナツルと紅音だったが、チャイムが鳴ったためあっさりと助かる。

完全に女のナツルの惚れてしまった沙倉さんは猪突猛進に告白。大混乱するナツルだったが、雫が乱入。
雫のキャストって名塚さんなんだけど、この人、こんな低い声のキャラやるんだな。
この人も変身シーンあり。全員に変身シーンが用意されているんだろうか……。
ついでにカンデンヤマネコも登場。原作でも、こんなに早く出て来たっけ?

何とかチームプレイで雫をねじ伏せたナツル達。校内に広まっている謎の美少女の噂を無くすため、女ナツルは女子部に転入することになるのであった。
どうでも良いが、生徒会室、えらくものものしいなw

やっぱり映像になって、かつキャラデザが露骨に美少女絵になると映えるなぁ。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A-

けんぷファー〈1〉 (MF文庫J)
けんぷファー〈1〉 (MF文庫J)

MF文庫J

鳳凰堂みりあは働かない! (MF文庫J)

著:石川 ユウヤ イラスト:シロガネ ヒナ

「貧乏くさいんじゃない。貧乏なんだ!戦わなきゃ、現実と!激しく、雄々しく!凄絶にッ!」

「凄絶」には「そうぜつ」ってルビが振ってありましたw

約二ヶ月一週間半の積み。デビューシリーズ『ミサキの一発逆転!』を三巻で完結させた石川さんが早くも復活。
キャッチはニート系ラブコメディという意味不明のもので、ならば買わざるを得ない。

口絵でスカート翻り過ぎワロタ
ニートに焦点を当てているだけあって、お金に対する心構えの話が多めだったりするが、それ以外は基本的にMFテンプレートで、男一人に対して、ヒロイン格が取り敢えず三人居ます。

出だしこそワクワクしたものの、中盤に差し掛かったあたりで、もうそのワクワク感は消えていた。ニートを謳うんなら、もっと激しい駄目人間っぷりをアピールしてほしいんだけどなぁ。
みんな、ただニートニート言うてるだけで、そこそこ手に職を持ってたりと能力のある人間なんだよなぁ。
あと、ラストの台詞を帯に書いちゃって良いの?

どうでもいいが、主人公ヒイロの妹の名前は紅音というらしい。『けんぷファー』と思いっきり被っとるがな!

微妙。恐ろしく微妙。期待ageでランクは高めにしておきます。次は十一月。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

ミサキの一発逆転! (MF文庫J)
ミサキの一発逆転! (MF文庫J)

MF文庫J,アニメ

「知らねぇだとぉ!?この田村ゆかり声がーーーーーー!!」
「振り回すんじゃねぇ!この堀江由衣声がーーーーーー!!」

クソワロタwwwwwwww

MF文庫J原作TSラブコメ&バトルアクションがBS-TBSで放送開始。MBSではやらないのかな。
原作を全て初版で持っている俺はアルティメット勝ち組だが、ずるずる引き延ばされているので素直に喜べないという贅沢なアレ。
制作チーム名は臓物アニマルカンパニー。素直に星鐡学園とかにしないところがナイスだ。

アバンでは女ナツルが紅音に襲撃されるシーンが。掴みとしては正しいと思うけど、これって本編と関係無くね?
判り切ってたことだけど、せんむさんのイラストは全然面影無いね。

OPはテンポ良く動いているので、見ていて楽しい。ケンプファーに変身しているときと平常時のキャラの関係性を端的に示した最後のカットが上手いと思う。

本編は普通にナツルが女体化するところから。もう初代しずかちゃんが全部持っていってるw
ナツルのキャストは井上麻里奈さんだが、ケンプファーになると声が高くなる。原作では声は変わらないって設定なんだから、普通に男モードの声質で良いと思うんだが。つーか男モードの声高いな。

続いて登校風景では沙倉さん登場。そこへケンプファー紅音の襲撃が。
まさかのナツルの変身シーンにびっくりした。なに、あの気合いの入りようw
一回目だからかもしれんけど、バトルはなかなかのクオリティ。
「ケンプファーっつってもモビルスーツじゃねぇぞ」とか言って良いのか。

学校に到着してからは東田登場。あれ、意外と見た目格好良くね?
彼との会話の流れで水琴もちょろっと登場。彼女だけレギュラーメンバーの中で登場が遅いせいか、OPでも扱いはちょっと下。
そこへ通常状態の紅音がやって来る。通常状態の紅音はこの作品唯一の人間の萌えキャラだと思う。

図書館で設定説明。キャストが原作通りなのだけでもよくやったと言わざるを得ないのだが、ガチでイジってくるとはw
豪華キャストの無駄遣いっぷりが半端ねぇw
今から、水樹さんがイジられるときが楽しみだ。つーか、これ原作知ってた方が圧倒的に楽しめるよな。

そして図書館で剣(シュヴェアト)のケンプファーに襲撃されるナツルと紅音。そこに沙倉さんも居合わせて……ってところで続く。

EDを歌うのはナツルと沙倉さん。タイトルは『ワンウェイ両想い』ということで、良く作品の内容を表していると思う。ちなみに沙倉さんのキャストは超時空シンデレラなので歌唱力は折り紙付き。

というわけで#01でした。アクションシーンがちゃんと描かれているし、キャラデザも露骨な美少女作画だし、原作をちゃんと再現しているし、なかなか良い滑り出し。
結構下ネタなのはご愛嬌。
正直ぱんつ乱舞だったら萎えるなぁと思ったのだが、殆どぱんつ無しでした。規制が働いてるんだろうなぁ。DVDでは見えそうってカットが山盛りあったし。ナツルの女子トイレ初体験もDVDではカットが追加されてそうだ。

燃:A 萌:A 笑:A 総:A+

けんぷファー〈1〉 (MF文庫J)
けんぷファー〈1〉 (MF文庫J)