アニメ

「不吉な黒猫は誰にも近付かない方が良いんだ」

 

 第三クール突入ということで、OPが新しくなりました。ちょっとしっとり?

 三回目から中毒症状が出るので気をつけましょう。

 アイキャッチも変わってます。

 

 さて、サブタイトルに初デートと書いてありますが、じゃあ18話の水族館のアレは何だったんだ!?

 

 まあ、それはさておき、イクトを匿っていたことがママンにバレるわ、王子にもバレるわで大ピンチ。

 ママンの御説教は原作よりも短くなっています。倫理感が云々の話なんだけど、結構生々しかったからカットされたのかしら。

 

 あみにドレスを着させられたヨル可愛いな。

 それと、ラン達がトランプで遊んでたけど、しゅごキャラサイズのトランプなんてどこから出て来たんだ……?

 

 EDはこの前変わったばっかりだから、しばらくは変わらんだろうと思っていたら、変わったーーーーーーーーーーーーーーー!!??

 今度はヨルのターンです。それより歌唄のターンをですね……。

 

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

アニメ,GA文庫

「馬鹿、泣くな。男の子だろう」

 

 GA文庫原作の人気シリーズがスタッフを一新して二度目のアニメ化。一期は殆ど公式にも黒歴史扱いっぽくなっている模様。でも枠はそのままなんだよなぁ。

 厳密には原作はキネティックノベルです。

 

 アバンではフォロンとコーティの出会いが描かれる。その後OPへ。妥当な構成。

 

 OPは安定したクオリティでほっとしました。〈嘆きの異邦人〉のカットを見る限りでは学生編をやり切るくさいな……。取り敢えずイアリティッケは確認出来た。

 

今回は『赤』五巻『ビギニング・クリムゾン』一冊を大胆にアレンジして一話に収めるという構成。変更点をざっと挙げると、

 

   
ペルセルテのべとべとが無い

   
レイトスがコーティの封印を解くシーンがある

   
ユギリ姉妹が学院に戻ってくる理由がプリネシカが財布を落としたからに変わっている

   
ユギリ姉妹が戻ってくる時間が早くなっている

   
コーティ暴走時にレンバルトやユフィンリーが居合わせる

   
暴走コーティVSユフィンリー&ウォルフィスというバトルがある

   
フォロンは何もしていないのにコーティの暴走が止まる

   
最後にキネティック後半にしか登場しない〈嘆きの異邦人〉メンバー、イツキとその契約精霊ゴリアーデのシルエットが登場しているっぽい。

 

 アレンジ自体には特に文句は無い。どうせキネティック、文庫、コミカライズと三種の媒体で読んだから、もうお腹一杯感あるし。

 

 単身楽団の展開シーンで「ファイナルフォームライドゥ
ワワワワンマンオーケストゥラァ!」と思ったのは俺だけではない筈だ。だって超絶変形だったんだもの!

 

 ユフィンリーが大量のボウライを固めて浮遊椅子を作ってるシーンとかちゃんとスタッフが原作を理解している感じがして良かったです。いや、原作側からのアイデアなのかもしれんけど。つーか原作にもあったかもしれんが。

 

 戦闘を入れてきたのは一見さんのための掴みだろうなぁ。フォロンの神曲演奏でコーティが鎮まるだけでは掴みが弱いか。でもその分、フォロンの見せ場が無くなったのは残念だな。ペルセルテが凄いって言うだけではフォロンの凄さは視聴者には伝わらないだろうし。

 

 コーティの暴走が収まると、何か脱皮みたいな感じで綺麗なコーティが出てきました。何、あの演出w

 アホ毛がぴょこぴょこ動いてるのが可愛いです。

 ここで流れている曲がEDだと思われ。今回は本編がEDに食い込んだためEDはお預け。このテンポだとダンスじゃないだろうな……。

 

 次回予告はひたすらボウライがぐるぐる回っている映像に真面目な台詞を被せるというもの。シュールだなw

 

 そういうわけで、第1奏でした。この早回しっぷりとOPの〈嘆きの異邦人〉集合から考えると、超圧縮して学生編やり切りそうだな……。

 

 ところで、幼い頃に大人な人外ヒロインに遭遇した主人公が成長して、同年代くらいになったヒロインと再会するって、それ『かんなぎ』じゃねーか!!どっちが先か知らんけど!

 DVDCMのコーティのテンションが完全にナギ様で吹いた。中の人、一緒だしね。

 今期は『アスラクライン』とセットでラノベヒロイン@戸松遥さん祭りですね、分かります。

 

『ストジャ』のDVDCMがあってテンションが上がったが、GA文庫の『ポリフォニカ』シリーズのCMで『青』だけ紹介されなくてぐんにょりした。

 

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

アニメ

「理解し合うためには、怖くたって面倒臭くたって、お互い一歩ずつ近づかなくちゃいかん」

OPでの劇場版ネタバレが酷くなってまいりましたが、鳥肌立ちまくりで困る。あああああああああああああああああああ、観てぇぇええぇぇええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
このままでは勢いでDVD買ってしまいそうだぜ……!

さて、今回はサウラーが用意したスロットマシン型ナケワメーケの能力で人間と動物の心が入れ替わってしまう。
ブッキーとタルトもたまたまターゲットになってしまい大変なことに。タルトはブッキーのままであぐらをかいたり、鼻をほじったりとやりたい放題。

その頃、山吹動物病院は入れ替わった動物達でごったかえしていた。ブッキーも両親に入れ替わったことを打ち明ける。
こういうのって一般人には隠し通すもんじゃないのかw

ここでブッキーは父親から自分がフェレット嫌いになった理由を知らされる。3歳のときに噛まれたことがあるそうな。

ブッキーとタルトがひいひい言っている間に、ラブと美希タンはラビリンスを探す。今回はマスコットに探知能力が無いんだったな。

ブッキーとタルトの想いが一つになり、タルトは見事キュアパインに変身を遂げる。決めポーズのときにブッキーもポーズしていて吹いた。
松野太紀さんは変則とはいえ、初めてプリキュアの声を演ったことで歴史に名を残すであろう(ぇ

次回は毎回ダンスの練習シーンがおまけ扱いなのにミユキさんがブチ切れます。嘘です。

燃:A- 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第9話「美希の夢 私プリキュアやめる!!」
第11話「ミユキの怒り!もうダンスは教えない!?」

アニメ

「心に迷いがあるからネルヴァルにつけ込まれる!」

 

 前回の大騒ぎの結果、地球へと落下してしまった秋葉達。帰る手段を探しながら、まさかの水着回です。

 

 ひとまず、秋葉達はカークウッド地球領事館を目指す。そこはいつきが生まれた場所でもあった。既に廃墟と化しており、徒労に終わったかと思ったそのとき、原住民らしき人々の襲撃が。

 彼等の額にはネルヴァルの紋章が。どうも一度ネルヴァルの呪縛から解放された人のよう。

 

 彼等はほのかを火あぶりにして、仲間達の仇を討とうとする。この時点で大分理解らんのだが、そこへ更にほのかそっくりの幻影が沢山現れる。ほのかはその幻影をイグジステンズ、姉妹達と言った。

 彼女は原住民?から悪魔の手先とも呼ばれていたが、ネルヴァルに操られて何かやったということなんだろうか。

 

 もう十分訳の理解らん事態だというのに、今度はテラアブダクションが起こる。原住民達はイグジステンズ達に赤い箱を被せられ、どこかへ連れて行かれる。

 それは以前にいつきの回想シーンに出て来た風景と同じだった。

 テラアブダクションって宇宙で起きるもんだと思ってたけど、そういうわけでもないんか。

 

 桜がボアシップで駆け付けため難を逃れた秋葉達。突如姿を現した戦闘機の発進先を目指して進んだ先には、フォンという老人が待ち受けていた。

 ほのかは彼を裏切り者と叫び、飛びかかっていく。

 フォンの喋り方や、中の人が一緒ってところからすると、レオパルドのAIのモデルになったのが彼っぽいな。

 また、ほのかが身体に異変を感じる描写があったりもして、彼女絡みの謎がどんどん増えていきます。

 

 一方、ベンケイとつつじも地球に落ちて来ていた。つつじは急に『うる星やつら』のラムちゃんのルックになって原住民にメシアと呼ばれちゃったり。つつじさん!?

 

 そう言えば、そろそろOPEDが変わるそうですね。

 

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A

アニメ

FIGHT.29「アントキラー死の決意!!

FIGHT.30「唄う謎の生物」

 FIGHT.29はアントキラーさんウゼぇw

 

 FIGHT.30は天井がまさかのキャラソン熱唱。サンレッドの歌なのに、最後は何故か天井賛歌w

 アレって何だよ。

 

燃:B+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A

アニメ

 最後の最後が総集編ってどういうことなん?盛り上がりも何もあったもんじゃねぇ。

 

 内容は朋也が汐に自分の高校時代から潮を生まれるまでのことを語って聞かせるという構成。四クール分をまとめたので恐ろしく早回しです。

 

 最後の方では朋也が最終回で時間が巻き戻ったことについて少しだけ語っている。予備知識無かったら何じゃそりゃ!で終わるだろうしなぁ。

 

 EDも普通に流れて、そのまま次回予告が始まりそうな雰囲気でした。

 

総評

 そういうわけで、美少女ゲーム原作『CLANNAD AFTER STORY~』番外編と総集編込みで全二十四回でした。一期と合わせると四十七回。

 

 安定した高クオリティで純粋に楽しむことが出来た。幻想世界の設定が曖昧過ぎたのはどうなんだろう。そういう空気を楽しめばいいのだろうか。

 問題は四クール分視るだけの価値があったのかというところなんだよなぁ。そこまでは引き込まれなかったかなぁ、と。

 また、ゲーム販促アニメとしてはどうかと思う。完成度が高過ぎてゲームをやろうという気になれない。『Chaos ;Head』のアニメなんかは絶妙な微妙さだったけどなぁ。

 

 そして『リトルバスターズ!』は順調にコンシューマーに落ちて来ましたが、年内にはアニメ化が発表されるんではなかろうか。当然制作は京アニで。

 

 後番は『Pandra Hearts』。

 

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A

アニメ,角川スニーカー文庫

コードギアス 反逆のルルーシュ―STAGE‐3‐SWORD (角川スニーカー文庫)

ストーリー原案:大河内 一楼/谷口 悟朗  著:岩佐 まもる  イラスト:木村 貴宏/toi8

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

 今回は大体STAGE17からSTAGE20くらいまでのエピソード。かなり丁寧に描いている。特に楽しみなのは、アニメでは語られていないシーンや設定。ナイトオブラウンズという固有名詞が出ているあたりから考えると、『R2』への伏線なんかも張られてそう。ただ、情報が断片的過ぎて考察出来ん。僕の脳味噌がしょぼいだけですかそうですか。

  前巻で、どうなったか判らなかったヴィレッタとシャーリーですが、彼女達に関わる記述がほんの少しだけあった。まぁ、この二人を無視すると、後々話が破綻するやろうしなぁ。


  そしてスザクとユーフェミアのLOVE寄せが、やはり凄い。

  次巻で、いよいよ前半完結。結構巻数割いたな。

燃:A  萌:A  笑:B  総:A

アニメ

「君を、迎えに来た」

 

 アバンのナレーションが妙にちびっこ向け臭い件。

 

 さて、OPなわけですが、どう見てもバンクだらけです。本当に有り難う御座居ました。本編のクオリティ上げるので手一杯だったんだろうか。

 

 ダンナーベースを飛び出した杏奈はアパートで独り暮らしをしたり、友人の家に転がりこんだりして、いっぱいいっぱいの日々を送っていた。一応、葵博士には暫く頭を冷やすと話してあるらしい。

 そんな彼女の前に、ヒデ坊という少年が現れる。何でピンピンと顔そっくりなんだw

 彼は言う。杏奈を迎えに来た、結婚しよう、と。

 

 一方、擬態獣の大量出現から三ヶ月。事態は沈静化しつつあった。だが、シャドウの身体に異変の兆候が。

 

 擬態獣を倒すべく出撃するゴオとミラ。ゴーダンナーTDのハートブレイカーからソウルスピンクラッシャーの流れの格好良さは異常。

 

 その頃、まだ本調子でない静流さんはネオオクサーのプロトタイプ、ゴーオクサーを乗りこなそうとしていた。

 

 EDもバンクだらけです(´・ω・`)

 

燃:A+ 萌:A+ 笑:B 総:A

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「レイフォンはもうここには戻ってこれないんですか」

 

 原作四巻『コンフィデンシャル・コール』に突入。ディンとダルシェナが本格登場。サリンバン教導傭兵団のハイアとミュンファも。

 

 エピソード的には特に気になるところはないが、ゴルネオがシャンテのお父さんみたいになってて和んだ。

 

 EDはリーリンバージョン。シノーラさんが復活したっぽいけど、もしかしてそもそも消えてなかったとか?

 今回登場組が追加されるかと思ったけど、そんなことはなかった。

 

燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:A

アニメ

「どうか貴方は貴方の幸せを掴んでください」

 

 遂に最終回。一期ラストのサブタイトルが『刹那』で、二期のラストがリボンズなのは良いのか。

 

 激突するダブルオーライザーとリボンズキャノン。リボンズキャノンってガンキャノンから付けた仮称じゃなくて正式名称なのかよ!

 このリボンズキャノン、何と裏側にガンダムが付いているというサプライズ設計。表面で遠距離攻撃、裏面で近接攻撃のようだ。また、疑似GNドライヴでツインドライヴ。

 リヴァイブとヒリングもやって来て、苦戦するせっちゃんだったが、そこへロックオンとアレルヤが駆け付ける。ハレルヤも登場。

 ヒリングはアレルヤが、リヴァイヴはロックオンがそれぞれ撃破。ヒリングってリボンズと元になったDNAデータが同じらしいけど、全然気付かんかった。

 

 着実にリボンズキャノンにダメージを与えるもあと一歩及ばず敗退するダブルオーライザー。

 GNドライヴを一つ奪われてしまう。放置されていたOガンダムを発見したリボンズはOガンダムにドライヴを搭載して起動させる。ラッセが放置していくから……。

 でもOガンダムを見付けたリボンズにはまさに天啓のように感じられたことだろう。

 

 戦闘不能となったダブルオー。だが、そこへスメラギさんがGNソードⅢを装備したエクシアを送ってくるとかファインプレー過ぎる。

 

 ということで、最後の決戦はエクシアVSOガンダム。気持ち悪いくらいのクオリティを発揮。

 結局、変態仮面は来ないまま、戦闘終了。

 

 エピローグでは、それぞれのその後が垣間見える。

 アロウズは解体され、連邦軍の再編成が行われていた。CBはアロウズを潰した功績として、今後要らんことをしない限りは放置という措置になった模様。

 せっちゃんは相変わらずのガンダム馬鹿。ちょっとは姫のことも気にしてあげれば良いのに。

 その姫は連邦の援助を受け、アザディスタンを復興。最終回なのに、一度も主人公と接点持ってないけど良いんですか、姫

 ロックオンは墓参り。家族の墓の隣にはアニューの墓が。

 アレルヤはマリーと共に旅に。

 ティエリアはヴェーダの中に引き篭もり(ぇ

 でも新しく肉体を作って出て来ることも出来ると思うんだけどなぁ。

 他のCBメンバーはそのままトレミーに乗ってます。

 ホーマー・カタギリは自宅で切腹。何という日本被れw

 カティ大佐は准将に昇進、案の定生きていたコラ沢さんと結婚式です。コラ沢さん、勝ち組過ぎるwwww

 アンドレイは両親の想いを受け継いだ軍人となることを決意。

 クラウスとシーリンは連邦議会の議員に。

 ビリーは最終決戦直後、ちゃっかりスメラギさんと一緒にフォトった写真を後生大事に飾っていた。その後ろにはグラハムの姿が。

 って、グラハムの出番しょぼっ!

 沙慈は病院生活のルイスに付き添っていた。ルイスの細胞障害は完全に止まったそうです。

 

 エピローグではちょいちょいイノベイターっぽい人がモブの中に紛れている。これは単にリボンズ達と同じDNAデータを元にして作られたイノベイターが一般社会に紛れ込んでいるってだけでティエリアがヴェーダを掌握している今となっては人畜無害なのか?

 

 最後に木星のカットを挟んで、2010年劇場版公開を告知して終了。何、そのズルい引き。『種』みたいにやるやる詐欺じゃないだろうな……。

 この発表の仕方からすると、新作カットを大幅に追加した総集編とかじゃなくて、新作っぽいが果たして……?まさか地球外生命体なんて出て来ないよな……?「ガンダム」でそれは無いよなぁ。

 

総評

 そういうわけで、『機動戦士ガンダムOO』、一期と二期合わせて全五十話、これにて閉幕。

 三つの外伝も含んで緻密に構成された物語と期待を裏切らず、予想を飛び越えるストーリー展開で楽しませてもらいました。

 惜しむらくは一期のラストで人を殺し過ぎて、本当のラストであまり人が死ななかったのが若干拍子抜けに感じてしまったことですね。死ぬって判り切っている人しか死ななかったし。

 

問題は、『コードギアス』のときもそうだったけど、詰め込み過ぎなんだよなぁ。もっと各キャラを掘り下げたエピソードとかも見たかったわけですよ。

『種』は中身すっかすかだったわけで、どうしてこう両極端なんだ……。足して二で割れば丁度良い密度の作品が出来ると思うんだが……。

 

 ふと思ったんだが、『OO』が『スパロボ』に参戦したら、きっとサーシェスは『OO』のストーリーが終わった後も、何らかの形で敵として立ち塞がりそうだ。

 

 後番は『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』。多分視ないと思います。

 

燃:S- 萌:A- 笑:A 総:S