MF文庫J,雑記

『まじしゃんず・あかでみい』の折り込みチラシより。

 

『あそびにいくヨ!』アニメ化とか……orz

 流石にもう無いだろうと思ってたら、ご覧の有様だよ!去年からライトノベル、ケモノミミヒロインアニメ化ブームだったから、くるんじゃないかとは言われていたけど、忘れた頃にきやがって……。

 まぁ、MFのアニメ化枠が一つじゃなくなったのが救いか……。

 

『フレンズ×ナイフ』は二巻打ち切りのようです。MFで二巻打ち切りって相当なもんですよ?で、星家さんの新作『蒼月のイリス』が登場。何て言うかもうタイトルがね、アレっていうかね。

 

『乙女革命アヤメの!』は二巻にして早くもガンガンONLINEで外伝コミック配信が決定したそうです。みんな、そんなに百合が好きなんですか。

コミカライズ,ファミ通文庫

まじしゃんず・あかでみぃ 2巻 (MFコミックス アライブシリーズ)

作画:仲尾
ひとみ 原作:榊 一郎 キャラクター原案:BLADE

 

「まじしゃんず・あかでみいは魔法使い見習いの僕が学園でですね……」

「ぬちゃぬちゃの大人の階段をのぼって佐久間君がかち割れるんだろう」

 

 凄い認識w

 

 さて、二巻。表紙のメインキャラはタナロットに続き鈴穂。

 

 内容は原作をなぞっているだけすが、エーネさんとか一コマしか出て来ていない秋穂さんとかが素敵過ぎて困る。

 

 著者紹介で仲尾さんは栄太郎になら右腕もってかれてもいいって言ってるけど、どういう愛情表現だよw

 

燃:B 萌:A 笑:B+ 総:A

アニメ,GA文庫

「馬鹿、泣くな。男の子だろう」

 

 GA文庫原作の人気シリーズがスタッフを一新して二度目のアニメ化。一期は殆ど公式にも黒歴史扱いっぽくなっている模様。でも枠はそのままなんだよなぁ。

 厳密には原作はキネティックノベルです。

 

 アバンではフォロンとコーティの出会いが描かれる。その後OPへ。妥当な構成。

 

 OPは安定したクオリティでほっとしました。〈嘆きの異邦人〉のカットを見る限りでは学生編をやり切るくさいな……。取り敢えずイアリティッケは確認出来た。

 

今回は『赤』五巻『ビギニング・クリムゾン』一冊を大胆にアレンジして一話に収めるという構成。変更点をざっと挙げると、

 

   
ペルセルテのべとべとが無い

   
レイトスがコーティの封印を解くシーンがある

   
ユギリ姉妹が学院に戻ってくる理由がプリネシカが財布を落としたからに変わっている

   
ユギリ姉妹が戻ってくる時間が早くなっている

   
コーティ暴走時にレンバルトやユフィンリーが居合わせる

   
暴走コーティVSユフィンリー&ウォルフィスというバトルがある

   
フォロンは何もしていないのにコーティの暴走が止まる

   
最後にキネティック後半にしか登場しない〈嘆きの異邦人〉メンバー、イツキとその契約精霊ゴリアーデのシルエットが登場しているっぽい。

 

 アレンジ自体には特に文句は無い。どうせキネティック、文庫、コミカライズと三種の媒体で読んだから、もうお腹一杯感あるし。

 

 単身楽団の展開シーンで「ファイナルフォームライドゥ
ワワワワンマンオーケストゥラァ!」と思ったのは俺だけではない筈だ。だって超絶変形だったんだもの!

 

 ユフィンリーが大量のボウライを固めて浮遊椅子を作ってるシーンとかちゃんとスタッフが原作を理解している感じがして良かったです。いや、原作側からのアイデアなのかもしれんけど。つーか原作にもあったかもしれんが。

 

 戦闘を入れてきたのは一見さんのための掴みだろうなぁ。フォロンの神曲演奏でコーティが鎮まるだけでは掴みが弱いか。でもその分、フォロンの見せ場が無くなったのは残念だな。ペルセルテが凄いって言うだけではフォロンの凄さは視聴者には伝わらないだろうし。

 

 コーティの暴走が収まると、何か脱皮みたいな感じで綺麗なコーティが出てきました。何、あの演出w

 アホ毛がぴょこぴょこ動いてるのが可愛いです。

 ここで流れている曲がEDだと思われ。今回は本編がEDに食い込んだためEDはお預け。このテンポだとダンスじゃないだろうな……。

 

 次回予告はひたすらボウライがぐるぐる回っている映像に真面目な台詞を被せるというもの。シュールだなw

 

 そういうわけで、第1奏でした。この早回しっぷりとOPの〈嘆きの異邦人〉集合から考えると、超圧縮して学生編やり切りそうだな……。

 

 ところで、幼い頃に大人な人外ヒロインに遭遇した主人公が成長して、同年代くらいになったヒロインと再会するって、それ『かんなぎ』じゃねーか!!どっちが先か知らんけど!

 DVDCMのコーティのテンションが完全にナギ様で吹いた。中の人、一緒だしね。

 今期は『アスラクライン』とセットでラノベヒロイン@戸松遥さん祭りですね、分かります。

 

『ストジャ』のDVDCMがあってテンションが上がったが、GA文庫の『ポリフォニカ』シリーズのCMで『青』だけ紹介されなくてぐんにょりした。

 

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

コミカライズ,GA文庫

おと×まほ 1 (Flex Comix)

原作:白瀬
修 キャラクター原案:ヤス 漫画:すえみつ ぢっか

 

「大丈夫よ。ニーズはあるわ♪」

 

 期待していない作品は発売が早いでござる(ぇ

 

 というわけで、GA文庫で何故か大人気、トランスセクシャルな魔法少女モノのコミカライズが順調に登場。年内にはアニメ化発表くるかな……。

 

 相当ハードルを下げていたからか、意外と普通に読めた。文章で読んだら全然面白くないアクションシーンがちゃんと描かれてるからかな。

 かなたVSグレイス・チャペルとか、ただのバトル漫画になってるしな。

 

 ストーリーは元がアレなので何にも期待していません。しかし、ちょこまかと動き回っているモエルが可愛い。

 

 毎話、web連載時に扉がカラーなのって凄くね?Flexのコミックで全部そうだっけ?

 

 カバー下では作中作品「魔法少女ミリオンベル」のコスプレをしているかなたの姿が。何、あの邪道スク水。

 何気にミリオンベルって初のビジュアル化なんじゃね?

 

 アンケート葉書にはそこかしこにイラストが挿入されており、凝った作り。

「本書をお買い求めの動機は?」の解答郡の中に「魔法少女とか好きだから!ムッハー」ってあって吹いた。

 

燃:B- 萌:B+ 笑:B- 総:B

ファミ通文庫,雑記

 先日のファミ通文庫三月の新刊の配本をもって、キラしおり配布キャンペーンが終了した。

 

 最初の半年こそ、配本と一緒にキラしおりも店舗に送られてきていたのだが、終盤の数ヶ月は配送が遅れるということが度々あった。

 

 なかなか良い素材を使っている上に、イラストが全て描き下ろしならコンプリートするしかないじゃないか!ということで、鬱陶しがられるのを理解っていながら、「しおり、まだですか?」って店長さんに訊きまくっていたら、何も買ってないのに貰えるようになってしまいました。有り難う御座居ました。

 

 また、コンプリートに協力してくれたぶぎょう氏に感謝します。

 

 最終月である三月の新刊を買ったときは新人の店員さんがわざわざ栞を入れておきますと断ってから入れていました。

 いちいち断ってからおまけを入れる、そういう時期が僕にもありました。


 で、店員さんはそっちに気をとられて、一緒に買った漫画のスリップを抜き忘れるっていう。

 返しに行った方が良いのかな?後で持って来られて何かの役に立つのかって話だよなぁ。発注したことないし、あの店の発注形態も判らんしなぁ。ま、こっそり店長さんに返すか。

 

 では、どういったキャラが栞に登場したのか振り返ってみましょう。

 

4月→『まじしゃんず・あかでみい』のタナロット

5月→『吉永さん家のガーゴイル』の双葉

6月→『バカとテストと召喚獣』の姫路さん

7月→『狂乱家族日記』の凶華様

8月→『"文学少女"』の琴吹さん

9月→『学校の階段』の九重部長

10月→『吉永さん家のガーゴイル』の梨々?

11月→『"文学少女"』の遠子先輩

12月→『まかでみックス』のクフィール

1月→『バカとテストと召喚獣』の美波

2月→『狂乱家族日記』の月香

3月→『学校の階段』の美冬姉さん

 

 というわけで内訳は、

『まかでみ』…………2回

『ガーゴイル』………2回

『バカテス』…………2回

『狂乱』………………2回

『"文学少女"』……2回

『学校の階段』………2回

 でした。

 

 各シリーズ二回ずつ登場して、キャラ重複は無し。当然のように、全員女性です。

 人気どころを集めたら、こんな感じになるのは判るけど、中堅どころも入れてほしかったなぁ。『トゥインクル☆スターシップ』とか『鋼鉄の白兎騎士団』とか。

 

 また選ばれた六シリーズの中で映像化がされていないのは『"文学少女"』と『バカテス』だけ。『バカテス』は来年一月からアニメって噂だし、やはり『"文学少女"』もくるか!?

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

伝説の勇者の伝説1 (角川コミックス ドラゴンJr. 140-1)

原作:鏡
貴也 作画:長蔵 ヒロコ キャラクターデザイン:とよた 瑣織

 

「私は――…美人だ」

 

 富士見ファンタジア文庫の人気ファンタジーのコミカライズがようやく登場。遅ぇよ!一体今まで何やってたんだよ!

 何かの勢いで買ってきちゃいました。

 

 取り敢えず表紙のフェリスの無駄に露出度の高い格好の意味が理解らん。原作でこんな格好したことあるんだろうか。

 

 ストーリー構成は第0話として、短編一発目のエピソードを配置。その後、長編の流れに入るという、ちょっと工夫の入った展開。

 

 作画はまぁ悪くないんじゃね?といった感じ。高望みさえしなければ十分楽しめるレベル。

 

 結論、続きを積極的に買おうと思うほどではありませんでした。中古で見付けたら買おうかなって程度。若しくは原作がべらぼうに面白かったらとか。

 

燃:B 萌:B- 笑:B 総:B

角川ビーンズ文庫

篁破幻草子 宿命よりもなお深く (角川ビーンズ文庫)

著:結城
光流 イラスト:四位 広猫

 

「未来よりも大事なものが、ここにあるんだ……」

 

 中古。粗筋に新シリーズ登場とか書いてあるけど、実質三巻です。一、二巻はルビー文庫の新装版だから、こう書いてあるんだろうけど紛らわしいなw

 って二巻読んでから十ヶ月以上経ってるのか。

 

 前二冊に比べたら、面白くなったかなという印象だが、やっぱりそれでも今一つだなぁ。

 

 鬱展開なのは『少年陰陽師』と共通。

 

 後書きによると、一時期、篁でタイムパトロールとか考えてたらしい。想像つかねぇ……。

 

燃:B 萌:C+ 笑:C 総:B

電撃文庫

トリックスターズC〈PART2〉 (電撃文庫)

著:久住
四季 イラスト:甘塩 コメコ

 

『いつまでも、みんなと友達でいられますように』

 

 中古。さて最終巻。『PART1』からなるべく間を空けないようにしたつもりだが、それでも一ヶ月半くらいは空きました。案の定、内容を忘れかけている件。

 

表紙の黒髪ロングの女性はもしかして周か?と思ったら、口絵に表紙登場キャラが誰か明記されていてビックリした。

 

 謎解きは全くもっていつも通りか。ただ、一つ解答を示して、それを覆すって展開を繰り返すのはちょっとクドかったかな。

 

 そして周はアレイスターに付いていくことを決意し、第一部完。佐杏冴奈編が終わって、A・クロウリー編が始まるって明記して終了。ちょ、自分で首絞めてる!

 

 巻末にはクロスワードが付いていて、これを解くと次回作のキーワードが判る仕組みのようだが、問題が『トリスタ』関連だったため全く解らず放棄しました。多分、『ミステリクロノ』のことを指してるんだろうから、「時間」とか「天使」とかそんな感じの単語が出て来るんだろうけど。

 

総評

 まだ完全に完結したわけではないけど、『ミステリクロノ』も打ち切られたっぽいし、こっちの第二部が始まる気配も無いし、取り敢えず、まとめ書いておきます。

 

『ミステリクロノ』が面白かったから、こっちにも手を出したわけだが、不思議設定を取り込んでのミステリーという試みが面白かった。それが一般受けするかは別として。

 

 キャラ小説としては微妙かな。名前が奇抜なだけで特にどうということも。周と凜々子の百合っぷりも減衰したしなぁ。

 

燃:C 萌:B- 笑:C+ 総:A

富士見ミステリー文庫

タクティカル・ジャッジメント〈3〉いやがらせのリベンジ! (富士見ミステリー文庫)

著:師走 トオル  イラスト:緋呂河 とも

 過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  今回は自称イケメン刑事羽田が身内が被害者の殺人事件をスピード解決する第一部と、いつも通りに山鹿が活躍する第二部とに分かれている。


  いやしかし、相変わらずエンターテイメント性が強いな。こういう部分は榊さんとかとは真逆の作風かな。こっちはこっちでスカッとするから面白い。

  気になるのは、緋呂河さんのイラスト。ちょっと女性陣の胸の描き方おかしくね?どんだけ服が身体に張り付くねんw

  そして後書きで語られる『がらくたのフロンティア』を出す宣言。この時点でタイトルは決まっていないが、確実にアレのことです。師走さんの黒歴史w

燃:A  萌:B  笑:A  総:A

電撃文庫

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈15〉 (電撃文庫)

著:鎌池 和馬  イラスト:灰村 キヨタカ

 過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

 表紙は一方通行のみで、ほぼ白黒。これまでの『禁書』と大きく異なるデザインとなっている。灰村さん、センス良いなぁ。

  今回は一切上条は登場しません。ずっと一方通行サイドのターン!!土御門が居たから、『⑭』と同時進行ってわけではないのか。って、本編で一方通行だけの話が出来るんやったら、益々『SS』なんて出した意味が理解らん。

  それはともかく、今回は今まで出し惜しみされていたレベル5が新たに二人登場。早くも退場っぽいけど。

  この二人のレベル5だけじゃなくて、他にも新キャラがいっぱい。何という新キャラ祭り。今巻のみのゲストキャラが殆どやと思うけど、明らかに「これから」っていうキャラも割と居るしなぁ。


  ところで、口絵の背景に『超電磁砲』の佐天涙子がこっそり描かれているんですが。こういう細かい遊びは面白いんで、どんどんやってほしい。

燃:A  萌:B  笑:B  総:A