アニメ,スーパーダッシュ文庫

 これは全ての魔法をたらいに変換してしまう少女の物語である。

 

 アニメ放映直前ということで、期間限定で配信されていたエピソード。普通に一話分の尺があります。

 期間限定配信なんて言われたら視るしかないじゃないか!

 

 内容はキャラ紹介を交えた、とある日常の一幕といった感じ。こよみは既に美鎖に弟子入りしており、弓子も登場している。

 キャスト見てから気付いたんだけど、こよみと弓子って『アスラクライン』の奏っちゃんと操緒なのね。また、戸松さんか!

 

 弓子がこよみに魔法の稽古をつけるというのが主な内容だが、ブルマとスク水が出て来ただけで、大分満足した俺が居る。生足エロい。

 

 ラストシーンではこよみが召喚した巨大なたらいにお湯を溜めて露天風呂。湯気どころがバスタオル無し……だと……?ゴクリ

 

 で、たらいは時間が経ったら消えることを思い出して、みんままとめてお湯と共に落下というオチなんだが、あれって結構洒落になってないんじゃ……。

 

 そういうわけで、第0話でした。このクオリティを維持出来れば楽しく視れるかなぁ。

 

燃:B 萌:A 笑:B+ 総:A

よくわかる現代魔法〈1〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)
よくわかる現代魔法〈1〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

アニメ,電撃文庫

「君が心から笑えるようになることを願っている。さよなら、哀音」

 

 最終回。加賀篝に捕らわれた佐伯兄達を救うために、動き出す智春。六夏会長や冬流会長の助力もあり、飛行機にかけられていた時間停止は解除出来たものの、機体は負荷に耐えられず墜落を始める。

 加賀篝は点火装置を一度諦め撤退。

 

《黑鐵》が重力制御で機体を安定させ、《翡翠》が氷の滑走路を作るという作戦を実行。ここで、まさかのOPBGMです。やっぱり主題歌が本編中に流れると、否応無く盛り上がるよね。

 

 飛行機は無事着陸出来た。智春は先輩達を救えた喜びで、佐伯兄に駆け寄るが、そこには副葬処女である哀音を失い、動きを止めた《翡翠》の姿が。

 佐伯兄の告げる哀音への別れと共にED。曲が合い過ぎていてビックリした。つーか佐伯兄が主役じゃん。

 ここ数回、佐伯兄と哀音が原作よりもクローズアップされていたから、この別れのシーンがより引き立つようになっている。

 

 智春はようやく知ることになる。機巧魔神は副葬処女の魂の質量を消費して動いているという事実を。

 奏っちゃんの非在化は依然進行。律都さんは謎の螺旋階段を下っていた。

 

 そして『アスラクライン2』、秋放送開始の告知が。続きが早いのは嬉しいけど、これが正式タイトルだとしたら、捻り無さ過ぎだろう……。

 

 エンドカードの用語紹介は元演操者(エクス・ハンドラー)。そういや、本編中では元演操者が具体的にどういう存在なのかは明言されなかったな。まぁ、ある程度察しがつくような見せ方はされてたし、字面で判るか。

 

総評

 そういうわけで、分割二クール前半『アスラクライン』全十三回でした。高水準の作画、練り込まれた原作の再構成、原作絵の再現等、良質な作品でした。

 原作は智春の一人称オンリーなので、彼が見ていない場面は描写されないわけだが、その辺を補完していたのも良かった。

 また、機巧魔神はマッシヴになり、めちゃんこ格好良くなってるわ、操緒は悶死するくらい可愛いわで、大満足でした。

 

 周囲の話を聞いていると、原作を知らないと訳理解らんそうですが、それは原作読んでださい。

 

 二期では是非、ともはさんを出していただきたい。

 

 後番は『懴・さよなら絶望先生』。

 

燃:A+ 萌:A+ 笑:C 総:S

 アスラクライン〈7〉凍えて眠れ (電撃文庫)
アスラクライン〈7〉凍えて眠れ (電撃文庫)

アニメ,角川スニーカー文庫

(赤くなって三倍可愛い!)

 

 サブタイトルは前回と同じ。しかし実際は15498回目のループだったりする。事前情報は偶然目に入ったものをチラ見する程度にとどめていたのだが、まさか完全新規作画とは思わなかった。前回の映像を見せながら、キョンと視聴者が一緒に違和感を抱いていく構成にするのかと思いきや。

 

 アバンの自宅で怠けているキョンは何故か上半身裸。単に暑いからなんだろうが、女性ファンサービスに見えて仕方が無い。

 

 恐ろしいことに長門の制服を除いて、私服、水着、浴衣と全部、前回と違うものを着ているSOS団員達。ハルヒのチャイナっぽい水着可愛いな。

 

 何故か、朝比奈さんのおっぱいを強調するカットが散見された。

 そんな朝比奈さんの禁則事項して禁則事項は、聞けば聞くほど妊娠絡みの話に聞こえてくる不思議w

 

 そして今回一番エロかったのは古泉ですね、分かります。

 

 二回やっても完結しなかった『エンドレスエイト』。次回こそ完結編か?

 

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

アニメ

「ムギちゃんって眉毛太いよね」

「ええ。これ実は――――たくあんなの」

 

 !?

 

 今まではサブタイトルのカウントが「#」だったのに、何故普通に最終回って書かれてるんだ……。

 

 さあ最終回。律から感染った唯の風邪は学祭を直前に控えても治っていなかった。見かねた妹ちゃんは姉に変装して、軽音部の練習に参加する。この人、完璧超人過ぎる……w

 

 学祭当日、唯の風邪は完治するが、行き違いからギターを家に忘れてしまう。さわちゃん先生に代理を頼み、ギターを取りに帰る唯。

 ギターを背負って、自宅の階段を駆け降りたところで滑る。おいおい、一話のアバンの使い回しかよって思ったら、わざと重ねる演出キトゥアアアアアアアアアアッ!!

 以前は階段下りたところで、尻餅をついていたが、今回は一歩を踏みしめている。ドアを開け放ったときの表情も凛々しくなっていたり。

 

 学校へ向かう途中に唯は昔の自分へと語りかける。心配しなくても良い。すぐに夢中になれるものが見つかる、と。

 BGMは澪のボーカルで、もう涙腺が。涙腺が!涙腺がぁぁぁあああああああああ!!

 

 講堂に辿り着いてからも、迷惑かけてばっかりと泣いちゃう唯に貰い泣きするわ、その後の作画が本気の『ふわふわ時間』完全バージョンでテンション上がるわで、ああもう僕はどうしたら良いのかと!

 

 そのままEDに雪崩れ込めば良かったのに、普通のED流すんかい!

 

 で、このエピソードで綺麗に終わっておけば良いのに、最後は番外編です。

 

 劇中歌を収録したアルバムのCMがやってたんだけど、『ふわふわ時間』のハスキー唯バージョンが収録されてるのかw

 さわちゃん先生のCDが出るのは判り切ってたけど、学生時代のデスメタルのが出るのかよ!

 

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:S

けいおん! (2) (まんがタイムKRコミックス)
けいおん! (2) (まんがタイムKRコミックス)

アニメ

勇者特急マイトガイン DVD BOX I

「…………好き♪」

 

 ホイ・コーローの部下マーボジャンにネオ山手線が乗っ取られた。仮面をしているのを見て、『彩雲国物語』の黄奇人を思い出した。

 

 列車に仕掛けられた爆弾を解除するために奮戦する勇者特急隊。前回の納豆納豆言っていたアニメと同じ作品とは思えないくらいシリアスな展開だぜ。

 

 花屋でバイトをしていたサリーは帰宅途中、案の定山手線に乗ってしまい巻き込まれる。

 生きるか死ぬかの瀬戸際で花占いをやり出すとかイカれた所業としか思えんが、舞人の銃弾が運命を撃ち抜くって演出は上手かった。

 

 爆弾を解除してからの展開が早回し過ぎたかな。二話くらい引っ張っても良かったと思うけど。

 

燃:A- 萌:B+ 笑:C 総:A

HJ文庫,アニメ

アイドルマスターXENOGLOSSIA 伊織サンシャイン!+ (HJ文庫)

著:涼風   原作:矢立   イラスト:シコルスキー

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  キャラの!で連載されていた『アイマスXENOGLOSSIA』の外伝がようやく文庫化。タイトル通り、伊織が主役。彼女がプッシュされることにより、そのライバルキャラである真もかなり目立っている。

 春香と雪歩の空気っぷりは異常。モンデンキントアイドルチームにスパイが居ることは示唆されているけど、雪歩は最後まで普通に味方やしなぁ。

  物語は伊織がネーブラに会うために上京してくるという、本編の二年前から始まり、強引に本編最終話まで展開する。ちなみにドラマガの連載と同じで最終話は文庫書き下ろし。何でやねん!どういう意図でラストだけ文庫のみやねん!文庫を買わせようという作戦か?

  こちらもやはり必要最低限のキャラしか登場しない。春香が空気な所為で、千早は存在すらしていない。双海姉妹も居ないし、ロウ夫妻の名前も出て来ないな。朔も居なかったなぁ。無理矢理最後まで、やることなかった気もすんだけどなぁ。

  あと、一迅社のキャラ☆メルとかいう雑誌に載ったやよいの短編も収録。これは嬉しい。面白いかどうかは別にして(ぇ

燃:B  萌:B  笑:C  総:B

アニメ

「貴女の気持ちは理解るわ。だって母親だもの」

 

 ルルとの最終決戦。彼女はドリームドリームにキャラなり。何故か露出が多めです。

 決着は割とあっさりつきました。折角だから、スペードとクローバーも使ってほしかったが……。

 

 決着が早くついた分、後はエピローグをしっかりと。お母さんとお互いに気持を伝え合い、めでたしめでたし。お母さんは再びフランスの映画に出演することになり、ルルは家族でフランスに戻ることになった。

 ラストではもう一回くらい出て来ることを期待したいが……。

 

 あむとルルの指切りは元からやる予定でOPの歌詞に組み込んであったんだろうか。

 

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A


しゅごキャラ! 8 (講談社コミックスなかよし)
しゅごキャラ! 8 (講談社コミックスなかよし)

アニメ

「宇宙をかける少女ブラック!なーんてね」

 

 レオパルドの前に姿を現したネルヴァルだったが、レオパルドが予想外に強かったため、苦戦。

 

 風音の命令を無視して、いつきとほのかと共にネルヴァルの内部へと侵入した秋葉はイモちゃんと再会するが、すぐにまた離れ離れになってしまう。

 その後、苛ついてえにぐまをぶっ飛ばしたナミと再会。ああ、神楽が遺したメモが燃えていく……。

 

 黄金銃の不思議な光に打ち抜かれたナミから発せられた波動のようなものでアレイダ及びイグジステンズにかかっていたネルヴァルの洗脳及び、ほのかの束縛が解除された。

 これにより、一気に神楽とイグジステンズが仲間に。

 散々引っ張った割には、あっさりとした結末だったな。でも何で神楽は歳とってないの?

 

 その代わりか、ナミは更に酷いことになり、顔にアイプリントのようなものが。

 その後、黒レオパルドと組み、レオパルドキャノンで地球の獅子堂島を破壊。

 獅子堂評議会はネルヴァルよりもレオパルドを倒すべき敵と定めてしまう。

 

 一方、黒レオパルドに酷い目に遭わされたベンケイとつつじさんは復讐を誓うのだった。

 

 駄目だ、後一回で終わるとはとても思えねー。

 

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:A

アニメ

「選ぶのわいやない。ピーチはん達や!」

 

 過労で倒れ、病院へと運ばれたラブ達。尺的にやっている余裕が無いのは理解るけど、親御さん達のリアクション軽くね?その辺は後々、フォローしてくれることに期待。

 

 ミユキは責任を感じるが、カオルちゃんに励まされる。カオルちゃんの瞳が見えたのって初めてじゃね?

 

 タルトはラブ達のことを思い、ミユキにプリキュアになってくれと頼んだり、ラブ達のダンス衣装を隠して、ダンスから遠ざけようと必死。

 泣きながら奮闘するタルトに貰い泣きしそうになりました。俺、涙腺弱過ぎ。

 ミユキはミユキでプリキュアになるつもりはないと断言。

 

 イースの乱入でダンス大会は中止になったが、ラブ達もイースもお互いに疲労が溜まっている状態。

 残るナキサケーベのカードは後一枚。

 

 そしてミユキはプリキュア達の正体を知る。良き理解者ってポジションに収まるのかな。明確に正体がバレたのってもしかして史上初か?

 

燃:A+ 萌:A+ 笑:B 総:A

アニメ,電撃文庫

「世界が枯れるまで後少し。なら、今手折ってしまおう」

 

 哀音の追悼パーティーの一発芸大会の賞品の中から、機巧魔神の拡張機能、点火装置(イグナイター)が出て来た。奏っちゃんの胸に挟まって、ぐにんぐにん動くとか卑猥過ぎるw

 

 うっかり奏っちゃんが炎を出してしまったため、冬流会長に呼び出される智春。まともに冬流会長が喋ったのって初めてじゃない?

 このとき、智春が科學部の部長は誰だって言ってるけど、いずれ炫(かがやき)部長も登場するのだろうか。

 

 加賀篝は哀音の母、霧絵さんと接触。点火装置を狙って来たのだろうか。

 この後、彼は電話で直貴と会話をしている。多分この辺は丸投げで終わるだろうなぁ。

 

 再び激突する《黑鐵》と《薔薇輝》。《黑鐵》の登場の仕方が格好良過ぎて吹いた。操緒の声が深い男性の声に変わっていくところとか特に。

 奏っちゃんは智春に《黑鐵》を使わせまいと必死に戦うが、その結果、非在化が進行してしまう。

 

 そして加賀篝は修学旅行の帰りの飛行機に乗っている洛高の二年生を人質にとり、点火装置を要求してくるのだった。

 次回、最終回。

 

 ところで、パジャマ姿の操緒可愛いなーと思ってたら、アップで見せた笑顔が可愛過ぎて悶死するかと思った。

 

 エンドカードの用語紹介は点火装置。

 

 そして秋に二期放送決定。キタキタキタキタキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!

 キトゥアアアアアアアアアアッ!!

 

 ストーリーの流れから分割二クールであるのは確信してたけど、年始からだと思っていたので秋からというのは嬉しい。

 

燃:S- 萌:S 笑:B 総:S


アスラクライン〈7〉凍えて眠れ (電撃文庫)
アスラクライン〈7〉凍えて眠れ (電撃文庫)