「もう、さっさと出て来なさいよ……。このバカパルド――――っ!!」
 
 OPカットで最終回。ゆぴたんがさり気なく目覚めていた件。
 
 さて、プリンスオブダークネスを倒すため、一時的に共闘することになる獅子堂家とネルヴァル。
 クサンチッペとベンケイも加わり、総力決戦。
 
 神楽はナミを巻き込んだ責任をとるため、彼女と決着をつけに行く。それは良いんだけど、プリマヴェーラを破壊するだけして、あとは自分で考えろって酷ッ!せめて連れ帰れよ!
 超適当だな、この人!
 結局、ナミは戦いが終わった後、ベンケイに回収されて終了。え、何その放ったらかしエンド?
 
 秋葉はいつまでも出て来ないレオパルドにキレて、極大のQTキックを発動。頬に刻印のようなものが浮かび上がった。この辺はナミと共通なのね。
 
 プリンスオブダークネスはネルヴァルの協力でネルヴァルの人型ボディに押し込まれ、カテドラルベンディスカごとレオパルドキャノンでぶっ飛ばされた。
 結局、人類を統制しようとしたけど、息子のレオパルドが暴走し出したから、取り敢えず責任をとって人類に協力したってことなのかな。
 頭脳体ボディに隠されていたロボットの顔面は一体何の意味があったのか。
 
 洗脳の解けたイグジステンズはどうも箱に表示される文章を見た感じではお茶目な奴ららしい。
 
 ナミは放ったらかしだわ、秋葉とレオパルドの絡みも特に無いわと、本当にさくさくさくっと終了してしまいました。
 
総評
 そういうわけで、『宇宙をかける少女』全二十六回でした。サンライズが美少女×メカものをやると知ったときは『アイドルマスターXENOGLOSSIA』みたいなのを期待して、めちゃんこwktkしたんだが、いざ始まってみれば、あんまりそんな感じではありませんでした。
 
『アイマス』ではヒーロー格のインベルさんが喋らなかったけど、こっちはレオパルドがべらべら喋るから、最後はラブラブになるもんだとばかり思ってた。
 
 完全な外伝『Q速∞』をやったりする試みは面白かったけど、いかんせんその後のまとめが出来ていない印象を受けた。設定も作り込んであるのに、あまり説明が無いからチンプンカンプンだし。
 
 あとは伏線っぽく見せておいて全然違ったり、終盤に物凄い勢いで話が進んだり、ナミの扱いが悪過ぎたりと、要素が良かっただけに、惜しい終わり方となってしまった。
 前半でもっとナミと姉妹の絡みがあったら良かったのに。
 
『スパロボ』には出れるかなぁ。忘れた頃にひょこっと出そうな気もする。
 
燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A