角川スニーカー文庫

ヒミツのテックガール ぺけ計画と転校生 (角川スニーカー文庫)

著:平城山
工(ならやま・こう) イラスト:とりしも

 

「え、何!?死ぬの!?

 

 約一ヶ月一週間半の積み。第11回角川学園小説大賞奨励賞受賞作。イラストはとりしもさんだって!?なら買うしかないじゃないか!!

 

 舞台は女子高専。理系女子達が巻き起こすカオスな大騒動を描く。

 ネタのチョイスは面白いと思うけど、ストーリーが……(´・ω・`)

 

 キャラも今一つで、とりしもさんの無駄遣いとなってしまっている。主人公ハルミのビジュアルなんか、かなりエロくて良いと思うんだけど、キャラがなぁ。

 

 そんなわけで、地雷認定。スニーカーの新人賞にはよくあることです。

 

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B

MF文庫J

緋弾のアリアIII (MF文庫J)

著:赤松 中学 イラスト:こぶいち

「……あ……アリア……」
「……キン、ジ……」
「…………た、す、け、て…………!」
「 言 う の が 遅 い !! 」

約二ヶ月二週間半の積み。三ヶ月振りの新刊。サブタイトルは「ハニートラップ」と読みます。表紙は順当に理子。

二巻からの直接の続きで始まるプロローグ。のっけから何だかエロいです。凄いあざといんだけど、理子エロ可愛いよ理子。
エロ可愛いと言うか、今回はずっと理子のターン!!アリアとか白雪とかレキとかもサービスシーンあるんだけど、どうにもしゃーなしで盛り込んでる印象。白雪なんか、サービスシーンの後、実家に帰るって言って退場したしな。あんまりいっぱいキャラを同時に出すと、混乱するから懸命な判断だと思うけど。
いやでも、白雪のキャラで黒の下着はいただけないと思うんだ<何様

クライマックスでは理子の本音が少しだけ聞けたり、キンジのヒステリアモードが良いタイミングで発動したりで、なかなかの盛り上がりを見せました。冷静に考えると、『ONE PIECE』のアーロン編でナミがルフィに「助けて…………!!」って言う下りと似てるんだけど、まぁアツいから問題無い。

ラストではキンジの前に彼が探し求めていた兄が女装した姿で現れる。このお兄さんは女装した自分自身に性的興奮を覚えることで自由にヒステリアモードに切り替われるらしい。それってただの変態なんじゃ……。
つーか、また引っ張るんかい!

後書きではアリアが「文庫本の中だけじゃ狭い」と言いそうと書かれているが、もうコミカライズくらいは決まってるのかな?『聖剣の刀鍛冶』は確か四巻発売時にアニメ化告知だったから『アリア』も続いてもおかしくはないと思うが……。

四巻の表紙はレキかな。

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A

アニメ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒの憂鬱 5 限定版 [DVD]

「やっぱり孤島と言えば事件よねー!」

 

 さて、SOS団夏合宿の巻。

 

ハルヒが古泉を褒めるときに二階級特進とか言っていて吹いた。BGBは時代を先取りしていたわけですね。

 

 無理矢理ついてきたキョン妹は確か原作ではいなかった筈。髪下ろしてた方が可愛いです。

 

 ハルヒは船上でバケモノイカがどうのこうのと言っているが、つまり触手ということですね、分かります。

 

 SOS団を迎えにやって来たのは機関メンバー、新川さんと森さんだった。新川さんは既に第5話で登場済み。キョンが乗せられた車の運転手でした。

 

 そして、まさかの殺人事件発生というところで続く。ああ、麻雀やりてー<関係無い

 

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

角川スニーカー文庫

ダンタリアンの書架3 (角川スニーカー文庫)

著:三雲
岳斗 イラスト:Gユウスケ(グリーンウッド)

 

「いいからさっさとシリーズの続きを寄越せ、このグズ!」

 

 ダリアンの罵られたい踏まれたい(ぇ

 

 約一ヶ月一週間半の積み。四ヵ月振りの新刊。いつも通りにダリアンが可愛いです。

 

どうやら当初はこの巻で終わる予定だったらしく、ザスニでの連載も一度終了したとか。しかし、予想以上に人気があったため、連載も再開し、文庫の方も続くことになったとか。ロリヒロインパワー恐るべし。

 ザスニでは連載再開の号で表紙に登場するなど、かなりの人気の模様。まぁ、他に表紙を飾れるだけの作品が無いってオチかもしれんが。

 

 いつも通りのノリですが、第四話『魔術師の娘』のオチが酷かったw

 

 で、またしてもダリアンの声が水橋かおりさんに脳内変換されます。

 

燃:B- 萌:A 笑:B 総:B

漫画,雑記

 ふと思ったんだけど、まさか西尾維新アニメ化プロジェクトに『めだかボックス』が組み込まれているなんてオチはないだろうな……。

ファミ通文庫

セキララ!! (ファミ通文庫)

著:花谷 敏嗣   イラスト:京極 しん

 

「日常生活に支障をきたすほど湧いてくる妄想を切り売りできたら最強」

  注:後書きでの著者の台詞です。ある意味、真理過ぎて吹いたwww

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  9回えんため大賞奨励賞受賞作品。昔に書いたネット小説のヒロインが目の前に現れた!え、それ何て『ラブ★ゆう』?と思って、買ってみました。まぁ、あっちはゲームの主人公だが。

  イラストは『ほうかご百物語』の京極さん。同じ月に二冊って、ハードワークですな。あっちには『ハルヒ』の朝倉さんっぽいのが居たが、こっちには『らき☆すた』のみゆきさんっぽいのが居るぞ。京アニ好きなのか。

  で、自分の思い出したくない黒歴史が四六時中体現されているわけで、その精神的ダメージは想像を絶するものがあるんだろうなぁ、と思わせる。と言うか、一部心当たりがあり過ぎて、ぐさぐさクるんですが……。

  だが、面白い。適度に挟まれるオタトークも含めて。テンポが良いと言うか、話の先が気になると言うか。

  そして結局小説のヒロインが現実世界に出て来た理由は丸投げというミラクル。まさか、ここまで堂々と無視するとは思わんかった。まぁ、そんな部分論理的に説明されても、あれっちゃーあれなんだが、自由だ……。『ラブ★ゆう』ですら、ちゃんとした説明があるのに……。

  ところで絵師後書きでの、火琉奈のおっぱいがえらいことになっとるんですが。しかし、時代はぺたんこヒロイン!!<何なんだ

  そういうわけで、『セキララ!!』でした。いやぁ面白かった。当たり。

燃:B  萌:A  笑:A  総:A

ファミ通文庫

戦嬢の交響曲(シンフォニア)4 (ファミ通文庫)

著:築地 俊彦  イラスト:赤賀 博隆

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  さて、前巻で遂に雪風がデレたのが起爆剤になったのか、他の女性陣も軽くラブコメ状態になってきました。

  しかし、そんな雰囲気を諌めるかのように、物語は加速する。出雲の目的は、榛名を何かに覚醒させることだった。肉親に関するショッキングな光景を見ることがスイッチなんだろうが、彼は自ら雪風の刃で生命を落とすことで、榛名にショックを与えた。まさか榛名がラスボスになるんだろうか。

  そんな感じで佳境に入った四巻でした。


燃:B  萌:B  笑:C  総:A

ファミ通文庫

著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂

「気づかないふりも、関係ないと眼をそらすことも、もうしないって誓ったんだ。真実を見つめることのできる人間になるって」

約1ヶ月1週間半の積み。4ヵ月振りの新刊。タイトルの小難しい感じは「はつこい」と読みます。

テレビアニメ化をすっ飛ばして、まさかの映画化ですよ、奥さん。『学校の階段』は著しく残念な結果となったが、今度はProductionI.G.が作ってくれるということで、クオリティは折り紙つきか。

で、まぁ、映画が公開されるまでに原作が終わってちゃ駄目でしょうという流れで、続編シリーズ開始。
遠子先輩を送り出し、3年生となった心葉。彼が部長を務める文芸部に新1年生日坂菜乃(ひのさか・なの)がやって来るところから物語は始まる。
菜乃はおとなしい娘で、どんどん心葉に惹かれていくんだけど、彼は遠子先輩にZOKKONで、胸キュン、みたいなのを予想していたんだが、全然違うじゃん!凄ぇアグレッシブじゃん!

良いように言えば、本編のノリそのままです。ビタースウィートなミステリーに仕上がっております。
麻貴や琴吹さんや芥川君も出て来るので、殆ど本編そのままと言っても良い。

巻末には『ある日の美羽』というショートショートが。まさかのラブコメで吹いた。芥川君がクーデレ過ぎるwwww

そんなわけで、暫く続くらしい『"文学少女"見習い』シリーズ第1巻でした。次は7月に『恋する挿話集』2巻だっけ?

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

アニメ

神魂合体ゴーダンナー!!SECOND SEASON 6 [DVD]

「これが俺達のトリプルドライヴだぁぁぁぁぁッ!!!!

 

 ブレイドガイナーが超擬態獣の前に散っていく。剣はルゥの心に復讐に生きた男の末路を刻みつけて逝った。

 

 ラビッドシンドロームが完全に発症したゴオは何とか合体を強制解除し、ミラを離脱させる。ゴーダンナーは擬態獣に寄生され、暴走状態に。

ミラはゴオの願いを聞き入れ、彼を殺そうとするが、その前に杏奈が駆るゴーオクサーが立ちはだかる。

 

 コナミとモモチーはダンナーとゴーオクサーを合体させるために、ダンナーの強制展開プログラムを急遽作成することに。いつになくモモチーがアツい。「出来る!私達は最強コンビ!何人蹴落として、ここに座ってると思ってるの!?」がアツい。

 

 ゴーダンナーの足止めに活躍する光司が格好良過ぎる件。「教えてやる!ヒーローには一つだけ条件がある!!最後まで死なないことさ――――ッ!!」とかアツ過ぎるだろう。

 Gゼロガンナーの下にはクラブマリナーが入ってたのね。

 

 愛する者の意志を尊重し、倒そうとするミラと愛する者を護ろうとする杏奈の想いが激突する。

 最終的には杏奈の想いが勝ち、ミラはゴーダンナーに寄生した擬態獣を倒して戦線離脱。

 

 そしてゴーダンナーTDへと合体。杏奈はゴオの元へ。剣が遺したジェットクロウで再び戦場へ。

 流れだすOP。駆け付けるルゥのセレブレイダーを装備して、ゴーダンナートリプルドライヴに。

 葵博士が提唱した人型ロボットの基礎理念、神に等しき力と人の魂の融合、すなわち神魂合体。

 最後に杏奈のナレーションが入って最終回へ続く。一気に数年後に跳ぶんだっけか。

 

 あれ、このアニメって当時視たとき、こんなに面白かったっけ?

 

 それはそうと、妹が普通に『勇者王』とキャラデザが同じであることに気付いた件。大丈夫か、妹……。

 

燃:S 萌:A 笑:C 総:S

アニメ

勇者特急マイトガイン DVD BOX I

「倒せるまでターゲットを追い続ける。それがハンターというものだ」

 

 ヴォルフガングはデータ収集ロボットでマイトガインのデータを集め、対マイトガイン用ロボット、パンツァーCR17を建造。そのパイロットとしてハンターであるエースのジョーを雇う。キャストは緑川さんということで、檜山さんと一緒に『ゴーダンナー』にも出てます。

 

 で、遊園地で激突するマイトガインとパンツァーCR17。能力を解析され、苦戦するマイトガインだったが、根性で何とか押し勝つ。

 

 だが、偶然遊園地に遊びに来ていた吉永姉弟がヴォルフガングの手下によって人質にされてしまう。そんな彼女達を救ったのはジョーだった。

 実は良い奴?ってところで続く。

 

 何故サリーは制服で遊園地に来ていたのだろう……。

 

 今回は作画が良かったのか、いずみさんとサリーが可愛いです。

 

燃:B+ 萌:B+ 笑:B- 総:B