アニメ

「最近、肩が凝ってなぁ」
「ジジイか」

OPの新映像でシャウトモンのデジクロスが次々と登場するカットがアツい。

今回、クロスハートが訪れたのは幾重にも光ディスクが重なり地層を成すディスクゾーン。だが、そこは既にリーダーのメルキューレモンがキリハに倒され、ブルーフレアの支配下となっていた。
更に、ブルーフレアとブラストモンの軍団が絶賛激突中。
メルキューレモンと言えば、『フロンティア』で強敵だったアイツですが。

ディスクゾーンの住人の中には矢口真里がデザインしたパンバチモンが居る。声も本人が担当しているが、別にキーキャラクターというわけではないのか。

ネネはシノビゾーンを出た後、弟の居場所を探るため、別行動をとったらしい。別にダークナイトモンが常に、その生命を握っているわけではないのかな。何処かに幽閉してるのか?

ブラストモン軍に対抗するため、キリハは新デジクロス、メタルグレイモン+デッカードラモン=デッカーグレイモンを発動。デッカードラモンの台座の上にメタルグレイモンが乗っただけにしか見えんのだが……。
と思ったら、脚にキャタピラがドッキングしてるのね。武器も追加。

久し振りにX4Kが登場したが、シャウトモンがデジクロスを支えられなくなっており、クロスが解除されてしまう。
そこへ折悪く、崩壊した足場に飲み込まれ、メイルバードラモン、グレイモンと共に地下へと落下

脱出、そしてブラストモン配下のバルブモン撃破の際に、友情が芽生えたようだが、いずれデジクロスするのだろうか。するなら、クロスフィギュアに仕込まれてるギミックでネタバレしそうな気もするが。

一方、ダメモンの上に乗ってるチューチューモンが何やら不穏な動きを見せていたが……。

ところで、今回、右上に表示されていたシーンタイトルみたいなの何なの?
視聴率低下
に対抗する苦肉の策なのか?いや、視聴率どうなってるか知らんけども。

燃:A 萌:B+ 笑:B 総:A

デジモンクロスウォーズ デジモンクロスフィギュアシリーズ10 デッカードラモン
デジモンクロスウォーズ デジモンクロスフィギュアシリーズ10 デッカードラモン

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「隠されると、むしろエロい!」

原作2巻『依頼人は皇女さま』編に突入。水着回というサービスの筈なのだが、あんまり映らないという残念っぷり。この辺は原作でもそうだったな。

で、今回のゲストヒロイン、ホワイトドラゴンの姫マルガが登場。キャストはOPを歌っているほっちゃんです。

さくさくとストーリーが進んでいる印象だけど、次で区切りつくのかなぁ。

燃:C 萌:A- 笑:C 総:B+

アニメ

勇者指令ダグオン DVD-BOX 2

「ヒドー!お前の勝利など永遠に来ない!!」

遂にワルガイア3兄弟が地上に終結。ダグベースの動力炉が暴走させられ、爆発寸前の大ピンチに。
一方、エンはヒドーにマリアを人質に取られ、やはり大ピンチ。ここで遂にマリアはファイヤーエンの正体を知ることになる。
正体バレはやっぱり盛り上がるな。

最早為す術無し。そう思われた瞬間、ブレイブ星人が突如現れ、動力炉を正常に戻した上、ヒドーを一撃で撃破。
いやいやいやいや、最初からお前が戦えよ!
そんなブレイブ星人は弟を殺されたブチ切れたマドーとゲドーの攻撃を受け、殉職するのだった。何しに来たんだアンタ……。

マドーとゲドーはヒドーを埋葬するため、一時撤収。こいつ等、兄弟仲はすこぶる良いんだなw

そして戦いの影響で山海高校は大崩壊するのでした。授業どうすんだ……。

燃:A 萌:B+ 笑:C 総:A

アニメ,電撃文庫

「他人の人生をてめぇが途中で投げ出すんじゃねぇ!!」

サブタイは「クローチェディピエトロ」と読みます。
多分、全24回だから、もう折り返し過ぎたんだな。

さて、激突する上条さん&ステイルVSオリアナ。2期に入ってから、美人美少女構わず、ぶっ飛ばすシーンが増えたような気がするw
殴られる瞬間、顔が歪むのとか、リアルに描写せんでもw

計画を諦め、使徒十字を持って逃走しようとするリドヴィアの狂気にZOKUZOKUする。顔面が凄いことになってるw
で、それを手玉に取るローラさん、マジ鬼畜。

エピローグでは、ただオリアナから間違えて攻撃されただけなのに、妙に姫神がヒロインっぽいですね。

ところで、2期ではどこまでやるんだろうね。今のペースなら13、14巻辺りまでか。

燃:B+ 萌:A- 笑:C+ 総:A

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈10〉 (電撃文庫)
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈10〉 (電撃文庫)

アニメ,GA文庫

「今、私達、3Dです!」

最近、ペンタブが壊れましたって知らねーよw
最早、このフラッシュアニメの内容と関係ねーじゃねーか。

燃:C 萌:B 笑:B+ 総:B+

這いよれ! ニャル子さん (GA文庫)
這いよれ! ニャル子さん (GA文庫)

アニメ,電撃文庫

「憶えておけ。俺は殺し合いで終わらせるつもりはねぇよ」

サブタイは「ベルヴェデーレ」と読みます。

さて、使徒十字の使用刻限が迫り、焦る上条さん達。遂にオリアナに追いつき、戦いが始まるが……というお話。

小萌先生に懐かれちゃったステイルが可愛いですねw
この窮地に学園都市サイドは暢気なもので。黒子がいつも通りで安心するわ。

燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A-

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈10〉 (電撃文庫)
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈10〉 (電撃文庫)

アニメ,富士見ミステリー文庫,角川ビーンズ文庫,角川文庫

「私は囚われの姫なのだよ」

原作1巻、早回しで完結。人、さくさく死に過ぎじゃね?と言うか、ヴィクトリカはともかく、一弥の反応がやたら薄い気が……。いや、それ言い出したら、ミステリーで話進まんけども。

今回はヴィクトリカが可愛かったな。

燃:C 萌:A- 笑:C 総:B+

GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)

アニメ

「喰らえ、この愛━━━━プリキュア・こぶしパァァアアアアアアンチっ!!」

最後の最後で、こぶしパンチやりやがったwwwwwwwwwww

アバン無しで最終回開始です。最弱最弱と言われ続けたブロッサムだからこそ、サブタイの最強という単語が胸に沁みる。

もう一度ハートキャッチ・オーケストラのところから。
案の定、オーケストラを破ったデューンは超巨大化。てっきりデザートデビルに近い姿になるんだとばかり思ってたら、ほぼそのままの姿で巨大化してました。肩に乗ってた謎生物が身体に巻きついてたな。

って言うか、サイズ半端ねぇwwwwwww
惑星並のスケールってどんなんだよ。
このとき、一度地上の人々のシーンに移るが、番君となみなみが抱き合っていて吹く。お前等、いつの間に……。

一度コッペ様の結界の中に避難するプリキュア達。あまりのサイズ差に絶望しかける彼女達だったが、マリンの一言でもう一度動き出す。こんなときでもあっけらかんとしてるマリンに救われる。

ゆりさんの年齢に言及する台詞があるけど、それって聞きようによってはババア認定みたいなもんだよな(ぇ

スーパーシルエットの羽根ってバンクではハート型で今一つなデザインだけど、今回実際にそれで飛んでるシーンを見ると、めちゃ格好良かった。V2ガンダムみたい(ぉ

そして起こるハートキャッチミラージュの奇跡。憎しみに支配されたデューンへと愛を届けるため、宇宙に咲く大輪の花ハートキャッチプリキュア・ムゲンシルエットが誕生する。その力、夢幻にして無限ってことか。
公式サイトで公開されてる次回予告30秒バージョンを見たから、登場は知ってたけど、てっきり、みんなのこころの花の力で進化するスーパーシルエットの上位フォームと思ってたら、4人のプリキュアが融合して巨大化するとかサプライズ過ぎるw
顔はブロッサム、格好はクイーン・オブ・ハートキャッチに近いか。ちなみに赤と青のオッドアイ。

放つはまさかのこぶしパンチ。おしりパンチ→スクリューパンチ→ぜんぶパンチ→おでこパンチ→からだパンチときて、遂に本命のこぶしパンチか。感慨深いが、見た瞬間思わず吹いたわ。
技のネーミングからして、ブロッサムが制御してるんだろうな。
ここでAパート終了。

Bパートはエピローグ。時は流れ、およそ半年後、季節は夏。つぼみの妹ふたばが生まれてました。まさか生まれるところまでいくとはな……。

いつきの家を訪れるつぼみとえりか。そこには組み手を行う兄妹の姿が。さつきさん、元気になってきてるんですね。
門下生の中にはクモジャキーの姿が。最終決戦後に明堂院流に入門したらしい。
つぼみ達は知る由もないが、サソリーナはるみ達の通う幼稚園の保母さんに、コブラージャは服飾デザイナーになった模様。
何気にサソリーナのカットに、41話のゲストのノリコ先生の姿が。
スナッキーもきっと人間になってるって言ってたけど、それはねーだろw

で、いつきは生徒会長を退任したこともあってか、女子制服を身にまとっていた。しかも髪がセミロング程度に伸びている。おいおい、どういうことなの、可愛いじゃないか……。
でも一人称は未だ「僕」ということで、大きいお友達をハートキャッチする気満々過ぎて困る。

長かった戦いを振り返るつぼみ達。いつきまで顔芸しだして、どうしようかと思う。えりかはもうまともな顔で映ってるカットの方が少なかった気さえするw
「深いっしゅ」じゃねーよ。
つぼみはもう一度、宇宙へと行ってみたいと思うようになっていた。夢がひろがりんぐですな。
大親友とかいうワードが出ると、『おジャ魔女』を思い出しちゃうよね。

結局、デューンの憎しみの理由って何だったんだろうな。最後は彼もハートキャッチされて消滅したみたいだけど。
400年間続いたプリキュアと砂漠の使徒の戦いに遂に終止符が打たれたわけだ。

枯れかけたこころの大樹は復活というか、新しい芽が出て来たらしい。大樹が丸ごと復活するわけじゃないのか。

あれ、月影博士、死んだまま?ゆりさん、お母さんに何て話したんだろうか。つーか、プリキュア史上初の人間の死者じゃねぇか……。ゆりさん、悲劇過ぎるな。やっぱり、ゆりさんの救済のためにも続編をですね……。

つぼみの部屋に飾られたプリキュアの集合写真。10数年後、それを見つめるふたばの姿が。彼女の手に握られていたのは紛れもないプリキュアの証ココロパフュームだった。
というところで終劇。EDは特別版にするべきだったと思うの。

これでOVAとかでネクストジェネレーションが始まったら胸熱だけど、単にプリキュアの魂は受け継がれていくってことなんだろうな。
あってほしくないのは単につぼみのパフュームをふたばが持っていたというオチ。

惜しむらくは正体バレと主題歌を挿入歌として使用が無かったところだけど、実に『ハートキャッチ』らしい素晴らしい最終回だったと思います。

総評

そういうわけで、シリーズ7作5代目、花とファッションをテーマに、こころの花を咲かせ続けた『ハートキャッチプリキュア!』テレビシリーズ全49話+劇場版1本、これにて完結。リアルタイム視聴率は48/49。シリーズ通しては338/341。

最高傑作。

今までのシリーズも好きだけど、5代目は比べものにならないくらい面白かった。ハードルを上げたら楽しめなくなるのは判っていてもハードルを上げざるを得ず、しかしそれを易々と飛び越える超絶的な面白さ。
間違いなく、俺の25年の人生のベスト3に入ったわ。人生に影響を及ぼすレベル。
そもそも『おジャ魔女』と『プリキュア』がフュージョンして面白くならない筈なかったんだ。

独断と偏見に基づいた評価方式で見ると、総合でのSランク突破率が、歴代で、

・『ふたりはプリキュア』 12.2%
・『ふたりはプリキュアMaxHeart』 2.1%
・『ふたりはプリキュアSplash☆Star』 6.1%
・『Yes!プリキュア5』 10.2%
・『Yes!プリキュア5GoGo!』 10.4%
・『フレッシュプリキュア!』 12.0%
・『ハートキャッチプリキュア!』 51.0%

となっている。『無印』の頃はランク付けがかなり甘くて、そこから年々厳しくしていっている筈なのに、この比率。
半分以上神回認定してるw
36話以降、神回しかないというインフレっぷり。特にサンシャイン登場回以降、面白さが顕著で、サンシャイン登場以降の27話分で、Sランクに達していないのは僅か5回のみという。

放送開始前は先代達と被っている要素が多くて、遂にネタ切れかと思ったもんだが、ここまで新しくなるかと。
こうしたらもっと面白いんじゃね?って思うことをとことんやってくれた印象。
例年は当代が終わる寂しさと次代が始まる楽しみが半々くらいなんですが、今年は寂しさ95%くらいです。

結局、どの辺が原点回帰だったのかな。2人スタートと妖精が居ないと変身不可能ってところくらいしか思いつかないんだが。

花咲つぼみ/キュアブロッサム

「あなたは今の自分からチェンジ出来ましたか?」という声が聞こえてきそう。

元々誰にでも敬語キャラって好きだけど、凄く良いキャラ造形だったと思う。意外とボケ要因なところも面白かった。

劇場版のオリヴィエへの態度を見るに、きっとふたばを溺愛するんだろうな。で、「お姉ちゃんウザい!」とか言われてヘコむ姿が容易に想像出来る。

ところで聖なるパフュームどうなった。いっぱい種類があると言った割には全然使わなかったじゃん。

来海えりか/キュアマリン

我等が愛すべき顔芸プリキュア。「やるっしゅ」と決め台詞を中盤以降、殆ど言わなくなってしまったのが残念だったけど、最後までブレないウザ可愛さが素晴らしかったです。もうテレビで見れないと思うと残念でならない。
えりか可愛いよえりか!結婚してくれ!

明堂院いつき/キュアサンシャイン

3人目は天空に閃く一輪の花キュアスカイ、ムーンライトさんは復活してもゲスト参戦程度、そう思っていた時期が俺にもありました。
俺、いつきが3人目かもって一瞬思って否定してるやん……orz

『プリキュア』で、このキャラ造形はかなり新しいと思うわけで。
女の子の格好をするようになった彼女はきっと女子生徒の次は男子生徒を次々と撃墜していくのだろう……。

月影ゆり/キュアムーンライト

ニコニコ大百科で、九大天王、東放不敗レベルの超人と書かれているのを見ると吹いてしまうw
復活してからの、いや復活する前から、そのチートっぷりは凄かった。そんなゆりさんだからこそ、最後に救いがあったら良かったと思うんだけどなぁ。
まぁ、あの後、お父さんが帰ってこなかったと断定されたわけではないのだが。
肩にコロンを乗せたお父さんが帰還したら胸熱。

フランスで行方不明になったって劇場版が初出じゃなかったのね。
サラマンダー男爵の封印が解けたのはデューンが近くに来たからなのかな。男爵がサバーク博士誕生の場に居たのは、自分を見捨てたデューンがどんな幹部を作るか興味を抱いたからなのかなぁ。

ストーリー

こころの花という設定を用意したことにより、ゲストキャラクターが物語と戦闘が乖離を回避する手法が良かった。例年、ゲストキャラは戦闘が始まると蔑ろにされちゃう傾向にあるからなぁ。
それに、凄くキャラクターを大事にするシリーズだったと思う。ゲストキャラの再登場のさせ方が上手いんだよなぁ。

DVDで見返していると、余計にそう思うわ。来月からは毎月2枚同時発売です。

本当に1年間楽しかった。『プリキュア』を視続けてきて良かったと、心から思える。視聴率下がろうが何だろうが2年目やってくれと言わざるを得ない。まぁ、2年目が決定したら、こんなに面白いものにはならなかったかもしれんのだが。

つぼみに、えりかに、いつきに、ゆりさんに、すべてのキャラクターに、そしてスタッフに最大級の有り難うを。

後番はシリーズ8年目6代目『スイートプリキュア♪』です。努力・友情・勝利を謳ってるけど、5代目以上にアツくなるとは思えないんですが……。

7月にキュアビートとキュアシンフォニーが登場という噂がありますが。
ちなみに10月の映画公開も、もう決まりました。早いな、おい。

燃:S- 萌:S- 笑:A+ 総:S+

エピソードリンク
第48話「地球のため!夢のため!プリキュア最後の変身です!」

ノベライズリンク
小説 ハートキャッチプリキュア!(2015/09)

シリーズリンク
スイートプリキュア♪ 第1話「ニャプニャプ~!スイートプリキュア誕生ニャ♪」

 

アニメ

勇者指令ダグオン DVD-BOX 2

「超火炎合体!スーパー!ファイヤー!ダグオンっ!!」

ライがファイヤージャンボとファイヤーショベルに隠された合体機能を発見した。これはあくまでも理論上のもので、別々のシステムで動いている2機を合体させれば、どんな障害が発生するか判らないそうで。
今一つ、納得いかない理屈だなぁ。そもそも何でルナはこのことを教えといてくれなかったんだろう。

さて、今回の敵は合成宇宙人ゼルマー。サルガッソの囚人同士を殺し合わせ、生き残った数名を融合させるという手法で誕生したダグオン抹殺用生体兵器といったところか。これって、蠱毒みたいなもんなのか。

ゼルマーの圧倒的な力の前に大苦戦するダグオン達。彼等の戦いを見守るガクの後ろに居るのって、17話のゲストキャラ、ツヨシだよな。

ここでエンは超火炎合体の使用に踏み切る。ダグベースからの合体光波を浴びたパワーダグオンはファイヤージャンボとドッキング、スーパーファイヤーダグオンに。
合体バンクは作画が間に合わなかったのか、ひたすらエンが映ってる。超イケメンモードだけど、裸出し過ぎだろw

一撃でゼルマーを倒すスーパーファイヤーダグオンだったが、その圧倒的な力を制御しきれず、エンは意識を失ってしまうのだった。
倒れたエンを見て、青ざめるマリアが凄いヒロインっぽい。

どうでも良いが、カイが「Don’t say four or five」って言うの久し振りじゃね?

燃:A 萌:B+ 笑:C+ 総:A

アニメ,コミカライズ

機動戦士ガンダムOOI 2314 (角川コミックス・エース 97-20)
漫画:ときた 洸一 シナリオ:千葉 智宏/スタジオオルフェ
原作:矢立 肇/富野 由悠季

(みんな……ありがとう━━)
(人類の未来へ━━友(エルス)と━━)
(先に行っているよ)

タイトルは前シリーズから引き継いで、そのまま『OOI』を冠しているが、劇場版の公式外伝コミカライズです。
特にイノベイドフィーチャーというわけではない。

カバーを外したら、一見そのまま表紙絵と見せかけて、凄い顔のハヤナが居て吹くw

主役は『OOP』で登場したレナード。成長し過ぎて最早別人ですw

基本的には劇場版開始直前から終了までの裏側を描いている。
エコがトレイ掃除担当になっていて全俺が泣いた。

『OOV』からはケルディムサーガ、アリオスアスカロン、ガルムが登場してるけど、アリオスはエルスに寄生されてモンスター化。
デビルガンダム細胞を思い出したのは俺だけではない筈だ。
また、GNソードⅣフルセイバーにも言及している。

どうやら、エルスとの対話が終わった後にも、人類同士の争いはあったようで。人々がイノベイターとして覚醒していく中で、旧人類軍とかいうのがやんちゃしたらしい。
疑似イノベイターなんて技術もあるみたいで、『SEED』のナチュラルとコーディネイターの対立を彷彿とさせるな。
この戦いがノベライズで触れられていたクラウスとシーリンの子供やビリーとミーナの子供が参加した戦いなんだろうか。

ここでガルムガンダムEなる機体が登場。エルスと共生することになったレナードに合わせた機体なんだろーか。末尾の「E」は「エルス」の「E」か。

総評

そういうわけで、『機動戦士ガンダムOO』公式外伝コミカライズ『OOF』全4巻、『OOI』全3巻、『OOI 2314』全1巻、総計8冊これにて完結。

本編だけでなく、その他の外伝とも有機的にリンクする構成には毎回唸らされた。
どうせなら、外伝のメインキャラはアニメにも登場してほしかったけどなぁ。

これで外伝は終わりって言ってるけど、きっと『OON』と『OOV戦記』が終わったら、また何か始まるんだろ?

燃:A+ 萌:B+ 笑:B- 総:A+