コミカライズ,電撃文庫

ロウきゅーぶ! (11) (電撃コミックス)

原作:蒼山 サグ 作画:たかみ 裕紀 キャラクターデザイン:てぃんくる

「マジでじま?」

2016年7月の新刊。
表紙はもっかん。ウェディングドレス姿……と思いきや、これはお誕生日会のドレスらしい。まぢで……。

さて、慧心女バスチームの結束が固まる秋のすずらん祭り編。雅美を中心に展開されるシーンがハートフルでなぁ。こういう話ほんとすこ。

それにつけても花織さんの可愛さは異常。正ヒロインに昇格してほしいほどの可愛さである。
もっかんと結婚→攻略の流れでいこう(提案)

表紙と帯でハイパー最終巻感を醸し出しているくせに、まだ終わらないんだなこれが。後1冊かな。
最後の表紙は全員集合かしらん。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ロウきゅーぶ! 10巻(2015/11)
ロウきゅーぶ! 12巻(2017/03)

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富士見ファンタジア文庫

災厄戦線のオーバーロード3<災厄戦線のオーバーロード> (富士見ファンタジア文庫)

著:日暮 晶 イラスト:しらび

「━━ここはあたしの絶対領域だ」
「たとえ何が相手でも━━絶対に防いでみせる!」

2015年8月の新刊。約1年4ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。えっ、この本出たの2015年なの!?16年の夏くらいじゃーねのかよ……。こわい。

ピンナップには勿論、劇中には全く無い温泉サービスカットが。この手法、どうなんだろうなー。明らかに劇中と関係無いとハッキリ判るサービスカットならまだしも、さも本編中にこういうシーンがありますよ的な載せ方はいかがなものかと……。

数万を超えるグラフが実体化、日本各地で襲撃が始まる。総力をあげて迎え撃つホワイトキャンバスだったが……。

一応、前振りはあったものの唐突過ぎるクライマックスで最終巻です。5巻くらいやった上でこの展開だったら、いよいよ大詰めか……と思えるんだが、いかんせんやるのが早過ぎる話なんだよなぁ。

群像劇テイストは今回も健在。健在どころか、この期に及んで、まだキャラ増やす気なのかよw
色々と脇役の設定、考えてあったんだろうなー、書きたくて仕方がなかったんだろうなーという感じがする。

ただ、最終巻である以上、銀と琴音の関係に焦点を絞った方が綺麗に終われたんじゃないかと思わないでもない。いや、ちゃんと2人の関係にも決着がついてるから、やるべきことはちゃんとやってはいるのだが。

タイトルになっている「オーバーロード」も劇中に登場し、最終巻としての要件はしっかりと満たしている。
それだけに3巻で終わってしまうのが惜しい。

総評

そんなわけで第27回ファンタジア大賞金賞受賞作、雑魚を最強に育てる『災厄戦線のオーバーロード』全3巻、これにて打ち切り完結でござる。足掛け7ヶ月。

近年の作品の中では割としっかり能力バトルをしていた方なのではなかろうか。銀の〈七式〉は非常に厨二臭い能力で大変よろしかったかと思います。
ただ、男性読者の感情移入先として銀は爽やか過ぎたかなー。

群像劇もキャラ数が多過ぎて、巻数を重ねないと活かし難い部分が多かったよな。スロースタートせざるを得ない構成だったのもキツかったか。

次は2016年11月に新シリーズ『この旅の果ては、約束と救済と嘘の場所』。

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
災厄戦線のオーバーロード <2>(2015/04)

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ガガガ文庫

不戦無敵の影殺師7 (ガガガ文庫)

著:森田 季節 イラスト:にぃと

小手毬が悩んだり苦しんだりするモノやコト。
それが俺が次に戦うべき敵だ。
もちろん、俺が勝つ。

かっけぇ。
2016年6月の新刊。約6ヶ月3週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
さて、最終巻。表紙は朱雀と小手毬という実に最終巻らしい表紙。

小手毬を人間に戻すため、『天上』の仕事を続ける朱雀。しかし、その『天上』のトップである神代(こうじろ)の異能力を知ってしまい……。

ほんと乗り越えても乗り越えても襲ってくる絶望がしんどいのなんの。そんな中、必死に泥臭くあがく朱雀が格好良い。小手毬のためなら一気に強くなるところが特に良い。

結婚して妊娠した滝ヶ峰さんが完全に別人で辛い。誰だよwって言いたくなるくらい別人。親バカなのも可愛い。
子犬丸が本作のタイトルに言及するような台詞を。お前が言っちゃうのかよw

ほろ苦いエンドだったら嫌だなーと思っていたが、無事ハッピーエンドで本当に良かった。
朱雀と小手毬の息子が、字が違うとはいえMF文庫J『不堕落なルイシュ』の主人公の名前と同じなのは偶然なんだろうか。

総評

そんなわけで最強を突き詰めるガガガ文庫『不戦無敵の影殺師』全7巻、これにて完結。足掛け2年3ヶ月。

最初こそ現代に生きる異能力者のせちがらい懐事情みたいな話だったが、巻を重ねるにつれ朱雀の生き様を描いていく静かにアツいシリーズとなっていったのが面白かったですね。
後半、もうちょっとコメディ成分が欲しかったと思わないでもないが。

ガガガならアニメ化してくれるんじゃないかと思ったが、駄目だったか……。それなりにウケそうだと思うんだけどなー。
7巻終了なので森田さんの最長シリーズ記録は更新されなかったか。

後書きによると既に新作の構想はあると明言しており、2017年2月に人間の面倒臭さを描く『物理的に孤立している俺の高校生活』が発売予定。どんなタイトルだw

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
不戦無敵の影殺師 <6>(2016/01)

著者リンク
物理的に孤立している俺の高校生活(2017/02)

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富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ アンコール6 (ファンタジア文庫)

著:橘 公司 イラスト:つなこ

「なんかカードゲームと勘違いしてないか!?」

2016年12月の新刊。約3週間の積み。3ヶ月振りの新刊。『アンコール』は7ヶ月振りか。

カドカワBOOKS

幼馴染の自動販売機にプロポーズした経緯について。 (カドカワBOOKS)

著:二宮 酒匂(さかわ) イラスト:細居 美恵子

「おまえしか見えないくらい好きなので嫁に来てくれませんか」

うわぁあああぁあああああああ。
カドカワBOOKS2016年8月の新刊。約5日の積み。カドカワBOOKS初挑戦。
このライトノベルがすごい!2017で紹介されていた本の中で唯一買って読んでみたいと思った本。
超俺好みのシチュっぽかったので。最近、ちょいちょいタイトルに自動販売機って入っている本を見かけますね。

著者の二宮さんはなろう畑の人なのか。この作品自体もなろうにアップされてたんだろうか。
イラストの細居さんはアニメ『灰と幻想のグリムガル』のキャラデザをやっていた人か。最近、ラノベの挿絵も描いているみたいですね。

主人公が幼少期に自動販売機の精と出会い、恋をして、プロポーズするまでを描いた作品。それだけなら、まだしも表紙の雰囲気も良くてなぁ。
カバーがマットPP加工っぽいんだけど、これってカドカワBOOKS全部がそうなのかな。

基本的にキャラの名前も含めて固有名詞が登場しないというラノベとしては変わった作り。
個人的には、もうちょっといちゃいちゃハートフルな方が良かったな。いちゃいちゃっぽい感じは殆ど最後の方にしかないし。
コメディ寄りのやりとりはちょこちょこ挿入されるが。

いやしかし、こんなお姉さんと子供の頃から接してたら、そら好きになってしまうの不可避でしょ……。

何はともあれハッピーエンドで良かった良かった。
ラストシーンが物言わぬ自販機を優しい瞳で見詰める主人公とかだったらショック死するところだったぜ……。
丸々1冊いちゃいちゃするだけの続編とか出しても良いのよ。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A

イラストリンク
京都伏見のあやかし甘味帖 おねだり狐との町屋暮らし(宝島社文庫、2017/08)

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ガガガ文庫,コミカライズ

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic 8 (サンデーGXコミックス)

原作:渡 航 作画:伊緒 直道 キャラクター原案:ぽんかん⑧

「つまり、依頼を放棄するということでいいのかしら」
「違う。ワークシェアリングだ。ジョブローテーションだ。アウトソーシングだ」

2016年11月の新刊。
表紙はめぐりん先輩か。この人、こんなに濃い黒髪だったっけか。先輩可愛いから、もっと出番あっても良いのよ。むしろめぐりんがヒロインに昇格してほしいまである。

アニメ,カドカワBOOKS,同人誌,雑記

acoに冬コミで買ってきてもらったものを受け取るついでに、とらとメロブ行ってきました。後は一般書店にも。
同人誌は、

・キュアの名は。
・姫プリ感想らくがき本
・東京ツリ目ランドFINAL
・CURE BRAVE Vol.2
・ママリコ
・ぷりんせすえんげーじ! 総集編
・マ!
・先生とあたし -秋-

の計8冊。

同人誌って薄さの割に値段がするから、普段の感覚でいくとレジで「えっ、引く」みたいな値段になっているから困る。

それから気になっていた、

・幼馴染の自動販売機にプロポーズした経緯について。(カドカワBOOKS)

の計1冊。

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コミカライズ,電撃文庫

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 1 (電撃コミックスNEXT)

原作:鴨志田 一 作画:七宮 つぐ実 キャラクターデザイン:溝口 ケージ

「ちょっと私から離れてくれる?」
「え?なんで?」
「だって妊娠しそう」
「名前は何がいいかな?」

メンタル強ぇw
2016年10月の新刊。
電撃文庫の人気シリーズがコミカライズで登場。掲載誌は電撃G’sコミック。
作画担当の七宮さんは成コミ畑の人なのか。道理で作画がエロいわけだ。

表紙は制服姿にバニーの耳だけを装備した見返り麻衣さん。雰囲気重視で攻めてきた感じか。原作の表紙もバニーガール姿じゃないんだよなぁ。
確かに表紙からいきなりエロ要素を押し出しちゃうと女性層は買ってくれなそうな気がする。

電撃文庫

アクセル・ワールド21 -雪の妖精- (電撃文庫)

著:川原 礫 イラスト:HIMA

「まずはとことん話をしろよ、そうしなきゃ伝わらないことだってあるんだぜ」

2016年12月の新刊。約2週間半の積み。半年振りの新刊。『SAO』18巻からは4ヶ月振り。隔月刊行が崩れるのって久し振りなんじゃないか?

ランキング,雑記

あけましておめでとうございます。
まずは恒例の購入冊数と読了冊数の集計。

年越し読書は『アクセル・ワールド21 -雪の妖精-』でした。

小説関係本購入冊数
ライトノベル:187冊
ボーダー:11冊
コミカライズ:42冊
雑誌:11冊
ラノベ関連本:4冊
一般:3冊
漫画:21冊
画集:6冊
その他関連本:3冊
同人誌:230冊
総計:518冊

読了冊数
ライトノベル:215冊
ボーダー:11冊
コミカライズ:35冊
雑誌:10冊
ラノベ関連本:5冊
一般:1冊
漫画:22冊
画集:6冊
その他関連本:3冊
同人誌:235冊
総計:543冊

ラノベ読了数215というのは去年とほぼほぼ一緒。別に狙ったわけではないのだが……。

同人誌を買い始めた所為で、えらい冊数になっているが物量としては、さほどでもない。すぐ読み終わるからな……。

何とか買った冊数より多く読むことが出来た。ギリギリだけども。

ちなみに2016年は1125回更新したみたいです。2015年は939回だったので超回復して嬉しい。いや、別に意識的に更新回数を増やしたわけではないんだけど。

ランキングは別ページを設けています。
基本的に、各月のランキングを元に年間順位を作成。
「総」部門はトップ20とワースト1、「コミカライズ」部門は読了冊数が激減したのでトップ5、それ以外はトップ10までを出しています。コメントも含めて別ページで。

「アニメ」部門は試聴していない作品が多くなったためランキングは廃止。書きたいことはあるので記事だけは作成しました。

「燃」部門
「萌」部門
「笑」部門
「新作」部門
「総」部門
「コミカライズ」部門
「アニメ」部門

この1年で印象深かったことと言えば、

・1ジャンルとして確立しつつある異世界チーレム
・『Go!プリンセスプリキュア』という歴史的最高傑作
・同人イベント初一般参加&同人誌に手を出す
・食玩に手を出す
・フィギュアーツに手を出す
・蔵書の一部処分を決意
・アフィリエイトを今更意識しだす

といったところか。
ラノベよりニチアサの話の方が多いじゃねーかw

2016年の主な目標を振り返ると、

・毎日ブログを更新する。
・このライトノベルがすごい!2017にweb協力者として参加しつつ、コメントも採用してもらう。
・ラノベを300冊以上読む。
・読了冊数を500冊以上にする。
・仕事を辞めても生きていける方法を探す。

毎日ブログ更新出来たのは凄く満足。記事のクオリティ?うるせぇ!関係無ぇよ!
このラノ協力者参加は出来たし、久し振りにコメントも採用しらもらえたので、んぎぼぢぃぃいいいい!!ビグビグツ

ラノベ読了冊数増やすのはシーキビだわ。全然達成出来る気がしねぇ。ただ、やっぱり無理して読もうとしてしまうと楽しめなくなってしまうからな……。気を抜いて、ゆるりと読むべきではあるのだろう。

仕事は大分頑張って手を抜いたつもりだけど、まだまだコストカット出来ると思う。もっともっともーっと楽して給料だけ貰っていこう。

アフィリエイトで、これはウマい!と言いたいところだが、なかなかどうして難しいもんである。
色々といい加減にやっていた部分があるので、少しずつきちんとしていっているところ。もっと早くやっておけば良かった等と考えると死にたくなるので考えないようにしている。

ブログの更新の仕方は色々と模索中。1日最低1記事は厳守として、後はどういうタイミングで更新していくか等々を悶々と考えてる。

ということで2017年の目標は、

・毎日ブログを更新する。
・このライトノベルがすごい!2018にweb協力者として参加しつつ、コメントも採用してもらう。
・ラノベを250冊以上読む。
・読了冊数を600冊以上にする。
・アフィリエイトの稼ぎを増やす。

としたいと思います。優先順位は記述順です。
それでは今年もよろしくお願いいたします。

感想リンク
2016年12月に読んだラノベまとめ
2017年1月に読んだラノベまとめ

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