コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

甘城ブリリアントパーク(6)<甘城ブリリアントパーク> (ドラゴンコミックスエイジ)

作画:吉岡 公威 原作:賀東 招二 キャラクター原案:なかじま ゆか

「甘ブリ(ここ)はいいぞ。ざまあみろ」

2016年10月の新刊。
さて、5巻から続くシリアスムードで最終巻です。冒頭のカラーページって描き下ろしなのかな。
今のシリアス展開と全然関係無い話なんだが……。

西也の記憶という大き過ぎる代償と引き換えに甘ブリは救われた。ラティファの目も見えるようになり、パークの運営は順風満帆。
後は支配人を呼び戻すだけということで終了。

やっぱり最後は西也の記憶が戻るところまでやってほしかったかな。まぁ、時間の問題みたいなところまではいっていたようだけど。
いすずとラティファに板挟みになる続きとか描いても良いのよ。

総評

そんなわけで原作より一足先にちゃんとした完結を迎えたコミカライズ『甘城ブリリアントパーク』全6巻でした。コミックスだけだと足掛け2年4ヶ月か。

ラノベのコミカライズはその性質上、なかなか原作の最後まで続けることが出来ないんだけど、それでも漫画単体として綺麗に終わらせてくれたことが嬉しい。
まぁ、このシリーズの場合、原作の何巻かをラストにしようとしても終わり所が無いから、別途完結編を用意せざるを得なかったのかもしれないけどw

お色気もシリアスも美麗な作画で最後まで引っ張ってくれたので、吉岡さんにはまた何かコミカライズを担当してほしいですね。

燃:A- 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
甘城ブリリアントパーク #05(2016/03)

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電撃文庫

エロマンガ先生(8) 和泉マサムネの休日 (電撃文庫)
著:伏見 つかさ イラスト:かんざき ひろ

「マジ有り得ない!ばっかじゃないの!?ここでメインヒロイン様が本気出したら、アニメのBDが出る前にお話が終わっちゃうでしょお━━が!真ヒロインのわたしがロケットブーストでブチ抜いてやるんだから、最終巻まで舐めプしてなさいよあほぉ!」

2017年1月の新刊。約2日の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は幼い頃のマサムネと紗霧か。何だ、この紗霧の違和感は……。

GAノベル

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました (GAノベル)

著:森田 季節 イラスト:紅緒(べにお)

「大変な努力だったら三百年もやれないでしょ。誰でもできることを誰もやろうとしないほど続けたことに意味があるんだよ」

深い……。
GAノベル2017年1月の新刊。積んでないぜ!『チートな飼い猫』から2ヶ月、早くも別作品が登場。
カバーがマットPP加工みたいだが、『チートな飼い猫』は違ったんだよな。基準が理解らない……。
こちらもやはりなろう掲載分に書き下ろしを加えて書籍化。こっちも3巻くらいまでのストックがあるw

20代半ばの社畜アズサはある日、過労死してしまう。不老不死の身体だけを望んで転生した異世界で、スライムだけを倒してのんびり暮らしていたら、いつの間にかとてつもない経験値を稼いでしまっていて……。

コミカライズ,メガミ文庫

ナナヲチートイツ 紅龍 2 (近代麻雀コミックス)

原作:森橋 ビンゴ 作画:前川 かずお

「貴方、麻雀は豪快なクセに恋愛は手堅いのねェ…。ダマの平和ドラ1みたいな恋愛観よそれ」

2017年1月の新刊。

GAノベル

チートな飼い猫のおかげで楽々レベルアップ。さらに獣人にして、いちゃらぶします。 (GAノベル)

著:森田 季節 イラスト:ファルまろ

「ちょっと……ミーシャがかわいすぎて困る……」

GAノベル2016年11月の新刊。約1ヶ月4週間の積み。
GA文庫でも活躍中の森田さんが趣味で、なろうに投稿していた作品が書籍化。

コミカライズ,メガミ文庫,雑記,電撃文庫,GAノベル

どうせ週末も行くことになるんだけど、優先的に消化したいものがあったので行ってきました。ラノベは、

・エロマンガ先生⑧ 和泉マサムネの休日
・なれる!SE15 疾風怒濤?社内競合
・スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました

の計3冊。

講談社ラノベ文庫では『クロックワーク・プラネット』がXEBEC製作にて2017年4月より放送開始決定。長らくアニメ化企画進行中だったから、放送までまだかかると思ってたわ。

コミカライズは、

・ナナヲチートイツ -紅龍- <2>

の計1冊。

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ガガガ文庫

七星のスバル 4 (ガガガ文庫)

著:田尾 典丈 イラスト:ぶーた

「何を馬鹿なことを。天地がひっくり返ってもあり得ない」
「じゃあ、天地ひっくり返るわ」

2016年10月の新刊。約2ヶ月2週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙はスバル最後の女性メンバーである希。表紙のキャラがリアルの姿で登場するのは初めてか。やだ、女子力高そう……。
毎巻、全然主張してない帯が良い雰囲気出していて良いな。

さて、一大イベント“フェスティバル”に参加する〝スバル〟。転装装置の購入資金のため、あちこちの賞金レースに首を突っ込んで荒稼ぎ。
一方、リアルで陽翔と咲月は希にコンタクトをとるが……。

GA文庫

伊達エルフ政宗 2 (GA文庫)

著:森田 季節 イラスト:光姫 満太郎

(たしかに、うんこ漏らした人とうんこ漏らして切腹した人だと後者のほうが圧倒的に目立つよな……)

2016年8月の新刊。約5ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。
普通なら1巻で切っている内容なんだけど、森田さんの本となればスルー出来ない、どうも俺です。

東北を統一した伊達政宗は信長に対抗するべく東日本をまとめようとするが、各陣営をまとめるのは至難の業で……。

歴史に興味が無い俺でも、合間にギャグやサービスシーンを挟んでくれるお陰で何とか読み進められる。ギャグも荒唐無稽なネタかもあるが、歴史ネタを上手く織り交ぜているっぽいものもあって、これは真面目に読めば勉強になるのでは……。

著者紹介から後書きまで、徹底して大学の准教授っていうキャラを貫いてるの笑うわ。真面目さの発揮の仕方がおかしいw
次は2017年2月に3巻。

燃:C 萌:A- 笑:A- 総:A-

シリーズリンク
伊達エルフ政宗(2016/04)
伊達エルフ政宗 3巻(2017/02)

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コミカライズ,電撃文庫

ロウきゅーぶ! (11) (電撃コミックス)

原作:蒼山 サグ 作画:たかみ 裕紀 キャラクターデザイン:てぃんくる

「マジでじま?」

2016年7月の新刊。
表紙はもっかん。ウェディングドレス姿……と思いきや、これはお誕生日会のドレスらしい。まぢで……。

さて、慧心女バスチームの結束が固まる秋のすずらん祭り編。雅美を中心に展開されるシーンがハートフルでなぁ。こういう話ほんとすこ。

それにつけても花織さんの可愛さは異常。正ヒロインに昇格してほしいほどの可愛さである。
もっかんと結婚→攻略の流れでいこう(提案)

表紙と帯でハイパー最終巻感を醸し出しているくせに、まだ終わらないんだなこれが。後1冊かな。
最後の表紙は全員集合かしらん。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ロウきゅーぶ! 10巻(2015/11)
ロウきゅーぶ! 12巻(2017/03)

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富士見ファンタジア文庫

災厄戦線のオーバーロード3<災厄戦線のオーバーロード> (富士見ファンタジア文庫)

著:日暮 晶 イラスト:しらび

「━━ここはあたしの絶対領域だ」
「たとえ何が相手でも━━絶対に防いでみせる!」

2015年8月の新刊。約1年4ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。えっ、この本出たの2015年なの!?16年の夏くらいじゃーねのかよ……。こわい。

ピンナップには勿論、劇中には全く無い温泉サービスカットが。この手法、どうなんだろうなー。明らかに劇中と関係無いとハッキリ判るサービスカットならまだしも、さも本編中にこういうシーンがありますよ的な載せ方はいかがなものかと……。

数万を超えるグラフが実体化、日本各地で襲撃が始まる。総力をあげて迎え撃つホワイトキャンバスだったが……。

一応、前振りはあったものの唐突過ぎるクライマックスで最終巻です。5巻くらいやった上でこの展開だったら、いよいよ大詰めか……と思えるんだが、いかんせんやるのが早過ぎる話なんだよなぁ。

群像劇テイストは今回も健在。健在どころか、この期に及んで、まだキャラ増やす気なのかよw
色々と脇役の設定、考えてあったんだろうなー、書きたくて仕方がなかったんだろうなーという感じがする。

ただ、最終巻である以上、銀と琴音の関係に焦点を絞った方が綺麗に終われたんじゃないかと思わないでもない。いや、ちゃんと2人の関係にも決着がついてるから、やるべきことはちゃんとやってはいるのだが。

タイトルになっている「オーバーロード」も劇中に登場し、最終巻としての要件はしっかりと満たしている。
それだけに3巻で終わってしまうのが惜しい。

総評

そんなわけで第27回ファンタジア大賞金賞受賞作、雑魚を最強に育てる『災厄戦線のオーバーロード』全3巻、これにて打ち切り完結でござる。足掛け7ヶ月。

近年の作品の中では割としっかり能力バトルをしていた方なのではなかろうか。銀の〈七式〉は非常に厨二臭い能力で大変よろしかったかと思います。
ただ、男性読者の感情移入先として銀は爽やか過ぎたかなー。

群像劇もキャラ数が多過ぎて、巻数を重ねないと活かし難い部分が多かったよな。スロースタートせざるを得ない構成だったのもキツかったか。

次は2016年11月に新シリーズ『この旅の果ては、約束と救済と嘘の場所』。

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
災厄戦線のオーバーロード <2>(2015/04)

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