MF文庫J

やってきたよ、ドルイドさん! 2 (MF文庫 J し 4-2)

著:志瑞
祐 イラスト:絶叫

 

「覗き魔のたぐいだろうか」

「うん、しかもかなりたちの悪い。お風呂を覗いた上に、女の子にウ○コを投げつけて悦ぶ真性のド変態だよ。フランス語で言うと、シャルル・ド・ヘンタイだよ!」

 

 MF文庫J、二月の新刊。そろそろ三巻が出るので、それまでに続投かを決定するために優先消化。

 

 表紙は一巻のシャレイリアに続いて、百合少女夏穂。

 本来、MF文庫Jの口絵の枚数は八ページと決まっているのだが、四ページしかなく、しかも全て使い回しです。何故、『とらドラ!』のコミカライズで忙しいのが判り切っている絶叫さんに頼んだんだ……。

 

 今回も連作短編形式で、サクサク読めるのは

前巻一緒だが、夏穂の百合っぷりが加速する一方です。シャレイリアのエロい姿を妄想したり、一緒にお風呂に入って身体を撫で回したり、おでこにチューしたり。

 

 一応、ジャンル的には美少女ものなのかなぁと思うわけだが、中盤のウ○コ乱舞の下りが最低過ぎるw

 瞬間的にウ○コって言い過ぎ。

 他レーベルの『"文学少女"』ネタをやったりと結構やりたい放題。

 

 最後まで最低と見せかけて、最後はちゃっかりハートフル百合なオチというワナ。

 

 つーわけで、二巻でした。三巻は取り敢えず買ってみます。続投を決定づけたのは、やはりウ○コでした。

 

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:B

電撃文庫

アリソン (電撃文庫)

著:時雨沢 恵一  イラスト:黒星 紅白

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  アニメの予習を、ということで、ベアから借りました。『キノの旅』で御馴染みの時雨沢さんが長編に挑戦ということで話題になったシリーズ。

  び、微妙……。いや、微妙と言うか正直な話、序盤がかなり詰まらん。読むの折れそうになったし。
  だって一番最初の挿絵で、いきなり黒板に片仮名が書いてあったら萎えますって。世界観からして片仮名は無いだろ……。英語だったら、しっくりくるんだけどなぁ。

  確かにNHKでアニメやるには向いている内容かなとは思った。でも、割と簡単に人殺す描写があったりして、その辺もどうするのか気になるところ。

  アリソンのキャストが水樹さんということで、あのエロい声でアリソンが喋っていると思えば、多少は楽しめる。

  でも後三冊も読むの辛いなぁ。

燃:C  萌:B  笑:B  総:B

漫画,角川スニーカー文庫

らき☆すた―らき☆すたオンライン (角川スニーカー文庫)

原作:美水 かがみ  著:竹井 10

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  またしても薄ッ!?

  今度のノベライズがオンラインゲームの世界が舞台。またもや口絵でサービスですよ。やっぱり『らき☆すた』キャラで露骨なサービスは違和感あるけど。

  で、このオンラインRPGは何と『ポケロリ』が題材になっています。自著の露骨過ぎる宣伝に吹いた。だから前から『ポケロリ』の続きを書いてくれって言ってるじゃないですか!!


  内容ですが、やっぱりシリアス要素無い方が圧倒的に面白いじゃないか。こういう路線なら、あと二三冊は読みたいかな。

  いやしかし、ことあるごとに、いじられるかがみ可愛いよかがみ。

燃:C  萌:A  笑:A  総:A

GA文庫

メイド刑事 3 (GA文庫)

著:早見 裕司  イラスト:はいむら きよたか

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  新キャラ、朝倉老人の孫娘ルカ登場。葵と抱き合っている挿絵を見て、まさか百合!?と思った俺は病気。新キャラ投入が良いスパイスとなるか。

  で、ライバルキャラとでも言うべき、白いメイド貴美香も登場。こりゃまた、厄介な敵が出て来たな。カチューシャがブーメランて……。

  それはそうと、葵の給料が月に63653円って安過ぎじゃね?

  次巻は正月スペシャル的な長編。

燃:B  萌:B  笑:B  総:A

アニメ,角川スニーカー文庫

コードギアス 反逆のルルーシュ―STAGE‐4‐ZERO (角川スニーカー文庫)

ストーリー原案:大河内 一楼/谷口 悟朗

著:岩佐 まもる  イラスト:木村 貴宏/toi8

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  遂に最終巻。三巻が出たのは一月(正確には十二月だが)だから、隔月刊行。しかも翌月にはザスニ連載分の短編集が出るという超ハイペース。

  さて、相変わらず切り口が面白い。ノベライズでは、スザクにスポットを当てるというのは、ブリタニアサイドにスポットを当てるって意味だったのね。キューエル卿の妹とか出て来たし。

  それからEUのベル計画とか、クロヴィスのコードR計画とか、ブリタニアの枢密院とか、気になるキーワードがちらほらと。『R2』の「R」って、この計画名の「R」なのか?

  オレンジが乗っていた巨大メカは、ナイトギガフォートレス・ジークフリートというらしい。ジークフリートなんて感じの外見だったっけ?


  そして、あらためて謎を再認識させられたC.C.V.V.C.C.がスザクに確認したかったこととは一体?それと、V.V.がナナリーと「はじめましてで、はじめましてじゃない」とは?細かいことを言うなら、V.V.がナナリーを連れて、神根島へどうやって向かったのかも気になる。つーか、もう少しV.V.に関する情報が出るかと期待したんだが、アニメと同程度の扱いだったな。

  つーわけで、一期のノベライズ実質最終巻でした。こういうノベライズの手法は良いな。


燃:A  萌:B  笑:C  総:A

雑誌,電撃文庫

電撃文庫MAGAZINE (マガジン) 2009年 07月号 [雑誌]

『灼眼のシャナ』

表紙のシャナさんって、水着姿なんだよね?まさか、これ下着じゃないよね?

はいはい、アニメ新展開新展開。来月続報発表だそうで。テレビアニメ3期かなぁ。流石にそろそろしつこいなぁ。でも視る<何なんだ
で、そろそろ『ゼロ使』の4期発表ですね、わかります。

それに合わせて、画集第3弾とアニメ『灼眼のシャナⅡ』ノ全テが発売決定。加えて、アニメ『灼眼のシャナ』ノ全テの廉価版が出るそうな。廉価版?

『アスラクライン』

取り敢えずアニメは1クールだそうです。分割2クールだと良いなぁ。

短編は操緒と奏っちゃんの中身が入れ替わる話。おとなしい操緒と快活な奏っちゃんというのが新鮮で良い。

『乃木坂春香の秘密』

アニメ2期正式タイトルは『乃木坂春香の秘密ぴゅあれっつぁ♪』だそうな。7月開始とばかり思っていたが、10月スタートでした。

『半分の月がのぼる空』

実写映画化決定。短館上映とかだったら切な過ぎるな。電撃でそれはないと思うけど。
これを機に、橋本さんは原作を書き直すんだってさ。なん……だと……?

『とらドラ!』

ゲーム版の北村のCGが酷過ぎる件。

『断章のグリム』

「心配しなくていいですよ。怒ってはいませんから」
「そ、そうなの?」
「困ってるか、照れてるだけです」
「……殺されたいの!?」

雪乃さんのツンツンぶりが堪らない。
ドラマCD用の書き下ろし小説のプロローグを先行掲載。
CD自体にはそこまで興味無いけど、特典の描き下ろしプラしおりが気になる。

『森口織人の陰陽道』

こっちもドラマCD本体よりも、特典の方が気になる。『撲殺天使ドクロちゃんVS遥奈原初雪』とかw
初雪を庇って織人が撲殺されたり、桜君が初雪の妄想を見て汁を出したりするんだろうか。

特別短編はいつも通り。だから何故もっとエロ方面に特化しないのかと……。

『狼と香辛料』

今号から声優さんインタビューのコーナーが開始。1回目はロレンス役のルル山です。あれ、ルル山が普通のことしか言ってないぞ……?

アニメ2期はKBS京都で金曜深夜です。リアルタイムで視れねーじゃん!

『犬の道』『道の犬』

みんな大好き、入間人間さんの新作。だから俺は好きじゃねぇんだよ!毎回のように載ってるし……。

2つの短編を読むと、真相が見えて来るという構成。せめて2号に渡って載せてくれれば良いのに……。途中で読むの折れました。
次号にも同じ形態のものが載るようです。

『ロウきゅーぶ!』

もっかん可愛過ぎだろ常識的に考えて……。何でヨーグルト塗れのもっかんの挿絵が無いかと担当編集さんを小一時間問い詰めたい。

『プリキュアS☆S』ネタに感動しました。

『ねこシス』

第4話にして最終回。これは打ち切りなんだろうか……?

『べにたま・みねもりのぐっとくる話』

『ミミズクと夜の王』の紅玉さんと『ほうかご百物語』の峰守さんの対談エッセイがスタート。
真面目な内容を予想していたら、意外と2人とも自由でした。
イラストは何故か藤真拓哉さん。

新刊情報

7月は『紫色のクオリア』文庫化キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
あれ、『シフト』は……?

8月は『リリスにおまかせ!』の麻宮さんの新作が。どうやら3巻打ち切りらしいな。
また、『トリックスターズ』の久住さんが遂に復活。やはり『ミステリクロノ』は打ち切りだったか……。
新作タイトルは『鷲見ヶ原うぐいすの論証(仮)』。って、またミステリかよ!イラストは甘塩さんじゃないみたいだけど。

付録は電撃文庫名シーン朗読CD。竹本英史さんとキタエリが頑張っておられます。一部聴いても、何の作品か判らんのがあった。
あと、やはりどうしてもこの2人では合っていないっていうのがあって、そこがちょっと残念か。
しかし、ステーショナリーセットなんぞを付けられるよりはよっぽど良い。

燃:B+ 萌:S- 笑:B+ 総:A

アニメ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒの憂鬱 5 限定版 [DVD]

「なぁに、初歩的なことだよ、ワトソン君♪」

 

 さて、後編。前半はまぢな殺人事件という体で話が進むので、いつもより圧倒的にテンションが低めです。

 

 解決シーンでBGMが『コナン』っぽかったのは気のせい?

 それと『逆転裁判』のパロディ。

 

 で、果たして次回は『エンドレスエイト』なのでしょうか。

 

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

アニメ,GA文庫

「だから救いたいんだ。改めて有り難うと言うために。そして、これからも宜しくって言うために!」

 

 コーティによって、石油プラントの上空に飛ばされたフォロンはエレインドゥースに保護され、再突入の機を窺うことに。

 

 ウコンとイツキは奏世楽器の調整で忙しいのか、ドミティエムとゴリアーデは単身出撃。

 ユフィンリー&ウォルフィスVSドミティエムでは、ようやく兜が割れ、ドミティエムの素顔が露わに。

 レンバルト&ミゼルドリット&ボウライ軍団VSゴリアーデは精霊文字や小型爆弾を駆使して戦うことに。

 

 エレインは最後の力を振り絞って、二つの戦闘に介入。モロに攻撃を喰らったドミティエムとゴリアーデ。どうもドミティエムは消滅したようだ。え、あっさり過ぎじゃね?

 ゴリアーデは気絶。

 

 ユフィンリーは続いて、ライカと激突。ライカはユフィンリーを上回る神曲を奏で、ウォルフィスを操る。まさか支配神曲!?って思ったけど、ただ単にライカの技量がユフィンリーのそれを上回っていただけということのようだ。

 ボルゾンへの愛をアピールし、おお、原作よりもライカ優遇されてるなぁと思った途端、床から狙いが逸れたゴリアーデの槍が飛び出て来て、ジ・エンド。えええええええええええええええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!??

 死に方が酷過ぎる……。

 

 エレインはフォロンをプラント内部へと送り込んだ後、力尽きて物質化解除。死んでないよね?

 

 囚われたコーティはスコア入手のため、分解されかかっていました。どうせ映せないのに服が破れる演出要る?原作は結構エロかったと記憶しているが。

 

 一方、学院ではダングイスがフォロン達のために何かしようと学生達を集めていた。ここにきて、まさかのスーパーダングイスタイム……だと……?原作でもダングイスが学生を集めたんだっけ?

 

 今回は戦闘のクオリティが高く、見応えがありました。

 

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A


神曲奏界ポリフォニカ 0~4話フルパック
神曲奏界ポリフォニカ 0~4話フルパック

アニメ

神魂合体ゴーダンナー!!SECOND SEASON 6 [DVD]

「最後の武器は愛さッ!いくぞぉッ!!ハァァァァァトブレイカァァァァァァァッ!!!!

 

 OPを流しながら、超擬態獣との決着が描かれる。戦いには勝利したものの、ゴオの身体は完全に変異してしまっていた。

 

 で、一気に時間は跳んで七年後。森本と林さんは結婚しており、三人目の子供がもうすぐ生まれるという状態。娘二人は杏奈とミラから名前を貰っている。

 二人とも誰が相手でも「~ッス」という語尾だったが、しっかり子供にも感染っていました。

 

 おやっさんはラーメン屋を開業。トン子が勝手に押しかけて店を手伝っている。

 

 静流さんはダンナーベース総司令に。杏奈の友人二人は新米オペレーター、桜はメカニックに。

 おやっさんの愛称はメカニックの間では永久欠番になっているとか。

 忍っちはネオダイバーのパイロットに。コスモダイバーの改良型か?

 杏奈とミラは相変わらず前線で活躍中。

 

 影丸はコミッショナーズの誘いを断り、パイロットに。葵博士の護衛をやっていた。

 コナミとモモチーはオペレタイガーという機体のパイロットに。何でオペレーターが今更パイロットに……?

 

 ルゥは自称メナージュゼロの女として彷徨い中。パイロットスーツ、ハイレグ過ぎじゃね?

 

 葵博士の解説によると、擬態獣の体内に取り込まれ、インサニアウイルスに感染した女性はファーストキャリアとなり、ウイルスに感染し、欠損した遺伝子を補うことが出来るようになるそうな。

 そのため、マックスや静流さんは復活することが出来た。

 ファーストキャリアの子供、セカンドキャリアはウイルスに侵された人間を救う鍵になる。

 また、ミラは数年に渡って、擬態獣の体内に取り込まれていたためか、今でも彼女の遺伝子を変化を続けており、それを解析すれば、ワクチンが作れるんだとか。

 で、森本家三人目の子供の誕生により、ゴオは救われる。

 

 かつて日本のロボット建造計画はゴッド計画と呼ばれていた。中国と同じままでは問題があるとなり、当時生まれたばかりだった杏奈に神の加護があるようにと、「GOD」+「ANNA」=「GODANNAR」となったらしい。

 まさか最後の最後でダンナーの名前の由来が明かされるとは……。それにゴッドダイナーと名前が似ているのには意味があったのね。

 

 そして一年後、ゴオと杏奈は再び結婚式を挙げていた。その後、最後の擬態獣との決戦へと出撃して終了。

 まさかメカニックの杉山の嫁さんのアニータがベースに来るとは思わなかったw

 

 何にせよ、エピローグに一話割いたのが良かった。

 

総評

 そういうわけで、『神魂合体ゴーダンナー!!』前半全十三回、後半全十三回の計全二十六話でした。

 当時、視たときも面白いとは思ってたけど、今改めて視たら更に面白いと感じる不思議。まぁ、五六年も経てば価値観も変わるわな。

 

 エロ表現がやり過ぎな部分はあるが、それさえ除けばドラマ面もロボットバトル面も非常に良質でした。

 特にダンナーとゴーオクサーが初めて合体するエピソードは秀逸だった。

 

 こういうロボットアニメをもっと沢山作ってほしいんだけどなぁ。

 

燃:S- 萌:A+ 笑:A- 総:S

アニメ

勇者特急マイトガイン DVD BOX I

「おい、あの字、犬じゃなくて太いじゃないか?」

 

 舞人の祖父、裕次郎が登場。一代で旋風寺コンツェルンを築き上げたらしい。ただのわがままじーさんかと思ったら、ちゃんと活躍してました。

 

 ミフネの配下、日輪入道が駆るヤッコーの日輪砲の前にマイトガインは苦戦。一度分離して、マイトウイングで内部に侵入し破壊。その後、ロボット形態に変形したヤッコーをもう一度合体して撃破。

 また、ガードダイバーは放水担当……orz

 

 今回、マイトガインはシグナルビームとマイティスライサーという技を使ったが、どっちも弱そうだ……。射程はありそうだけど。

 

 サリーはたこ焼き屋のバイトをしていました。

 

燃:A- 萌:B+ 笑:B- 総:A