アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「学園都市全体が敵、なの……?」

遂に物語は『とある魔術の禁書目録』原作3巻へと突入。アニメで言うと1期の#10から#14にあたる。

取り敢えず美琴と上条さんの関係性の描写から黒子の暴走と、ラブコメチックな展開が続くが、シスターズが現れたことで美琴のテンションは物凄い勢いで急降下。そう、実験は終わってなどいなかったのだ。

そして彼女は思い至る。学園都市全体が絶対能力進化計画に噛んでいるのだと。というわけで特殊EDです。
それにしても黒子が良いキャラしていて楽しいな。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
#10「原子崩し」
#12「樹形図の設計者」

アニメ,ガガガ文庫

(危ない危ない。並の男子なら、うっかり好きになってるレベル

夏休み編最後のエピソード。原作5巻突入なんだけど、ストーリー進行に必要な部分だけ拾って、さくさくさくっと終わっちゃったぜ……。

今回は結衣と夏祭りデートだ!やったー!完全に青春ラブコメになっていた件。
また、夏祭り会場では、陽乃さんと遭遇。浴衣姿だと以前と大分イメージが違うな。

そして明けた夏休み。八幡とゆきのんの間には、どうにも気まずい空気が出来上がっていて……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
⑧「いずれ彼ら彼女らは真実を知る。」
⑩「依然として彼らの距離は変わらずに、祭りはもうすぐカーニバる。」

富士見ファンタジア文庫

ゾディアック・ウィッチーズ 十二星座の魔女 (富士見ファンタジア文庫)
著:朱門 優 イラスト:ななか まい

「とにかくさっきのはカウントされない!お前は清い身体のまま!よかった貧乳で!あってよか……いや、なくてよかった残念な胸!残念パイに敬礼!」

ファンタジア文庫2013年6月の新刊。約1週間の積み。
エロゲシナリオライターの朱門さんがファンタジアに殴り込み。ラノベデビューは既に一迅社文庫『アネモイ』シリーズで果たしている。

「ゾディアック」って単語の中二臭さは異常ということで、タイトル買いです。十二星座に関係した設定とか、そういうの大好物です(^q^)
太股が眩しい表紙ですが、帯を外しても、ぱんつは見えません。

舞台は、八十八の星座に選ばれた女性が魔術を使える世界。〈射手座(サジタリウス)〉の魔女ユキハに使い魔として選ばれた少年キミオは十二星座の中から〈天帝〉を決める戦い〈十二星間戦争(ゾディアック・ウォー)〉に身を投じていく……というお話。

あれ、同レーベル『冠絶の姫王と召喚騎士』でも似たような設定を見た気が……。

で、出た~!女子ばっかりの学校に少数の男って設定~!まぁ、キミオ以外にも男子は居るって設定だけども。

ヒロインのユキハさんはツンツン美少女かと思いきや、割と最初から隙というか何というかのある残念系ヒロインの要素も兼ね備えている模様。
これはこれで可愛いな!何と言ってもペラペーラハダカワイシャーツ!ですしおすし。

十二星座の魔女には他にどんな奴等が居るのかも気になるけど、まだまだありそうなキミオの禁呪も気にになりますね。
剣身に様々な禁呪を換装して戦うとか、やだ……格好良い……。

キミオは、ある人を助けるためにユキハの使い魔になったらしいけど、いずれその人物とユキハで三角関係に発展するのであろうか……。

そんな具合で『ゾディアック・ウィッチーズ』でした。もっと色んな星座が登場すれば盛り上がると思うので期待ですね。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
ゾディアック・ウィッチーズ2 十二星座の魔女(2013/10)

アニメ,電撃文庫

「「すいませーん!カツドゥーン2つ!」」

というわけで最終回。ラストはエピローグ的エピソード。勿論、ラブコメっぽい展開も忘れずに。

詐欺に引っ掛かって、真奥達は人間の恐ろしさを痛感するのだった。ってか、漆原って18歳で戸籍作ったのかよ。もっと若く見えるんだが……。

最後をカツドゥーンで落としてEDに入る構成が上手過ぎて吹いた。何、この綺麗な終わり方。
EDは今回だけのオリジナル曲で、いつも通りの日常が描かれる。ちーちゃんの弓道部設定って活かされるときあんの?

エピローグで、2期を示唆するキャラの先行公開でもあるかと思ったけど、恵美がデレただけでした。
潔いような物足りないような。

総評

ってな具合で、フリーター魔王様が繰り広げる庶民派ファンタジー『はたらく魔王さま!』全13話、ひとまず完結。
いやぁ面白かった。完全にダークホースだったわ。原作がどうでも良いとは言わないけど、やっぱり料理する人の腕も大事だよなぁ。

何といってもテンポが良く、締めるところは締めるメリハリのきいた展開が良かったのではないかと思う。
原作は、そんなにLOVE寄せが無いって聞いてたんだけど、普通にあったな。増量しているのか、これは少ない方という認識なのか。

ここまで売れれば2期は確実だろうな。原作のストックも山盛りあるしなぁ。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第12話「魔王、己の職責を果たす」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「狂三は変わらない、私と」

『狂三キラー』編クライマックス。
狂三が人を殺す現場を目撃してしまった士道は混乱するが、十香の言葉で狂三を説得する決意を固める。
そんな彼の呼びかけに揺らぐ狂三だったが、より擦り切れた心を持つ狂三が現れたことで、事態は一変する。

この絶望的な状況で、精霊の力を解放して、琴里が参戦してくるシーンは現状、本シリーズの一番の盛り上がりどころな気がする。
〈灼爛殲鬼(カマエル)〉って、あんなにゴツかったのか。かっけーな、おい。

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第八話「三重狂騒曲」
第十話「炎の精霊」

アニメ,GA文庫

「歩く不健全だろ、お前は」

原作7巻突入ということで、プールへとやって来た真尋達。ニャル子やクー子の水着姿より頼子さんの水着姿の方が興奮するよな。しっかり活躍シーンもあるし。
ってか、ホントお母さん可愛過ぎるだろ……。

どうでも良いが、こんなところでシロクロネクロなんて聞くことになるとは……。原作でも言ってたっけ?調べたら、言ってたみたい。
にしても、わざわざそんなマイナーネタを拾うとは……。

EDは珠緒バージョンか。え、そんなに目立ってなくね?どっちかっつーと、ルーヒーの方が……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第6話「エンジテミル」
第8話「小さな恋のうた。」

MF文庫J,アニメ

「根っからの染まり切った変態なの?」

原作3巻突入。突如現れた陽人をお兄ちゃんと呼ぶ謎の少女エミ。彼女は周囲を凄い勢いで引っ掻き回し始めて……。

エミの所為で、学校の女子制服がスク水になってしまう。うーむ、旧スクは大変素晴らしいのだが、ここまで乱発されると有り難味が無くてなぁ。
もっと、こう描き込まれたスク水が見たいわけで……。

どうでも良いが、月子の食ってたパスタの量が尋常じゃない。ってか、麺が全部繋がってるのおかしいだろ。1本なのかよw

燃:C 萌:A 笑:B 総:A-

エピソードリンク
第7話「いつかはマイファミリー」
第9話「幸福な王子」

アニメ,電撃文庫

「何だ、あのシュールな絵面は……」

アニメになったら、聖天使神猫が予想以上にドぎつい絵面でワロタ
それでも黒猫可愛いからズルイですよね。

さて、順調に恋人としてのイベントを消化していく京介と黒猫。何、このイチャコメw

このまま幸せな日々が続くかと思われたが、黒猫のノートに刻まれた未来には不吉な言葉があって……というところで続く。
結構、黒猫編で引っ張るな。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第7話「俺が後輩と恋人同士になるわけがない」
第9話「俺の妹がこんなに可愛いわけがない!」

MF文庫J

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その9 (MF文庫J)

著:葉村 哲 イラスト:ほんたに かなえ

「先日、我らが主が『アンダースコートを穿いていると思い込んでスカートたくし上げパンツ全開にしました』事件をきっかけに人化のスキルを手に入れました!」
「きっかけくだらねえ!」

2012年12月の新刊。約半年の積み。7ヶ月振りの新刊。『バロックナイト overture:幻想接続』からは3ヶ月振り。

表紙はリア。あれ、こんなに可愛いキャラだっけ?劇中でもメキメキと頭角を現し、その煽りを喰らってフェルの挿絵が激減するという。
一乃さん、キリカ、リリスの挿絵はいつも通りある。

内容的にはホントに、いつも通りなんだけど、今回は『煉獄』の新キャラ、ウサ子さんが登場。ん?あんまりナースっぽくなくね?
これから、どんどん人化していくんだろうか。マンボウの人化に期待だなw

リリスにお風呂でいたずらとか実にけしからん。もっとやりたまえ。

『バロックナイト』のときにも書いたけど、何でぬるぬる触手のシーンに挿絵が無いんだよ!おかしいだろ!

ページ数の関係で、後書きが0.5ページしかなくて吹いた。でも、『バロックナイト』の広告ページはあるという。
後書きよりも宣伝が大事なんかいw

次は2013年3月に『バロックナイト #2 Fallen Angel:歪曲天使』、6月に『#3 Memory of Baroque:幻象都市 』

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その8 ハッピーエンドプロローグ(2012/05)
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その10 End of The Personal World(2013/10)

著者リンク
バロックナイト overture:幻想接続(2012/09)
バロックナイト #2 Fallen Angel:歪曲天使(2013/03)

ファミ通文庫

学校の外階段 (ファミ通文庫)

著:櫂末 高彰 イラスト:甘福 あまね

「知ってるか」
「あばらって、二、三本折れても命に別状ないらしいぜ。マンガで読んだ」
「それ、絶対信じちゃいけない情報!」

2012年3月の新刊。約1年2ヶ月2週間半の積み。『学校の階段の踊り場』2巻から1年5ヶ月振り、まさかの新シリーズ始動。
『夢魔さっちゃん、お邪魔します。』3巻からは半年振り。

こういう外伝的続編を出すことは当初からの予定だったのかな。それとも『さっちゃん』が奮わなかったから戻ってきたのか。
まぁ、思わせ振りなこと言ってたから、ある程度、見越してはいたんだろうけども。
イラストは引き続き、甘福さんなんだけど凄い雰囲気変わってるな……。

さて、監査委員会に所属する主人公、徹紀(てつき)は部費の不正流用問題を、星の女神様こと上原莉梨子と共に追うことに。
そんな中で、彼は色んなものに夢中になっている人々と出会っていく……というお話。
時系列としては、幸宏達が進級しているから本編から数ヶ月後といったところか。

てっきり徹紀が階段部に入部することになるんだとばかり思ってたんだけど、本作は、あくまでも何かに夢中になる人達を外から見る者の視点で描かれている。
タイトルの「外階段」ってのは階段部にとっての部外者って意味なのか。

このシリーズの本当の持ち味は階段レースではなく、熱血青春なわけで、そこはちゃんと引き継がれていて安心した。正直、電撃文庫『吸血鬼のおしごと』→『吸血鬼のひめごと』みたいな展開だったら、どうしようかと思った。

『踊り場』で大量登場した委員会の女の子達の一部は、こちらもで登場している模様。正直、全然記憶に無いが、徹紀の幼馴染みの克美は前から出ていたっぽい。
ってか、えだまめTシャツは一体……。
それと、敬語ツンな委員長可愛いれす。本編にもツン委員長、中村さんとか居たなぁ。
本編のキャラは、あくまでも引き立て役としての登場に留まっている。

ってな具合で、お茶濁しかと思われた番外編だけど、なかなかどうして良さそうじゃない。

次は2012年7月に『つり球SF -Short Films-』、8月に『外階段』2巻、11月に3巻。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
学校の怪談の踊り場 <2>(2010/10)
学校の外階段 <2>(2012/08)