HJ文庫

はぐれ勇者の鬼畜美学 9 (HJ文庫)
著:上栖 綴人 イラスト:卵の黄身

コクーンだとか神だとか、もうそんな事はどうでも良い。
テメエのせいで女が泣いた━━潰す理由はそれだけで充分だ。

2012年6月の新刊。約10ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。
さて、VS京也編、いよいよクライマックスへ。激闘に次ぐ激闘で。

あわや、このまま退場かと思われた鬼塚はフェニックス細胞によって一命を取り留めた。今回のラストで、ティアナと一緒にコクーンに捕まっちゃったけど、一体どういう立ち位置になるんだろう……。

暁月VS京也は正直、勝てる気がしなかったんだけど、土壇場での王道的パワーアップで何とかなっちゃう。
ベタだけど、ボコボコにやられている状態からの大逆転は気持ち良いな。1巻から敵対していた相手だから余計に。

京也を撃破した直後に、いずれ倒すべき敵達のイラストが見開きで入るのはZOKUZOKUするよな。
今回、全体的に最終回っぽさが凄い。分割4クールの前半戦ラストみたいな雰囲気。

結局、美羽が超高次生命体である理由は不明なままだけど、その辺は、いずれ判明するのかな。

そして、いよいよミランダが動き出す……。一体、彼女は何者なのか……。他のキャラは、ある程度、素性が見えてるけど、この人だけは全然判らないんだよなぁ。
というわけで盛り上がって参りました。

次は2012年9月にⅩ巻、2013年3月にⅩⅠ巻。よし、大分追いついてきたぞ……。

燃:A 萌:A- 笑:C+ 総:A+

シリーズリンク
はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅷ(2012/03)
はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅹ(2012/09)

アニメ,ガガガ文庫

「違和感無し!」

文化祭に向けて盛り上がってるんだか、そうでないんだかなGJ部。恵ちゃんのゆるふわなメイドさんで癒されたら、当然次は紫音さんのメイド!と思いきや、執事コスだったでござるの巻。
どうしてこうなった……。

突如、部室に現れた天使家のメイド、森さん。素敵なメイドさんにDOKIDOKIするキョロにヤキモチ焼く部員が可愛いな!

本来なら話の肝になる筈の文化祭のシーンは一切無く、場面が切り替わったと思ったら、文化祭が終了していたという衝撃。

結婚式云々の話は、著者の別シリーズ、ファミ通文庫『明るい家族砲計画っ!』を参照のこと。
あっちのキャラがちょろっとくらい出ても良かったと思うんだけども。

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A

エピソードリンク
第3話「GJ線上のキョロ」
・第5話「ダブルなファンタジー」

MF文庫J

あおはるっ! 3 (MF文庫J)
著:内田 俊 イラスト:Tiv

「乳首が伸びる系の主人公と緑髪でベリーショートでメガネで幼馴染のヒロインが大人気です」

2012年8月の新刊。約8ヶ月の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は、いずみさんと見せかけて、有のかつての相棒トモ。いずみさんェ……。

さて、打ち切り完結巻。トモと偶然再会した有は、今の自分の小説への向き合い方が正しいのか自信が持てなくなって……。

ほぼシリアス一辺倒、たまにギャグが入る程度。
遂に、謳歌荘の神様も正体を現して、何やかんやしつつ最終的にハーレムへ。まぁ、無難な終わり方で。

総評

ってなわけで青春群像劇的なアレのMF文庫J『あおはるっ!』全3巻、案の定これにて打ち切り完結か。
足掛け僅か7ヶ月とは……。
いや、1巻の時点で3巻終了気配が濃厚だったけども。

内田さんの持ち味はイカレたギャグだと思うんだけどなぁ。うーむ。
青春×群像×破天荒ラブコメって帯に書いてあるけど、破天荒ラブコメは相当な誇大広告だと思うんだよな。
それを書けるだけの力はあると思うんだけどなぁ。

次は2013年4月に新シリーズ『朽ちた神への聖謡譚』、6月に2巻。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
あおはるっ! <2>(2012/03)

著者リンク
朽ちた神への聖謡譚(2013/04)

角川スニーカー文庫

ミスマルカ興国物語 VIII (角川スニーカー文庫)
著:林 トモアキ イラスト:ともぞ

「婚約はまだ構いませんが、皇族と婚約したただなどと公式に発表されたら、他の女の子が僕に寄りつかなくなるでしょう!?」
「当たり前だ馬鹿者、そうでなければ何のための婚約だ!?」
「あーもう、はいはい、わかった、わかりましたよ、しょうがない人ですね……。それで、帝国では側室は何人までオーケーなのですか?」

2011年1月の新刊。約2年4ヶ月2週間の積み。7ヶ月振りの新刊。『レイセン』2巻からは3ヶ月振り。
自分でも引くほど積んでやったぜ!

さて、第2部始動です。表紙のフォーマットは大きく変わり、キャラ1人がアップで出る形式に。
先陣を切るのはルナス姫。

帝国に支配されたミスマルカ。マヒロが冷静な態度で国民達を抑えた結果、目立った混乱は静まったかに見えた。
だが、マヒロは人が変わったかのようになってしまっていて……。

かつての仲間達はバラバラに。それもマヒロが帝国側の人間となってしまったため、パリエル達は敵と言っても良い立場に。

シリアス一辺倒の展開でゼンラーマン等、とても出て来れそうにない雰囲気。
崖からダイブするシーンは狂気染みてて、ちょっと怖い。
暫くは帝国内で認められて、融通の利く立場を目指すことになるのかな。

次は2011年4月に『レイセン File3:ワンサイド・ゲームズ』、6月に『ミスマルカⅨ』、2012年1月に『レイセン File4:サマーウォー』、4月に『ミスマルカⅩ』、9月に『レイセン File5:キリングマシーンVS.』、12月に『ミスマルカ エックス』、2013年3月に『レイセン File6:三人きりのフォース』。

燃:A- 萌:B+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ミスマルカ興国物語Ⅶ(2010/06)
ミスマルカ興国物語Ⅸ(2011/07)

世界観リンク
レイセン File2:アタックフォース(2010/09)
レイセン File3:ワンサイド・ゲームズ(2011/04)

HJ文庫

はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅷ (HJ文庫)
著:上栖 綴人 イラスト:卵の黄身

踏み込んだのはお前だ━━凰沢暁月。
だからもう保証はできない。お前の安全も命も、何もかも。
「……アッキーが悪いんだぜ?」

2012年3月の新刊。約1年2ヶ月半週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
さて、攫われた美兎を救うべく、バベルへ殴り込みを掛ける暁月達。だが、そこには遂に正体を明らかにした海堂が立ちはだかって……。
いやまぁ、読者にとっては海堂の正体は大分前から確定してたけど。

《朱の黄昏》所属だけあって、相当お強い様子。流石の暁月も何とか互角ってところか。
これ集団戦になったらヤバいんじゃね?

今巻はバトルに次ぐバトルで。前から思ってたけど、上栖さんの文章って、川上稔さんに似てない?
言葉のチョイスとか、文章の組み方とか。

復活した田中とフィルは完全に再生怪人の法則が適用されていてワロタ
相手が鬼塚じゃなかったら瞬殺退場だっただろうな……。

遅れてバベルに駆けつけた遥の前に現れたのは死んだ筈の上崎と美奈巳だった。2人とも氷神の協力者だったのか。生きていたことを喜ぶべきか……?

次は2012年6月にⅨ巻、9月にⅩ巻、2013年3月にⅩⅠ巻。

燃:A- 萌:A- 笑:B- 総:A

シリーズリンク
はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅶ(2011/11)
はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅸ(2012/06)

アニメ,ガガガ文庫

「本当に可愛いね、君は」

くっそぉおおおおおおおおお、紫音さん可愛いなぁああああああああ!!
キョロにちょっかい出し過ぎて自分が照れるとかズルいな!

何なら30分丸々紫苑さんとだけイチャイチャする内容でも良い。まぁ、大体各ヒロインの出番が満遍なくなるように構成されてるっぽいけど。

他のメンバーに玩具にされるキョロが羨まし過ぎて爆ぜそう。オイラも弄ばれたいれす(^q^)
EDは紫音さんバージョンか。

燃:C 萌:A+ 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第2話「友情・愛情・彼女の異常?」
第4話「放課後文化祭パーティー」

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「いやいやねーだろ。と、ミサカはミサカの素体のお子様センスに愕然とします」

サブタイの「絶対能力進化」は「レベル6シフト」と読みます。
さて、自分のクローンと対峙した美琴。思っていたイメージとは違うことに拍子抜けするが、計画の真相を知ったところから事態は急転する。

事前にコメディを挟んでいる分、余計にミサカが一方通行にフルボッコにされるシーンが辛い。
満を持しての登場となった一方通行は、もう悪役一直線ですね。

そしてミサカが殺される現場を目撃してしまった美琴は怒りに駆られて一方通行へ突撃していくのだった……。
EDはBGM+黒背景にテロップという簡素で悲壮感を煽る仕様。これは怖い。

今更気付いたんだけど、通常EDを歌ってるのってインデックスさんなんだな。

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
#4「妹達」
#6「あたし…みんなのこと見てるから」

アニメ,GA文庫

「全ての心が満ちるまで、私は戦い続ける!!」

本物じゃねーかw
今回のエピソードは原作7巻から。だけどもアニメオリジナルキャラのツル子も登場してます。
余市のイケメンエピソードはオリジナル要素だっけ?

何か、やたらと『仮面ライダーウィザード』ネタを放り込んでる気がするんだけど、スタッフに好きな人が居るんだろうか……。
1期のときは『仮面ライダーフォーゼ』ネタが多かったわけもでないのに……。

ツル子の後ろをさり気なく通る『深山さんちのベルテイン』の琥太郎とベルテイン。もうシリーズ終了したっぽいのに、まだ出て来れるとは……。
また、珠緒が電話で喋っているのは、琥太郎の幼馴染みだしな。

EDは珠緒バージョン。でも歌い手にはクー子とクー音も参加してるのか。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

エピソードリンク
第3話「超邪神黙示録」
第5話「嘘だと言ってよクー子」

MF文庫J,アニメ

「私は、月子と結婚したい!!」

原作2巻に突入。未だ戻せない月子の表情。そんな月子と姉である鋼鉄の王との間に確執があることを知った陽人は、王と決闘することに……。

鋼鉄の王の爆弾発言コミカライズが無駄に主張が激しかっただけに、さらさらっと終わってしまった印象かなぁ。
もっとド迫力なのを期待してたんだけど。

そして消滅する横寺家……というところで続く。
それにつけてもEDの月子ちゃんペロペロ(^ω^)

燃:C 萌:A 笑:B 総:A-

エピソードリンク
第3話「哀しむ前に声を出せ」
第5話「さよならマイホーム」

ファミ通文庫

バカとテストと召喚獣10 (ファミ通文庫)
著:井上 堅二 イラスト:葉賀 ユイ

『口から硫酸だろ』
『目に硝酸じゃないか?』
『尻に釘バットとかは?』
『う~ん……いつもと大して変わらないな』
『図書室から〝拷問の歴史〟を借りてきて参考にするのはどうだろうか』
『『『それだっ!!』』』

2011年12月の新刊。約1年4ヶ月2週間半の積み。半年振りの新刊。本編進行は11ヶ月振り。通算14冊目。
表紙は優子と工藤さんで、それぞれ2回目。優子可愛いな。

さて、時は満ちたということで、再びAクラスとの試召戦争開始。基本、圧倒的強敵であるAクラスを打ち破るために真面目に作戦立案しており、その合間に思い出したかのようにギャグが入る。

バカテストもクオリティ下がってるし、うーむ。もっとドタバタしていた方が楽しいんだけどなぁ。

で、遂に試召戦争は学年を超えた戦いへと発展していく。まぁ、ここまで来る間に何だかんだでAクラスとは仲良くなってるし、最後に倒すのは完全に敵として扱える存在の方が良いのかな。
次からラストエピソードらしいし。

次は2012年9月に10.5巻、2013年3月に11巻。

燃:B- 萌:A 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
バカとテストと召喚獣 <9.5>(2011/06)
バカとテストと召喚獣 <10.5>(2012/09)